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生き物係

2008年2月29日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

見たよ、先頭走者で。

なんかねー、ユーミンの『卒業写真』に関して論じていたリーダーの話が良かったねー。

普遍的な作品を。

これだよね、職人の究極は。

生き物係は詩的に図抜けてないし、ボーカルも普通だけれども、パワーがあるよ。

言霊をちょいと感じた。

平易な言葉の羅列なのだけれど人が歌い、音をつけると全く別物になるんだなあ。

あれにはサブイボだった。

かなりモチを刺激されましたわ。

有り難うございました。

人と音楽って密接な関係性があるんですなあ。

欲張って作詞の世界にも飛び込んでみる?

いやいや。

ワンコインに夢を託し、時たま・・・

2008年2月29日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

2007年度、totoの売上が500億円を突破した。

初年度以来、6年ぶりの快挙?だそうだ。

これまでどれだけ低迷していたのかが露見してしまってもいるが。

一部のコンビにで発売停止になるシステム不具合もなんのその、といったところだろうか。

今年度も「BIG」を軸に売上を伸ばすに違いない。

以前にも書いたが廃止が見送られることが我々ワンコインベッターには大事なわけで、お昼休みに列を成すオッサン達には是非ともガンガン購入して欲しいところ。

個人的にはワインコインに夢を託しながら、時たま「BIG」や「BIG1000」にも手を出したい。

整理できない

2008年2月28日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

パウエル問題。

置物と化したコミッショナー代行様が登場して収めたみたいだけど、オリは当然ながら納得するわけはない。

このままソフトバンクの登録選手となれば悪しき前例が生まれてしまい、後々つかってくる選手が出てこないとも限らない。

パウエルから労働権を奪うわけにもいかず、落としどころが非常に難しい。

ここまでこじれてしまうと。

パ会長が申し出たペナルティは妥当だと思うが。

これだけ球界を巻き込んでしまったのだから。

結局、外国人に関しては法が未整備なのが最大の問題なんですよね。

手をほとんどつけてこなかったツケが回ってきたと。

問題が顕在化する前に法整備をするのが常識なのだけれども球界は常識が通じ難いところがあるからね。

契約ってホントに面倒臭いよね。

口約束で痛い目にあったから余計に理解ができる。

やりくり

2008年2月28日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

065.JPG試行錯誤をしているのかな。マリは。後ろを3にするか、それとも4か。松田のボランチは個人的に非常に興味をそそられる。長谷川とダブルボランチを組むのは面白そうだ。ワンボランチの松田は厳しいけれど、2枚ならば悪くはないかも。そうなると新人の兵藤が溢れしまうので勿体ないが、使いどころがない。新加入の小椋も使いたいところだろうし・・・駒はそれなりに揃ってきたのかな?中盤は。那須の放出は痛かったけれど水沼も非凡なものを持っているしね。桑さんが若いチームをどうやりくりするのか。楽しみではあるが、一方で不安でもある。乗ってしまえば一気に序盤戦は押し切ってしまえるのだろうが、問題はそこから。来季かな、優勝を本気で狙うのは。

平日は

2008年2月27日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

取材に行くのが難しい。

辿り着けるが、バイトに間に合わないから帰れない。

ボンボンでカーでも持ってれば、ハイヤーを呼べるならば話は別なのだけれども。

移動手段が公共交通機関と徒歩にチャリで、しかも本数の少ない駅で下車しなければならないので、一層難易は上がるわけ。

バイト先に理解がある人が多いとはいえ、そう何度も我が侭ばかりを聞いてはもらえないからね。

人対人の格闘でお金を頂いているので、余計に、ね。

コンビにとかだったら、言い方は悪いが考え方も違うのだけれども。

今日もサイスタ行ったんじゃねえかあの野郎は、なんて思ってアクセスしてくださった方々に申し訳ない。

拙文が並ぶだけに、速報だけは・・・と思っているのですが、やっぱり本業ではまだ食えないので容易ではないっす。

いやー、凹むわ。

無駄に。

セットプレーの精度@サントリーサンゴリアス対三洋電機ワイルドナイツ

2008年2月27日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

勝敗を分けたのはラインアウトだった。トップリーグファイナルを制したサントリーサンゴリアス。奪ったトライ2本はいずれもラインアウトが起点だった。序盤からノーサイドの笛が鳴るまでセットプレーの精度は落ちることなく、リーグ戦無敗の14連勝、三洋電機ワイルドナイツに今季はじめて土をつけた。

早々にブラウンのPGで先手を取った三洋だが、その後立て続けにブラウンがキックを外してしまう。ドロップキックは致し方ないにしても、PGはしっかりと決めておきたかった。風、激しく、読みが難しかったにしても。三洋は逸機するも風上に立ち、キックでエリアを回復する戦術でサントリーを上手くコントロール下に置く。しかし、ラインアウトからのボールを竹本にダイレクトキャッチされ、DFが絡みつくも振りほどかれてしまいインゴールへと飛び込まれる(ゴール成功)。逆転に成功したサントリーはやや劣勢だったブレイクダウンでも伍して戦えるようになる。攻め切れなかった三洋だが左右左とワイドにボールを展開し、フェイズを重ねる。サントリーを揺さぶり、コリニアシがフィニッシュ。10-7と引っくり返して前半を折り返した。

後半、風下の三洋は押し込められることを織り込み済み。攻勢に回ったサントリーは一気に押し切りたかったが、赤い守備網は容易に破れない。モールで前進、有賀の突破から攻め入るも、決死のDFの前にトライを得られない。3点のリードを粘着力のあるDFで保持してきた三洋であるが、またしてもラインアウトから失点を喫する。僅かな綻びを小野沢に突かれ、走り切られてしまった(ゴール成功)。強烈なモールからのアタックを耐えに耐え、ブラウンがターンオーバー。好守が反撃の狼煙になるはずだったが、サントリーの鋭い出足は最後まで衰えを見せない。強固なDFに手を焼きフィニッシャーの北川にボールが回らず、22mラインを越えることすら難儀な作業となってしまう。せっかく掴んだ好機も自分達のミスで潰してしまった。三洋のラストワンプレーはラインアウトだった。ボールを投じるが誰も触れられなかった。楕円はグラウンドを不規則に転がった。この試合の全てが凝縮されたシーンだった。

10-14。スコアは動くことなく、つまりサントリーが初めてトップリーグの栄冠を手中に収めた。

トップリーグファイナル サントリーサンゴリアス14-10三洋電機ワイルドナイツ @秩父宮ラグビー場

羨ましいぞ、サッカー小僧@栃木SC通信

2008年2月26日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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いつも思う。羨ましいぞ、と。嫉妬の炎がメラメラ。

先日も大田原でトレーニングマッチの後にサッカー教室が催された。雨にも、雷にも、風にも負けないサッカー小僧達は嬉々としてボールを追っ掛けていた。地元の誇り、栃木SCの選手と直に触れ合える。10何年前には考えられなかったことである。やはり、悔しいくらいに羨ましい。

『SPEED』

2008年2月26日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:金城一紀 満腹度:☆☆☆☆☆

ポップな文体が心地好い。『フライ・ダディ・フライ』で大活躍したヤツラが再集結。ちょこっとした社会の世直しを行う“ゾンビ”シリーズは痛快である。『レボリューションNO.3』も手に取りたくなる。さすが、天才・金城先生。いつも掴みが素晴らしく、そして最後まで心を鷲掴みにする展開力にはサッカー選手も舌を巻くに違いない。山下、面白すぎるゾ。

青山テルマ

2008年2月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

ずーっと言われ続けいたが、誰?って感じでググラなかったのだけれど。

あの人ね。

携帯の。

知ってた、知ってた。汗

卒業シーズンに活躍する人だーね。

 

国立の2次が開始したみたいですね。

センター試験=セレクションが昨今の恒例で・・・すっかりあの頃の緊張を忘れた。

現役時代は群馬、浪人時代は埼玉まで行ったなあ。

テストを受けに。

ホントは茨城いきたかったのだけれど、貧乏私大に合格していたから、まっいいや、と思ってしまったんだよね。

もったいなあ。

いまならチャレンジしていたのに。

そしたら、羽生君と同窓生だったかも・・・しれない。

『シークレット・ウインドウ』

2008年2月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:ジョニー・デップ 満腹度:☆

キング大先生の原作だが、なるほど、うん、そうなのね、といった感じ。活字で読むとそこそこなのだろうけれども、映像化すると旨味が落ちてしまうのでは。ネタバレが多い作品なので、これ以上は触れません。最近、デップの良作に巡り会っていない。ちょうど、そんな時期なのだろう。『スゥイニー~』は、おそらく面白いんだろうけど。

筋トレ

2008年2月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

まだ喪があけないのでキックオフパーチィは欠席。

体の各所が痛かったこともあったのだけれども。

紙で確認する程度でいいでしょう。

新ユニも試合で写真が撮れるだろうし。

 

賞レースを制す。

宣伝効果は抜群だ。

図書館でどれも貸し出し中。

手にするには時間がかかりそうだ。

「読書は心の筋トレ」

直木賞作家・桜庭一樹の言葉である。

妙に納得。

まあ、こちらの場合は表現力を養い、少ない語彙を必至で増やす意味合いが濃いのだけれども。

堅実、ときどき華麗@栃木SC通信

2008年2月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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残念ながらシュートはクロスバーに弾かれるも、ルーレットからフィニッシュに至る過程は華麗で、刺激的だった。インパクトはこの日が復帰戦だった松田正俊を凌いだのではないだろうか。ボール奪取能力が異常に高いことから鴨志田誉を「守備の人」だと認識し、それが無意識に刷り込まれていたが、攻撃面でのセンスも光る。横河武蔵野FC戦でも後方から飛び出して決定的なシーンを作り出した。常に首を振って状況を的確に把握しているからこそ、機を見た攻撃参加が可能なのだろう。失ったボールをすぐさま取り返す闘争心も持ち合わせている。攻守に計算できる選手である。

*写真はルーレットでDFをかわしてからシュートに至る途中*

上澄み@栃木SC通信

2008年2月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

086.JPG久保田勲と母校・国士舘大学で自主トレを行った深澤幸次。オフから心掛けていたのはコンディション作り。「キャンプからコンディションは悪くはない」。昨季よりもドリブルの切れ味は増し、トラップ等のベーシックな部分のスキルも高まっている。レベルの差こそあれゴールを決められたのは小さくない。2本の絶好機を外してしまったのはいただけないが。同じポジションの佐藤悠介を超えるためには。その答えは本人が一番よく分かっているはず。

溜飲が下がる@栃木SC通信

2008年2月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

tochigisc.JPG単純に速い。圧巻のスピードを目にすることで虜にされる方も多いのでは。課題はシュート精度を上げることだろう。良質なクロスを供給できるのだから、いきむことなく打てればいいのだが、好機になると力んでしまう気持ちは理解できなくもない。ドリブル突破だけでも溜飲が下がるが、欲を言えばゴールも決めて欲しいところ。

攻撃センス@栃木SC通信

2008年2月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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最初から30分限定で頭から使われた岡田佑樹。川鍋良祐、鷲田雅一、小林成光、向慎一と絡ませることが、柱谷幸一監督の先発起用の意図だった。「ボールが展開された時、攻撃センスがあった」(柱谷監督)。上野優作、松田正俊と同様に段階を踏んで出場時間を増やし、調整を図る。

覇権争いに敗れる@東アジア選手権:日本対韓国

2008年2月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

悲願の東アジア選手権制覇へ。タイトルを懸けてまみえたのは宿敵・韓国だった。日本が優勝するには勝利する以外に道はなかった。

フォーメーションは4-2-3-1でダブルボランチは中国戦と同様だったが、負傷した安田が控えに回り、代わりに橋本に先発のお鉢が回ってきた。遠藤、初先発の橋本に鈴木と中村憲剛と4人のボランチが並べば必然的にモビリティは落ちる。縦に勝負できる、飛び出していけるのが山瀬だけでは破壊力に乏しい。それは織り込み済み。「3」の右に配された橋本がボールを収め、内田のオーバーラップを引き出したかったのだろうが、思うに任せない。ふわりとした立ち上がりの日本は、韓国のゴールへ向かう姿勢に侵食される。気持ちの入れ方の違いが失点とは無関係だったとは言い切れない。あっさりとサイドを攻略され、ボレーシュートから先制を許した。中村憲剛がミドルをポストに当てたあたりから持ち直し、再び中村憲剛が枠内を捕らえるシュートを放つが、GKの好守に阻止される。エンジンのかかりが遅過ぎた。

攻撃をフィニッシュで終わらせることが可能な韓国と、そうではない日本の構図はなかなか崩れない。安田の投入により流れを手繰り、ショートCKからいまやひとつのオプションと化しつつある山瀬の強烈なシュートがネットを揺さぶった。試合を振り出しに戻し、矢野に播戸を送り込んで前線に厚みをもたせるが、極端なまでのパワープレーを仕掛けられなかった。一気呵成に攻め立て、ゴールを割ってしまう。勢いは感じられたが、しかし勝利への渇望が十分足りえたかは疑問が残った。同点に持ち込んだが、3度目の正直とはならず、つまり東アジアの覇権争いに屈した。

勝負師・岡田武史は当然ながら不満顔だった。「残念です」と言い残し、画面から早々と消えた。内容度外視の決戦に敗れたのだから、感情を押し殺せなかったのも無理はない。

3戦して1勝2分けの成績は、負けなかったことは乱暴に言ってしまえばどうでもいい。タイトルを獲れれば、もちろんよかったのだろうが。結果よりも濃い内容のゲームを期待したのだが、日本の根底に流れるものがどういったものなのか。3試合を通じて基本的な部分がぼんやりしたままで、伝わってこなかったことは残念である。手にしたものは多くはなかった。

東アジア選手権 日本1-1韓国 @重慶

<日本>GK川口、DF加地、今野、中沢、内田、MF鈴木、中村憲剛(→安田)、橋本(→矢野)、遠藤、山瀬(→播戸)、FW田代

『夢を走り続ける女たち~女子マラソン炎の闘い~』

2008年2月24日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:増田明美 満腹度:☆☆☆☆

愛だね。これには満ち満ちている。マラソンへの、その過酷な競技に挑む選手へのリスペクトとラブが。語り口が柔らかく2時間ちょっとを苦なく、マラソンを楽しませてくれるのが増田さん。名解説者である。サッカー関係の方にも見習って欲しい。サッカー界でいえば風間さんとジローラモ(青島アナ的か?)がほどよくブレンドされた感じかな?とにかく、勉強になる。単に選手を追うだけではなく、マラソンの魅力をも伝えているから面白いんだなあ。ファニーではなくて、インタレスティングの方ね。序盤のいまだ物議をかもし出す選考に関する記述と実体験から得た心境は興味深い。新参者だからこそズケズケと物言える増田さんには脱帽である。これからもマラソンの伝道師として我々を引き付けて欲しい。

『サマータイムマシンブルース』

2008年2月24日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:瑛太 満腹度:☆

某劇団の原作を本広監督が映像化したようだ。正直、舞台の方が栄えるのでは。序盤で流した映像の辻褄あわせをしていくのだけれど、まあ普通にある展開なのかな、と。真木よう子はエロかった。ことに何もしていないのだけれども。いい女優さんだ。きっとグングン伸びるんだろうね。

『タイミング』『危機を回避するために』@栃木SC通信

2008年2月24日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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『始動の速さ』

淡々と。記者の質問に答える様子からは、左モモ裏の筋肉を痛めて出遅れたことによる焦りも、ポジションを確保しなければという気負いも感じられなかった。

「とりあえず試合が初めてだったので無理をせず、怪我なく試合を終われたら。自分のプレーを出せればいいかなと」

試運転となった初の実戦。FWである以上、松田正俊は「攻撃で起点になる。点を取ること」を念頭に臨んだものの、特段アピールするつもりはなかったようだ。順調に回復している患部と会話をしながら、現時点でのコンディションを確かめる。むしろ、比重はそこに置かれた。結果は二の次。しかし、対戦相手との実力差が、望外の好結果をもたらしてしまう。滑らかにボールを引き出し、上野優作のゴールに間接的に関与する。また、自らもチーム4点目となるゴールを、空中戦の強味を生かしたヘディングで決めた。ゴール前で相手に与える威圧感は強烈であり、存在感は際立っていた。

「(状況が)厳しくない中でやれたのは気持ちよかった」

汗を流した程度のプレーでも目に見えるカタチで結果を残してしまうのあたりは、さすがである。

柱谷幸一監督は言う。

「ボールを受ける動き出しのタイミングがいい。だから、いいボールが入ってくる」

パスをもらう前の下準備が滞りなく行えているから味方は松田を見つけ易い。ルックアップする。既に始動している。躊躇いなくパスを供給できる。気が付けば自然と互いの呼吸が合っている。自分の間合いに引き込める。ストライカーに必要不可欠な要素である。

30分限定の出場だったが、「患部に違和感はない。コンディションで遅れを取っているので取り戻したい」と話した松田の状態を把握できた柱谷監督は「明日、リバウンドが来ていなければ月曜日からトレーニングを入れる。岡田のように30分、45分と頭から使う。(佐藤)悠介、(小林)成光、向と合わせてやらせたい」と遅々として進んでいなかった攻撃のコンビネーションに着手する考えを示した。

松田もステップを踏む心積もりでいる。

「試合はやっていなくてもみんなのプレーを見ていたのでイメージは湧いていた」

周囲のプレーに対する具体的な映像が頭の中で出来上がっていることから、試合で使用可能なフィジカルを養いつつ、連携を深める作業も並行して行えればと思っている。

「あのへんからでもアピールできれば。期待してもらってもいい」

あのへん、とはゴール前のこと。そして、アピールするのはFKから、である。直接ゴールを狙ったFKは惜しくもポストに嫌われた。だが、感触は悪くなかった。松田は不敵に笑った。確かに、笑ったのだ。照れ笑いなどではない。十分すぎる手応えを感じ、こみ上げてくる感情を抑え切れなかったに違いない。佐藤という良質なプレイスキッカーがいるが、松田も虎視眈々と蹴る機会を狙っている。

 

『つまらない失点を回避するために』

JFLで指揮を執ったことで分かったことがある。対戦チームの狙い所が。

「しっかりと守って、中盤につけるボールをボランチから奪って前掛かりに攻撃してくる」

対横河武蔵野FC戦ではボランチにボールをつける機会が目立った。ボランチにボールを預けること自体は悪くない。ただ、柱谷監督は一辺倒になることを恐れている。状況によっては2トップの足元へもっとボールを入れてもいいのではないかと考えている。中盤で引っかかれば、それだけカウンターを食らう回数も増える。不要なリスクはなるべく減らしたい。

対福島ユナイテッドFC戦、こんなシーンがあった。CBの鷲田雅一が下りてきたボランチの落合正幸にパスを出した。自陣の深いところ。掻っ攫われれば失点を覚悟しなければならない場所である。敵は落合にプレッシャーをかけられる位置に3人もいた。にもかかわらず、鷲田はボールをつけた。果たして、ボールを喪失。事なきを得るも褒められたプレーではなかった。

柱谷監督は鷲田に問い掛けた。

「(斎藤)雅也や引いてきたボランチ、(右サイドバックの)岡田に出せるだろうと」

返って来た答えは、こうだ。

「見えているが怖かった」

前方からは猛烈な風が吹き付けた。パスの距離が長くなればなるほどスピードは殺されてしまう。コントロールも落ちる可能性が高い。そのことを鷲田は危惧したのだ。横パスを出してインターセプトされ、フィニッシュに結び付けられてしまうのではないか、と。互いの距離感が狭いことを承知で、落合のスキルを信じて出したパスは、しかし致命傷となりかねなかった。「(パスを、隣の味方を)飛ばすところは怖かったんじゃないでしょうかね」。柱谷監督は特異な状況下にあったことから、一定の理解を示した。だが、だからといって看過することはできない。

「CBと特に落合のところで2、3回からまれた。取られると真正面から攻撃を受ける。決定的なシーンを作られる可能性があるので、はっきりさせる」

具体的な修正ポイントとしては、鷲田に関してはボールをつける位置とタイミングが適切で、選択として間違っていないのか。落合に関しては、いい準備が、つまりボールを受けられる状態にいられるのかどうか。最終ラインからボランチに入るボールに噛み付かれたら、有能なアタッカーは高い確率でゴールを陥れる。それだけ、ミスが1度でもあってはならないポジションなのである。

「守備はできてきたが安心するとまたできなくなるので、もう一度確認したい」

キャンプを総括した柱谷監督のコメントである。攻撃陣の連携も深めなければならないが、キャンプで主眼を置いた守備も再度、詰めていかなければならない時期に差し掛かっているのかもしれない。つまらない失点を喫しないために。念には念を。

TMレポート:『前線の駒が揃う』 対福島ユナイテッドFC@栃木SC通信

2008年2月23日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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柱谷幸一監督は苦笑いを浮かべるしかなかった。

「風が強くて寒いので、きつかったですね。(試合が)やれてよかったぐらい・・・」

大田原市美原公園陸上競技場の上空をグレーの厚い雲が覆った。キックオフの13時にあわせるように鮮烈な稲光に雷鳴がとどろく。死傷者を出す恐れがあることから当然ながら試合は行えない。天候の急変により、しばしの待機を余儀なくされる。雷は止むも、続いては強い雨がピッチを叩く。30分の中断後、栃木SCは福島ユナイテッドFC(東北社会人リーグ2部南)とのトレーニングマッチ(TM)を実施するが、強風は最後まで猛威をふるった。

前半の栃木SCの並びはGK柴崎邦博、DFに左から斎藤雅也、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田佑樹、中盤は底に落合正幸と向慎一、左ワイドに佐藤悠介、右ワイドに小林成光が入り、坂本勇一と石舘靖樹の2トップ。交代は岡田→赤井秀行(前半31分)。

上空を舞う強い風にボールは押し戻された。ゴールキックが飛ばない。ロングボールは尽く、勢いを削がれた。目標地点に達しないどころか、急降下を繰り返す。まるでミサイルに迎撃されたようだった。風下に立った栃木SCは自然の脅威と福島のラフプレー(10分過ぎに退場者を出すものの、TMが成立しないことから柱谷監督が申し出たことで11対11が継続された)によりストレスを溜め込む。思うようにボールをポゼッションができない。それでも、完成度が日増しに高まりつつある佐藤と斎藤のコンビネーションから、左サイドのスペースを有効活用してゴールへと迫る。石舘が左へ開き佐藤のアーリークロスを右の小林が右足一閃。惜しくも枠を反れるがフィニッシュまでの過程は悪くなかった。豊富な運動量とモビリティを生かして前線に顔を出した向。強烈なミドルを打ち込むも、これまた枠外へ。Pボックス内で前を向いた坂本もフリーでのシュートを決めきれず。劣悪なコンディションにもかかわらず、好機を作り出しはしたがゴールネットを揺らすまでには至らなかった。スコアレスで45分は終了。

後半のメンバーは以下の通り。GK柴崎、4バックは入江利和、照井篤、山崎透、赤井秀行、中盤はボランチに久保田勲、鴨志田誉、左ワイドに深沢幸次、右ワイドに高安亮介、2トップは前半から据え置き。交代は坂本→上野優作、石舘→松田正俊、柴崎→武田博行(いずれも後半15分)。

風上に回った栃木SCは久保田のサイドチェンジを受けた高安がドリブルで縦へと勝負。シュートは防がれるも猛攻の口火を切る。力量差があり、なおかつ有利な条件を掴めればペースが一方に傾くのは道理である。ボールへの意欲的なチャレンジ、ゴールへの高い意識から立て続けに好機をこしらえる。水戸ホーリーホックとのTMは目にしていないが、横河武蔵野FC戦よりも高安の生かし方が格段に向上していた。高安の圧倒的なスピード。遊ばせておくのは宝の持ち腐れである。

「2トップを上野と松田に代えてからボールが収まり、攻撃のカタチができた。ボールが入らない、収まらない。石舘と坂本では厳しい。起点ができなかった」(柱谷監督)

途中から負傷離脱していた上野と松田が登場すると、ゲームはワンサイドの様相を色濃くする。後半27分、手にした先制点は相手GKからのプレゼントパスを上野が冷静に流し込んだものだった。ここからゴールショーの幕開けである。再び上野がこぼれ球をプッシュして差を広げ、力んでしまい絶好機を2度も逸した深澤が今度は力を抜いたシュートをゴールに収めて3点目。最後はCKから松田がヘディングシュートを突き刺し、4-0で栃木SCが福島を退けた。

カテゴリーが2つ下の相手、殴られたような感覚を抱くほどの厄介な風に悩まされたことで「今日は参考にならない」と言いながらも、「2人(上野と松田)が30分プレーできた。岡田も30分プレーできてメンバーが揃ってきた。大宮戦(27日)はいいメンバーが組める」と、柱谷監督は怪我人が戦列に復帰し、実戦をこなせたことを成果とした。先の水戸戦で捻挫をした横山聡、リハビリ期間の長かった星大輔も来週には合流できる。ごっそりと欠けていた前線の選手が戻ってきたことで、ようやくチームビルディングの次の段階へと移れる見通しが立った。開幕へ向けてゴールをこじ開けるための策を練り上げる。

トレーニングマッチ 栃木SC4(0-0。4-0)0福島ユナイテッドFC @大田原市美原公園

<福島ユナイテッドFC>GK荒裕和、DF中原丈聖、青柳雅信、時崎悠、渡部正彰、MF藤本雄基、桑原剛、小倉大昌、広沢佑兵、間下浩延、FW岡本勇輝 *ビブスを着ていたために交代選手は把握できず*

TM:対福島ユナイテッドFC戦@栃木SC通信

2008年2月23日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

スタメン:GK柴崎、DF斉藤、鷲田、川鍋、岡田MF落合、向、佐藤、小林、FW石館、坂本

 

前半:0-0。坂本フリー外す。

後半:4-0。上野×2、深澤、松田

日韓戦が終わったのでコラムに取り掛かります。

目が点

2008年2月23日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

ビックリするような場面に遭遇した。

具体的には書かないけれども。

いや、書けないのかな?

ほんとにあるんだねー、あんなこと。

ちょっと感動的でもあるんだけれど、2度目は勘弁かな。

まあ、一度目も相当きっついけど。

そんな感じで焦らしてみました。

やれんのか??

2008年2月22日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

2008第10回日本フットボールリーグ日程
【前期】
1 3/16(日) FC琉球 13:00 県グリーンスタジアム
2 3/20(木) FC刈谷 18:00 ウェーブスタジアム刈谷
3 3/23(日) 三菱水島FC 13:00 県グリーンスタジアム
4 3/30(日) ガイナーレ鳥取 13:00 とりぎんバードスタジアム
5 4/6 (日) TDKSC 13:00 県グリーンスタジアム
6 4/13(日) 佐川印刷SC 13:00 太陽が丘陸
7 4/20(日) ソニー仙台 13:00 足利市陸
8 4/27(日) 流通経済大 13:00 カシマスタジアム
9 5/3 (土) ジェフリザーブズ 13:00 栃木県陸
10 5/6 (火) MIOびわこ草津 13:00 県グリーンスタジアム
11 5/10(土) 横河武蔵野FC 14:00 武蔵野陸
12 5/18(日) HondaFC 13:00 県グリーンスタジアム
13 5/25(日) カターレ富山 13:00 富山県陸
14 6/1 (日) SAGAWA SHIGA FC 13:00 県グリーンスタジアム
15 6/8 (日) ニューウェーブ北九州 13:00 本城陸
16 6/15(日) ファジアーノ岡山 13:00 県グリーンスタジアム
17 6/22(日) アルテ高崎 13:00 高崎市浜川陸
【後期】
1 6/29(日) FC琉球 15:00 沖縄北谷
2 7/5 (土) 佐川印刷SC 17:00 県グリーンスタジアム
3 7/12(土) ソニー仙台FC 13:00 ユアテックスタジアム仙台
4 7/19(土) 流通経済大 17:00 県グリーンスタジアム
5 7/27(日) ジェフリザーブズ 17:00 市原臨海競技場
6 8/3 (日) MIOびわこ草津 14:00 湖南市市民陸
7 8/9 (土) 横河武蔵野FC 17:00 県グリーンスタジアム
8 8/16(土) HondaFC 18:00 都田サッカー場
9 9/7 (日) カターレ富山 13:00 足利市陸
10 10/4(土) SAGAWA SHIGA FC 13:00 佐川守山
11 10/19(日) ニューウェーブ北九州 13:00 県グリーンスタジアム
12 10/26(日) TDKSC 13:00 仁賀保運動公園
13 11/1(土) ガイナーレ鳥取 13:00 県グリーンスタジアム
14 11/9(日) 三菱水島FC 15:00 福山市竹ヶ端陸
15 11/16(日) アルテ高崎 17:00 県グリーンスタジアム
16 11/23(日) ファジアーノ岡山 13:00 桃太郎スタジアム
17 11/30(日) FC刈谷 13:00 県グリーンスタジアム

日程が発表された。

WEB担当者には日程と順位表を一面に反映してもらわないと、とプレッシャーをかけてみる。

均等にアウェーは割り振られたかな?

これならボンビーなボクでも参戦できるかも。

オレ、やれんのか??

地元の栃木市開催がなくなった。

昨季もキャパの限界だったからなあ。

悔しいが仕方がないのかな。

多目的広場にスタを、との動きはどうなったのか?

セルティック・パークの利も生きない@セルティック対バルセロナ

2008年2月22日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

驚異的なまでのポゼッションにスタミナは削がれた。ボールを追っ掛け回す時間が延々と続いたのだから、心身ともに疲弊するのも無理はない。ハードワークと人数を割いた守備でバルセロナを焦らす策は奏功せず。ホーム、セルティック・パークで戦うアドバンテージも、魅惑的なサッカーを展開するバルセロナの前では通用しなかった。

目を疑うほど容易にボールをアタッキングサードに運んでしまうバルセロナ。上質な、絶え間ないアタックを繰り返し、ゴールに襲い掛かる。劣勢は承知の上のセルティックは動じない。Pボックス内に人を密集させては左右から供給されるクロスを跳ね返した。序盤に勝負を決めに来たバルセロナの怒涛の反撃を食い止め、試合が落ち着き始めた時だった。セルティックが先手を取ることに成功する。Pボックスで粘ったマクドナルドのパスをネイラーがダイレクトで上げたクロスを頭でフェネホール・オブ・ヘッセリンクが突き刺した。格上相手に先制。アップセットの材料は整ったかに思えたが、すぐさまメッシがデコとのパス交換から突破を図りトーキックでゴール上段へフィニッシュ。あっさりと試合を振り出しに戻されてしまう。ゴール前にブロックを構築しても、針の穴を通すような正確無比なパスが至る所から繰り出され、打開されてしまうから敵わない。だが、またしてもリードを奪ったは押し込められたセルティックだった。左サイドから内へと切れ込んだマクギーディのふわりとした背後へのボールをロブソンが頭で合わせたシュートは緩い弧を描く。GKバルデスの伸ばした手先を通過し、ゴールへと吸い込まれた。バルセロナを突き放して前半を折り返す。

2-1の状態を少しでも持続させたかったセルティックだが、緩慢なミスから失点を喫する。攻守を切り替える際、コールドウェルがロナウジーニョにプレゼントパス。ロナウジーニョからアンリへと渡り、得意の左45度からゴールネットを揺らされてしまう。後半7分の出来事。なんとも悔やまれる同点被弾だった。バルセロナをパニックに貶めることができなかった。スコアをイーブンに戻したバルセロナはロナウジーニョとアンリがポジションをスイッチ。アンリは左サイドで暴れ回る。中央に移ったロナウジーニョはエトーと交代。セットプレーからの窮地をGKボルツの好守で凌いできたが、今度は運に見放されるカタチでゴールを割られてしまう。右からのエトーの横パスをカットするも、クリアボールが味方に当たってしまいメッシの足元へ。コールドウェルが応対するも振り切られ、決勝ゴールを叩き込まれた。足が鈍り、アタックの回数が激減したセルティックはドナーティの抑えの効いたミドルくらいしか好機を作り出せなかった。2-3で1legを落とす。2legはアウェーのカンプノウ、しかも2点差以上での勝利が求められるなど条件は厳しい。次のラウンドへの道は、ほぼ絶たれてしまったと言っても過言ではない。

ヘッセリンクに代わった同じく長身のサマラスが真ん中に張っていればいいものを、左右に流れてしまったことでバルセロナに脅威を抱かせることができなかったのは痛恨。高さを利して2ゴールを得ていただけに、選手交代が裏目に出てしまった。中村は守備におわれた。存在感を際立たせることができる位置、つまりゴール前でのFKをバルセロナに上手く守られたことで獲得できずに見せ場はなかった。左のマグギーディを効果的に活用するために自分を押し殺した部分があったにしても、ボールを持たせてもらえることすら難しかったのだから持ち味を発揮できるはずもない。

CL決勝トーナメント1leg セルティック2-3バルセロナ @セルティック・パーク

<セルティック>GKボルツ、DFネイラー、マクマナス、コールドウェル、カディス(→ウィルソン)、MFマクギーディ、ロブソン、ハートリー(→ドナーティ)、中村俊輔、FWマクドナルド、ヘッセリンク(→サマラス)

<バルセロナ>GKバルデス、DFアビダル、ミリト、マルケス、プジョル、MFトゥレ、イニエスタ、デコ(→シャビ)、FWロナウジーニョ(→エトー)、アンリ(→グジョンセン)、メッシ

マジっすか?

2008年2月21日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

不朽の名作『インファナル・アフェア』シリーズで御馴染みのエディソン・チャンが引退するらしい。

猥褻な画像が流出したのが原因とか。

いやー、信じ難い。

マジっすか?

ユーチューブで会見は見たけれど、もちろん翻訳されていないから全く分からん。

何を言ってるのかね。

問題の映像は見ていない。

引退までするほどの事なんだろうね。

ホントにショックですよ、名優になれる人材だっただけに。

なんとかならんのかね。

 

えー、某リーグで優勝するためにJ選手名鑑を購入しました。

これだけで半年はメシが食えるね。

ガキの頃から名鑑を眺めるのがたまらなく好きだったんだ。

小学生までは野球のだったけれどね。

日本対中国@東アジア選手権

2008年2月21日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

東アジア選手権の初戦、対北朝鮮戦を1-1のドローで終えた日本。2戦目をホスト国の中国と戦った。

日本は1ボランチの4-4-2から、中盤の底を鈴木と中村憲剛が担い、CF田代の下に左から安田、山瀬、遠藤を配する4-2-3-1に変更。中国はボランチにプレッシャーをかけては推進力のあるアタックを繰り出し、日本も田代をターゲットに明確な意図の下に攻撃を仕掛けた。初戦のモヤがかかったような印象は受けない。一進一退の攻防の中、先制したのは日本だった。左サイドから駒野が上げたクロスをニアサイドで田代が潰れ、GKが弾いたボールを山瀬が叩き込んだ。先手を奪うもイニシアチブは中国に渡る。右から左へのサイドチェンジを効果的に使われ、何度も良質なクロスを供給されてしまう。ボールの出所への寄せの甘さが目に付く。再三、突破を許したのは内田のサイドだった。トラップで簡単に入れ替わられるなど脆弱な守備は修正が施されていない。3次予選で対峙する中東勢は果敢に1対1の勝負を挑んでくる。内田では心許無い。育成しながら結果も残さなければならない。岡田監督も葛藤していることだろう。

後半9分、中村憲剛の背後へのパスに安田が飛び出す。GKと1対1になるも、飛び蹴りを食らい負傷退場。前半からアフター気味に荒いプレーを連発していた中国。激しさの範疇に収まらない目に余るプレーには辟易である。サッカーに対する解釈が異なるのだろう。前半のサッカーが整理されたことで日本はリズムを掴み、FKから遠藤が直接ゴールを狙ったシュートは僅かに枠を反れ、中村憲剛と遠藤が絡んで最後は山瀬がシュートを放つものの、これも枠を捕らえるには至らなかった。ラフプレーに苦しみながら、パワープレーを凌いだ日本は1-0の勝利を飾る。これで勝敗は1勝1分となり韓国と並んだ。最終戦の日韓対決を制すれば3度目の正直で東アジアのタイトルを手中に収めることができる。

様々なトライを行う場として設定された今大会。ダブルボランチにワントップと陣形をいじり、さらには初戦からメンバーを大量6人も入れ替えた。どうやら、主眼は戦力の把握に置かれているようだ。これまで消化した試合で浮かび上がった問題点をクリアにしながら戦術を煮詰めるには格好の機会だと思っていたが、核となるメンバーの離脱により方向転換を図ったとみるのが妥当だろう。

代表監督は時間と戦わなければならない。世界を驚愕させるサッカーに辿り着くには時間を要するはずなのだが。

東アジア選手権 日本1-0中国 @重慶

<日本>GK楢崎、DF駒野(→加地)、今野、中沢、内田、MF鈴木、中村憲剛、安田(→羽生)、山瀬(→橋本)、遠藤、FW田代

毒無しモウリーニョ

2008年2月20日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

予定していたマネーが入らなかったので、汗水たらしたために対中国戦はビデオ録画。

眠いので明日ざくっとみます。

結果は知ってしまったけれども。

肝心なのは内容ですから。

山瀬ナイスゴール!!

マリノスタウンでインタビューしたかった。。。涙

 

CLもいよいよ決勝トーナメントに突入。

現在フリーのモウリーニョの分析に毒がなくてガッカリした。

なーんか、普通。

オイラでも言えるよってな範囲のことばかり。

もっとシャープで毒々しいコメントを期待していたんだけどなあ。

聞き手との相性もあるから一概に批判はできないけれど・・・。

拍子抜けしたのは確か。

遅延:東アジア選手権@日本対北朝鮮

2008年2月20日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

東アジア選手権と名称を変えてから2位が2回と優勝したことがない日本。中国は重慶で初戦の北朝鮮戦に臨んだ。

アグレッシブに前から来た北朝鮮の勢いに日本は飲み込まれる。厳しいプレスに晒され、パスミスを連発するなど及び腰。受けに回ったことであっさりと失点を喫する。チョン・テセに前を向かれ、ゴリゴリとドリブルを許し、人数が足りていたにもかかわらず左足を振り抜かれてしまった。へっぴり腰が前半6分、先制点を与える要因となった。ワントップのチョン・テセにボールを集めるサッカーに迷いのない北朝鮮とは対照的に日本は手探りの状態が続く。ボールを運ぶスピードに欠け、人数を割かれ、スペースも埋められてしまい手詰まりに陥る。中沢がCKを頭で合わせ(DFのクリアで阻止)、播戸もボレーシュートを放つなど好機を終盤にこしらえるも、煮え切らない45分だった。

羽生、遠藤が立て続けにシュートを放つなどゴールに対する意識の高まりをみせた後半。前線がボールを誘引、パススピードと運動量も徐々に上がり、イニシアチブを握る。リズムが好転したところで途中投入された安田が左から仕掛け、上げたクロスをGKが弾いてこぼれ球になったとことを前田が頭でプッシュ。ようやく同点に追い付く。北朝鮮はGKの守備に難があっただけに、DFとGKの間にクロスを供給できれば、ミスを誘発することが可能だった。しかし、それができていなかったのは、やはり日本が拙攻を重ねていたということに他ならない。前田が1.5列目でボールを収めながら攻撃を活性化させた日本に、北朝鮮は少ない人数でのカウンターで応戦。互いに手を出し合うが結局、その後は決定打は繰り出せずにタイムアップ。1-1のドローに終わる。

バックアッパーの羽生、水本、初キャップの田代、川島がスタメンに起用され、本来は右サイドバックの加地を左に回すなど、メンバーとポジション変更などで「チャレンジ」したにしても(FW陣の相次ぐ離脱が多分に影響しているのだが)、あまりにもサッカーがお粗末だった。戸惑いを感じるのは当然。だが、志向するサッカーが揺らいでしまうことは避けなければならなかった。岡田体制となってから取り組んできたことが、全く見えなかった。むしろ霧が濃くなってしまった印象。これは、いただけない。山のように用意されていた言い訳。逃げ道に気を取られるあまり、自らが道を切り開くトライを怠った。そのようにしか映らなかった。

東アジア選手権 日本1-1北朝鮮 @中国・重慶

<日本>GK川島、DF内田(→駒野)、中沢、水本、加地、MF鈴木、遠藤、山岸(→安田)、羽生、FW播戸(→前田)、田代

aikoとギャルソン

2008年2月20日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

まだ、起きてます。

はよ、寝ろ、と言われそうですが・・・。

ダラダラしてしまうのです。

つい。

で、aikoのHP覗いたら、案の定ヌルかった。笑

aikoがギャルソンのニット着てた。

オイラも買おうと思ってたのよ。

でも、躊躇ったのさ。

露骨じゃん。

あのハートマーク。

でも、Tシャツはがっつり持ってるんだけどねー。汗

かっときゃよかったと後悔したよ。

aikoのせいで、また財布の中身が寒くなりそうだ。

ランドリーはリーズナブルでよかったんだけどねー。

ギャルソンはほいほいとは買えないさー。

ものは素晴らしくいいんだけどね。

はい、寝ます。

いるいる

2008年2月19日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

いるんだよねー、有名人と友達になっちまう人。

知らぬ間に。

尊敬する友人がなでしこの某中心選手と飲み友達になったらしい。

求心力のある人だから都心に出れば、有り得るなあと思っていたが、まさか、ねえ。

極度の人見知りであるボクには難儀です。

あぁ、社交性とコネクションが欲しい。笑

 

富山は予想できたが、北九州も準加盟に。

5チームが4枠を争うのかあ。

まあ、そこにはホンダ、SAGAWA、横河、ジェフリ、ガイナーレなどが絡んでくるんだろうけどね。

台風の目はどこになるのだろうか?

近年は新参者が奮闘してるからなあ。

侮れないアドレナリン。

『第5の男』

2008年2月19日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:高木ブー 満腹度:☆☆☆

なるほどと唸ってしまう高木ブー自身による自己分析は鋭い。なるべくしてなった、とは言い得て妙。この言葉に全てが凝縮されているんじゃないかな。『だめだこりゃ』(いかりや長介)とはまた違った、シンガリにしか出せない味が出ている。

趣味

2008年2月19日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

066.JPGとにかく痺れた。

全てが様になる。

ライターになって良かった、と初めて思えた。

言葉を交わせなかったが、それでも大満足。

マリふぁんには堪らんかった。

横浜の戦利品@栃木SC通信

2008年2月19日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

050.JPGのサムネール画像
054.JPGのサムネール画像

 

 

079.JPGのサムネール画像のサムネール画像

 

 

 

 

 

(左)常に柱谷幸一監督から高評価を受けているのが川鍋良祐である。対人プレーに強く、制空権を相手に譲らない。足元も確かだ。右サイドバックもできるユーティリティ性を加味すれば、開幕18人枠に入ることは間違いないだろう。鷲田雅一とパートナーを組む可能性は低くない。

(右)最も激しいポジション争いが行われているのではないだろうか。左サイドバックの位置は。入江利和は攻守に安定感があり、斉藤雅也もポジショニングの修正をされてから攻撃的な特長を生かしている。果たして、どちらが開幕のピッチに立つのか。

(下)本来の左ワイドではなく、FWで起用されている石舘靖樹。「まだコンディションが整っていないので、ワイドだと守備に戻ったり、1対1のアプローチで運動量を使うので、コンディションが整うまでは前でプレーさせる。前線が足りないですし、左は(佐藤)悠介と(深澤)幸次でプレーできているので前でやらせます」(柱谷監督)。上下動を繰り返すワイドでは故障明けの体に負担が大きいことから、しばらくはトップで起用されることになるだろう。途中出場でもきっちり仕事をこなせる貴重な存在。左でも見てみたいが・・・。

優勝記念コラム@栃木SCジュニアユース通信

2008年2月19日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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10月20日に開幕した第5回栃木県クラブユースサッカー連盟(U-14)新人大会。4チームずつ4グループに振り分けられた1次リーグを全勝(FC那須リナート、ウーヴァSC、FC佐野)した栃木SCジュニアユース(以下、栃木SC)は、2次リーグに進出するも1勝1分1敗(AS栃木△、ヴェルディSS小山×、足利ユナイテッド〇)の3位に終わったことで、5~8位決定戦に回った。先週、12月9日にウイングス鹿沼を9-0と退け、FCファイターズとの5位決定戦に臨んだ。

栃木SC・花輪浩之監督が試合前に強調したのが、「アグレッシブさ」「妥協しない」「仕掛けること」の3点。これまで戦ってきた新人戦7試合の成果を最終戦にぶつけることを求めた。

イニシアチブを握ったのは上下ホワイトのユニホームに身を包んだ栃木SC。右ワイドとサイドバックのコンビーネーションから効果的なアタックを繰り返す。サイドからの崩しを可能にしたのがダブルボランチ(タッチ数の多かった№7の子は立ち居振る舞いが様になっていた。将来有望)。攻守に冴えをみせる。セカンドボールを拾いまくり、抜群のキープ力を利してサイドにボールを散らした。中盤での優位性を生かして優勢に試合を進める。先制点は相手がもたつく間に隙を付いて奪った。GKが前に出ていたところを見逃さずに放ったループシュートは綺麗な弧を描きゴールに吸い込まれる。前掛かりに攻め立てた姿勢が結実した。

30分ハーフの後半もFCファイターズを圧倒する。大半の時間を敵陣で過ごした。クロスバーに2度も嫌われ、左サイドを再三えぐるも力んでしまいシュートはGKの守備範囲内に。好機を逸し続けたことで追加点は得られなかった。前半からカウンターに活路を見出していた相手に背後を取られるシーンも散見されたが、個で勝ったことで決定機は作らせなかった。自分達の時間帯が延々と続いた割には記録したゴール数は1と寂しく、攻撃面に物足りなさと課題を残したものの、1-0と勝利で今季を締め括れた。

第5回栃木県クラブユースサッカー連盟(U-14)新人大会 5位決定戦 栃木SC1-0FCファイターズ @大平町運動公園

*メンバー表の確認を怠り、公式記録は配られなかったために得点者等の記載はできません。申し訳ない*



『感性を潰さないように』

「雑な守備でも、ここ2試合は完封できた。徹底的にボロボロにやられて、選手から修正点の相談があった時に答えていこうと思います」

実戦で痛みを選手が肌で感じること、そこから芽生える自主性を花輪監督は重んじる。カウンターから失点こそ喫しなかったが、コレクティブな守備で守り切ったとは言い難かった。それもそのはず。「守備のトレーニングはやっていない」とのこと。総じて寄せが甘く、個の能力に依存した守り方だった。それが2次リーグ敗退の要因だったようだ。レベルが上がれば問題が顕在化することは目に見えている。攻撃面に関しては幾つか意見が出てきているが、守備面にまでは関心が及んでいないそうだ。だが、敢えて監督からアクションは起こさない。敗戦から学ぶこともあり、トレーニングの糧になると考えているからである。そして、なによりも信念があるからだ。

「『こうしろ』というよりも、感性を大切にしたい。時には子供達の方が、先の先を考えていることもある。意見、アドヴァイスはします。でも、決定権は子供達にある。聞いてあげる。この年代はコミュニケーションが大切です。中学生くらいになると結構、考えてます。『何でそうしたのか』、『何をしようとしたのか』。失敗しても考えることが必要です。漠然とプレイするだけでは駄目ですから」

試合中、目を引いたのが花輪監督の選手に対する問い掛けである。常に疑問を投げかけることで思考を停止させない。「熱くなって大人になりきれない」部分もあるそうだが、ミスを犯しても耳に届いた叱責の声は数えるほどだった。なぜ?怒ることよりも、犯してしまったことの原因を個人とチームに探らせる。「意欲的で向上心の塊」と評するU-14の選手達の感性を潰さないことを肝に銘じながら日々、汗を一緒に流している。イマジネーションを殺ぐ抑圧的な指導は好まない。

思えば昨年、高円宮杯全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会でベスト8と躍進したチーム(現在のユース2期生に6人が所属)も夏合宿でディスカッションを交わし、一回り成長した。だから今は「下手な部分はある程度は目をつぶってます。それよりもストロングポイント、例えばスルーパス、オフ・ザ・ボールの動きなどの質を上げてあげることを心掛けている」。学年がひとつ上がる選手達の目標は、やはり高円宮杯ベスト8越えを果たすことである。花輪監督はクールダウンから戻ってきた選手達に聞こえないように、こっそりと言った。「ポテンシャルは当時よりも高く、現時点でのチームとしての纏まりもある」と。

「指導の仕方さえ間違わなければ、(ベスト8以上を)やってくれると思います」

優勝は逃したが、今後への確かな手応えを感じ取れた大会だった。

  

*2月17日。地元新聞杯を栃木SCジュニアユースは2年ぶりに制した*

光陰矢のごとし

2008年2月18日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

じいちゃんが亡くなって、もう1ヶ月。

月日が経つのは早い、と実感。

あれだけの悲しみが時間の経過と共に薄れていくのは、喜ばしいことなのか、それとも・・・。

深く考えさせられる。

 

じいちゃん、こっちは結構たいへんです。

いろいろときっついことがあるけれども頑張ります。

野心を剝き出しにすることは性格上、まだ難しそうですが。

同じ職人として認めてもらえるように励みます。

『優位性を保持するには』@栃木SC通信

2008年2月18日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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横浜Fマリノス、横河武蔵野FCとの連戦で、栃木SCが記録したゴール数は0だった。松田正俊など攻撃的なポジションの負傷者が相次ぎ、駒数が不足。必然的に守備に軸足を置いたトレーニングを行わざるを得なかった。その点を考慮すれば、ゴールを割ることができなかったのは致し方のない部分がある。3人目の動き、サイドバックとの絡みなど相手を困惑させ、攻め落とすコンビネーションは不十分であり、セットプレーの確認もしていない。ゴールを奪うための道筋がしっかりと描かれておらず、整備されていないのが現状である。それでも、柔軟な発想を持ち、「優位性」を生かせていれば活路を見出すことができた、と柱谷幸一監督は考えている。

横浜は3-5-2の布陣を敷いた。栃木SCは4-4-2。優勢に試合を押し進めるには、いくつかポイントが存在する。

「3-5-2の相手ではサイドバックが起点になり易い」(柱谷監督)

相手のサイドは1枚、こちらはワイドとサイドバックの2枚。自ずと数的優位が出来上がっている。使わない手はない。堅守を誇る横浜。中央からの攻略は難儀な作業である。それならば、サイドに起点を設ければいい。数少ないながらも左サイドを担った斉藤雅也と佐藤悠介は好機を生み出せた。一方で右の赤井秀行と小林成光は機能不全に陥った。比較的プレッシャーを受けずにボールを持てるはずの赤井。味方にマークが付いているにもかかわらず、回ってきたボールをすぐさま前方に出していた。誘き出してからパスを入れる。ドリブルで持ち上がって注意を引き付け、味方のマークを剥がしてからボールをつける。選択肢はたくさん用意されていたが、前へ前へと気持ちばかりがはやる。思考は停止し、相手に対処が容易なプレーに終始してしまった。せめぎ合いの中で「優位性」を発揮するはずのポジションが、逆に付け狙われ、ウイークポイントに成り下がってしまった。

4-4-2でがっちり組み合った横河戦。2トップがボールを収められれば、ワイドを利したサイドアタック、3列目からの追い越しが可能となったのだが、先発起用された稲葉久人と坂本勇一の2トップは前に張り付いてしまったことで、ボールの循環を詰まらせた。拙攻を繰り返した要因である。幾分か後半は改善されたものの、せっかく高さと速さに長ける2枚を配したのに、その「優位性」を損なわせてしまった。

「いい物を持っているが(自分の武器の)使い方(が理解できいない)。FWはボールを持っている味方、自分、パートナーと相手の関係を見てから動かなければならない。2人はボールを持っている味方と自分しか見えていない。FWですから結果的にゴールを取れていないのだから、評価として〇ではない」

柱谷監督はバッサリと切り捨てた。平面でのイメージしか持てていないから、俯瞰して刻々と変化する状況を把握できていない。自分がどこで受けたいのか。そればかりに固執するのではく、味方の動きを敏感に察知し、対峙するマーカーのポジション移動までにも気を配り、小刻みに位置取りを修正していく。コンパクトな現代サッカーでは個で局面を打開できる選手は数えるほど。いかに周囲と連動してシュート機会を作り出せるかが肝である。

経験と実績で勝る上野優作と松田が戦列に復帰してくれば、出場機会は激減する坂本と稲葉。生き残るために与えられたチャンスは多くはない。「ここ2、3試合が勝負だからな」と柱谷監督には言われている。重圧に蝕まれたのか、結果を求めるあまり、裏を付くことばかりに目がいってしまった。例えば一人が高い位置に張り出してDFラインを下げることで味方にバイタルエリアを提供する。例えば中盤に下りてきてマーカーを引っ張り出してくればギャップを生み出せる。横並びの関係ではなく、上下の縦関係を築けるように動けていれば、相手のラインを崩すことは不可能ではなかったはず。現に途中交代した石舘靖樹は柔軟にポジションを変化させることで、停滞していた流れを一気に好転させた。ポテンシャルに疑いはないが、基本的な部分の底上げが成されなければ横山聡、松田、上野を追い越せない。柱谷監督は稲葉、坂本の才能を伸ばし、戦力として使えるようにするために、録画したビデオを教材に広い視野を確保できるイメージを植え付け、トレーニングを課していく心積もりでいる。

横浜戦ではサイド、横河戦では2トップを上手く活用できなかったことが、無得点に繋がった。結果と内容に気を揉んでしまわないといえば嘘になる。しかし、開幕まで1ヶ月を切った時期に完璧にチームが仕上がっているよりは、顕在化した課題をひとつずつクリアしていく方が照準を合わせるには適している。まだ、騒ぎ立てるには時期尚早。じっくりとチームが出来上がる過程を静観したい。どんなシチュエーション、相手であろうとも「優位性」を保持できる逞しさを兼備できるようになることを願いながら。

『追試で掴んだ手応え』@栃木SC通信

2008年2月18日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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心中穏やかなはずがない。

横浜Fマリノスとのトレーニングマッチ。右サイドバックとして90分フル出場するはずが、赤井秀行は前半45分で引っ込められてしまう。周囲との良好な関係性を築けなかったことで、持ち場を荒らされ、全ての失点に絡んでしまった。交代出場したのは右ワイドが本職である高安亮介。その高安は身上であるスピードを生かしてタッチライン沿いを疾駆、守備では1対1の強さを発揮してアピールに成功する。柱谷幸一監督に「最大の収穫」と言わしめたほどの出来だった。

プライドは傷ついた。赤井は胸中を吐露する。「ショックでした」。

2試合続けての低調なパフォーマンスは許されない。高安に取って代わられる事態は回避しなければならない。柱谷監督から追試を言い渡された赤井。スタートから右サイドバックとして対横河武蔵野FC戦に臨んだ。

「前半はワイドと連携が図れず、今ひとつ。後半はできた」

前半13分。思い切って前に出るもクロスを供給するには至らない。その後、ビルドアップがスムーズにいかなかったこと、2トップにボールが入らなかったことで、オーバーラップを仕掛けるタイミングを見出せなかった。ただ、苦渋を舐めさせられた横浜戦とは打って変わり、レベルの違いこそあれ守備は安定していた。

「守備からしっかり入る。先ずは目の前の相手にやられない。マリノスは3-5-2のワイドが中途半端で捕まえ難かった。(横河は)4-4-2でのマッチアップだったので、整理して入れていた」(柱谷監督)

拙さが露呈した守備に関しては合格点をもらえた。破綻をきたすことはなく、一安心といったところだろうか。

しっかりと持ち場を守ることにプライオリティを置いた。それ以外にも試合前、心に決めていたことがあった。

「(横浜戦では)攻撃ができなかったので、攻撃の意識を高めた」

守備的と評される赤井だが、本人は攻め上がることも持ち味のひとつであると語る。横浜戦ではボールが回ってきたら兎に角、前にパスを出した。パートナーを組んだ小林成光とプレーで重なる部分があることが一因だそうだ。闇雲にパスを出しているだけでは味気ないし、敵にインターセプトを狙われる確率が高い。なにより、怖さがない。そこで一工夫、加えたという。

「ドリブルを入れたり、トラップしてから前へ(ボールを)入れたり、内側に切れ込んだ」

後半、チームがリズムを掴み始めると、赤井が敵陣に侵入する回数も比例するように増えた。一本調子だった攻撃に彩をもたらす。後半8分、外側から内へとカットイン。大胆にもドリブルでゴール前にまで顔を出した。プレーの選択肢と幅が広がった。

「昨日よりは上がることができたし、ボールにも絡めた」

攻撃でもある程度の手応えを得た。感触は悪くない。しかし、「相手のプレッシャーに慌ててしまう。最後のDFの仕方が悪い」と詰めるべき点もある。

岡田佑樹、高安とのポジション争いは熾烈だが、むしろ大歓迎だという。競い合える環境に身を置くことで自己を磨けるからだ。

「岡田さんも高安さんもスピードがあるが、自分もタイプは似ている。スピードとDFの1対1で負けないようにしたい」

自身の特長を武器に定位置を掴み取る。怪我から岡田が復帰しても、高安が存在感を示そうとも、易々とスタメンの座を譲るきは更々ない。

TMレポート:対横河武蔵野FC戦@栃木SC通信

2008年2月17日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

 開幕を待ちきれないサポーターがスタジアムに集った。その数、およそ450人。2、3年前の状況を知るものには信じ難い数字である。ホーム、アウェーを問わずに駆け付けるサポーター数人が寒さに耐えながら、来るべきシーズンに思いを巡らせて静かに選手の様子をチェックする。それが、これまでシーズン前の当たり前の光景だったからである。“異常”なまでの観衆の数からは、栃木SCの認知度が高まり(サッカー熱の高い足利という土地柄も影響しているのだろうが)、注目度がより一層増したことが伺え、加えて「今年こそJへ」という期待感も伝わってきた。千葉キャンプで3試合、昨日はJ1の横浜Fマリノスとトレーニングマッチ(TM)を行ったが、全てがアウェーゲームだった。つまり、対横河武蔵野FC戦が今年初めての地元でのTMであり、新チームのお披露目となった。「たくさん見に来てくれたのでゴールを見せたかったが、残念だった」と柱谷幸一監督。ゴールを奪っての勝利を早速、届けたかったが、思うに任せなかった。

前日からほぼ総入れ替えの栃木SCは、サテライトの選手が大半を占めた。スタメンはGK武田博行、4バックは左から入江利和、山崎透、川鍋良祐、赤井秀行、中盤はボランチに久保田勲と鴨志田誉、左ワイドに深澤幸次、右に高安亮介が配され、稲葉久人と坂本勇一が2トップで起用された。交代は以下の通り。武田→柴崎邦博(後半13分)、稲葉→石舘靖樹(同)、高安→小林成光、深澤→佐藤悠介、鴨志田→向慎一(後半32分)。

「多少ピッチが緩く、風も強かったので中盤でつけるパス、奪ってからの最初のパスでミスが起き、2トップに(ボールが)収まらなかった」(柱谷監督)

核と目されている選手はベンチに控えた。相手はJFLに属する横河。アピールするには十分な時間と機会を与えられた。しかし、好機をものにできなかった。立ち上がりに何度か素早い攻守の切り替えからゴールに迫るも、次第にトーンダウンしてしまう。選手間の距離が遠いためにボールが繋がらない。前線でボールを収められないから飛び出しやサポートに行けない。ボランチからの配球も少なかった。リズムが乱れた原因である。「ボールをつけてもらってからさばくことが全然できていない。できるように徹底しないと」。久保田は組み立てを図れなかったことを悔やみ、「自分の準備不足です。イメージは出来ていても、頭が追い付かない」と反省ばかりが口をついた。横河のひとつの特長であるロングボール攻撃には一度、冷や汗をかかされてから川鍋を中心に修正ができたものの、守から攻へと移行する際に中盤で何度も引っかかる攻撃面の微修正はきかなかった。効果的だったカウンターも鳴りを潜め、時間と手間が掛かってしまう。DFラインからトップにロングフィードが入り、右の高安がドリブルで仕掛け、上げたクロスをファーサイドで稲葉が頭で合わせた絶好機も、GKに阻止されてしまった。

アタッキングサードにボールを運べているのに勝負しないで逃げてしまう。ボールは中盤から最終ラインまで下がり、結局は苦し紛れのロングボールを蹴っては拾われてばかり。その繰り返しに不満を抱いた柱谷監督からハーフタイムに指示が出る。

「アタッキングサードに入ったらクロスを上げ、トップにつけてから3列目が入っていく。ゴールに直結するプレーをしないと点は取れない。思いっきりボールを入れて行こう」

相手のDFラインに張り付いていた2トップが機転を利かせた動きをするようになり、全体の運動量が上がるとボールの循環も改善された。2度も招いてしまった窮地を辛うて脱し、FWとして石舘が投入されてからは前にボールが入り始める。起点が構築されたことで流れを手繰った。その石舘が好機を演出する。右から出したパスを中央の深澤がスルーし、後方から走り込んだ鴨志田が左からシュートを放つ。DFを完全に釣った連動したカタチからのフィニッシュだったが、間一髪でカバーされ逸機してしまう。その後もショートCKから深澤とパス交換した久保田が突っかけ、Pボックスに侵入。フリーで右足を振り抜くが精度を欠いた。枠を大きく外れる。前後半90分でゴールネットを揺らすことは叶わなかった。

「勝ちたかった。90分のチャンスをもらえたのでアピールできれば・・・」

消化不良に終わった試合をそう振り返った深澤。歯がゆさはスタメンに名を連ねた選手全員に共通する思いだろう。

スコアレスの結果よりも個々のプレーに対してフラストレーションを感じながら、柱谷監督は90分近く選手がプレーできたこと、状態の悪いピッチでプレーできたことの2点を収穫とした。前線に怪我人が多いことで攻撃面のトレーニングを積めない点はマイナスだが、守備は計算が立ち、日程も順調にこなせていることから現段階では「イメージ通り」と語った。

トレーニングマッチ 栃木SC0(0-0、0-0)横河武蔵野FC @足利市

<横河武蔵野FC>GK金子芳裕、DF小山大樹、瀬田達弘(→熊谷寛)、大澤雄樹(→西口広海)、片山育男、MF太田康介、中島健太、遠藤真仁(→常盤亮介)、野木健司(→柳沢晶)、FW長沼圭一(→岡正道)、高橋周大

TM:対横河武蔵野FC戦@栃木SC通信

2008年2月17日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

スタメン:GK武田、DF入江、山崎、川鍋、赤井MF久保田、鴨志田、深澤、高安、FW稲葉、坂本

一本目:0-0。手詰まり。

二本目:0-0。流れ変わるもゴールなし。

*ショッキングなことがあったので更新が遅れるかもしれません*

『追試』@栃木SC通信

2008年2月17日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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赤井秀行は俯きながら悔しさを滲ませた。

「左は嵌っていたのに、右はそうではなかった。自分のサイドからやられてしまった」

対横浜Fマリノス戦、右サイドバックに配された。立ち上がりは無難に応対するも、チームの旗色が悪くなるに連れて、必然的に仕事量が増えた。試合は一方的な展開になり、前半45分だけで3失点を喫する。許したゴールは全て赤井のサイドからだった。非が赤井ひとりだけにないことは付記して置く必要があるだろう。ただ、斎藤雅也と佐藤悠介が組んだ左サイドは攻撃面で柱谷幸一監督から一定の評価を得たことから、余計に拙さが際立ち、心象を悪くしたのは事実だろう。

「こっちの右サイドがルーズになっていたところを、うまくやっていないところを、(相手の)左サイドから作られた」と右寄りに構えていたボランチ向慎一は横浜の試合巧者ぶりを認めながら、他方で「喋って、コーチングで改善できた。右に寄り赤井、(小林)成光さん、FWを動かせれば、もう少し防げた」と臍を噛み、「CB、ボランチもひっくるめて声を掛けてやりたい」と続けた。

互角に渡り合えたのは最初の20分間だけだった。出方を窺いつつ綻びを見つけた横浜は容赦なく、徹底的に栃木SCの右サイドを突いてきた。前線から引いてきた大島秀夫が安定感のあるポストプレーで起点を構築し、リターンパスをボランチがサイドへと叩く。スピードに乗った左ワイドの小宮山尊信はいとも簡単に背後を突いた。オートマチックに事が運ぶ。このトライアングルが、崩れることはなかった。シンプルな攻撃だが、破壊力は抜群であり、かつ効果的だった。

「サポートの位置が的確だった」

赤井は連動した動きとポジショニングに、ただ脱帽するしかなかった。

スムーズな連携が図れていた横浜。対照的に栃木SCはコミュニケーションが不十分だった。頭に思い描いている図を共有できているか否か。その差が如実に現れたのがサイドでの攻防だった。

赤井は突破された原因を探り、語った。

「コミュニケーションがとれていない」

具体的には「マークのずらし方」ということになる。CBとワイド、さらにはボランチを含めた周囲との歯車が、まだ噛み合っていない。無理もない。チームは始動して日が浅く、パートナーが変わることも多々ある。

柱谷監督は異なる視点から問題点を分析する。

「照井のところがやられた。赤井をリードしてやらないと」

赤井の対面の小宮山にボールが渡る以前、つまりクサビに対して照井が「がっと」潰しに行っていれば、大島のポストプレーは安定感を欠いたはずである。しかし、それが思うようにできなかった。照井の「準備不足から」である。それでも、向が指摘したように、声を掛け合えれば幾分か事態は好転したかもしれない。横浜が選手間で主張しながらプレーしていたのに比べて、栃木SCは総じてあまりにも大人しかった。キャンプを経て、打ち解けてきているとはいえ、まだ遠慮している部分があるのかもしれない。要求が少な過ぎた。もっと、意見をぶつけ合ってもいいはずである。

対横河武蔵野FC戦では横浜戦から大幅なメンバーの入れ替えをすると断じた柱谷幸一監督だが、「45分しかやっていない。スタートから(使う)」と赤井には“追試”を受けさせる。

「今日の反省を生かして、ガンガン行きます」

気持ちを切り換えて横河戦に臨む決意を述べた赤井。足早にバスへと歩を進めた。

TMレポート:対横浜Fマリノス戦@栃木SC通信

2008年2月16日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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横浜Fマリノス(以下、横浜)の豪奢なクラブハウス内での囲み取材に応じる柱谷幸一監督。0-3の敗戦にもかかわらず、うっすらと笑みが浮かぶ。柔和な表情に険しさは伺えない。辛辣な言葉を並べる変わりに、課題が浮き彫りになったことをむしろ喜び、「収穫」と言い切った。

「課題がいっぱい出ました。前半(横浜が)3-5-2だった。3-5-2の相手とはやっていなかったのでよかった。かなりやられましたが、(キャンプでのトレーニングマッチ)3試合は相手が強いチームではなかったので狙い通り。いいゲーム設定でした」

当初から計算通りだった。千葉キャンプでのトレーニングマッチ(TM)は肩慣らし程度。90分フル出場した選手がいなかったことが、それを物語る。キャンプ明けの一発目、「やられる相手とやりたかった」(柱谷監督)。念願叶い、J1でも上位に顔を出す横浜に胸を借りられた。噴出した課題を開幕までの残り1ヶ月で徹底して克服する。そう考えれば、結果も内容も想定内だったといえる。

向慎一も言う。

「(これまで)やってきたことをチャンレンジしないで(課題が)生まれないより、課題が出た方がいい」

マリノスタウンに乗り込んだ栃木SCの布陣は、2トップが横山聡と坂本勇一、中盤は左ワイドに佐藤悠介、右ワイドに小林成光、ボランチを落合正幸と向が務め、4バックを左から斎藤雅也、鷲田雅一、照井篤、赤井秀行が組み、GKは小針清允。

ちなみに、桑原隆新体制の横浜は3-5-2。GK榎本哲也、DF栗原勇蔵、松田直樹、田代真一、MF長谷川アーリアジャスール、兵藤慎剛、小宮山尊信、田中隼磨、水沼宏太、FWロニー、大島秀夫。東アジア選手権に参加している日本代表の山瀬功治と中沢佑二が不在ながら豪華な面子が並ぶ。

序盤、左サイドを起点に好機を演出したのは栃木SCだった。佐藤の大きなサイドチェンジとクロスから横山聡と坂本がPボックス内でボレーシュートを放った。「(斎藤)雅也からボールを運べて(佐藤)悠介からチャンスを作れた。攻撃は左サイドがよかった」と柱谷監督からもお褒めの言葉を頂戴する。が、肝心のシュートは枠外へ。逸機するとリズムは徐々に横浜へと傾き、前半20分(本稿著者の自己計測)過ぎからは防戦一方になる。ショートパスにダイレクトプレーを織り交ぜられ、後手を踏む機会が増える。当然ながらポゼッションで凌駕された。劣勢に回り、プレスが厳しくなったことで攻撃も単調になる。ボールを繋げられない。意図のないロングボールが目に付く。2トップにはストッパーが張り付いていたことで容易にボールを収められなかった。

バイタルエリアからフリーで水沼にミドルシュートを許し、続け様にCKから栗原にも完璧なヘディングシュートを打たれるも、ここはGK小針が好守で凌いだ。辛うじて窮地を脱した栃木SCであるが、30分に長谷川からのパスを受けた小宮山に左サイドをえぐられ大島にニアサイドで詰められてしまう。先制点を奪われてからは立て続けにネットを揺らされた。35分には大島のポストプレーから飛び出した水沼にドリブルシュートで追加点を献上し、38分には中央からややアンラッキーではあったが兵藤にミドルシュートを叩き込まれ、止めを刺された。下りてきた大島と小宮山に加えてボランチの一枚が絡んで形成するトライアングルに手も足も出なかったことが決壊を招いた。3失点はいずれも栃木SCの右サイドを攻略されたものだった。

後半の頭に坂本、赤井アウト、稲葉久人と高安亮介イン。水漏れしていた右サイドバックの位置に高安が入ったことで持ち直す。また、ハーフタイムに「右も真ん中もFWに入った時にルーズになる。トップ下の20番(水沼)を上手く捕まえよう。CBとボランチがちゃんとみよう」(向)と確認したことも、守備組織が幾分か安定した一因となった。

セットプレーを手にするなど攻勢に回る時間帯もあったが、前半同様に時を経るに連れて横浜がイニシアチブを握った。ロニーのシュートはポストに嫌われ難を逃れるが、ボールへのアプローチの速さに対して戸惑い、前にボールを運べない状況に然したる変化はなかった。ボールを失う恐怖が先立つのか、バックパスが多発する。川鍋良祐(照井)、久保田勲(向)、石舘靖樹(横山聡)、深澤幸次(佐藤)、鴨志田誉(小林)とフレッシュな選手がピッチに立ったことで、一時的に活性化が図られたものの、結局フィニッシュに至ったのはドリブルから深澤の一度きりだった。45分を無失点に抑えられたことよりも、圧倒的なシュート数の少なさを反省すべきだろう。両者の力量の隔たりが小さくなかったにしても。

粗ばかりが目立った試合ではあったが、柱谷監督の鷲田、斎藤、向、川鍋への評価は高く、ボールが足につかないシーンがあった落合にも「球際の強さ。サイドチェンジのボールを出すなど特長が発揮されていた」と及第点を付けた。そして、「(相手が)3-5-2だとサイドで時間が作れるので、サイドバックがプレッシャーを受けられずにボールをもらえる。(全体を)見易い。いい攻撃に入れていた」と高安を褒めちぎり、最大の収穫とした。本来のポジションからはひとつ低いサイドバックでプレーしたが、「スピードがあり、1対1の対応も出来る」と手応えを口にした。右サイドバックは故障中の攻撃的な岡田佑樹、精彩を欠いた守備的な赤井の2人により争われると目されていたが、ここにきて高安がユーティリティ性(ポリバレントは死語か?)を披露したことで混沌としてきた。一方で離脱中の松田正俊、上野優作が復帰してくれば居場所を失いかねない稲葉と坂本には、「ここ2、3試合で結果を出さなければ厳しい」と伝えている。サバイバルの様相が色濃くなった明日の対横河武蔵野FC戦(@足利市)。「ガラッと(メンバーを)代える」ことを柱谷監督は明言した。果たして、プレッシャーをかけられた選手は発奮するのか。それとも、押し潰されてしまうのか。かつ目して欲しい。

トレーニングマッチ 横浜Fマリノス3(3-0、0-0)0栃木SC @マリノスタウン

TM:対横浜Fマリノス戦@栃木SC通信

2008年2月16日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

前半:GK小針、DF斉藤、鷲田、照井、赤井MF落合、向、佐藤、小林、FW横山聡、坂本

0-3。得点者:大島秀夫、水沼宏太、兵藤慎剛(横浜)



後半:GK小針、DF斎藤、鷲田、川鍋、高安、MF佐藤、向、落合、小林、FW横山聡、稲葉

0-0。

*コラムは小休止後にアップします。マリノスタウン、凄まじい設備だった*

『クローズド・ノート』

2008年2月16日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:雫井脩介 満腹度:☆☆☆☆

最初はチープな小説だと馬鹿にしていたのだが・・・あれよあれよという間に物語の世界に引き込まれてしまった。要因として映像化されたことが大きいように思える。所謂「別に」発言で物議を醸した沢尻エリカが映画の主演を務めた。物語のキーパーソンとなる伊吹役の竹内結子の存在が沢尻とともに本作に絶妙なスパイスを加えている。想像できてしまうんだ。絵が。不思議だね。それはやっぱり2人の演技派女優におうところが大きいように思える。敢えて隆作役を読破するまで調べなかったことは逆に奏功したのかもしれない。ここはイメージを大いに膨らませた方が楽しくて、凄くよかったから。良作ですよ。沢尻が役作りに悩み、会見で少し仏頂面で臨んだのも理解できると思うよ、原作を読めば。難しいもの香恵を演じるには。

マスター・オブ・セレモニー

2008年2月15日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

「ALWAYS」も「東京タワー」も見ていないからなんともいえんが、「それでもぼくはやってない」の評価がおしなべて低かった。

アカデミー賞とは、こんなもんでしょうか。

それは、どうでもよくて・・・。

MCの中谷美紀が最高だった。

抑えた、前に出ることの無い司会ぶりに釘付け。

初体験とは思えない。

仰々しくないところを他の方々には見習って欲しい。

目に痛いギンギラギンのドレスなんてウンザリである。

蒼井優が順調に成長したら、あんな素敵な女優さんになるんだろうな。

そんなことを思ってザッピングしてました。

感情を揺さぶれ

2008年2月15日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

東アジア選手権に臨む日本代表。

FW陣の大量負傷離脱により播戸竜二の先発が濃厚となったようだ。相方は矢野だろうか。

これまで一様にムードメーカー的な扱いをメディアからされてきたが、本人が千載一遇の好機を逃さないと気合を入れているように、アピールすれば序列を引っくり返す事だってできる。

初戦の相手は北朝鮮。

前回大会では0-1と苦杯を舐めた。

チョン・テセなど日本でも馴染みのある選手が選出され、ここ数年での対戦機会が激増したことで、すっかり謎の軍団という不気味さは失われてしまった。

今大会はワールドカップアジア3次予選に向け、様々な実験が行える。

おそらく岡田監督も色々なチャレンジをすることだろう。

1試合毎にチーム内の環境が変わることで選手は「やり難さ」を感じるかもしれないが、それでも播戸は言い訳などせずに結果だけを求めてボールを追っ掛け回すことだろう。

代表に感情移入できなくなった昨今、熱かった時代の魂を継承する播戸には是非とも我々の感情に訴えかけるようなプレーをして欲しい。

サービスショット

2008年2月14日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

桃子のブログで桃尻アップが。

大胆だねー。

開放的な空気がそうさせるのかしら。

宮里藍は苦戦しているようだが、桃子には一気に飛び越えて欲しい。

アメリカの壁を。

勝つぞ。

 

重慶にサッカー日本代表が移動したようだ。

高原、巻の離脱により播ちゃんに出番が回ってくる確率が高まった。

女子サッカーの方が面白うそうだが、大野忍ファイト!、もちろん男子の試合もウォッチします。

週末は慌しくなりそうだ。

最低でも3回は・・・@ワンコインベッターの呟き

2008年2月14日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

totoを運営する日本スポーツ振興センターが猛反撃を開始。売上低迷をキャリーオーバーが発生すれば最高6億円の当選金を手にすることができる「BIG」が救ってくれたことで、約520億円の見込みのある売上をさらに伸ばそうと新くじ「BIG1000」の導入に踏み切った。売上高が昨季と同程度ならば累積赤字は2年後には完済可能との見通し。

新くじは一口200円。指定されたJ11試合の結果をコンピューターが無作為に選択し、1等(見込み額1000万円)から4等まで当選金を受け取れる。しかし、「ミニBIG」(指定された9試合。一口200円)と重複することが懸念され、売上減が憂慮されている。

ワンコインベッターにとっては3試合外し(4等)でも当選金を得られるシステムに疑問を抱かないでもないが、「BIG」で宝くじ的な要素を取り入れ、「BIG1000」では当たり易さを打ち出したことは素直に評価したい。やっかみが完全に払拭されるわけではないが、これまで欠落していたものが加わることで廃止の声も聞こえていたtoto自体が存続されるのであれば、まったく構わない。元々、「校庭の芝生化」という壮大な夢に対する投資だと考えているので。手っ取り早いスポーツ貢献?ができるだけで仕合わせ、と偽善者ぶってみる。

今年は最低でも3回は当ててみせる!と意気込むが、結果は惨憺たるものとなるだろう。おそらく・・・。

2008年2月13日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

政(まつりごと)は楽しいのだろう。

星条旗の国の様子を伺っていると、そんな風に感じる。

まだ本選でもないのに、あの騒ぎよう。

まあ、おそらく本選はそれほど盛り上がらないのだろうが。

ヒラリーか、オバマか。

この勝負に狂喜乱舞して終わりでしょう。

乱痴気騒ぎを白けた目で見ながら、一方であれだけ政で感情を剥き出しに出来る国民性を羨ましく思う。

わが国はホント他人事だもんねー。

システムが悪いのだから、冷めた目で見るしかないのだけれども。

 

Jリーガー、暴れまわる。

大学生のオイコン終わりじゃないんだから。

節度を持ちましょうよ。

よく、示談で済んだもんだ。

明るみになって良かった。

隠蔽されていたら・・・ゾッとする。

左ハイを拝める仕合わせ

2008年2月13日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

待ち侘びた、いや待ちくたびれた“火の玉小僧”五味隆典の「戦極」参戦に胸を躍らせていたら、さらにビッグサプライズが。時を同じくしてFEG(HERO’S主催)と「やれんのか!大晦日!2007」実行委員会が連立を組んで「DREAM」なる新格闘技イベントを立ち上げた。「PRIDE」の消滅によりUFCの独壇場になりつつあった総合の流れにストップをかける動き。うねりは既に大晦日に手を組んだ際に出来上がっていたわけだが、「一度きり」という謳い文句を見事に裏切ってくれたことに感謝である。9月までの予定が発表された「DREAM」ではライト、ミドル級グランプリが設置され、そうそうたる面々が出場予定選手として名を連ねている。ライトの充実ぶりは凄まじい。また、金網で辛酸を舐めたミルコ・クロコップの参戦も決まった。日本であの左ハイがまた拝めるとは。よだれダラダラである。犬猿の仲であったFEGと旧PRIDE勢ががっちりと握手したことで、これまで実現不可能だったカードを目にする確率が高まった。是非とも夢のカードを。そして、下火になりつつあった総合の灯を再び燃え上がらせて欲しい。鬱積した日常のストレスをぶっ飛ばすようなイベントに育ってくれることを切に願う。

まだ、聞いていない

2008年2月12日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

パート・パートでは耳にしたことがあるのだろうけれども、通しで聞いたことがない。

ボブ・ディランを。

様々な人を虜にし、影響を与えているディラン。

ちょいと中古CDでもいいから手にして聞いてみたくなった。

みゅーじゅんのエッセイ集はもちろんのこと、伊坂幸太郎の作品にまで登場したとあっては無視できない。

「神」と崇められるディランとは。

妄想が膨らむ。

北信越リーグからも目が離せない@栃木SC通信

2008年2月12日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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北信越リーグ1部が熱い!!

吉田賢太郎、原裕晃が松本山雅FCに、山田智也と永井健太がツエーゲン金沢に移籍。

松本(昨季1位)、金沢(4位)の2チーム以外にもAC長野パルセイロ(2位)、JAPANサッカーカレッジ(3位)などが同リーグに在籍し、地域リーグ決勝大会の出場枠を巡り争う。

Kyuリーグも過酷であるが、北信越も引けを取らないほど厳しい。

松本対金沢のカードは是非とも目にしたい。

さらに言えばどちらかが地域決勝又は全社に進み、日立栃木ウーヴァスポーツクラブ或いはヴェルフェたかはら那須と対戦することになったら・・・妄想は膨らみ、尽きない。

サッカーファンには楽しみな1年になりそうである。

人伝に聞いたのだがヴェルフェ那須も始動したようだ。

当然ながら夜練がメイン。

足を運べずに残念だ。

『マスク2』

2008年2月12日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:ジェイミー・ケネディ 満腹度:☆☆☆

続編というよりもまったく別個のものであるが、十分に楽しめる。マスクが繰り出す悪戯はイマジネーションを掻き立てる。アメリカが好む笑いがてんこ盛りであるが、日本人でも苦痛ではない。演技力といった点ではジェイミーよりもジム・キャリー。だが、本作品の展開からすればアクが強いジム・キャリーよりもジェイミーの方が適役かもしれない。

やっぱりさあ

2008年2月11日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

男ならいくつになってもVDはドキドキするもんですな。

まだまだ、時間があるけれども。

学生時代はとにかく落ち着かなかったなあ。

放課後が。

何か起こるんじゃねえか、としぶとく学校に残っていたり。

友達とね。

互いにチョコのことには触れず、しかし駄弁りながら、粘る。

その微妙な感覚の共有がたまらなく面白かったなあ。

小・中の頃は家に来られた時が、もっとも困った。

家族に冷やかされまくるからねえ。

迷惑だと当時は思っていたが、今はホントに渡すタイミングを何度も逃していて大変だったのだな、と思いを巡らせることが出来るから成長したな。笑

ちなみに日本では1958年ごろからVDが流行しだしたそうな(『広辞苑』より)。

『F.R.A.T』

2008年2月11日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:モーガン・フリーマン 満腹度:☆

腐敗した公権力をジャーナリズムが暴く。好きなテーマだがアリキタリ。盛り上がりどころがないから入り込めない。編集長役も様になるモーガン・フリーマン。幅が広い。

『アヒルと鴨のコインロッカー』

2008年2月11日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:伊坂幸太郎 満腹度:☆☆☆☆

悔しいが面白い。どうも最近は小説のトリックに簡単にはまり込んでしまう自分がいて悔しいのだが、それもそれでいいのかな、と。この人の小説には凄く残酷なことや台詞でも意外にすんなりと受け入れられてしまう不思議さがある。表現技法をかなり工夫し、人物設定や心理描写が巧みなのだろう。伊坂ふぁんにとっては叔母が『陽気なギャング・・・』の響野の妻、祥子であるところが堪らない。主人公が信頼を寄せる理由が分かる。ちと知らない人には理解し難いものがあるかもしれないのだけれど。ブータン、行ってみたくなりませんか?

キャンプの戦利品2@栃木SC通信

2008年2月11日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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017.JPGのサムネール画像キャンプ.JPG

 

(左)

サイドアタックには不可欠な存在であることを再認識させられた。圧倒的なスピードは群を抜いている。守備でもサボらない。課題はシュート精度か。

(下)

ソニー仙台とのトレーニングマッチの2本目、途中から出場した岡田佑樹(24)と石舘靖樹(23)。若いがJを経験しているだけに、岡田は右サイドで高安と絡みながら突破口を開き、石舘は本来の位置ではないFWに配されるも(「点とってこい」と柱谷監督に発破をかけられた)骨惜しみないプレスを掛け、存在感を示した。故障明けの2人だが、順調な回復ぶりを見せた。

(右)

二言、三言しか話せなかったが、新天地でも谷池洋平は元気そうだった。対戦時には間違いなく栃木SCの前に立ちはだかってくるだろう。

選手ひとり1人の自覚が大事@栃木SC通信

2008年2月10日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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・柱谷幸一監督

「雪で人工芝を使ったり、体育館を使ったりしたが、体育館でも戦術のトレーニングをやった。雪でもハーフコートで戦術のトレーニングを入れたので予定通りやれたキャンプだった。FWがちょっと人数いなくて守備中心のトレーニングと戦術をずっとやってきて、最後の1、2日で攻撃を入れた。後ろからのビルドアップを入れて、どうやって攻めて守るのか。大体のイメージは皆ができたんじゃないですかね。細かな2、3人のコンビとか、相手のやり方などに対して自分達のやり方を変えていこうというのは、ゲームをやっていけば皆がおぼえるのでは。(選手の)見極めはできた。CBは鷲田を中心に3試合で3人パートナーを変えて川鍋、山崎、照井と回してやりました。SBは1試合交代で入江と(斎藤)雅也、ボランチも落合が中心になると思いますが向と鴨志田を試した。組み合わせもそうですし、皆が同じ理解でやれているのがいいのでは。ある程度、鷲田、落合、(横山)聡の軸は崩さずにキャンプをやれたのでよかった。(今後は)前の選手が戻ってくれば3人の動き、サイドからの崩しができる。守備は出来てきたが完全に安心するとできなくなるので、またもう一回繰り返して守備をやる。1週間のリズムを作る。皆が45分しか3試合を通じてやっていない。2日連続してトレーニングマッチを組んでいる時もあるので、90分のゲームを体験してもらう。メンバーを固めて90分やらせる。ボールを使ったり、使わなかったりしてフィジカルをやってきたが、ゲームで使えるフィジカルを作る。皆が2、3試合は90分をやれるようにしたい」

・キャプテン 佐藤悠介

「(キャプテンは)山形でも湘南でもやっている。経験値が少ない選手達が多いですけれども、たくさんお金をもらっている選手も、そうでない選手もお金をもらってプレーしているから自立している選手としてボクは見ている。ボクは今年13年目でプロとしての経験は長いですけども、選手ひとり1人の自覚が大事。キャプテンだからボクが何かをするというチームでは駄目だと思いますし、とにかく今年のチームはJ昇格が一番の目標。どこのチームでキャプテンをやった時とも変わらない。(選手の大半が)若いのでボクのプレーを見て感じてくれれば。聞かれればもちろん答えますし」

・副キャプテン 横山聡

「天候とか色々あったが、ガラッとメンバーが変わったので、コミュニケーションの部分だったり、一緒に生活して性格とかお互いに分かった。有意義なキャンプだった。内容が濃かったキャンプ。(個人としては)怪我をせずにキャンプを過ごせたのでよかった」

『シュガー&スパイス 風味絶佳』

2008年2月10日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:柳楽優弥 満腹度:☆☆

18歳未満限定の映画かな。もちろん、初恋の甘酸っぱさをオーバー18でも味わうことは出来るのだけれども。旬な時期に食すのが一番。鮮度が落ちてしまうからねえ。男は優しいだけじゃ駄目、かあ。そんなこともねえんじゃねえの、と男心には思うが、女目線では微妙に異なるのだろうねえ。確かに高校時代、失恋した際に同じような台詞を吐かれたと記憶が今、甦った。男と女とはお互い、我が侭ですなあ。シンガーも歌ってたっけ。優しさだけじゃ生きられない、と。

『デスノート the Last name』

2008年2月10日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:藤原竜也 満腹度:☆☆

キラVSLの心理戦はなかなか興味深く、最後にノートに名前を書かれるのが、あの人物とは。原作を読んでみたくなった。Lの推理力は凄まじいですな。スピンオフを見たいとまでは思わないが、それでも魅力的な人物ではある。

『コミュニケーションを深め、柔軟な発想を持つ』@栃木SC通信

2008年2月10日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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『ベクトルを合わせることの重要性』

キャンプを振り返り、佐藤悠介が言う。

「方向性は見えていると思うので、いいキャンプだったと思う」

収穫はフォーカスした守備面だろう。アタッカー陣が怪我を負ったことで必然的にキャンプは守備を中心としたトレーニングにならざるを得なかった。連日、ビデオを見ながらトレーニングで浮き彫りとなった課題を修正した。入念にチェックを繰り返したことで、柱谷幸一監督が守備のキーファクターとする「チャレンジ&カバー、ラインコントロール、スクリーン、ボールへのアプローチ、サンド」などの共通理解が図れた。例えばDFは鷲田雅一、ボランチは落合正幸が軸であるが、パートナーが変わろうともベースの部分がしっかりと構築されたことで守り方にブレが生じない。ジェフリザーブズ(1-0)、国際武道大学(2-0)、ソニー仙台(3-0)とのトレーニングマッチ3試合を完封できたのは、守備組織が段階を踏んで仕上がってきているなによりの証拠だろう。天候に恵まれなかったキャンプだったが、「予定通りやれた」と柱谷監督が口にしたのは、「守備はかなりやれている」との手応えを掴んだからに違いない。

「どうやって11人で守るのか。どこでプレッシャーを掛けるのか。ファーストDFのコースの限定の仕方など、当たり前のことだがチームが同じ方向を向く。ひとりが取りに行っているのに、周囲が動かないのでは意味がない。皆が同じ方向を向くことが今回のテーマだった」

佐藤は何度も「同じ方向を向く」ことの重要性を説いた。ベクトルが同じということは、つまりコミュニケーションが取れているということ。この時期、トレーニングマッチの勝敗よりも、攻守におけるイメージがどれだけシンクロできているか。その点に重きを置くべきだと強調する。それは柱谷監督の目指すサッカーにどれだけ近付けているのかを測るバロメーターを知っているからこその発言なのかもしれない。

佐藤は言う。

「ボクは昔、監督とやっているので(志向する)サッカーが理解できている。完成度とか。これをやれば、これくらいの状態になることが分かっている」

指揮官の理念を叩き込まれている選手が、佐藤以外にも在籍していることはチームの完成度を促進する。個が突出していてもユニットとして機能しなければ過酷なリーグを勝ち抜き、テッペンになど辿り着けない。新加入選手が大半を占めるチームが、一致団結して目標を達するには目線を合わせなければならないのは言わずもがなである。

他方で、先送りになってしまった攻撃に関しては個のレベルアップの必要性を感じてもいる。

「J1、2のチームもそうだが点を取るところですね。いいトレーニングを監督がしてくれてもPボックス内での個人のアイディアとかクオリティは選手が持っているもの(が関係してくる)。シュートが枠に飛ばない、シュートが入らないのは僕自身も含めて個人の練習になってくる。11人でボールを運んで攻めて守るが、最後の部分は個人的な問題になってくるので、そこの精度を上げていきたい」

 

『柔軟な発想力』

昨季と体質的に似通った部分があるのかもしれない。

「真面目で言われたことはしっかりやるが、そればっかりになるのは困る」

佐藤は現在のチーム状態をそう把握し分析した上で、「自分で考える必要がある。局面、局面で色々なことが起こるので個々で修正をする。グラウンドで起こっていることを自分達で考え、対応していく。その力を付けていかなければならない」。そのために、上野優作と共にこれまでの経験を若手に還元していきたいと考えている。

表現こそ違うが、柱谷監督も対応力について言及している。

「ゲームでの90分の使い方。相手のやり方に対してどう戦っていくのか。極端に固めた戦術で戦うのではなく、柔軟に考えてやっていく。それが90分のペースを作る。ひとつのカタチしかなく、相手が対応してきたら、相手のペースで終わってしまう。いろんなことを自分達が使えるようにならないと」

臨機応変に戦わなければならない。その一例としてショートパスを持ち味とするヴァンフォーレ甲府を引き合いに出した。細かいパスを繋いで引っかかって逆襲を食らうのでは意味がなく、大きなサイドチェンジや大胆に背後を突くパスを混ぜるなど、その場の状況を読みきる力を養うことを求める。ひとつのことを突き詰めて徹底的にやるのではなく、バランスよく試合を運び、相手が守り難いサッカーを展開する。ソニー仙台戦を見た限りでは、高いラインを押し下げるのに長いボールを、サイドから意識的に使った。浅いラインが深くなれば中盤が空き始め、バイタルエリアから崩せるし、トップがボールを受けられるようにもなる。ボールを付け難い中央から侵略するのではなく、サイドを有効活用する。分かり易いビビットな単色ではなく、色彩に富んだサッカーを理想系として掲げる。

言われたことをただ単に忠実に実行するのではなく、頭を柔らかくしておくことで刻々と変化する局面で思考を停止させることなく正しい判断ができるようにする。今年も攻守両面で「アラート(用心深い。敏感な)」な状態を持続させることがポイントになってくるだろう。

TM戦評:対ソニー仙台戦@栃木SC通信

2008年2月 9日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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栃木SCは千葉県市原市の市原スポレクパークで2月2日から8日間のキャンプを張った。最終日はキャンプ中に組まれたトレーニングマッチ(TM)3試合(ジェフリザーブズ、国際武道大学)の締めとなるソニー仙台と対戦した。試合形式は45分×2本だった。

1本目のスタメンはGK小針清允、DFは左から入江利和、鷲田雅一、山崎透、赤井秀行と並び、中盤はボランチに落合正幸と向慎一、左に深澤幸次、右に小林成光が配され、2トップは横山聡と稲葉久人が組んだ。交代はGKのみ。小針に代わり途中からGK柴崎邦博が入った。ちなみに、昨季まで栃木SCに所属していた谷池洋平はソニー仙台のCBの一角として出場していた。

電光石火の先制劇だった。右サイドからのスローインに好反応した向が倒されてPKを獲得。これを横山聡が豪快に突き刺す。落合がアンカーとして最終ラインの前にどっしりと構えていてくれるからこそ、向は大胆にゴール前に顔を出すことができた。ボランチのお手本のような米田兼一郎(徳島ヴォルティスへ移籍)が抜けた穴は大きいように思えたが、どうやら中心選手の1人として柱谷幸一監督が期待を寄せている落合が埋めてくれそうである。あっさりと先手を取った栃木SCだが、波に乗り切れない。攻撃陣に故障者が続出したことで攻撃のトレーニングに時間を割けたのが1、2日だったことから、コンビネーションを駆使してゴールに迫る回数は数えるほどだった。攻守が入れ替わっても動き方はぎこちなく、スペースメイキング、セカンドボールに対するサポートなど、改善する余地があるだろう。「前線のクサビの意識付けを、かなり意識的にやった。まだ、合っていない部分が結構ある。反省をして、まだ日が浅いので、これからよくなるし、よくなっていけば」とは横山聡。流れるような展開は1度だけ。入江のクサビを横山聡が落とし、ドリブルで持ち込んだ深澤がシュートを放ったシーン(GKに弾かれる)。それ以外はアタッキングサードにボールを運んでも詰まってしまう場面が散見された。

拙攻が目立ったのは事実。しかし、無理にパスを回して引っ掛かることを避けてミドル、ロングボールを多用したのは、意図的だったようだ。不出場だったものの佐藤悠介が明かしてくれた。単調に映った攻撃にも明確な意思が存在していた。仙台が4-4-2でラインを浅くしてきたこと、前線にボランチからクサビが思うように入らなかったことで、左サイドの入江のところに起点を設けた。攻略が困難なエリアを避け、サイドバックとワイドがポイントになり、一旦サイドに預けてからFWを背後へと走らせる。ポゼッションだけに固執することなく、相手のやり方に対して自分達がどうアクションを起こすのか。この日は敢えて裏を突き、DFラインを下げさせることで全体を間延びさせる戦術を採用。ある程度、サイドを利した狙い通りのカタチは作れていた。

守備陣をリードしたのは鷲田だった。仙台の執拗なロングボール攻撃にも臆することなく、強気なラインコントロールで何度もオフサイドトラップの網にかけた。常時、前線との距離感を確かめながら、コンパクトフィールドを壊さないように努めた。小刻みなライン設定、空中戦の強さ、足元の確かなスキル。頼もしいDFリーダーになってくれそうである。気掛かりは右サイドバック赤井のところ。2度も赤井のサイドから窮地を招いてしまった。一人だけの責任ではないが、ワイド、ボランチ、CBとの連携を深める必要があるだろう。試合は横山聡がプレスを掛けて奪ったボールを自らが蹴りこんで追加点を挙げ、2-0で45分は終了した。「練習試合で点を取りたい、アピールしたいと思っていたので2点取れてよかった」。横山聡は安堵の表情を浮かべていた。

2本目はGK柴崎、4バックを斎藤雅也、川鍋良祐、照井篤、赤井が形成し、ダブルボランチに久保田勲と鴨志田誉、左に深澤、右に高安亮介が入り、2トップに起用されたのは稲葉と坂本勇一。交代は柴崎→武田博行→飯田健巳、赤井→岡田佑樹、稲葉→石舘靖樹。岡田と石舘は交代した選手と同ポジションに就いた。

安易なパスミスが多発。波状攻撃を仕掛ける前に失ったボールをカウンターに繋げられる。落ち着かない試合運びも、右の久保田から稲葉→坂本→深澤とボールがピッチを横断し、最後はオーバーラップした斎藤が惜しいシュートを打ったあたりからリズムを掴み始める。この一連のプレーは綺麗だった。その後もサイドチェンジを織り交ぜながら、高安の突破力を生かした、アグレッシブな攻撃からゴールを伺う。が、シュートは枠を反れるばかり。高安が2本、坂本が1本、枠を捕らえなければならないシュートを外した。守っても全体的にプレスが緩く、仙台に攻め入られ、好機を演出されもしたが、無失点でクローズ。CKから坂本がニアサイドで競り、ルーズになったボールを再びプッシュし、1-0で2本目も栃木SCが勝利した。

トレーニングマッチ 栃木SC3(2-0、1-0)0ソニー仙台 @市原スポレクパーク

TM:対ソニー仙台戦@栃木SC通信

2008年2月 9日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

GK小針、DF入江、鷲田、山崎、赤井、MF落合、向、深澤、小林、FW横山聡、稲葉

1本目:2-0。

聡×2。

 

GK柴崎、DF斉藤、川鍋、照井、赤井、MF久保田、鴨志田、深澤、高安、FW稲葉、坂本

2本目:1-0。

坂本ゴール。

 

*小休止後にレポートアップします。大雪降る前に帰宅できて良かった。*

1ボランチの功罪

2008年2月 8日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

あっさりと中央をかち割られての失点。南アフリカワールドカップアジア3次予選、対タイ戦において日本は度肝を抜かれるミドルシュートを叩き込まれた。4-4-2の中盤をこれまでのボックス型からダイヤモンド型へと移行したことで、ボランチが2枚から1枚になった。1ボランチになった際、サイドに引っ張られるなどバイタルエリアは自ずと薄くなる。そのウイークポイントを上手く突かれた格好となった。

1ボランチの功罪を挙げるならば、4バック+ダブルボランチが形成するブロックの強度が多少落ちるものの、攻撃に割ける人数は増すということになる。極端に攻め込まれるケース、ポゼッションで劣ることのないアジア勢との対戦を考慮すれば、プラス面が大きい極めて合理的な策である。初戦のタイとは力量に幅があった。引いて守りを固めてくることは戦前から分かりきっていた。攻勢に立てるのだから厚みのある攻撃を継続させれば、いずれは破綻をきたす・・・はずだったが、崩しきれなかったことで流れの中からゴールは奪えず。サイドアタックも不発。だが、やろうとするサッカーの方向性は伺えた。世界をアッと驚かすのだから、僅か3試合で岡田監督が思い描いているサッカーが具現化されるはずがない。易々と事が運んでしまっては面白みに欠ける。

今後のことに目を向けてみる。バーレーン、オマーンとタイよりも格上の相手と対戦しなければならない。試合展開は日本優位で進むだろうが、攻守の切り換え時に鋭利なカウンターが繰り出される可能性が高い。タイとの大きな違いである。カウンターを浴びても中沢、阿部の2CBと1ボランチ鈴木の3枚で対処できるのか。容易ではないだろう。となると、所属チームではボランチを担う遠藤と中村憲剛のサポート、さらに両サイドバックの内側への絞込みのタイミングが重要になってくる。幸い、東アジア選手権があることで、戦術を深める機会は用意されている。攻撃での行き詰まりの改善、守勢に回った際に連携を図り連動して窮地を凌げるか。最高のシミュレーションが行える。浮き彫りになってきた課題に対して、どうのようなアプローチをするのか。注視したい。そして、例え毎試合、失点を喫しても極上の果実を得るために、安直にボランチを2枚に戻すのではなく1枚でいけるところまでチャレンジしてもらいたい。世界と同じことをしていても追い付くことはできても、追い越せないのだから。オリジナリティを出すにはリスクは必ず伴う。モヤモヤ感は当分の間、払拭されないだろう。それでも今は耐え忍ぶしかないのだ。

時代に取り残されて

2008年2月 8日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

なんじゃ、ありゃ。

白いお犬様(生類憐みの令みたい)がCMしている携帯会社を使用しているのだけれども、機種の高さにびっくらこいて叫びそうになった。

7~8万?

耳を疑うよ。

何時の間にそんなに高騰したのさあ。

機種変なんてできないじゃん。

毎月、分割でお支払い頂けるので・・・なんて言葉には騙されんぞ。

いくら料金プランを安くしても機種がバカ高くては手が出ない。

携帯にそんなに金、出せるかよ。

暇な高校生じゃあるまいし。

せこいぞ。

てか、料金プランも複雑過ぎて飲み込めなかったし。

スッキリさせろ。

プププじゃねえよ。

奴等が笑ってやってきた

2008年2月 7日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

きたよ、ついに花粉の奴等が。

爆笑しながらさ。

昨夜はあまりの喉の渇きに目が覚めた。

今朝は目がかゆくて、鼻はじくじく。

体はダルダル。

いやー、今年の奴等は強烈かもしれない。

早めにテン鼻や、花粉用の目薬をお医者さんで頂かないとですな。

この季節は持病との薬でホントに「ジャンキー」なんですよね。

何種類、飲めばいいのやら。

贅沢は言いませんからお手柔らかにお願い致します。

ハーブティが効果的だったのかな?

検索しよう、そうしよう。

錆付いていない武器と行き詰まりのサイドアタック@日本対タイ アジア3次予選

2008年2月 7日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

2010年南アフリカワールドカップの切符獲得を巡るアジア1次、2次予選が終わり、シード国が登場する3次予選が幕を開けた。3次予選からの登場となった日本は初戦をタイとホーム、埼玉スタジアムで戦った。

気温2度、空からは雪が舞い落ちる。双方に厳しいコンディションの中、キックオフの笛が吹かれた試合は、予想通り日本がイニシアチブを握る。左サイドを軸に組み立てては、序盤から立て続けにセットプレーを得る。が、好機に結び付けられない。極端に守備的に構えたわけではないタイだが、クロスに対して中央の守りを固め、日本のサイドバックが利するスペースを消去してきた。相手に対策を練られ、初戦の硬さからか縦に急ぐ嫌いがあったことで拙攻を重ねた。21分、遠藤がゴールほぼ正面から鮮やかなFKを突き刺すも、直後に遠藤の芸術的なFKが霞むほどの強烈なミドルシュートを叩き込まれ、あっさりと振り出しに戻される。失点したことで我に返ったのか、焦りは徐々に薄くなりパスが回り始めるも、サイド攻略は個の力によることが多く、引かれた時の攻撃のオプションも限られていたことで試合は膠着した。

1-1で迎えた後半は、パススピードが速くなり、攻撃に裂く人数も増えたことで連続攻撃が可能となる。ハーフタイムを挟んでの微調整が行えていた。ゴールを意識したサイドチェンジもアクセントを加える。本来の動きに近付き始めた9分、山瀬が左サイドのゴールライン際でドリブル勝負。中村憲剛へのパスはカットされるも、クリアボールが中村憲剛の伸ばした足に当たり、詰めていた大久保の目の前にこぼれる。これを大久保が押し込んで2-1とする。リードした日本はFKから中沢、ロスタイムにはCKから巻が共に頭でゴールを割り、点差を広げた。4-1で初戦を勝利で飾り、勝ち点3をゲットした。

サイドアタックとセットプレー

調整試合のチリ、ボスニア戦に引き続き、サイドでの行き詰まりが目に付いた。ボールを運ぶ。数的不利。それでも無理矢理に狭い局面を打開しようとする意固地な姿勢は、依然として改善されないままだった。また、サイドに展開されてもサポートが遅く、後半にはいくらかフォローに回る意識が垣間見られたが、クロスから決定機を演出するには至らなかった。サイドバックと周囲の連携不足が浮き彫りに。解釈が難しいのだろうか、岡田監督の戦術が浸透していないことが露呈した。駒野と内田の両サイドバックの判断も悪かった。Pボックスの人数が足りていない状態でもアーリー気味に上げる機会があってもよかったが、突破かクロスかで躊躇うシーンが散見され、有効な攻撃手段とは成り得なかった。

崩しきれなかったサイドからのアタックとは対照的に、4ゴールのうち3ゴールがセットプレーからと、相も変わらずアジアではFKとCKが日本の強味であることが再確認された。壁の上を巻いて落とした遠藤のFKは完璧であり、中沢のポジショニングと高い打点からのヘディングは破壊力十分。また、非公開練習で磨き上げたプレーがカタチとなったのが巻のゴール。ニアで釣ってファーからゴールを狙う。後半10分に一度、大久保が試み、GKのセーブにあったが、2度目は巻がダイビングヘッドでゴールネットを揺らした。流れの中でのゴールが1本もなかった(大久保のゴールをカウントしてもいいのだが)ことには不満と不安が残るが、武器が錆付いていないことは厳しい予選を戦う上では拠り所となる。依存度が高いようでは困るのだが。

切り替え

遠藤の先制弾、大久保の決勝ゴールが決まる過程において、奪われたボールをすぐさま奪い返す、素早い攻守の切り替えが生かされていた。大久保がファールをもらって獲得したFKは中沢のボール奪取が切っ掛けであり、大久保のラッキーともとれるゴールはパスミスが起こってからでも足を出した中村憲剛の諦めない気持ちが結実したものだった。思い起こせばドイツワールドカップ予選、初戦の対オマーン戦。土壇場で久保が挙げた決勝点も、中村俊輔の泥臭い守備が契機だった。親善試合と異なるシビアな予選では、華麗さは不要なのだ。いかに貪欲にゴールを目指せるか。カタチにこだわっていると足元を掬われる。

貴重で希少な存在

予選モードに気持ちを切り替え、最も闘志を剥き出しにしていたのが、後半36分に交代出場した播戸。雪の粒が大きくなってもお構いなし。ひとり半袖でピッチに立つ。気迫を前面に。分かり易さはひとつの大きな武器である。外見だけでチームを鼓舞するのではなく、遠藤との息の合ったプレーから背後を突き、失ったボールを追っ掛けてはスライディングを見舞いもした。僅かな出場時間でも、懸命に、己の役割を全うする。単なるムードメーカーでは収まらない、際立った存在感を示した。これだけ、ハッスルしてくれれば、監督としては途中交代カードとして重宝できる。出れば何かしらやってくれる。期待感を抱かせる貴重で、希少な選手である。

アジア3次予選 日本4-1タイ @埼玉スタジアム2002

<日本>GK川口、DF駒野、阿部、中沢、内田、MF鈴木、遠藤、中村憲剛、山瀬(→巻)、FW高原(→播戸)、大久保(→羽生)

看過

2008年2月 7日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

バイトに行く途中で前から少年が現れる。

明らかに歩き方がおかしい。

左に傾きながらびっこひいてる。

顔は苦痛に歪んでいた。

でも、オレは漕いでいたチャリンコを止めなかった。

時間的余裕はある程度あったものの、もしかたら障害をもたれている方かもしれないし、下手に声を掛けるとこのご時世では怪しまれるのでは、と勇気を殺ぐようなことばかりが頭の中を瞬間的に駆け回り、素通りしてしまった。

引き返す勇気も、声を掛けることも出来なかった。

器がとにかく小さい。

あの少年はどうなったのだろうか。

無事に家に辿り着けたのか。

今でもそんなことを考えると胸が痛い。

看過すること。

これこそが一番いけない、と自らを戒めているのに。

凹むわ。

副キャプテン@栃木SC通信

2008年2月 6日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

020.JPGまだ、言葉を交わしたことがない。

意気込み、プレースタイル等々、聞きたいことは山ほどある。

3日のトレーニング後に取材しようとしたのだが、ご存知の通り雪にやられてしまった。

いまでも未練たらたら。

週末の土曜日も天気は怪しいようだ。

2度目は勘弁願いたい。

『ウルフ』

2008年2月 6日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:ジャック・ニコルソン 満腹度:☆

公開当時に見ていたら良かったのかもしれない。時間が経ってしまうと褪せてしまうのは、特殊メイクなどの技術が向上しているからだろう。それでも、『猿の惑星』は十分に鮮度を保っているところが凄まじいのだが。ニコルソンの狼男はそれなりに迫力あり。

チームの顔@栃木SC通信

2008年2月 6日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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空位だった2008年度チームキャプテンの椅子が埋まった。指名されたのはMF佐藤悠介。

「先ずはプレーがしっかりやれる。経験もある。マスコミ対応、しっかりと話が出来る。若い選手がそういう姿を見てプロ意識を身に付けられる」

キャプテンに佐藤を選出した理由を、柱谷幸一監督はそう話した。鹿沼で始動してから2週間、柱谷監督はチーム内の様子をじっくりと観察していた。積極的に佐藤は若手に声を掛け、リーダーシップを発揮していた。そのことが、大きな決め手となった。

ファーストミーティング、新入団記者会見と続いた2時間あまり。もっともインパクトを残したのが佐藤の発言だった。「身を引き裂かれるような思いで練習をした」。東京ヴェルディで昨季、地獄のような昇格争いの渦中にいたことに関して水を向けられた際の応えである。有能な人材を集めても事が容易に運ばないことを熟知している。常人では窺い知れないプレッシャーに晒されもした。そんな中、最終的にはJ1に上がることができた。その経験は計り知れない価値を有する。

「若い選手が多い中で、経験を少しでも還元できれば。監督も期待していると思います。(中略)プレッシャーもある。そんな中でプレーできるのは誇りに思いますし、そういう思いで戦っていることを若い人に見てもらえれば自然と結果も付いてくる」

既にこの時点で自分が栃木SCを引っ張っていく、という自覚を佐藤は持っていたのではないだろうか。鬼気迫る表情で数分間の独白をした佐藤。翌日のファーストトレーニングでの30分間走では集団を牽引した。口だけではなく、身を持って今季に懸ける思いを早速、現した。

「本人には自分のことをきちんとやらないと、と話しました。プレーでも、生活面でも」(柱谷監督)

近寄り難いオーラを身に纏っている佐藤。ピリピリした雰囲気は、適度な緊張感を生み出している。「(昇格するには)とにかく強い気持ちでやること」。不退転の決意は、常時、全身から放たれ、ひしひしと伝わってくる。戦闘集団を束ねるには打って付けの好漢である。

視覚から侵される

2008年2月 5日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

目にしてしまった。

花粉症の特集記事を。

今年は昨年の1.5から3倍の飛散量が予想されている。

その文字だけで目と鼻が・・・痒くなり、ムズムズ。

あの憂鬱な季節がやってくるのか思うと気が重い。

集中力が落ち、発熱に似たダルさをおぼえ、エンドレスに鼻汁が出る。

鼻の粘膜を焼けば2年間の保障を得られるそうだが、そこまでしなくてもと。

症状は比較的軽いほうですからね。

でも、興味がないわけでもない。

ゴーグルとマスクでもしようかしら。

最近ではアロマをマスクにしめらせることが流行らしいが。

『東京ゾンビ』

2008年2月 4日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:哀川翔、浅野忠信 満腹度:☆☆(B級評価)

合言葉は「GOtoロシア」。破天荒なコメディに腹筋割れた。原作が漫画だけにやりたい放題。柔術対ゾンビの発想に辿り着くとは。哀川も浅野も柔術のトレーニングを積んだことから、柔術シーンは格闘マニアには納得の出来に。これはストーリー性など考えず、脳内を空っぽにして楽しむべし。痛快ですよ。

『ブラック・レイン』

2008年2月 4日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:松田優作 満腹度:☆

拙作だが松田優作の存在感は圧倒的。これを切っ掛けに世界的なアクターになるはずが・・・。死が偲ばれる。目を剥いた時の表情、その迫力は松田優作にしか出来ないのではないか。とにかく、全員を食っちまう演技は一見の価値あり。作品自体はどうでもいいのだけれど。

夜塾

2008年2月 4日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

この話題が喧しい。

授業とは別に教育の機会を設ける。

大いに結構だと思う。

塾に通ったことはあるが、それほど効果は大きくなかった。

中学生時代に。

それまで未知の存在だった英語は凄く役に立ったが、それ以外の教科に関しては選抜試験を通過してから入塾が許されるところにお世話になったが、学力向上に繋がったかは疑問。

学校で常に不動だったトップ3は自宅学習組だった。

もちろん、通信講座などの教材をやってはいたが、彼等の基本的な考えは「教科書さえ読んでおけば大丈夫」だった。

賃金格差=学力格差が叫ばれるが、それほど関連性が強いとは思わない。

要は本人のやる気次第。

これを言ってしまえば、議論は終息してしまうのだけれども。

一方で塾通いが不可欠な現状もある。

教育に携わった経験から言えば、現在の公教育は崩壊していると言っても過言ではない。

生徒に聞く、「今日の授業はどうだった?」。

「プリントが配られて終わりだった」

愕然としたものの、しかし、自身の中学時代を思い起こすとまともな授業を受けていた記憶がない。

教科により多少のばらつきがあるにしても。

言いたいことが纏まっていないが、塾に拒絶反応を示す教員も少なくないのは実情である。

だが、不満をたれる前に自分の授業クオリティを高めるべきではと思う。

雑事が多いことは理解しているが、やはりベースの部分を大切にしないと。

もちろん、授業だけが学校ではないが。

『アンダースロー論』

2008年2月 4日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:渡辺俊介8(千葉ロッテマリーンズ) 満腹度:☆☆☆

この人、自己管理が半端ない。この人って高校の先輩に失礼ですが。例えばロジンバックを掴む時。屈んで触るのでは集中力が切れるからと、一旦腰を落としてから手になじませる。ボールを受ける捕手・里崎は神経質だと感じないでもないが、細部までこだわり野球への情熱を賞賛してもいる。國學院大學監督・竹田利秋氏での出会いが変則的なピッチャーを一流に育て上げた。コントロールの悪いピッチャーがいるはずがない。氏の持論である。問題点を突き詰めた結果、多少、コントロールがましになる。この邂逅がなければ稀代のアンダースローは埋没したことだろう。個人的にはミッシー(国学院栃木高校監督・実島範朗)の登場が懐かしかった。渡辺俊介が出来るまでのノンフィクション。これを書くこと、ちょっとやってみたかったんだけどなあ。本人が書いてしまっては、切り口を変えて挑むしかないか。

意識の差異@栃木SC通信

2008年2月 4日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

雪.JPG

投宿した千葉駅近くのホテルを出た際には、淡雪だったのだが内房線で南下するに連れて、車窓からの風景は真っ白に。一部では電車の遅れが既に出始めているとのアナウンスが流れる。市原スポレクパーク(愛称:いいでんパーク)の最寄駅である八幡宿で下車。粒がでかい。ぼた雪がしんしんと空から落ち始めていた。昨日のトレーニング終了後、天候が悪くても4面あるコートのうち1面が人工芝であることから、予定通り午前9時から練習開始とのことだったが、人っ子一人居ない。クラブハウスに打ち合わせに来ていた千葉県サッカー協会関係者の方が言う。「午前の予定は全てキャンセルだよ」。当然、そこには栃木SCも含まれていた。前日に続き、またしても空振りである。ちょうどホテルを出る時間、8時くらいにクラブハウスに栃木SC側からの連絡が入ったとのこと。マネージャーに確認を取ってから、現地に向かうべきだったと激しく悔やむ。

午後には雨が雪に変わるだろう。萎えそうな己を鼓舞しながら、クラブハウスで待機させて頂いた。『アンダースロー論』(渡辺俊介著)に目を通しながらも、やはり外の様子が気になって仕方がない。時が経てば・・・目論見は外れた。吹雪き始める。事態は更に悪化の一途を辿る。一面、見事なまでの銀世界にデコレーションされた。ラインなど引けやしない。豪雪地帯のうらぶれた駅舎で本数の少ない電車を待つ。積もっていくばかりの雪を眺めていると、そんな感覚に陥った。関東にしては異常。聞けば青梅マラソンを始めとする各種大会等が中止になったそうだ。時を同じくて千葉市内でキャンプを張っていたサッカー日本代表も被害に遭ったそうだ。

背中を丸めながら独り寂しく待ち惚け。寂寥感を漂わせたスポーツライターを見るに見かねたのか、施設の方がホットドリングを差し入れてくれた。有り難い。しばしの雑談。「年に1回は大雪になるんですよ。その1回にあたってしまいましたね」。巡り会わせが悪かったようだ。「純白。綺麗ですね」。素直な感想なのだろう。他意はない。些か心に刺さったが・・・。「新芽が出た時も、同じくらい感動するんですよ。芝生には疎いのですが」。どうやら養生が明けた天然芝のグラウンドの景色は新雪が積もった時と比肩するらしい。「幼稚園児が蜘蛛の子を散らしたように、ふかふかの絨毯に一目散なんです」。目を輝かせ、続ける。「でも、消毒剤を踏んでから入らないと駄目なんです」。確かに、施設利用説明書にも記されている。いい芝生でサッカーを楽しんでもらいたい。グラウンドキーパーさんの強い思いにより、ちと厳格なルールがこしらえられたという。管理は徹底している。試合中、シュートを外す。プレーに納得がいかない。感情に任せて芝を蹴る。すかさずジャッジは黄色い紙を提示する。度が過ぎると施設から追い出されもする。良質な環境を整える努力を怠らないグラウンドキーパーさんの気持ちを汲んでいるからこその対応である。その他にも芝生保護のために年齢別に時間内で行われる試合数が限定され、ダッシュ・ターン等はピッチ内の同じ場所では禁止など、細かな取り決めもあった。芝生の維持、管理に細心の注意を払う。安易な比較を承知で、栃木はどうなのだろうかと考えてしまった。申し訳程度に焦げ茶の草が生えている。そんなイメージしか浮かばないことが悲しい。県内の全ての芝生を見たわけではないことから、大きなことは言えないのだけれども。サッカーに対する意識の差異を感じずにはいられなかったのも事実である(サッカー専用グラウンド数が圧倒的に少なく、陸上と兼用であるから管理の方法も違ってくるのだろうが)。

午後は室内でのトレーニングに変更との連絡をもらった直後、駅へと向かう道中で再度、連絡が入る。室内でのトレーニングも中止、つまり本日は休養日となった。自然に完敗。成すすべがないことは理解できても、落胆を隠せない。遥々、千葉まで来たのに。その思いはどうしたって強い。キャンプをがっつり取材する予定が大幅に狂ってしまった。平日に日帰りで通うことは難しい。再訪するのは合宿最終日。プロコーチの練り上げられたトレーニングを集中的に、サバイバルに身を置くことで飛躍的に成長する若手のギラギラしたものも目にしたかったのが、叶わず。未練をたっぷりと残したまま、地元へと戻ることにした。

キャンプの戦利品@栃木SC通信

2008年2月 3日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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凍てつく極寒の地から浅草の旧友邸を経由して帰宅。

千葉キャンプ取材は、ほとんど収穫なしに。

自然の怖さを思い知らされる。

プロ野球のキャンプ、雨でのスケジュール変更が他人事のように思えなくなった1泊2日だった。

それにして、ホテルの枕は高い。

まったく頭にフィットしないから、目覚めると頭痛に首痛。

すべてのホテルがテンピュールになればいいのに。

本気でテンピュール購入して持ち運ぼうかと考えてます。

熟睡ができないので。

これ、結構、苦痛ですよ。

千葉キャンプ初日レポート 『背骨と肉付け』@栃木SC通信

2008年2月 2日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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いきなりのフェイントである。千葉県市原市、市原スポレクパークで本日2日から9日まで8日間のキャンプを予定している栃木SC。現地に到着するも選手達の姿が見当たらない。遅刻はチーム内で罰金5千円と決まっている。これではチーム全体が対象者になってしまうではないか。不要な心配をしながら暫し待つも、一向に現れる気配はない。眼前ではJ下部組織に属する少年が嬉々としてボールを蹴っていた。気が付けば時計の針は定刻の15時を回っていた。痺れを切らし、管理事務所に尋ねる。「少し先にある人工芝の八幡球技場(八幡公園内)に変更になったみたいですよ」との返答。後に分かったことだが施設側の手違いにより、確約されていた天然芝のグラウンドが使用できず、場所変更を余儀なくされたようだ。

すったもんだの末に辿り着いた人工芝のグラウンド。移動日に加えて始動してから2週間、かなり強めのトレーニングを入れたことによる疲労を考慮。さらに離脱者が5人もいることで怪我を憂慮して、体を軽く動かすことを目的にコート半面を使ってのミニゲームで選手達は汗を流していた。鹿沼でのファーストトレーニング時とは異なり笑顔を浮かべ、声を掛け合いながらボールと戯れている様子が実に印象的だった。細かなグループに分かれ、遠慮がちだった雰囲気はなく、既存・新加入の枠は自然と取っ払われていた。そんな中、特に目を引いたのが入江利和。いじられキャラなのか、進んで買って出ているのか、とにかくいい味を出していた。ムードメーカー役を担いそうである。

地元で体を苛め抜いたことで、極限まで追い込むことはしない。キャンプではトレーニングマッチが3試合(ジェフリザーブズ、国際武道大学、ソニー仙台)入っていることもあり、ゲームを中心にチーム戦術の理解度を高めることに主眼を置く。足首を痛めている上野優作を始めとして攻撃陣に負傷者が多いことから、守備と攻撃を交互にバランスよく取り入れる当初のプランは頓挫。「守備を中心に、キャンプで作ってから帰りたい」と柱谷幸一監督。最終ラインの4人のブロックから守備組織の構築を図っていくつもりだ。攻撃のコンビネーションに関しては故障者が復帰次第、着手することを思い描いている。

現時点で柱谷監督がチームの“背骨”として言及したのは、GK小針清允、DF鷲田雅一、MF落合正幸、佐藤悠介、FW横山聡。この5人を軸に、「向(慎一)がフィットしてきた。赤井(秀行)もいい。入江はずっと調子がいい。枝葉がはまってきている。(小林)マサミツも凄くいいですね」と、縦のラインに対して周囲に肉付けをしていく。

「帰ってから本格的なゲームが入ってくる。このキャンプである程度、ポジションを固めていかなければならない」

コアと目されている選手にはより一層の自己研磨を、そうでない選手には取って代わってやる、というくらいの気概を見せてもらいたい。熾烈なポジション争いは、健全な競争原理を働かせること必至である。

生き残りをかけた7日間が幕を開けた。

・柱谷幸一監督

「(気温は)朝と夕が違いますね。(このキャンプでは)そんなに強くは追い込まない。素走りはしないで、ボールを使って(体を)動かしていきたい。(雰囲気が変わりましたが)学生、元山形と分かれていたが、ミックスされてお互いのことが分かってきたのでは。(GKが異例の4人体制ですが)年内にGKを3人を揃えて、27人を揃えた。小針にも声を掛けていたが、みんなそうですがJでのチャンスがあれば、と考えている。小針には年内には返事を貰えなかったが、状況によりプレーできるのであれば来てね、とは言いました。条件はいいわけではないが、やってくれるならば契約するよ、と。やってくれる、と言ってくれたので取りました。4人体制では遠征に2人入り、2人外れる。2人遠征に行くが、残った2人でゲーム形式のトレーニングや、GKに対してのシュートトレーニングなどができる。飯田(健巳)は大学時代にGKコーチがついていなかった。半年、1年は(トレーニングを)入れないと。資質は持っているので。小針、柴崎(邦博)、武田(博行)の3人の中で2人ベンチで1人出る。ただ、モチベーションをどこまで維持できるか。まあ、飯田は大丈夫でしょう。トレーニングに出るしかない。やるしかないですからね。他のGKを見て、巧い、凄い、と見ている。自分はそこまでいっていないと理解しているのでは」

・山崎透

「(本格的なキャンプは)初めてなので個人的には新鮮な気持ちです。外から来ている選手がいるので、できるだけチームがひとつになるように声を掛けていきたい。(個人的には)フィジカルもどんどん上げて、相手を潰す力をつける。それと周囲とのコンビネーションを高める。毎年思っていることですが今まで以上に、一歩でも速く、強く、高く。ひとつひとつのトレーニングが大切なので集中してできればな、と。雰囲気は凄くよくなってきた。いい緊張感もある。凄くいい雰囲気ですね」

・横山聡

「(ファーストトレーニングと比べて雰囲気が明るくなりましたが)そうですね。最初はみんな顔や名前が分からなかった部分がありましたが、ずっとトレーニングをしてきて性格などが分かり、いい雰囲気になってきました。(キャンプの過ごし方は)怪我をせずにキャンプを終えること。疲れが溜まってきているが、上げるところはしっかりと上げる。その中で怪我をせずにキャンプを過ごし、内容の伴ったキャンプにしたい。(昨季、前期での不調はキャンプの影響も)いや、自分の力がなかっただけです。戦術的なこともありますが、自分が力を発揮できなかったから点を取ることができなかった。今年はその反省を踏まえてやっていければと思います」

鬼編、出張の巻

2008年2月 2日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

栃木SCのキャンプ取材に千葉へと来ております。

明日のトレーニングは9時、14時半と2部練なので、住処に帰らず千葉泊です。

9時に間に合わせるには栃木からでは始発なので厳しいからね。

予想以上に千葉駅周辺は栄えております。

スポレクパーク最寄り駅までの内房線、凄かった。

レトロな感じが。

両毛線や八高線と同じ匂いが漂った。

古風ですなあ。

予想以上にトレーニングが早く終わってしまったので暇ですが、レポートをさくっと仕上げて街を散策します。

ほどほどに。

『無名』

2008年2月 1日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:沢木耕太郎 満腹度:☆☆☆☆☆

祖父が他界する以前に借りた本である。常々、本は借りるものではなく、必然的に手元に届くものだと考えている。今回、その確信を更に強めた。届いてしまったのだ。沢木氏が実父を看取るまでを描いた本作は、祖父と孫という関係の違いこそあれ、非常に共感をおぼえる部分が多々ある。最期の時に立ち会えなかったときの心情など、あまりに酷似していて恐ろしいくらいだった。亡父の歴史を綴る。親子関係が良好であろうとも、容易な作業ではないがそれをやりきってしまったところは、さすがと唸るしかない。『壇』に続く、渾身のノンフィクションである。

灯を消さぬには勝利しかない@ハンドボール男子 日韓戦

2008年2月 1日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

後半残り7分、門山のゴールによりスコアを僅差の21-23とする。たまらず韓国ベンチはタイムアウトを要求。ようやく試合終盤にきて日本に流れが傾いた。ムードは最高潮。北京への切符に手が届く距離まで近付いた。しかし、機能していたDFに綻びが生じる。激しいつばぜり合いの末、要所要所でペク・ウォンチョルにシュートを決められてしまう。対する日本は好機をゴールに結び付けることができなかった。止めを刺したのは両チーム合わせて最多9ゴールを叩き出すことになるペク。残り時間1分を切ったところで勝利を確信したキム・テフン監督の顔が綻んだ。25-28。一時は再接近するも、引っくり返せず。日本は男女共に涙を呑んだ。

前日、韓国に苦杯を舐めさせられた(21-34)女子のためにも・・・。ハンドボールアジア予選再試合は男子も日韓対決となった。

先手を取られるがキャプテン中川を軸に好守を連発。韓国の攻撃機会を激しいDFで抑え込んだ。エース宮崎へのマークは予想通り厳しかったが、緩急をつけた攻撃はそれなりに奏功。プライドが交差する白熱した好ゲームに。互いに守備にプライオリティを置いたことでゲームはロースコアで進んだ。10分経過した時だった。ベンチに控えていた絶対的な存在であるユン・ギョンシンが登場。苦戦必至に思われたがハードマークでがっちりとキープレイヤーを封じ込める。が、ユンを警戒しすぎたのか、他の選手への応対は些か甘くなってしまう。サイドを攻略されては差を広げれた。それでも、GKの好セーブと宮崎のゴールにより前半を締め括り、後半に望みを繋いだ。

3点ビハインドを挽回するために追い上げる日本。だが、肝心の所でネットを揺らされ、数的優位を生かしきれず、シュート機会も得るも立て続けに相手GKに阻まれる始末。宮崎を有効利用することも叶わなかった。五輪への執念を発揮し、4連続ゴールでリズムを掴むが、勝負所で踏ん張りきれなかった。最後の最後まで日本でプレーするペクを黙らせることが出来なかったことが敗因となってしまった。

ユンに仕事をさせなかった。気迫で劣っていたわけではなかった。伍して戦えたのは事実であるが、3点差を詰めることはできなかった。両者の間には容易に越え難い壁が存在した。例えば攻守のスピード感、例えば攻撃時の揺さぶりと精度。それが見えた一戦でもあった。

スリリングな攻防は、同じジャパンでもサッカーより列島を熱くさせはした。一時のブームで異様な盛り上がりを終わらせるのか、それとも持続させることが出来るのか。やはり、マイナースポーツがスポットライトを浴びるには代表が輝かなくては。世界最終予選で五輪出場を決めることが蒔かれたタネの発芽を促進させることは間違いない。つまり、勝つしかないのだ。メジャーな地位を確立するためには。

ハンドボール男子 北京五輪アジア予選再試合 日本25-28韓国 @代々木第一体育館