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防衛記録樹立

2008年1月12日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

距離を詰めて拳を交える。

WBC世界バンタム級王者・長谷川穂積と同世界ランク1位のシモーネ・マルドロットの一戦は序盤から打ち合いになった。

パンチの応酬は、2回に長谷川が右眉上をカット(バッティングだったが、レフリーはパンチによるものと判断)しても続く。

イタリアはサルディニア島からの刺客は接近戦を挑み、左右をスイッチさせるなど揺さぶりを掛ける。

相手の仕掛けに惑わされず、回を重ねる毎に酷くなった出血には多少、気を使うも、長谷川はリズムを掴むと的確にパンチをヒットさせ応戦。

大振りも目に付いたが、8Rには左フックをクリーンヒットさせた。

4、8R終了後の採点では大差をつける。

終盤にリードを守り切れば防衛は揺るがない。

そんな状況でも長谷川は前に出た。

ポイントを死守するのではなく、あくまでもKOにこだわりをみせる。

出血によるドクターストップを恐れもしたのだろうが。

戦意を殺ぐようなパンチを叩き込まれても向かってくるマルドロット。

打たれ強く、スタミナ十分、鼻っ柱も強い。

激しい攻防は最終Rまで終わりをみせない。

クリンチが皆無に等しかった、見応え十分のタイトルマッチ。

ベルトは流出しなかった。

3-0の判定勝利を長谷川が収め、ファイティング原田の防衛記録4度を抜く、5度目の防衛記録を樹立した。

WBC世界バンタム級タイトルマッチ 長谷川穂積3-0シモーネ・マルドロット @大阪府立体育館

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