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灯を消さぬには勝利しかない@ハンドボール男子 日韓戦
2008年2月 1日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
後半残り7分、門山のゴールによりスコアを僅差の21-23とする。たまらず韓国ベンチはタイムアウトを要求。ようやく試合終盤にきて日本に流れが傾いた。ムードは最高潮。北京への切符に手が届く距離まで近付いた。しかし、機能していたDFに綻びが生じる。激しいつばぜり合いの末、要所要所でペク・ウォンチョルにシュートを決められてしまう。対する日本は好機をゴールに結び付けることができなかった。止めを刺したのは両チーム合わせて最多9ゴールを叩き出すことになるペク。残り時間1分を切ったところで勝利を確信したキム・テフン監督の顔が綻んだ。25-28。一時は再接近するも、引っくり返せず。日本は男女共に涙を呑んだ。
前日、韓国に苦杯を舐めさせられた(21-34)女子のためにも・・・。ハンドボールアジア予選再試合は男子も日韓対決となった。
先手を取られるがキャプテン中川を軸に好守を連発。韓国の攻撃機会を激しいDFで抑え込んだ。エース宮崎へのマークは予想通り厳しかったが、緩急をつけた攻撃はそれなりに奏功。プライドが交差する白熱した好ゲームに。互いに守備にプライオリティを置いたことでゲームはロースコアで進んだ。10分経過した時だった。ベンチに控えていた絶対的な存在であるユン・ギョンシンが登場。苦戦必至に思われたがハードマークでがっちりとキープレイヤーを封じ込める。が、ユンを警戒しすぎたのか、他の選手への応対は些か甘くなってしまう。サイドを攻略されては差を広げれた。それでも、GKの好セーブと宮崎のゴールにより前半を締め括り、後半に望みを繋いだ。
3点ビハインドを挽回するために追い上げる日本。だが、肝心の所でネットを揺らされ、数的優位を生かしきれず、シュート機会も得るも立て続けに相手GKに阻まれる始末。宮崎を有効利用することも叶わなかった。五輪への執念を発揮し、4連続ゴールでリズムを掴むが、勝負所で踏ん張りきれなかった。最後の最後まで日本でプレーするペクを黙らせることが出来なかったことが敗因となってしまった。
ユンに仕事をさせなかった。気迫で劣っていたわけではなかった。伍して戦えたのは事実であるが、3点差を詰めることはできなかった。両者の間には容易に越え難い壁が存在した。例えば攻守のスピード感、例えば攻撃時の揺さぶりと精度。それが見えた一戦でもあった。
スリリングな攻防は、同じジャパンでもサッカーより列島を熱くさせはした。一時のブームで異様な盛り上がりを終わらせるのか、それとも持続させることが出来るのか。やはり、マイナースポーツがスポットライトを浴びるには代表が輝かなくては。世界最終予選で五輪出場を決めることが蒔かれたタネの発芽を促進させることは間違いない。つまり、勝つしかないのだ。メジャーな地位を確立するためには。
ハンドボール男子 北京五輪アジア予選再試合 日本25-28韓国 @代々木第一体育館
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