『アンダースロー論』
2008年2月 4日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
著者:渡辺俊介8(千葉ロッテマリーンズ) 満腹度:☆☆☆
この人、自己管理が半端ない。この人って高校の先輩に失礼ですが。例えばロジンバックを掴む時。屈んで触るのでは集中力が切れるからと、一旦腰を落としてから手になじませる。ボールを受ける捕手・里崎は神経質だと感じないでもないが、細部までこだわり野球への情熱を賞賛してもいる。國學院大學監督・竹田利秋氏での出会いが変則的なピッチャーを一流に育て上げた。コントロールの悪いピッチャーがいるはずがない。氏の持論である。問題点を突き詰めた結果、多少、コントロールがましになる。この邂逅がなければ稀代のアンダースローは埋没したことだろう。個人的にはミッシー(国学院栃木高校監督・実島範朗)の登場が懐かしかった。渡辺俊介が出来るまでのノンフィクション。これを書くこと、ちょっとやってみたかったんだけどなあ。本人が書いてしまっては、切り口を変えて挑むしかないか。
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