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『チームとしての結果』@栃木SC通信

2008年3月31日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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柱谷幸一監督は対ガイナーレ鳥取戦の勝因のひとつとして、先ず「流れ」を挙げた。

「刈谷戦のゲームみたいに皆が粘りに粘って、高安(亮介)が突破してFKをもらい、落合(正幸)が決める。そういう流れができている」

食ってやろう。栃木SCに対して敵愾心を剝き出しに襲い掛かってくる相手からゴールを、勝点を奪うことは容易い作業ではない。力量差を埋める要素は、アウェーには山のようにある。自ずとゲーム展開は難しくなる。イニシアチブを握り、アグレッシブに攻め立て、優位にゲームを押し進められる回数は、それほど多くはない。

ならば、対戦相手を勢い付かせることなど、もってのほかである。勝率を上げるためには、勝点を必ず持ち帰るには、先にゴールを与えてはいけない。先手を奪われ、追い付き、追い越すことが、アウェーで如何に困難を伴うのか。柱谷監督は経験則から分かっている。先程のコメントを補足する。

「忘れてはいけないのが小針(清允)のプレー。何本もいいセーブで助けてくれたので、こういう(勝ち)ゲームに持ってこられた」

前後半の90分を鳥取に支配された。栃木SCは特長を発揮することすら許されなかった。押し込められたのだから当然シュートを浴び、決定的なシーンを作られもした。過酷な状況下で仕事量が増えるのは守備陣である。とりわけ最後の砦となるGKは重労働を課せられる。片手では足りないほどの窮地を、しかし小針は飄々と防いだ。失点を喫しても文句が言えないシーンは、数えただけで7本(前半4、44分。後半4分×2、21分、43分、ロスタイム)もあった。時には弾き、時には微かに指先に触れるだけでコースを変えるなど、豊富な選択肢を駆使してゴールを死守した。もはや卓越した技術と俊敏な反応は、栃木SCには不可欠である。これまで消化してきた3試合でも、失点を相当数減らすことに貢献している。ビッグセーブが勝機を手繰っていることに疑いの余地はない。

「Pボックス外からのシュートならば入らない。見て分かる通り、抜けているから心配していない」

辛口で鳴るキャプテン佐藤悠介も、そのセービングに絶大なる信頼を寄せている。

「たまたまついていた。うまくボールに対処できた。コンスタントに今までやってきたことを表現できている」

「チームとしての結果。個人の力による結果ではない。各々が最低限の仕事をしているから結果が出ている」

肯定しない。前者は、神懸り的なセーブでしたね?という問いに対して、後者は、4連勝の立役者ですね?と水を向けられた際の答えである。

少しは悦に入ってもいいものだが、小針は結果が残せていることを、勝ち続けられている原因を「チームの高い意識」と捉えている。ベンチ入りメンバー、遠征に帯同できないメンバー、スカウティングを行っているスタッフなど、チームに携わっている者が高次元で自分の仕事をこなせれば、結果が出ると考えている。

「目立たない方が、僕としても楽だし、それにこしたことはない」

GKの誰しもが持ち合わせる理論を展開しながら続ける。

「でも、そういうことは逆に少ない」

窮地を救うために、優勝、J2昇格を果たすために、栃木SCに移籍してきたとの思いは強い。

「自分としてはチームのプラスになる仕事をしたい。それが多少なりともできている。持続していきたい」

リーグ戦を制覇するには、守備の安定が最優先事項になる。無失点に抑えれば負けることはない。最低でも1は手にできる。今季の栃木SCのテーマは確実に勝点を積んでいくことである。

「小針を中心に粘り強く守れているのは大きい」(柱谷監督)

一方で、小針に対する依存度が高いことは懸念材料でもある。4試合で失点は僅かに1だが、「堅守」「堅牢」などと賞賛できる内容でないことは動かし難い事実である。あまりにもシュートを打たせ過ぎている。チームとして連動した守備が出来ているとは言い難い。

「決して内容がいいわけではないので、どこかで躓くことが出てくる。その時に立て直しが出来るように、勝っているうちに修正して乗り切りたい」

守護神がしっかりと現状を把握し、危機感を持っていることは心強い。最後尾からの冷静な視点で問題点を指摘しながら改善を図り、鉄壁の守備組織と誇れるように。完成形へとより近付けたい。
  

戦評:対ガイナーレ鳥取戦@栃木SC通信

2008年3月30日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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連勝がマイナス要素、つまり重圧とはならず、プラスに作用した。ここまで勝点を取りこぼすことなく、着実に3つずつ重ねてきた甲斐があった。

「0―0で進んでもチャンスはある。(気持ちを)切らさないで、失点をしないようにしよう」

落合正幸が明かしてくれたのは、スコアレスで迎えたハーフタイムに選手達が確認したことだった。一度、苦しみを、FC刈谷戦(1―0)で味わっているからこそ、辛抱強く、ゴールを割られなければ、勝機は必ず巡ってくると思えてくる。勝ち続けていなければ浮かんでこない発想である。消耗戦を勝ち切った経験が、ポジティブな思考を保持したまま残りの45分間を戦い抜き、勝点3を得る材料となった。

「アウェーは相手がどこであれ厳しい。コンディションを整えて臨んでくる。厳しいゲームの中でもバランスをとり、チャンスを掴み取っていく」(柱谷幸一監督)

そのためには、準備してきた戦術、独自のスタイル、方向性を信じて90分間ゲームを運ぶこともまた、重要である。内容はともかく結果が付いてきていることは小さくなかった。芽生えた自信は勝利と無関係ではないからである。

1週間で3試合の強行日程。その3つをものにした栃木SCは、ガイナーレ鳥取との「J2準加盟」クラブ同士の潰し合いに挑んだ。布陣はGK小針清允、DFは左から斎藤雅也、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田佑樹と並び、ボランチに落合と向慎一、左ワイドに佐藤悠介、右ワイドに小林成光と4人が中盤を形成し、石舘靖樹と松田正俊が2トップを組んだ。

「J2準加盟」のブランドを手にするも、昨季は14位に甘んじた鳥取。元日本代表の小村徳男をはじめ、栃木SCに負けず劣らずメンバーを大量補強した。その数、15人。率いるのは昨季途中にコーチから監督へと昇格したヴィタヤ・ラオハクル監督。目玉補強の小村は怪我のため欠場した。

株式会社SC鳥取、塚野真樹社長の願いも空しく、鳥取は雨、それも日増しに強くなる。ホーム開幕戦から本拠地で3試合続けて雨にたたられる。その影響もあり3066、2156と観客動員数は減少傾向にあり、ついには1363人にまで落ち込んだ。J昇格を懸けた決戦にしては些か寂しい人の入りとなってしまった。とりぎんバードスタジアムはサッカー専用の立派なスタジアムであるものの、栃木県グリーンスタジアムと同様にメインスタンドには申し訳程度にしか屋根がくっ付いていない。客足を鈍らせた一因であることは想像に難くない。雨風を凌げる場所の確保は、プロビンチャにとって急務であることを身につまされた。

佐藤、石舘がミドルレンジからシュートを放つ。立ち上がりとしては悪くなかったが、徐々に鳥取が圧を強める。DFがスリッピーなピッチに足を取られた間に、掻っ攫った小澤竜己からのパスを秋田英義がシュート。間一髪でGK小針が横っ飛びで阻止するも、リズムを持っていかれる。中盤の構成力で勝った鳥取は、底からアドゥール(タイ出身)と吉野智行がゲームをコントロール。ピッチを幅広く利し、トップからバイタルエリアに下りて来た秋田も上手くボールを引き出しては起点となった。安易なミスは圧倒的に鳥取の方が多かったが、セカンドボールを懸命に拾ったことで攻勢に立つ。推進力は衰えなかった。

石舘、小林、岡田で右サイドを崩し、マイナスのクロスから向がミドルを打つが枠外へ。好機はこの一本だけだった栃木SC。松田と石舘にボールが収まらなかったこと、ゴール前でパスを受けてもシュートを狙わなかったこと。柱谷監督は拙攻の原因として、その2点を挙げた。トップがボールを持てないから中盤が攻撃に加われない。射程圏内に入ってもゴールへの意識が乏しいから脅威と成り得ない。カウンターを繰り出してもフィニッシュで終われなかった。このチームのひとつの脆さが顔を覗かせた。

前半終了間際、秋田のポストプレーから小澤が右足を振り抜く。またしてもGK小針の好守で難を逃れる。失点こそ喫しなかったが、守ってはコンパクトに、攻撃に打って出るとワイドに。使い分けができていた鳥取に終始、圧倒された前半戦だった。

後半も劣勢の時間帯が続く。4分に小井手翔太のミドルをGK小針が弾いたところに小澤が詰める。至近距離を小針が再三のセーブで耐える。絶好機を防ぎ味方の反撃を待つが、好機すら作り出せない。逆に21分。秋田がDFを引き付け、小澤が際どいシュートを飛ばした(枠を反れる)。前半の終盤をなぞるような危険なシーンだった。

栃木SCがプレスを掛ける。逃げるように蹴ったボールがトップに入ってしまい、シュートにまで至る。

「意図的ではないにしても(放り込んだ)ボールが収まるので、ワシ(鷲田)、ナベ(川鍋)がフリック(ボールを少しかすらせて後ろに送る技術)を狙う。ボランチが挟み、スクリーンしてやれば攻め手はなかった」(柱谷監督)

鳥取の対処法は明確だった。しかし、頭で理解していても実行に移せるかは、また別の話である。単純だがセカンドボールを取り切れなかったことが、流れを失った要因だった。

刻々と時計の針は動きを止めず、終焉へと向かう。ドロー、勝点1でも御の字の状況を、しかし交代選手が変える。川鍋のクリアボールを途中出場の横山聡が右サイドでキープし、スイッチするようにドリブルで途中交代の高安亮介が突っかけ、FKを獲得。キッカー佐藤が供給した低いボールに両軍が群がり大混戦に。ごちゃごちゃしたPボックス内の攻防を制したのは落合の右足だった。3戦連発弾は、いずれもFKの流れの中からの泥臭いゴール。

「値千金じゃないです。オウンゴール。触っただけです。混戦に強い?運があるだけです。次は他の人の前にこぼれてきますよ」

殊勲者は照れ臭そうに話す。「全部、自然に入っているから押し込むな」。チームメイトに茶化された。

耐え抜いた末にもぎ取った貴重なゴール。これをこの日、大忙しのGK小針が鳥取の猛攻を受けながらも、終ぞゴールを与えることなく守り切った。開幕からの連勝を4に伸ばした。

「こっちの意図したことを交代した選手がやってくれると、もう一度バランスを取り直せ、リズムを作れる」と柱谷監督。高安はカードを1枚もらっていた岡田の守備面の負担を軽減させながらも、ワンプレーで持ち味を発揮して間接的にゴールに絡んだ。横山と稲葉久人はFWとしての結果は出せなかったが、勝機を手繰るため必死にボールを追っ掛け回した。

薄氷を踏む勝利ながら力のある鳥取から勝点3を手中に収められたことは大きかった、と柱谷監督は振り返る。キャンプから取り組んできたことが間違いではなかったと再認識でき、戦術の理解度が上がり、ベースを崩さすに済むからだ。もちろん、修正すべき点は攻守に多々あるのだが。

 

JFL後期第4節 ガイナーレ鳥取0―1栃木SC 観衆1363人 @とりぎんバードスタジアム

〈ガイナーレ鳥取〉GK井上敦史、尾崎瑛一郎、戸田賢良、小原一展、吉瀬広志、MF小井手翔太(→ハメド)、吉野智行、アドゥール(→釜田桂吾)、実信憲明、FW秋田英義、小澤竜己(→大多和卓)

〈栃木SC〉交代:松田(→横山聡)、小林(→高安)、石舘(→稲葉)
  

対:ガイナーレ鳥取戦@栃木SC通信

2008年3月30日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

前半:0-0。

後半:0-1。

ファイナルスコア:0-1。

得点者:落合正幸(栃木SC)

順位:首位(勝点12)

※小休止してからレポート、コラムに取り掛かりたいと思います。鳥取は寒いっす。

鬼編@鳥取

2008年3月29日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

山陰地方にいます。

空港降りたら、さっぶいんだ。

厚着をしてきてよかったよー。

でも、明日は雨らしい。

鳥取は微妙に寂れているので何もすることがない。

もちろん、ボクがお金がないのも出歩けない要因なのだけれど。

無料案内所にもいけない。

ボクは枯れそうです。笑

ホテルでじっとしてます。

てっきりめちゃいけスペシャルが放送されると思ったのに・・・。

ぽっちゃりは見てしまったから、まったりしよう。

そうしよう。

プレーバック:対ガイナーレ鳥取戦@栃木SC通信

2008年3月29日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

※メンバーが大幅に変わっているために参考にならない可能性大

掲示されたロスタイム2分が経過しようとしていた。最後の攻撃機会が巡って来た。米田兼一郎がDFラインの背後へとパスを送る。追い付いたのは途中出場の金子剛。Pボックス右からのシュートは、しかしゴールマウスをはるかに越えていった。2―2のスコアを動かせず無常のホイッスルが鳴り響く。それは同時に今季の“終わり”を告げるものでもあった。
 
勝敗表とにらめっこしながら一喜一憂する。その楽しみは残り4試合を残した、11月の頭に奪われた。勝ち点で上回るチームがいつ転ぶのか。下から這い上がり、最終的に昇格圏内の4位に滑り込むためには。厳しい現実を突きつけられながらも、様々な状況を想定し、逆転のシナリオを描く作業は、もはや無意味なものとなってしまった。つまり、栃木SCが今季、J2へ昇格する望みは絶たれてしまったのである。微かに開いていたJへの扉は完全に閉ざされた。
 
三菱水島FC、アルテ高崎に沈黙していたFW陣がゴールを決め、堅守で鳴る守備陣が無失点に抑え勝利した栃木SCは、連勝を3に伸ばすべくガイナーレ鳥取(以下、鳥取)とのJ2準加盟対決に臨んだ。スタメンの11人はGK原裕晃、DFには左から石川裕之、山崎透、谷池洋平、高野修栄、米田と久保田勲がボランチを組み、左ワイドに小林成光、右ワイドに高安亮介が入り、好調を維持している横山聡と山下芳輝が2トップに起用された。FWの軸とされてきた上野優作は累積警告による出場停止だった。
 
水口洋次監督の辞任に伴いヘッドコーチから昇格したのが、鳥取のヴィタヤ・ラオハクル監督である。監督就任後は5戦して2勝2分1敗と結果を出している。この人、現役時代はブンデスリーガ1部ヘルタ・ベルリンに所属。短期間ながらタイ代表監督を務めた経験も持ち合わせている。国際経験豊かなラオハクル体制での着実なステップアップを目論むクラブとしての姿勢が伺える。

「ワクワクするゲーム運び」と柱谷幸一監督が評した前半は、栃木SCのワンサイドゲームだった。手綱をグッと引き寄せたのは、横山聡の開始5分の先制弾だった。CKからファーサイドで米田が折り返したボールをヘディングシュート。ゴール後のゴリダンスもばっちり決めてみせた。

米田と久保田がリンクマンとなり、前線と最終ラインの橋渡し役となることでボールがスムーズに動く。2トップも上手くボールを引き出した。ボールが走ったことで、必然的に人も動いた。ポゼッションで凌駕し、サイドチェンジも多用。ピッチを幅広く利し、小林と高安がサイドを幾度となく攻略した。サイドでのアドバンテージが活きたのが2点目である。内に絞った米田が右へはたき、高安が入れたロークロスを二アサイドで横山聡が突き刺す。僅か15分で2点のリードを得る。

スピーディなアタックは爽快感を漂わせ、素早いプレスは相手の攻撃の芽を摘んだ。圧倒的な攻勢は変わらず。山下が横山聡とのワンツーから、横山聡がFKから試合を決めにかかった。3度目の歓喜は訪れなかったが、45分間を鳥取陣内で過ごせた。
 
ビハインドを背負った鳥取は後半、早速2枚代えを敢行する。意図は「スペースを埋め、早いプレスをかけて栃木のリズムを乱す」(ラオハクル監督)こと。加えて4―4―2から変則的な3―5―2へシフトし、中盤に厚みを持たせた。
 
策を講じるも流れは容易には変わらない。フリーの横山聡が2度のシュート機会、小林、久保田がそれぞれ枠内を捕らえたシュートを放つ。が、「苦手ではない」横山聡の左足は精度を欠き、小林と久保田はGK井上敦史の好守に阻止され決定的な3点目が手にできない。

「2点差は危ない。うちが先に点をとればゲームは決まる。相手が取ると難しいゲームになる。相手にやらずにうちが取ろう」
 
ハーフタイムの柱谷監督の指示である。前半の余勢を駆って優勢に試合を押し進めるも絶好機を逸したことで、ゲームは決まらずに危惧した通り困難なものとなった。
 
鶴見聡貴のパスから堀池勇平が技ありのループシュート。中央を崩され、失点を喫する。楽勝ムードは一変した。点差を縮めたことで鳥取の活動量は増した。トップにボールが収まり始め、中盤の攻防で優位に立つ。対照的に栃木SCは振り出しに戻されたわけでも、引っくり返されたわけでもないのに浮き足立ってしまう。全体が間延びしてしまい、連動したプレイは鳴りを潜める。プレスの効力は次第に弱まる。インパクトプレイヤー深澤幸次、小原昇の投入も起爆剤とはならなかった。2度もクロスバーに救われたものの、悪しき流れを断ち切れない。相手のペースに合わせてしまう。そして後半42分、カウンターに沈んだ。鶴見の左からの折り返しを戸田賢良がプッシュ。同点とされる。

逃げ切るのか、それとも次のゴールを取りに出るのか。曖昧な栃木SCと、カウンター一本に絞った鳥取。統一感は欠如し、迷いが付け入る隙を与えてしまった。
 
結局、好機で勝るも欲しかった3点目を掴み切れず、仕留め損なっている間に被弾してしまい、痛み分けで勝ち点2を喪失。数字の上では可能性を残すも、4位・FC岐阜との差は絶望的な10に開いたことで、事実上の終焉を迎えることになった。

「狙っているサッカーは分かってもらったが、もっと足りない部分を個人が上げていかないと。内容はまずまずも結果がでなかったことは申し訳ない」
 
J2昇格の切り札としてシーズン途中からチームを率いた柱谷監督だが、求められ期待された結果を出すことは叶わなかった。

さて、注目されるのは進退。「最後まで諦めずに戦い、J2かJFLか結果が出た時点で社長と話し合いたい」としながらも、「やってみたい気持ちはある」と続投の意志があることを公の場で語った。そう思い至ったのは高安に深澤と荒削りな選手が日に日にプロへと成長する過程がこの上なく楽しいからであり、「これだけの熱狂的なサポーターはいない」と絶賛するサポーターとJへ行きたいからでもある。
 
そのためには、「数字上きびしく可能性が0でも、有料試合だから対価に見合う準備をしてベストの状態で100%出し切り、目の前の試合に勝つ」(柱谷監督)必要がある。来季も契約を結んでもらえるのか、それとも切られるのか。選手同様に今後は監督も試される。

JFL後期第13節 栃木SC2―2ガイナーレ鳥取 観衆3683人 @栃木県総合運動公園陸上競技場

〈ガイナーレ鳥取〉GK井上敦史、DF増本浩平、戸田賢良、徐晩喜(→畑野伸和)、田村和也(→徐暁飛)、MF中垣雅博、川田和宏(→西村英樹)、実信憲明、堀池勇平、FW鶴見聡貴、釜田桂吾

〈栃木SC〉交代:高安(→深澤)、横山聡(→小原)、高野(→金子)

 

『主体的に問題を解決できる逞しさ』

2ゴールを叩き出すも殊勲者になり損ねた横山聡が、悔しさを押し殺し振り返る。

「後ろを楽にさせられるように3点目、追加点が取れていれば、こういう結果にはならなかった」
 
柱谷監督が繰り返し強調したのも3点目だった。なるほど、勝ち点3と勝ち点1を分けたものは、数多の好機を作りながらも終ぞ得られなかった次のゴールだった。殊に後半の立ち上がり、ゴールに襲い掛かるも決め切れなかったことが後々まで響いた。また、2―0から2―1にされた際、再び突き放すゴールが生まれていればガイナーレ鳥取(以下、鳥取)の戦意が殺がれたことは容易に想像できる。失ったアドバンテージを取り戻すことで、精神的な余裕が生まれ、三菱水島FC戦(5―0)に続き大量得点での圧勝がなったかもしれない。

息の根を止め切れなかった詰めの甘さが、開幕当初から改善されることのなかった心許ない攻撃力が、勝機を逸し、J2昇格への可能性を消滅させた。まさに、今季の栃木SCを象徴するかのような幕切れだった。
 
この試合、ポイントは2つあった。ひとつは前述したように後半15分までに雌雄を決するゴールが奪えなかったこと。もうひとつは1点差とされてから、残り約30分間の戦い方の選択である。
 
「3点目を取りにいくために前からDFにいく」(横山聡)姿勢は、次の1点が留めの一撃と読んでいた前線の選手に共通した思いだった。だが、DFラインの4人は、それに追随できなかった。自陣の深いところから動けない。最終ラインは取り残されてしまった。ぽっかりと空いたバイタルエリアを“埋めていた”のは、皮肉にも相手選手だった。広大なスペースを有益に使い、立て続けにゴールを脅かした。綻びが生じていることは誰の目にも明らかだった。が、失点の兆候を感じながらも、水漏れ箇所を修復するには至らず。失うべくして1点を失った。前後の微妙な意識のズレが連動した守備の機能を低下させ、致命的な同点弾を許す要因となってしまった。
 
攻守に奔走したボランチの米田兼一郎が、ピッチで感じた戸惑いを口にした。

「徐々に全体が開いてしまい、セカンドボールを拾われた。疲れもあるが、意思統一が図れていなかった。どうやって守るのか。引くのか、前へ行くのか。チームとしてのゲームプランを、時間帯と点差を考えながらやれていれば・・・」
 
柱谷監督は珍しくまくし立てた。

「前の6人はプレスに行くも、後ろの4人は前に行けない。狙ったボールではないのに相手に持たれズルズルと下がる。4人が相手にガツンと寄せる。強さ、というんですかね。メンタル、フィジカル、戦術的な強さを持っていない。前に行けないのならば中盤とトップを下げてコンパクトにすればよかったが、調節できなかった」
 
以前からゲーム運びの拙さを、選手と監督は課題として挙げていた。リードしていても簡単に流れを明け渡してしまう悪癖は克服されないままだった。いなしきれず、何時の間にか相手のリズムに引き込まれてしまう。原因は「バランスを取りながらポゼッションする」(柱谷監督)力が不足しているからである。

苦し紛れのボールを入れてくる。そのテンポに付き合うことなく、DFラインでボールを回しながら呼吸を整える。捨て身で向かって来たらブロックを形成。好守から機を伺いカウンターを繰り出してゴールを陥れる。卓越した状況判断能力、もっといえば老獪さが備わっていないのである。
 
その点に関して柱谷監督は、こんな風に感じている。

「(ピッチ)サイドから指示を出すとできるが、90分間いい続けることはできない。自分たちでやれるように、やっていかなくてはならない部分。やれていないのはボールを正確に蹴れない技術が不足しているのと同じ要素」
 
個々人が常に気持ちをアラート(用心深い、敏感な)な状態に保つ必要性があることを執拗に訴え求めているが、一朝一夕には身につかないようだ。自主的に局面毎に生じる問題を解決できるだけの逞しさを指揮官は欲している。
 
試合を重ねることで経験値を上げ、パート・パートではできているゲームコントロールを90分間、絶やさずに持続させる力を養っていかなければならない。1―0の僅差でも勝ち切れる、憎たらしさを兼備した強いチームになるためには、まだまだ何段もの階段を登らなければいけないようだ。

並びは悪くはない@ワンコインベッターの呟き

2008年3月28日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

桜が芽吹き、丈の合わない制服姿の学生が目に付く。

春だねー。

「サ行」が言えるように頑張るぞ!!笑

☆toto☆

清水対大宮:2 オレンジダービーかぁ。

G大阪対東京V:1 播ちゃん、チァンス到来。

F東京対京都:0 羽生君が活躍しそう。

川崎対千葉:1 魅惑の3トップ崩壊かあ。呆気なかったなあ。

柏対札幌:1 まだ、かな。

鹿島対横浜Fマリノス:2 大一番だねー。中沢の調子がいいだけに出場できれば。

浦和対新潟:2 3連敗。

湘南対徳島:1 メッチンに会いたい。

福岡対愛媛:1 大久保が点取ったんだ。おめでとう。

鳥栖対熊本:1 エース不在なら順当でしょう。

山形対甲府:0 豊田は結果を出したのか?まだビデオを見ていない。

水戸対横浜FC:2 御給、元気かな。

C大阪対岐阜:1 ここは怪しい。

☆minitoto☆

鹿島対横浜Fマリノス:0、浦和対新潟:0、湘南対徳島:1、福岡対愛媛:1、鳥栖対熊本:1

☆BIG☆

数字の並びは悪くない。

厠10円

2008年3月27日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

祖母ちゃんが元気だ。

ヘルパーさんが来てから。

話し相手が出来たことで冗談も言えるようになった。

笑顔で。

オイラが「トイレ貸してよ」というと「10円ですよー」だってさあ。

思わず吹いてしまった。

面白過ぎて。

10円は激安でしょう。

最近は散歩が楽しみのひとつになっているようでよかった。

歩くと脳内細胞が活性されるでしょう?

おそらく…・・・。

とにかく元気が一番!!

こんなはずじゃない@南アフリカワールドカップアジア3次予選:バーレーン対日本

2008年3月27日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

ドバイで直前合宿を行いバーレーンとのアジア3次予選、アウェーゲームに備えた日本。海外から唯一、招集された稲本は怪我により辞退を余儀なくされ、加えてエース高原も負傷したことでベストメンバーを組むことは叶わなかった。

互いに3-5-2の布陣。中村憲剛のボール奪取が象徴的だったように中盤で引っ掛けてからの素早い攻守の切り換えは、それなりに見応えがあったものの、時間の経過と共に萎んでいく。チームとしての機能が著しく低下した。左ワイドの安田は高位置に顔を出すが、満足にクロスも上げられない。徐々にバーレーンの球際の強さ、前に出て行くパワーに押し込められる。リスクを軽減したかったのか、日本は攻撃のカタチすら満足に作れなかった。シュートが打てるはずもない。前半の終盤にはイスマイル・ハサン、ファタディと立て続けにゴールを脅かされる。

後半早々に左クロスをGK川口が弾いたセカンドボールからオマルがシュート。クロスバーに救われ、事なきを得るも日本は相変わらずの体たらく。攻撃では横の揺さぶりが見られず、守備では両ストッパーのパフォーマンスが酷かった。特に阿部は出足が遅れたことで安易に飛び込むなど軽い守備が目に付く。寄せが総じて甘いことから次々と遠い位置からのシュートを許してしまう。遠藤の投入も起爆剤とはならず。33分にゴールを割られてしまう。左サイドゴールライン際からイスマイル・ハサンが上げたクロスをGK川口が手に当てるもクリアし損ない、A・フバイルに頭でねじ込まれてしまう。Pボックス内の人数は足りていた。今野もマークにはついていたが、厳しい対応をしなかったことが仇となる。緩さが決定的なシーンで露呈した。勝点1を拾いたい日本は切り札の玉田を送り出すも、ゴールを奪うはずの選手がなぜか低い位置に構えた。数人のDFが足を攣らせていたバーレーンにとっては好都合だった。結局、ゴールを得られないどころか、好機すら生み出せずに惨敗を喫した。アジア相手の試合では近年ワースト1の試合内容だったのではないだろうか。1-0の敗戦により日本はグループ首位から陥落した。

バーレーンが決してよかったわけではない。何もさせてもらえなかったのではなく、何も出来なかったのだ。試合後、インタビューに答えた中村憲剛は何度も首を振った。こんなはずじゃない。

アジア3次予選 バーレーン1-0日本 @マナマ

<日本>GK川口、DF今野、中沢、阿部(→玉田)、MF鈴木、中村憲剛、安田(→山岸)、駒野、山瀬(→遠藤)、FW巻、大久保

『スタートからやりたい』@栃木SC通信

2008年3月27日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

サッカーを生業に出来るか、否か。もっといえば栃木SCのユニホームに2008年シーズンも袖を通せるのか。先発のお鉢が回ってきた高安亮介は水際に立たされていた。自身の中で「このチームに残れるか、残れないか。大事な一戦」と位置づけたのは、昨季の後期第11節、ホームでの三菱水島FC戦だった。

スタミナが切れることなど全く怖くなかった。むしろ、体力を温存して持ち味が発揮できなくなることを恐れた。足が悲鳴を上げるまで攻守に全力を尽くす。試合後、後悔しないためにも。並々ならぬ決意で臨んだ一戦。序盤から高安の群を抜くスピードにマッチアップしたDFはきりきり舞いになる。繰り返される縦へのドリブル突破。貪欲に勝負を仕掛けたことで、チームに推進力をもたらす。ゴール、アシストを記録するには至らなかったが、数多のFK、CKのみならずPKまで獲得したその存在感は際立った。不安材料に挙げていたスタミナは途中で切れてしまったが、猛烈なアピールはその後の出場時間を増やし、シーズン後の契約に結び付いた。人生を懸けたといっても過言ではない試合で見事に結果を残した。教師と並ぶ幼き頃からの夢であるプロ契約を自らの手で勝ち取った。そんな思い入れのある試合だからこそ、「スタートからピッチに立ちたかった」。誰よりも強い気持ちを抱えていた。
しかし、スタメン表に高安の名前はなかった。

今季初出場、初先発したFC刈谷戦、チームの低調なパフォーマンスと同調するように高安は埋没してしまう。右ワイドの高安を軸に攻撃を組み立てる戦術が裏目に出てしまった。

「左で作ってからボールをもらえればチャンスになっていた。個の力で行くのは難しかった」

そう振り返るとおり、個の力で打開できる以前の問題、つまりスピードを生かせるスペースが全くなかった。一発で裏を突こうするボールが高安の頭を越えていくシーンが多々見られた。こびりついたマークを外せない。常に苦しい状況でボールを受けるしかなかった。右サイドの血流は詰まってしまう。後半になると幾分かタッチライン沿いを疾駆できるようにはなるが、波に乗りかけたところで交代を告げられる。代わりに入ったのは小林成光。その小林は緩急自在のドリブルで高安とはまた違ったアプローチの仕方でリズムを変え、流れを掴む一助となった。縦に急ぐことよりもアクセントをつけることを心掛けたことが奏功した。迎えた三菱水島FC戦。スタメンに名を連ねたのは、高安ではなく小林であり、1ゴール2アシストに加えて先制点の起点にもなるなど、気を吐いた。

高安が登場したのは後半32分。ベンチからの指示は、こうだった。

「守備をしてから、チャンスがあれば勝負しろ」

アタッカーに対して守備を課したのはフィールドプレーヤーがひとり少なかったからだった。反撃を食い止めながら「行けるところは行こう。思いっきり」と35、43分にクロスを供給し、38分にはドリブルからCKを獲った。だが、当然、満たされるはずがない。もやもや感は払拭されなかった。

「2回くらいは勝負できた。でも、まだ、物足りない」

トレーニングで結果を残し、試合で使ってもらうことで更にアピールし、次に繋げる。ぶつ切りにならないように、点を線にする努力を怠らなかった。だからこそ、刈谷戦での乏しいプレー内容に歯がゆさをおぼえた。「たら」「れば」を言い出したら切りがない。もしも刈谷戦で相手にとって厄介極まりない脅威と成り得ていたならば、ベンチに控えることはなかったかもしれない。

ポジションを争う小林が先に目に見えるカタチでの結果を残した。負傷離脱している星大輔は柱谷サッカーを熟知しており豊富な経験も有している。戦線に復帰してくれば、高安に先発機会が巡ってくる可能性は低くなる。ジョーカーとして重宝はされても。

「スタートからやりたい。その思いは強い」

キックオフの笛をピッチで聞く11人に選ばれるために、サバイバルを勝ち抜くのに、猶予はそれほど残されていない。瞬間、瞬間の競争を制し、強烈なインパクトを植えつける必要がある。

ネタがないので……。

2008年3月26日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

岡田監督のバーレーン記者に対する強気な姿勢が頼もしい。

しかし、マチャラにアウェー、そして中東お得意の帰化選手多数と不気味さは北朝鮮を凌ぐのでは。

スカウティングにぬかりはないのだろうけれど。

噛み合わせは悪くないだけに好ゲームが期待できる。

スコアは2-2で痛み分けか。

戦々恐々

2008年3月26日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

義務教育を受けていたこの時期は敏感になっていたものだ。

おい、あいつが来るらしいぞ。

うちの学校荒れ始めてるからな。

がっつりしめられるぞ。

警戒しないとな。

なーんて、教職員が異動するたびに様々なことを考えたり。

ゾッキーが幅をきかせていた頃は、対ゾッキー専用先生がいたものですよ。

そんな役職はなかったのだろうが、使命はあったはず。

武勇伝が一人歩きなんかして。

イケイケだったそんな先生も今は教育委員会に。

隔世の感を思わずにいられない。

『キリング・ミー・ソフトリー』

2008年3月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:ヘザー・グラハム、ジョセフ・ファインズ 満腹度:☆☆

溺れてみたい。愛と、セックスに。恋に落ちるとは、あんな感じなんだろうなあ。まどろっこしくない。セックスに至るまでが。倒錯的な性行為にも憧れるなあ。ノーマルもいいものだけれども。お昼のロードショーだったからカットされていたかな過激とされる箇所は。それは残念。しかし、ジョセフ・ファインズはかっこええ。『恋におちたシェークスピア』ほどではないけども。影のある役柄は、はまるね。

コツはケツ@栃木SC通信

2008年3月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

069.JPG

・上野優作

「今日は起点になってましたね。ダテ(石舘靖樹)とのコンビもよかったですね。(浮かない表情ですが)今日は反省ですね。得失点が絡んでくるとゴールが必要になってくる。10人で失点して負けていたら僕の責任になっていた。要らないイエローだった。(アシスト以外にもゴールを決められるチャンスがありました)早く結果を出そうと気持ちが前に行き過ぎましたね。次は出られませんが、皆がやってくれると思います」

 

・佐藤悠介

「(相手も)4-4-2ではまるから、FWからプレッシャーをかけようとしたが、前だけが動いて後ろがラインを上げないで引いてきたFWにつけられ、振り向かれていた。前半は危ないシーンがあった。J1、J2ならばゴールを取られていた」

 

・小林成光

「やっと(結果が出た)。前の選手が取っていたので自分も取らなければと思っていた。ここまで準備をしてきて開幕戦で勝って、次は出られなくて、悔しかった。アシスト、ゴールと個人の結果を出さないと出してくれないと(分かった)。(刈谷戦は右サイドが詰まってしまったが)蹴り合いに皆が戸惑った。自分達のサッカーができなかった。ホームだから今日は自分達で主導権を握り、サッカーをしようと確認した。いい時間帯で(ゴールが)取れて、自分達のサッカーが出来た。90分を通して勝ち切るサッカーをやろうと今年は選手で言い合っている。後半の終盤まで押されていても、選手交代などで相手が疲れている時にゴールを取ろうと。(ゴールに関して)ゴールが見えていたので思い切り振り抜いたら、たまたま足に当たった。シュートにスイッチが切り替わるのはシュートトレーニングの成果だと思います」

 

・石舘靖樹

「(ゲームに臨む前に心掛けたことは)自分の力を出す。FWならばゴールを取る。特に変わったことをしようとは思わない。(ハーフタイムに)監督から『もう1点取ってこい』と言われ、ヘディングで1点取れた。我武者羅でしたね。狙って入ったら凄いですけど。(上野選手との関係は)意識したことはないですね。互いに自由にやっている。誰と組んでも変わらない。ボクは自由ですよ。基本を大切に後は自由に、自分のスタイルでプレーするだけです。(FW起用でしたが)2年間のブランクがあるくらい。むしろFWをやりたいくらいだった。どちらかといえば前の方が自由に自分を出せる。(当たり負けしませんね)対人プレーは弱くはないです。がしゃん、と当たるのも好きですね。(コツは)腰から入れて上半身で当たる。それから、ケツですね。ケツ」

コーラな日

2008年3月24日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

コーラとカールで胃もたれ。

おっさん化が始まっているのか?

ガツガツ食ってたのになあ、昔は。

お菓子が食えなくなると困る。

コーラも飲めなくなると。

漫画『シュート』で久保さんがコーラの炭酸を抜いてから飲んでいたのを真似したなあ。

部活帰りに。

まあ、こちらは変化球でバナナコーラだったけれども。

あの不思議な味はプライスレスだよねー。

コーラといえば、もうひとつ。

部活の元顧問が冬場にコーラを温め、水筒に入れて持って来ていた時には引っくり返ったね。

そんな裏技もあるのか、と。

ありゃ変わり者しかできんよ。

 

今週は西川田中心でトレーニングが行われる模様。

1日くらいは顔を出さないと。

本当は毎日、通いたいのだけれど。

交通費も馬鹿にならないから。

鹿沼は電車にバスがなくて困るが、県総合ならば比較的交通の便がいいからね。

栃木スタンダードですが。

 

なんかぼやいたの久々だなあ。

いかん、更新が滞ってしまった。

『ボールの循環』@栃木SC通信

2008年3月24日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

喘ぎながらも勝点3を持ち帰ってきたFC刈谷戦から中2日。「技術、運動量の差が出た」と三菱水島FC・熊代正志監督が語ったように、力量には開きがあり、加えて小細工せずに戦ってくれたことも割り引かなければならないが、栃木SCのボールの循環は格段によくなっていた。

「相手のボランチ、ワイドの選手が(プレッシャーに)来難いところでボールを受けることが大事。食いついてきたらダイレクトでクサビを入れればいい」

拙かったビルドアップ。修正を施すことができたのは、落合正幸のポジショニング、ボールの引き出し方が絶妙だったからだ。最終ラインで味方DFがボールを持つ。スッとポジションを右寄りに移す。相手のプレスの餌食にならない、味方がボールをつけ易いアングルを作り出す。さりげないがしかし、機転の利いた動きがリズムを生んだ。

供給源がボールをくまなく散らせば、攻撃が一定のポジションに偏る弊害は生じない。前節、際立ったアンバランス、右偏重。三菱水島戦では是正されていた。ポゼッションが可能になり、両サイドにボールが振り分けられ、チーム戦術であるボールを奪ったら即座にトップへ預ける作業も滑らかに行われていた。「使い分け」「バランスが上手く取れていた」(柱谷幸一監督)ことが、5―0の圧勝として結実した。

組み立て役を担った落合。前半38分、ピンポイントの大きなサイドチェンジを佐藤悠介に通す(シュートはGK正面)。残念ながらアシストは記録できなかったが、2試合連続ゴールよりも正確なキックからの決定的なパスは強烈なインパクトを残した。展開力、そして高い守備力。攻守に卒がない。

大勝にも本人は浮かれた様子を見せない。前線からのフォアチェックが機能していたことから比較的楽にボールを奪えた。連動してうまく罠にはめることが出来た一方で、ドリブルでかわされたシーンもあった。奪い方がよければ、いい攻撃を仕掛けられることが分かっている。だからこそ、「潰しに行くところと、行かないところをはっきりさせたい」と、メリハリをつけることの重要性を口にした。

2ゴールはいずれもセットプレーから。「流れの中でゴールに絡みたい」との欲も窺わせるが、期待されている守備面できっちり仕事をこなすことが自己の存在価値を高めることを忘れてはいない。

ゴールに目が眩むことなど、ない。

「ここ3試合、オチは攻守に安定している。アンカー気味のポジションを取っているが、あそこが安定するとゲームも安定してくる」

柱谷監督は落合をそう評する。

刈谷戦の後半、パワープレーに移行した際、ボランチは2枚から1枚に削られた。ワンボランチを務めたのは落合。高さを利して蹴り込まれるボールを弾き返し、球際の強さを発揮してカウンターの芽を摘んだ。勝機を手繰れた一因として、前半はボロボロだった中盤が持ち直したことが挙げられる。落合の踏ん張りが、自身のプロ初ゴールと勝点3に結び付いた。指揮官は賛辞を惜しまなかった。

舵取り役がハンドル操作を誤らなければ、航路から外れることはない。

 

※試合開始時間ギリギリでスタに着いたために満足に写真が撮れず。今回は写真なし。味気ない。

『滞りなく準備はできている』@栃木SC通信

2008年3月24日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

077.JPG既に横山聡、高安亮介と2枚の交代カードは切られていた。スコアは4―0。残り時間を考えれば、栃木SCの勝利は動かない。控えに回った選手の中にはアップを止め、戦況を見守る者もいた。そんな中、ひとり黙々と前後左右にステップを切る。ゴール裏に配されたコーンを相手に。ベンチから呼ばれる可能性は限りなく低いかもしれない。しかし、久保田勲が、動きを止めることはなかった。汗を流し続け、その時を待った。

後半42分、佐藤悠介に代わりピッチに立つ。与えられた時間はロスタイムを含めて5分にも満たなかった。収まったポジションは本職のボランチではなく、佐藤が配されていた左ワイドだった。大量リードしているとはいえ、ひとり退場者を出していた。守備固めとして柱谷幸一監督が送り出したことは容易に想像できる。現にコーナーフラッグ付近でボールをキープして時間を潰した。それも、試合をきっちりと閉める“クローザー”に課された役割のひとつである。思惑通り時間は削られていった。

突如、好機が巡ってくる。ピッチ中央の横山聡から、左サイドのスペースへとパスが供給される。サポートに入ったのは久保田だった。トラップでマーカーを剥がし、躊躇いなく左足を一振り。強シュートはゴールネットを激しく揺さぶった。ボールを受けた際、背後から「ストップ」の声が掛かったという。

「パスを出そうかと思ったが、時間帯も考えてシュートを選択した」

これが吉と出る。鋭利なカウンターから追加点をもたらしのだから。

ゴール後、落合正幸に促され、ゴール裏に陣取ったサポーターの元へと駆け寄る。刹那、久保田の脳裏に過ぎったのは栃木SCに加入したばかり、一昨年の鳥取戦だという。ホームゲーム、土壇場で勝利をもたらしたのは左足。それも、ミドルレンジからのシュートだった。

「昨年は(ゴールが)0だったので、入ってよかった」

胸を撫で下ろし、日頃のトレーニングの成果?と問われると、「まあ、そうですね」とはぐらかした。

久保田は知っている。「出してもらった時にしっかりプレーできないと使ってもらえない」ことを、「しっかり準備をしていれば不測の事態が起きた時にチャンスを掴み取れる」ことを。昨季途中、米田兼一郎(現・徳島ヴォルティス)の加入により、ポジションを失った。出場機会を得たのは、堀田利明(現・ヴェルフェたかはら那須)が佐川急便SC(現・SAGAWA SHIGA FC)戦で負傷離脱したからだったが、それまで入念に準備を行っていたことで、一度手にしたポジションを他人に譲ることはなかった。

日々のトレーニングを大事にする姿勢は入団当初から変わることがない。常に向上心を持ち続けている。「たくさんある」という足りない部分を補うのは、もちろんトレーニング。

久保田は言う。

「短い時間の中でプレーすることは難しいが、いかに準備ができるか。準備不足で後悔はしたくない。いつ使ってもらってもいいように準備をする」

こつこつとアピールをすれば、結果を出せば、「出場時間は自ずと伸びる」「スタートから起用される」と信じている。そして、「ボランチでプレーしたい」と強く欲してもいる。レギュラーを張る落合と向慎一からポジションを奪う準備も、滞りなくできている。

レポート:対三菱水島FC戦@栃木SC通信

2008年3月23日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

058.JPG開幕からの3試合を3連勝と上々のスターとを切った栃木SC。勝点9を獲得した連戦を終え、柱谷幸一監督が振り返る。

「負けていてもおかしくはないゲームだっただけに、第2戦を取れたことは大きかった」

ポイントに挙げたのは、蹴り合いに個々が戸惑ったFC刈谷とのアウェーゲーム。度重なる窮地を守備陣が耐え忍び、勝点2の喪失を覚悟したロスタイム目前、間接FKからゴールをこじ開け勝利を手繰った。些か幸運にも恵まれるが今季のテーマである勝点1を勝点3に転換できたことは小さくなかった。小林成光は言う。「(連勝することで)勝ち方が分かってくる。踏ん張れば点を取れる、と思える。ネガティブな考えは浮かんでこない。いい流れができる」。敗戦、或いはドローをも覚悟したタフなゲームを制した自信と浴びたJFLの洗礼。それらがゴールショーの要因となったことは言うまでもない。

試合前、栃木SCは思い通りに事が運ばなかった前節の反省を生かすために、主導権を握り、自分達のサッカーを前面に押し出すことを確認した。スタメンは上野優作と石舘靖樹が2トップを組み、中盤は左ワイドに佐藤悠介、右ワイドに小林、落合正幸と向慎一がダブルボランチに配され、左から斎藤雅也、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田佑樹がDFラインを形成し、GKは小針清允が務めた。

2戦2分け。三菱水島FCの陣容も4―4―2だった。

不安定な立ち上がりも、上野が連続してゴールに迫るとリズムが生じ、6分に先手を取る。Pボックスへ侵入されるも事なきを得るとカウンターが炸裂。佐藤が右へサイドチェンジし、小林が背後へパスを送り、上野が落としたボールを石舘が冷静に流し込んだ。あっさりとゴールネットを揺らし、「後ろからのボールに強い」上野と石舘が良好な関係性を築いたことで優勢に試合を進める。13分、再び佐藤が起点となり、上野のポストプレーから今度は走り込んできた小林が強烈なミドルシュートを突き刺した。「放り込むだけでチャンスになった。バランスを崩さずに攻撃できた」とは、引き立て役を担った上野。奪ったボールはすぐさま前線の2人へ。三菱水島の守備陣形が整わないうちに、鋭く速い縦へのシンプルな攻撃を仕掛けたことが見事にはまった。

長身の松永一慶をリザーブに回し、「動ける選手を選んだ」(熊代正志監督)三菱水島。小柄な菅康介、中川心平が、こちらもカウンターからゴールに襲い掛かる。GK小針の俊敏な反応がシュートを防ぐも、フィニッシュにまで持ち込まれることは頂けない。アドバンテージを有していても、常にアラートな状態を保持しなければならない。集中力の欠如が失点を招くことは、開幕戦で経験済みのはず。GK小針への依存度を減らしていかなければならない。

難を逃れた栃木SCはFKから鷲田が競り落としたボールを、ゴールライン際で小林が残し、最後は落合がプッシュ。プロ初ゴールを記録した刈谷戦をなぞるような、泥臭いゴールを決めた。「皆が繋いでくれて押し込むだけだった。でも、3点目は重要。次は流れの中で絡んで取りたいですね」。

最初の45分で3ゴールを叩き出すも、反撃を許した時間帯に関して注文をつけた柱谷監督。「あと3点は取ろう」とハーフタイムに指示し、選手を送り出す。

後半4分、小林の右クロスをニアサイドで石舘がダイビングヘッド。柏レイソルでは左ワイド、サイドバックが主戦場だったが、元来は前の選手である。自分の色を出せるFWのポジションでの先発起用に発奮。「ボックス内で力を発揮できる」(柱谷監督)ことを証明した。「サポーターに魅せるプレーを好む」石舘は、前半44分に続き、後半9分にもオーバーヘッドを繰り出し、さらに14分には胸トラップからスキルフルな反転シュートを放つ。「調子に乗り過ぎましたね」とは言うものの、悪びれる素振りなど全く見せず、「決まっていたらヒーローでしたね」と、むしろ悔しさの方が勝っていたようだった。

前線で体を張り、ボールを収めていた上野だが、「早く結果が欲しくて気負っていた部分があったかもしれない」と、ボックス内でルーズボールに飛び込んだ際、足裏を見せたとして本日2枚目のカードを提示される。ピッチから追い出された。数的不利に陥るも栃木SCは動じない。中盤とDFラインが綺麗なラインを引き、アプローチを掛ける位置を明確に定めたことで、要所をしっかりと抑える。好機を作らせなかった。

守備を固めてリズムを整えたことが実を結ぶ。素早い攻守の切り替えから途中交代の横山聡が粘り、左サイドを駆け上がってきたこちらも途中出場の久保田勲に叩く。その久保田はDFを振り切ると左足一閃。持ち味のひとつである、どこか懐かしい匂いのするミドルシュートでゴール右上段を射抜いた。あのプロセス、弾道は、現広報・吉見康之が現役時代に対ホンダFC戦で描いたものと酷似していた。

昨季ゴール数0だった久保田の最高のアピールが幕引きとなり、栃木SCは開幕3連勝を望外の5ゴールで飾った。

「一人少ない中でゲームを作れた。流れをよく見て、自分たちのやらなければならない仕事をやってくれたのは大きい。長いリーグ戦を考えればサブの選手が入り、結果を残せたことはよかった」(柱谷監督)

退場者を出してしまいプランが崩壊したことに落胆する一方で、10人でベンチの意図したプレーが体現できたことをポジティブに捉えてもいた。

1週間後には準加盟クラブ同士の対戦、対ガイナーレ鳥取戦を控える。ひとつの山場へ向けて、柱谷監督は現在の胸中を吐露した。

「自分達のスタイル、サッカーをする。相手によってやり方を変えるのではなく、自分達のスタイルで戦い、勝つことが今は大切」

スカウティングを怠ることはないが、練りに練りこんだ方策を用いることもなさそうだ。過去3戦で蓄積したものを全てぶつける。真っ向勝負を挑む気構えでいるのではないだろうか。それで敗れるようならば、力不足を認め、再スタートを切ればいい。再構築も可能な時期だけに当然ながら逼迫した様子は伺えない。

JFL前期第3節 栃木SC5―0三菱水島FC戦 @栃木県グリーンスタジアム 観衆4275人

〈栃木SC〉交代:石舘(→横山)、小林(→高安)、佐藤(→久保田)

〈三菱水島FC〉GK永冨裕尚、DF松岡宏晃、坂口遥、萩生田真也、三宅一徳、MF山下聡也、丸山拓志(→松永一慶)、川口正人、田丸誠(→日笠山優)、FW菅康介(→上田隆央)、中川心平

対三菱水島FC戦@栃木SC通信

2008年3月23日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

前半:3-0。

後半:2-0。

ファイナルスコア:5-0。

得点者:石館靖樹×2、小林成光、落合正幸、久保田勲(栃木SC)。

順位:首位(勝点9)

快勝!!

※マッチデー読んで頂きありがとうございました。小休止後にレポート、コラムを順次アップしたいと思います。

いっそがしい

2008年3月22日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

連戦で『数字』を買う暇すらない。

いっそいで買いに行かないと。

高校生の手垢がついてしまうので。

あれがもっともイライラする。

『数字』コレクターとしては。

さて、リフレクでも行きますかぁ。

プレーバック:対三菱水島FC戦@栃木SC通信

2008年3月22日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

※メンバーが大幅に変わっているために参考にならない可能性大

昨シーズンまで栃木SCに在籍。今シーズンから三菱水島FC(三菱水島)に籍を移した萩生田真也は言った。

「栃木を出て(サポーターの)ありがたみが改めて分かった。独特の応援は凄い」

秋田は仁賀保でのドローにより4位との勝ち点差はとうとう二桁の10となり、残り試合数を考えれば昇格は限りなく厳しいものになった。過酷な現実を突き付けられるも、サポーターは諦めていなかった。1時間前のスタンドは閑古鳥が鳴いていたが、試合開始時間が近付くに連れてメインスタンドは埋まり始める。秋の温かな陽射しに照らされたバックスタンド芝生席も家族連れや子供達の姿が目に付くようになる。公式記録によれば3734人が足を運んだ。平均観客動員数4506人には及ばなかったが、極端に落ちることもなかった。客足が遠のいてもおかしくはない状況に置かれても、これだけのサポーターがスタジアムに集結してくれたことに選手、スタッフ、クラブは感謝しなければならないだろう。

対TDK SC戦後、入れ替えを示唆した通り、栃木SCはスタメンをいじってきた。陣容はGK原裕晃、4バックには左から石川裕之、谷池洋平、山崎透、高野修栄、中盤はボランチに米田兼一郎と久保田勲、左ワイドに小林成光、右ワイドに高安亮介が入り、前線は横山聡が上野優作とパートナーを組んだ。 片野寛理、只木章広、小原昇に代わり、石川、高安、横山聡が起用された。

前節アローズ北陸に1―2で敗れるも、手応えを感じた三菱水島は、ここまで10ゴールの松岡大輔がサブに回った。元栃木SCの長身FW松永一慶がトップに入る4―5―1を敷いた。

電光石火の一撃が炸裂した。ショートCKから久保田のクロスをフリーの横山聡が叩きつけるヘディングシュート。開始1分の出来事だった。鮮やかな先制劇。

「プレッシャーを前線から中盤から掛ける。失った瞬間に速いプレスを掛け、相手が逃げてきたら後で跳ね返す。前半から飛ばし、ハイプレッシャーを掛けさせた」(柱谷幸一監督)
 
幸先のいい先制点がリズムを生み出す。「リラックスできた」(久保田)栃木SCは攻守に積極的だった。秋田では拾えなかったセカンドボールを米田と久保田が拾いまくる。上野と横山聡のフォアチェックに、ボールの誘引。小林と高安はサイドからゴリゴリ仕掛けた。そして、連動した守備からの素早い攻守の切り替えで圧倒。

「ボールに対して一歩、二歩と寄せる意識の差が大きかった。ファーストDFが狙い、周囲も狙う。後はやり易かった」(谷池)

15分には高安が山崎からのサイドチェンジのボールを受け、トラップと同時に松岡宏晃と入れ替わりPKを獲得。上野がこれを外すも大勢に影響はなく、依然としてイニシアチブを握ったまま試合を押し進める。

「当てるのが精一杯でした。自分じゃないみたいでしたね」と取材陣を笑わせながら、「後がないので結果が出てよかった」と一転して真剣な眼差しで語ったのは横山聡。ボールを掻っ攫った小林の左クロスはニアサイドの上野の頭上を越える。逸機したかに思われたがファーサイドへと走り込み、滑り込みながら懸命に伸ばした右足でゴール上段にダイレクトボレーを突き刺した。ハートの伝わるスーパーな一発。 2度目の”ゴリダンス”は控え目だった。
 
その後も圧を掛け、好機を作りだし続けた栃木SCは、終盤にCKから谷池が2戦連発弾。「嬉しいが、これから不吉なことが起こりそうで恐い」とおどけるほど喜んだ。窮地はロスタイムにGK原の頂けないプレゼントパスから中川心平にシュートを許したシーンだけだった。

「前期と運動量、攻撃の組み立てが違った。スペースの作り方が上手く、正直サッカーのレベルの差を感じた」
 
敵将・熊代正志監督も脱帽するほど、出来過ぎた前半だった。
 
些か集中力に欠けた後半の頭。高松健太郎にフリーでシュートを浴びる。が、GK原が好守で凌ぐ。先程のミスを帳消しにした。肝を冷やすも危機を脱すると緩みは消え、再び三菱水島ゴールへと襲い掛かる。スムーズに敵陣へと侵入するスピード感のある攻撃は迫力満点だった。横山聡、小林が立て続けに絶好機を迎える。だが、自ら潰してしまうと、僅かに天秤の針は相手に傾く。 ロングボールを多用し、高松が忙しなく動き回りながら起点となり攻勢に立つ。アドバンテージを有していたことからポゼッションを高め、いなせればよかったのだが、まともに攻撃を受けてしまった。課題が残った。
 
「夜勤明け」でガス欠を起こすも最後まで試合を捨てない、ファイトする三菱水島の反撃に手を焼いたが、途中投入のインパクトプレイヤー深澤幸次が留めを刺した。44分に左サイドを駆け上がり横山聡のハットトリックを完成させるお膳立てをし、終了間際には左足一閃。強シュートをぶち込んだ。

「何回もチャンスを与えられ、ゴールというカタチが欲しかった。ボールを受けたら打とう、と思いました。ライバルでスタメンの高安の存在がシュートを打たせた」
 
何時になく饒舌に深澤はゴールシーンを振り返った。高安の活躍が刺激となり待望のゴールに繋がった。生存競争が奏効したといえる。
 
今シーズン最多の5ゴールで圧勝。

「これまでは安定感があるもアグレッシブさに欠けた。決定力、スピード感が不足して点が取れなかった。トレーニングを積み自分達のスタイルがよくなっていることは感じていたが・・・攻撃のスピード、決定力がないところが今日は上手く出せた。今後も前半のテンポの試合をやりたい」

指揮官は表情こそ崩さなかったが、結果に内容が伴った試合に満足げだった。
 
マンネリ化した試合前の花火とは異なり、いつ見ても大量得点の“打ち上げ花火大会”は飽きがこない。遅きに失した感は否めないが、5発の花火はどれもが美しく、心に響いた。

JFL後期第11節 栃木SC5―0三菱水島FC 観衆3734人 @栃木県グリーンスタジアム

〈三菱水島FC〉GK永冨裕尚、松岡宏晃(→三宅一徳)、小原一展、萩生田真也、木村卓也、渡辺晋平(→岸田茂樹)、山下聡也、川口正人(→曽根祐一)、中川心平、高松健太郎、FW松永一慶

〈栃木SC〉交代:上野優作(→山下芳輝)、高安亮介(→永井健太)、小林成光(→深澤幸次)

 

『柱谷サッカーを完成させるのに不可欠なラストピース』

絶望の淵に追いやられた秋田遠征での収穫は、高安亮介と深澤幸次の果敢なドリブル突破だった。いや、正確をきすならば、“だけ”だった。全体的に低調だったチームにあり、フレッシュな両者の立ち向かって行く姿勢には、心を揺さぶれるものがあった。柱谷幸一監督も例外ではなかったのだろう。一定の評価を与え、こう述べた。

「(深澤)幸次と高安のサイドからチャンスを作れた。そこは多少、収穫だった。これからはガリガリやれる選手、ポジションを取るというひたむきな選手にチャンスを与える」
 
修学旅行の引率により只木章広のコンディションが万全な状態ではなかったにしろ、高安に出場機会は巡ってきた。しかも、待望のスタートから。

「初めてのスタメン。今まで出られない時間が長く、一生に一度のチャンスだと思ってやりました。精一杯DFしてゴールに絡む。とにかく走ろう、と」
 
早速、開始1分に生まれた横山聡の先制点に絡んだ。その後も「走る。前へ仕掛ける」アグレッシブさを前面に押し出す。CK、FKをもたらした。

PKをゲット(キッカー上野優作は失敗)したシーンは殊に秀逸だった。サイドチェンジのボールを絶妙のトラップで前方へと落とす。ワントラップでマーカーを抜き去った。間合いを計り損ねたDFは置き去りにされ、後追いになりたまらずファウルを犯す。裏を取られ、PKを与え、イエローカードをもらった三菱水島FC松岡宏晃。「DFがPボックス内で裏を取られてはいけない。イエローをもらい退場して10人になるのを恐れ」(熊代正志監督)引っ込められた。PKを獲得し、さらに対面の選手を“退場”させもした。「若いし、キレがある。DFにとっては勝負されるのは嫌ですね」と元栃木SCの萩生田真也が言う通り、厄介で脅威を抱かせるプレイで存在感を示した。敵将・熊代監督も絶賛した。「スピードがあり、自分の使いたいスペースを作り使えていた。うちとしては抑えきれなかった」。

「すいません。足、攣りました。でも、セーブしてプレイするよりも、仕掛けたかったので」

常に勝負を挑んだ。貪欲で、好戦的だ。3人に囲まれても、もろともしない。特長である切れ味鋭いドリブルで縦へ縦へと突っかけ続ける。右サイドを共に崩した横山聡には、決定的なラストパスを供給した。しかし、繰り返されたドリブルは体力を削った。疲労は極値に達していた。後半20分過ぎ、ピッチに倒れ込む。これまで臨時講師の職にあることからトレーニングは専ら夜が中心だった。今週は職場に都合をつけ、昼のトレーニングに参加できるよう取り計らってもらった。周囲とのコミュニケーションを深めるに至るも、スタミナは容易に付くはずがない。分かっていた。最後まで持たないことを。それでも、体力を温存しながら90分ピッチに立ち続けることよりも、行けるところまで行く、ことを選んだ。

フィジカルに課題を残すも、良くも悪くも安定感が売りだったチームに高安という異物が混じったことで、前への意識は格段に増し、推進力が生じたことは紛れもない事実である。「4―4―2のワイドは縦へ行ける、局面を打開できる、スピードがある、などの要素がないと攻撃力が出ない」。高安が披露したプレイは柱谷監督が求めていたものであり、柱谷サッカーを完成させる上では必要不可欠なピース。守備ブロックを機能させるためにワイドには只木と小林成光が起用され続けてきたが、リトリート(一旦、下がり守備陣形を整える)よりも前からハイプレッシャーを掛ける戦術が吉と出たことで、今後は高安が重宝される可能性も出てきた。

「学校の都合でトレーニングに参加できなかったが、只木が不在ということで是非使いたかった。元々ポテンシャルは高く、これくらいは出来ると思っていた。使っていくことで伸びていく。あと1ヶ月で今シーズンが終わるが、学校側と調整をして高安が出られるようにしたい」(柱谷監督)
 
起用すれば期待に応えてくれると想定はしていた。活力となり、チームに勢いを付けられると。だが、ライバル深澤の闘志にも火をつけ、望外の5ゴールを得る原動力になるとまでは、柱谷監督も予想がつかなかったに違いない。

「レギュラーが確定したわけではないので、改めて競争へ向けて頑張ります」
 
強気に攻め、化学反応を起こしたアタッカーは謙虚に語るも、定位置争いに堂々と名乗りを上げた。

『緩急』@栃木SC通信

2008年3月22日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

shin2.JPG明らかなアンバランス。戦略のひとつならば、個人のキャラクターを生かすならば、十分に合点が行く。それにしても、偏り方は顕著だった。時間を経るに連れて疑問がもたげてくる。単に意固地になり、執着してしまっているだけではないのか、と。右ワイドに先発起用された高安亮介の突破力とスピードに。右偏重は一向に是正される兆しが見えないどころか、ズブズブと泥沼にはまっていった。

「上手くビルドアップできなかったのが全て。同サイド、同サイドで行くのは難しい」
 
柱谷幸一監督は、問題点をそう分析した。例えばGK小針清允が右サイドバック岡田佑樹にボールを預ける。その時点で相手の陣形は崩れていない。高安の対面の選手も万全の準備を整えて待ち構えている。それでも、強引なまでにパスを通そうとした。いくらスピードがあっても、スペースを消されてしまっていては、抜きに掛かるのは容易ではない。目的地までの最短ルートを選択するあまり、攻撃が淡白になってしまった。進路を塞がれた高安はピッチから消去された。脅威を与えるべき場所が逆に足かせとなってしまう。
 
DFラインとボランチがポゼッションしながら機を伺い、サイドチェンジ、或いはコンビネーションを駆使して局面の打開を図っていくのが本来の栃木SCのスタイルである。一か八かのギャンブル的なパスを利すことは皆無に等しい。
 
ボールを散らす役割を担う向慎一は、「高安さんのよさを生かそうと、右、右になってしまった。相手もケアーしてくる。真ん中でボールを動かして、左にもっていくべきだった」と自ら選択肢を狭めてしまったことを激しく悔いた。続ける。「変化をつけられればよかった。ボク、(佐藤)悠介さん、(斎藤)雅也が起点になれれば、面白いサッカーになった」。

高安の速さは熟知している。それは、対戦相手のFC刈谷も同じこと。当然、警戒してくる。工夫が施されていない、安易なパスを出しても読まれてしまう。マークも剥がれない。一旦、逆サイドに振る、或いはボランチ、トップにあててから、右へはたく。単純な揺さ振りができていなかった。それどころか、一点に意識が集中してしまったことで、反対サイド、つまり左サイドは放置されたままになってしまった。佐藤は「ボールが触れないとリズムが作れない。ストレスが溜まった」とあけすけに話す。
 
高安の存在感が際立つのに45分以上を要してしまう。後半、上野優作がピッチに送り出されると、攻撃に緩急がつく。鳴りを潜めていたサイドアタックがようやく機能し始める。上野というワンクッションを挟んでから、サイドに展開したことで活性化が図れた。

直線で目的地に到達するのではなく、迂回したことが奏功する。良質なサイドからのアタックを可能にするためには、回り道も欠かせない。そして、修正能力も。「ゲーム中に、ボールが動いている時に修正するのはなかなか難しい」(柱谷監督)。だが、刻一刻と移り変わる状況に手をこまねいているわけにもいかない。「全部が全部、上手くはいかないが、悪い時間帯を減らして、いい時間帯を増やしていかなければならない」と佐藤は自省しながら、劣勢をイーブンに、更に攻勢に転じられるような能力を磨く必要性を説いた。

満遍なく両サイドからアタックを繰り出すには、能動的にサッカーを押し進めるには、コミュニケーションと連携を深め、気脈を通じ合わせることもまた、重要である。  

レポート:対FC刈谷戦@栃木SC通信

2008年3月21日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

kobari.JPG 

不快感を包み隠さない。

「全然、駄目でしょう。つまらない。面白くないゲームだった」

収穫は「勝っただけ。でも、それが大きい」と付け加えたが、キャプテン佐藤悠介は思うに任せないゲーム展開と自身のパフォーマンスに誰よりも苛立っていた。

柱谷幸一監督曰く、「悪条件が重なる」。アウェー、しかも18時キックオフのナイターゲーム。スタジアムには弱くはない風が舞い、降り続いた強い雨は止んだがピッチコンディションは芳しいとはいえず、ホーム開幕戦のFC刈谷は鼻息が荒かった。

冗談を交えて佐藤は言う。「風がなく、打ち合ってくれればいいゲームが出来る」。正面から堂々と組み組み合えれば魅力的なサッカーを披露でき、なおかつ勝利も高い確率で約束できる自信があるのだろう。しかし、リーグで圧倒的な戦力を有する今季の栃木SCに真っ向勝負を挑んでくるチームは数えるほどだろう。先ずストロングポイントを消す手を打つのが定石。結果的に勝点3を得ることになるが、刈谷が練り上げた戦術を徹底したことでJFLの醍醐味、一筋縄ではいかないことを思い知らされた。

開幕戦を3―1でものにした栃木SC。ローテーションを用いることをほのめかしたものの、大幅なメンバー変更はなかった。陣容はGK小針清允、DFラインは左から斎藤雅也、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田佑樹、ボランチを落合正幸と向慎一が組み、左ワイドに佐藤、右ワイドに初先発の高安亮介が入り、2トップに起用されたのは松田正俊と横山聡。FC琉球戦から上野優作と小林成光が外れ、ベンチに控えた。

3―0。刈谷も開幕を飾った。その3ゴール全てに絡んだ和多田充寿はリザーブに回った。故障でもしたのだろうか。フォーメーションは攻撃的な4―3―3。

開始1分と経たずに先制パンチを浴びる。ラインを上げ損なったところにスルーパスを通される。伊藤智弘のシュートはGK正面を突くも、不穏な空気が漂う。9分にも背後をあっさりと取られ、フリーで平林輝良寛にシュートを打たれてしまう。

「意図的ではないが前に前にボールを入れてきて、セカンドボールを拾う。予想はしていたが、うちがセカンドボールを拾えずに、相手に拾われて攻撃されてしまった」(柱谷監督)

風上の刈谷はラッシュをかけた。変則的な3トップに供給されるアバウトなロングボールに苦しめられる。センターバックが弾き返しても、セカンドボール争奪戦で後手を踏み、攻守交替が図れない。平林の力強いドリブル突破に、アンカー酒井康平の巧みなボールさばきが加わり、劣勢の時間帯は延々と続く。

「セカンドボールを拾えていた部分もあるが、引いてしまったので前で自由にやらせ過ぎてしまった」と向。中盤を省略されたことで、プレスを掛けてボール奪取からカウンターを繰り出すことができなかった。全体が間延びしてしまい、食い付けない。

 

FKからの伊藤のヘディングシュートはGK小針が辛うじて防ぎ。石川高大の右クロスにファーで平林がダイレクトで合わせるも僅かに枠を反れる。 難を逃れるも、攻撃は右のアタッカー高安、一辺倒。左から組み立てるケースは皆無に等しかった。2トップが前に張り付いてしまいボールが収まらず、ビルドアップも拙かったことでカタチすら作れない。縦に攻め急ぎ過ぎた感は否めなかった。高安は消されてしまう。

フラストレーションを溜める一方の栃木SCに対して刈谷は、自分達のゲームプランを着実に遂行し、立て続けに好機をこしらえた。エース和多田の不在が響き、ゴールこそ割れなかったが45分間を完全に掌握した。滅多に対戦相手を褒めない柱谷監督も脱帽するほどの出来だった。

低調な前半を終えて迎えた後半。数多の危機を無失点で切り抜けられたことは小さくなかったようだ。落合は言う。

「リセットして、押し込んで行ければチャンスができる、というイメージは出来上がっていた」

前半同様、後半もいきなりどっぷりと冷や汗をかかされるものの、シュートミスに助けられた。ドリブルに対する守備がまだ覚束ない。改善点として挙げられるだろう。これはトレーニングマッチから持ち越されている課題である。

 

命拾いした栃木SCはFKから松田正俊がジャンプ一番。頭ひとつ抜けるも、叩き切れずに枠を越えた。再び松田正俊。今度はカウンターからGK石川扶と1対1になり、ループシュートを放つがゴールネットに収められなかった。逸機したものの、連続して得たセットプレーから流れを手繰り、上野優作の投入で起点が設けられると、高安も躍動し始める。だいぶ右から崩せるようになったが、無常にも高安は下がられ、小林がピッチに入る。高安を引っ込めたことで推進力が削がれるかに思われたが、独特のリズムを有する小林のドリブルは効果的であり、キープ力も兼備していることから右サイドバック岡田が駆け上がれるタメを構築できた。その岡田がゴール前まで顔を出し、左足を振り抜くもGKの正面に飛んでしまう。

残り15分を切ったところで石舘靖樹イン。トップ下に配し、中盤をボックス型から、落合をアンカーにしたダイヤモンド型に切り換えた。Pボックス周辺に人数を割き、パワープレーを敢行。クロスの雨を降らせることでプレッシャーを与え、刈谷を押し込めることに成功。

ロスタイムに片足を突っ込んだ土壇場の44分、バックパスをGKが手で処理したことで間接FKを手にする。Pボックス内、ゴールライン際の難しい角度。プレースキッカー小林からボールを引き出したのは、ひとりゴールから遠ざかった佐藤。「ヒットせずにボテボテ」のシュートはゴールへ向かう。両軍入り乱れての混戦、肩を脱臼させながら体ごと突っ込み、左足でゴールネットを揺らしたのは落合だった。ゲームをイメージしながら取り組んだセットプレーの成果が表れた。

「完全にオレっす。別にマツ君(松田正俊)のゴールでもいいですけども・・・・・・。体ごと飛び込んだ?突っ込んでないと入ってないです」

ゴールの感触を問われると、そう笑いを誘った落合。表情を一変させて語る。

「勝ち続けることで勝ちのリズム、勝ち癖がつく。今日のような勝ち方をすると、前半の内容が悪くても勝てるのではないか、と思えてくる」

苦境に立たされても守備陣が粘りに粘り、千載一遇の好機を確実にゴールに結び付けることが、勝点3を取ることが重要であると話した。

「今日は勝点を取れなくてもおかしくなかった。1の可能性も十分にあった。(内容が)悪い時に1点を取って勝ち切ることで勝点を積み上げられる」

柱谷監督は安堵の表情を浮かべながらも、「選手は納得していない。勝っても喜んでいないことが表情から読み取れた。内容も上げていかなければならない」と、中2日でのホームゲームではアグレッシブに戦い、観衆を満足させることを誓った。

JFL前期第2節 FC刈谷0―1栃木SC @ウェーブスタジアム刈谷 観衆592人

〈FC刈谷〉GK石川扶、DF田上裕、松田勉、西原拓巳、石川高大、MF平林輝良寛、酒井康平、日下大資、FW社本将成(→森山大地)、伊藤智弘、原賀啓輔

〈栃木SC〉交代:横山(→上野)、高安(→小林)、向(→石舘)

短評:対FC刈谷戦@栃木SC通信

2008年3月21日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

滑らかな立上がりをみせたのは風上、ホームのFC刈谷だった。開始早々にシュートを放つと、前線に配した3枚目掛けてボールを蹴り込み攻勢に立つ。平林輝良寛、伊藤智弘がゴールを脅かす。GK小針清允を中心に守備陣が踏ん張り難を逃れるも3、4点失っていてもおかしくはなかった。単調な攻撃に終始した風下の栃木SCは向慎一のシュート一本のみ。それも前半の42分に記録したもの。いかに苦しみ、カタチが作れなかったかが理解できる。

いきなり肝を冷やされた後半。セットプレーから流れを幾分か引き寄せ、交代出場の上野優作が起点を構築。敵陣に攻め入ることが可能となる。しかし、決定打を欠いた。残り15分。前に厚みを持たせてパワープレーに打って出る。圧力を掛け続け、刈谷GKがバックパスを手で処理したことでFKを得る。サインプレーが見事にはまった。一人ゴールから逃げるようにしてボールを受けたのは佐藤悠介。シュートはミートできなかったが、枠を捕らえていたことが奏功した。ゴール前の混戦を落合が制す。ロスタイム目前に決勝ゴールを手にした栃木SC。辛うじて勝ち点3を積み重ねた。

「うちのサッカーが2、3割しかできていなかった」と柱谷幸一監督。それでも、「内容が悪くても粘って、結果を出したことは評価してあげないといけない」と選手を労った。

※今日はは自宅に戻れないのでこれくらいで。申し訳ない。誤字・脱字・乱文失礼。明日しっかりレポートします。

JFL前期第2節 FC刈谷0-1栃木SC @ウェーブスタジアム刈谷 観衆592人

右じゃなくて左

2008年3月20日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

右側に倒れたのに左足が痛い。

それも足首。

痣が出来てやんの。

おっかしいなあ。

膝の裂傷は既にかさぶたになりつつあります。

まだまだ回復力は衰えていないようです。

おっさんじゃないんだ。

そうそう、働くオッサン劇場に登場していたオッサンがモニターとして別番組に出演していた。

これを見逃していない人はかなりのオッサン通ですよ。笑

プレーバック2007:対FC刈谷戦@栃木SC通信

2008年3月19日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

※メンバーが大幅に変わっているために参考にならない可能性大

11月29日、クラブ側から今季での契約満了選手が発表された。プロ選手21名のうち12名が首を切られた。名を列挙する。北出勉、谷池洋平、高野修栄、片野寛理、金奇徳、石川裕之、山田智也、茅島史彦、永井健太、西川吉英、吉田賢太郎、山下芳輝。「残す選手は10人前後」(柱谷幸一監督)。大ナタを振るうことは予想できていたが、覚悟はしていても衝撃は小さくなかった。これまでチームを支えた思い入れのある選手が離れていってしまう。現実は耐え難い痛みを伴い突き刺さった。
 
契約更新の時期は、選手の心が激しく揺れ動く。残る選手と去って行く選手がピッチで同居する。モチベーションを高める作業は困難であることを承知の上で、「有料試合でありサポーターが足を運んでくれるのだから100%の状態で戦わなければならない」。柱谷監督は就任以来、言い続けてきたことを試合前に再度伝えた。そして、「今日のメンバーで戦うのはラスト。勝って喜んで終わろう」と送り出した。
 
栃木SCのスタメンはGK原裕晃、最終ラインは左から石川裕之、山崎透、谷池洋平、片野寛理の並び、ダブルボランチを米田兼一郎と久保田勲が務め、右ワイドに高安亮介、左ワイドに小林成光が配され、上野優作と横山聡が2トップを組んだ。
 
詰め掛けた観衆は6387人。今季2番目の観客動員を、優勝と昇格の芽が潰えた最終戦で記録した。ひとつの時代の終わりを見届けようとするもの、新たな歴史の扉が開く来季に向けた心の準備をするもの。様々な思いがスタンドで交錯していたことは想像に難くない。

「ありがとう 楽しかったよ 栃木がここまできたのは皆のおかげです またどこかで逢おう ありがとう」
 
ゴール裏には感謝の思いがたっぷりと綴られた弾幕が掲げられていた。
 
懸念されていたような事態は起こらなかった。ピッチに立った選手は、この試合の重要性を十二分に把握していた。全員が勝利に向かい直向きに走り回った。旺盛な運動量と圧倒的なポゼッションでイニシアチブを握る。FC刈谷の前線に配した3枚にロングボールを放り込み、セカンドボールから2次攻撃を仕掛ける策にも、しっかり対応できていた。細かなミスはあったが、混乱することなく試合運びは安定していた。

「右サイドは高安の単独突破。左は(小林)マサミツ、石川、2トップのどちらかのコンビで崩せていた。うちのカタチが作れていた」(柱谷監督)
 
両サイドを軸に押し込めた。特に高安の切れ味は抜群だった。立て続けに生み出した好機は、ほとんどがサイドからだった。前半24分に小林成光のミドルシュートをGK来栖由基が弾き、ルーズボールに高安が詰めるも枠外へ。絶好機を逸するが、31分に先手を取る。オーバーラップした石川の左クロスを横山聡がダイレクトボレー。一旦はGKに防がれるも、上野と横山聡がこぼれ球に食らい付く。最後は横山聡が押し込んだ。計7本ものシュートを放つことになる横山聡。片野の絶妙クロスをゴールに結び付けられなかったが、高安がドリブルで突っかけ供給したグラウンダーのボールを冷静に流し込んだ。時間は44分。絶好の時間帯に追加点を挙げる。
 
後半も立ち上がりから意欲的にゴールを狙う。スピードを活かし、サイドチェンジを織り交ぜながら相手を翻弄した。ダイナミックな片野の攻撃参加が目を引いた。攻勢はしばらく続くも、勢いが止んだところでゴールを割られる。DFの間に入り込まれ、篠川雅仁にゴールを決められる。対処できないプレイではなかった。一瞬の隙を突かれる悪癖が顔を覗かせる。僅かながら不穏な空気が漂うも、途中交代の山下芳輝に只木章広が持っていかれそうになった手綱を引き戻す。リズムを整え、形勢を逆転させた。栃木SCでのプレイが最後となる山下は貪欲にゴールへ襲い掛かる。だが、2度の決定機をいずれもDFとGKの好守に阻止された。有終の美は飾れなかった。
 
苦しい時間を凌ぎ、リードを守り切った栃木SC。是が非でも勝利が求められた惜別の一戦を2―1でものにした。勝点を3つ上積みし、順位をひとつ上げる。

2007年シーズンの戦績は14勝10敗10引き分け。勝点52、8位でのフィニッシュだった。

JFL後期第17節 栃木SC2―1FC刈谷 観衆6387人 @栃木県グリーンスタジアム

〈FC刈谷〉GK来栖由基、DF小林健史、岡戸佑樹、西原拓巳、石橋竜太、MF酒井康平、日下大資(→西村俊寛)、篠川雅仁、FW加藤知弘、伊藤智弘(→平林輝良寛)、社本将光(→酒匂宏明)

〈栃木SC〉上野(→山下)、高安(→只木)、小林(→小原昇)

 

『サッカーはいつまでも続けられる』

スタンドがにわかにざわめき、熱を帯び始める。ピッチサイドに背番号10を確認したからだ。只木章広の栃木SCでのラストダンスは、後半16分から始まった。
 
交代してから数分後、山下芳輝がそっと歩み寄る。ゲームキャプテン上野優作から譲り受けたキャプテンマークを只木の左腕にそっと巻いた。谷池洋平の発案だという。粋な演出。

「キャプテンマークを渡してくれて、支えてくれている人の思いを感じた。ありがたい。オレに最後の舞台を与えてくれた」
 
ピッチに足を踏み入れる前、チーム全体のパフォーマンスは一時的に落ち込んでいた。後半21分には失点を喫する。1点差に詰め寄られる嫌な展開を、しかし只木が変えてみせた。

「失点で流れが良くないのでシュートが大事だと思った。自分でも打ちたかったので」

一本のミドルシュートが停滞していたチームを鼓舞し、活力をもたらした。「栃木の心臓」。吉田賢太郎が只木を、そう形容していたことを思い出した。後半32分にはクロスから山下の決定的なボレーシュートをお膳立てするも、DFに阻まれアシストを記録することは叶わず。目に見えるカタチで勝利に貢献できなかったが、相手に傾きかけた流れを食い止め、勝機を手繰る役割は十分にこなした。派手さはないが、要所をきっちりと抑える。試合を読み切り、その状況に応じたプレイを心掛ける。只木の特長が遺憾なく発揮された。

「最後だから絶対に勝って終わらないと」

最終戦に向けて語った意気込み通り、自身の幕引きを白星で飾った。只木の栃木SCでの9年間は終わりを告げた。それは、栃木SCがアマチュアから完全なるプロフェッショナルに移行する象徴的な出来事でもあった。
 
やっぱり、泣いた。

前節の試合後、囲み取材でのこと。「泣かせないでくださいよ」。おどけながらも只木の目頭には、既に薄っすらと涙が滲んでいた。必死に我慢していた姿が印象的だった。

押し殺していた感情を最後の最後で、堪えることなどできなかった。共に去り行く戦友と熱い抱擁を交わす只木の目からは堰を切ったように滴が零れ落ち、頬を伝う。人目をはばかることなく泣きじゃくった。男泣き。安易な表現も、この人に当てはめれば様になる。

熱血漢、只木は言う。

「栃木に迷惑を掛けて暴れ回らせてもらった。『もう1年やりたい』という思いはない。能力的にできないとは思わないが、古い人がチームを去ることで新しい人が入り、流れができる。変化するには必要なこと」
 
引退を1年、先延ばしにしたのは「栃木SCをJへ」という強い思いが胸にあったからだった。生活の一部だった栃木SCが抜け落ちる日々に寂しさを感じないといえば嘘になるだろう。だが、本気でJを目指すならば、転換期を迎えたチーム事情を考えれば、血の入れ替えが必要不可欠なことも承知している。

「散々やらせてもらえてオレは幸せです」

感謝の言葉を終始、並べた。その一方で、こんな思いもある。

「心残りは正直、ある。高橋監督(前・栃木SC監督)の手伝いをできず、力になれなかった。なんにもできずに祈るしかなかった。申し訳ない気持ちで一杯です。高橋監督に育てられたから・・・」
 
開幕前から順調に体を仕上げるも、故障により前期を丸まる棒に振った只木。負った怪我は思うように回復しなかった。その間、スタートダッシュに陰りが見え始めたチームの成績は下降の一途を辿る。ようやく復帰するも、高橋高は志半ばで退団していた。今季は辛苦と歓喜を共有できなかった。悔いが残った。
 
忘れ難い試合は2005年の対ホンダFCとのホームゲーム(3―2で競り勝つ)。「自分のことなんて、ねえ」。天皇杯でJ1清水エスパルスから奪った1ゴールなど比にならないという。

「ホンダに勝つのはJFLでの夢だった。強くて規律があり、そのチームに追い付く、強くなるのが目標だった。勝ったことで同じステージまで来られた。起死回生のゴールは凄かった。今でも鮮明に憶えています。(決勝ゴールを叩き出した)吉見(康之。現・広報)、大好きです」
 
躊躇いもなく「好きです」と言ってしまえる、その熱さ。栃木SCとの係わりは保ち続けるが、マグマのごときサッカーへの情熱は、他に注がれることになる。教鞭を執る宇都宮白楊高校と監督の任にあるサッカー部に。

「生徒を全国や次のステージへ送り出す。指導者としても充実したい」

こっそりと駆けつけた部員から花束と寄せ書きを贈られ、胴上げもされた。悪乗りに巻き込まれ3回も宙に舞った。泣きっ面は一変し、ビックサプライズに満々たる笑みが浮かんだ。「お前等、明日から猛練習な」。栃木SCの只木から、只木先生になった瞬間だった。

「技術がないから走り回ることでガチャガチャかき回すしかないですから」
 
決してスキルは低くないが、それに溺れることなく貪欲にボールを追っ掛け回した。全身から熱を発しながら泥臭くプレイする姿に誰もが熱狂し、鼻の奥をツンとさせられもした。来季もチームに残る久保田勲、深澤幸次、高安亮介の生え抜きの選手には、魂の継承者であって欲しい。
 
「皇帝」と称えられ、他チームから恐れられた10番は、新たなサッカー人生を歩む決意をした。今後は監督業がメインになるものの、「今までやってきたメンバーでもう少しやりたい。活躍の場があるべき。コーチでも運営面でも係わりあいたい」と、最終的にJFLを目指し、天皇杯で栃木SCと対戦する日を目標に、輪郭ができつつある新チーム構想に胸を高鳴らせてもいる。

「サッカーはいつまでも続けられる」
 
舞台が変わろうとも、只木は只木であり続け、熱が冷めることはない。偉大なる10番は栃木SCとは別れるが、サッカーから離れられそうもない。



今季を振り返り敗因を並べ、来季へ向けた抱負と意気込みを柱谷幸一監督は語った。
 
7月から就任するも選手個々のキャラクターを把握すること、プロ・アマが混在するチーム事情からコントロールできない部分を改善していくことに時間を要した。1、2ヶ月で攻守におけるイメージは出来上がり、ゲーム内容も向上するが、一瞬のミスによる失点が響く。勝点を取り逃したケースが多々あった。

勝利を収めた対FC刈谷戦でも、狙ったクロスではないボールから失点を喫した。

「今日の失点はつまらない。ああいうのはなくさないといけない。アラートじゃない。準備できていない。守り切れない。かっちり抑えて2―0、欲を言えば3―0で勝たなければいけなかった」

守備陣に要求されるのは高い集中力と警戒心(アラートな状態)である。敵陣で試合が進められていても、常に眼前に位置するアタッカーの動きに目を凝らす。カウンターを受けた際にもパニックに陥らず、状況に応じた守り方ができる準備を整えておく。ガツンと当ってボールを奪い取るのか、それともディレイさせて味方の帰陣を待つのか。臨機応変な対応力で堅守に磨きをかけ、無駄なゴールを与えない腹積もりだ。

「追加点を取れず、決定力がなく追い付かれた」
 
苦渋を味わったシーズンでの唯一の勲章がリーグ最小の失点29。一方でゴール数はワースト5位の43だった。内訳は前期22、後期21だった。監督交代が劇的な得点力アップに直結するわけではもちろんない。ゴール欠乏症は世界規模でサッカークラブが抱える頭の痛い問題である。優勝と得点王をさらった佐川急便SCの御給匠(30ゴール)、悲願のJ2昇格に貢献したロッソ熊本の高橋泰(29ゴール)と突出したストライカー有無は、成績と無関係ではない。一部の例外を除けば、ゴールランキング上位者とチーム成績は密接な関係性を持っていることが分かる。ここ数年で失点数がある程度は計算できるチームに成長してきただけに、待望されるのはゴールがコンスタントに稼げる選手の存在。「大人のチームなので子供のチームのように育てられない」。だからこそ、高さ、スピード、パワー、テクニックなど、独自の武器を持っている選手を獲得する方向で動いている。アタッキングサードまでボールを運べる力はクオリティの高いトレーニングを入れることで養えるが、そこから先は絶対的なゴールゲッターの能力に負う割合が高い。特効薬であるブラジル人を雇う経営体力がない以上、日本人の中で「もっている」選手を探すしかない。栃木の魅力を伝えることで争奪戦を制する気構えでいる。

「ゲームを勝ち切るだけの勝負強さが出し切れなかった」
 
勝敗に拘らず訴え続けてきたのは、メンタル面と高いプロ意識。自信を喪失した状態で栃木に入団した選手からは、サッカーで飯を食っているという強烈な自負心はどうしても希薄に感じられ、劣勢に回ってもプレイのクオリティを落とすことなく継続的なパフォーマンスを披露できるだけのハートの強さも欠落して映ったという。そこで、予算規模も絡んでくるが、「JFLレベル以上」と高評価する大学リーグでレギュラー、または準レギュラークラスの選手に目を付けた。常時、ハイレベルな試合を経験し、競争原理が働く場に身を置いていることから、“勝者のメンタリティ”が兼備されていると言うのである。「やってくれるのではないか」。既に仮契約を済ませている選手に加えて、交渉を進めている3人に大きな期待を寄せている。毎年、新卒の大学生を獲得し、育成しながら主力にシフトさせ、好成績を残しているホンダFC。ひとつのモデルになるのかもしれない。

「勝たないといけない。結果を出す。勝点3を取り、勝点1を積み上げていく。勝負に徹する。ただ、勝てばいいだけではなく、内容やフェアプレーも追及したい」
 
不退転の決意で挑む来季は選手とスタッフはオールプロ。優勝を疎かにすることはないが、昇格に比重が置かれることは間違いない。時にはドローでも御の字という選択をする試合もあるだろう。上に行くためには、勝負に執着するとは、つまりそういうことである。今季よりも退屈な、高揚感が得られる試合が減少する可能性は低くない。しかし、それは観衆を魅了するサッカーを放棄することと同義ではない。ハイプレッシャーを掛け続け、アラートな状態を保持し、5―0と圧勝した対三菱水島FC戦をベストゲームに挙げていることから、志向するサッカーのベースはあの試合にある。ただし、「時間帯によって(プレッシャーを前から掛けること)はやれると思う。それで勝点を失ってはいけない。ペース配分を考えてやりたい」と語るように、空気を読んで引く時は強固な守備ブロックを構築し、カウンターに絞るなど幅のあるチームへの変貌を思い描いてもいる。

「かなり悔しい思いを一試合、一試合した。来季はこういう悔しい思いをしたくない。来年の今頃はスタジアムの全員が喜べる状況を作りたい」
 
柱谷改革は志半ばで頓挫するも、再チャレンジする機会を許された。栃木SCをJ2に引き上げ、長期政権を築き、プロビンチャを実現できるかは、全て来季の結果次第。ドラスティックな変革は果たして実を結ぶのか。刮目したい。

開幕戦、選手コメント@栃木SC通信

2008年3月19日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

179.JPG

・佐藤悠介

「(1点目は)クサビが入った時に(上野)優作さんと目が合った。自分自身ファーストシュートだったし、コースを狙って蹴った。打った瞬間に入ったと確信した。(2点目は)中にマツ(松田)が見えて、よく決めてくれた。(3点目は)あの距離からボクに蹴らせたらだいたい入る。FKは誰にも邪魔されず、自分の時間を作れる。

1試合しか終わっていないので何と言ったいいのか分からないですけど、34試合が終わった時に結果は出ていると思う。目の前の試合を1試合1試合大切にやっていきたい。

(前半、下がり気味に構えていたように見えましたが)無理して前に出ることよりも、ボールを取って速く攻めることを心掛けた。相手が強かったというよりは、自分達が硬くて、いいサッカーができなかったが、それだけで片付けるのはよくない。(柱谷幸一)監督も内容がよくなかったと言っていた。

(先制点が大きかったように思います)観ている人がそう感じたなら、そうだと思う。やっている僕等も楽になった」

 

 

・松田正俊

「勝ててよかった。開幕戦なんで内容よりとにかく結果が欲しかった。前半は内容がよくなかった。後半いいカタチで2点目、3点目が取れた。(開幕戦に対する思いは)嬉しさと、やってやろうと。チーム全体としてモチベーションは高かった。(ゴールに関して)FWなのでシーズンの最初に、早く1点が取れれば波に乗れる。ゴール後は多少は落ち着いて、気分よくできた。(攻撃面の改善点は)今日は繋ぐことよりもロングボールをチームとして使った。そのへんのカタチも出来ていたし、奪ってからもカタチが出来ていた。継続できれば。(サポーターに一言)点が取れたので認めてもらえたと思う」

・向慎一

「先週は硬かったが、程よく、いい緊張感の中でやれた。みんな硬かった。ボクも硬くないといえば、そうでもない。多少、硬さはありました。開幕戦は難しいと分かっていた。先制点を取れたのが大きかったし、ピンチを小針さんが止めてくれた。オチさん(落合正幸)と粘り強くいこう、と話した。フォーメーションでの優位性を生かす。前回は消極的だったのでアグレッシブに行こう。持ち味を出して、飛び出して行こう、と。Pボックス内で転んでしまったが、あれで楽になれたし、ミドルを打つことでらしさを出せた。(反省点は)失点が勿体ない。0で抑えたかった。僕がパスを通していれば・・・・・・足が攣っていたが、言い訳にはならないですね。失点の部分と、後半の初めにミスが続いたので、チームの流れを悪くしないようにやっていきたい」

大怪我、一歩手前

2008年3月18日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

自転車で派手にこけた。

あの転び方はスタントマンも顔負けだね。

スピード出して、調子こいて、砂利道でブレーキ踏んだらタイヤが横滑り。

見事に倒れました。

しかし、運動神経は錆付いてないね。

しっかりと受身とってたもん。

これで雨が降っていたら、ついてねぇ、なんて呟きながら空見てCMに入ったのに。

おそらく右足首は捻挫しているでしょう。

陸部時代の経験からだいたい分かる。

じんじんするもん。

湿布張らないと。

明日、痛むようなら病院だね。

でもさあ、レントゲン撮って、電気あてて終わりなんだよね。

それで1000円ちょいは高いよ。

我慢しちゃおう。

共同記者会見コメントUP@栃木SC通信

2008年3月18日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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ICレコーダーからの音声を文字化した柱谷幸一監督の共同記者会見コメントが公式HPにアップされたようです。宜しくお願い致します。

http://www.tochigisc.com/info/entry/post_179.php

祖母ちゃんも職人

2008年3月17日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

ばあちゃんにマッチデーを届ける。

サッカーなんか分からないけど、でも喜んでた。

それが堪らなく嬉しい。

「祖父ちゃんが生きていたら喜んだろうに」

その一言でジーンと来てしまった。

部屋にこもりきりのばあちゃんだけど、ヘルパーさんが来るようになって散歩を始めた。

今日は手編みのニット帽を頭に乗っけていた。

メチャクチャお洒落なんだ、これが。

祖母ちゃんも祖父ちゃんに負けないくらい職人だった。

そういえば、俳画も上手いもんね。

「祖母ちゃん、素敵な帽子被ってるね」とお世辞抜きにいうと、「編んであげましょうか」と言ってくれた。

また、目頭が熱くなった。

手先を動かせば認知症の進行も遅れるだろう。

季節は冬から春に移り変わるけれども、センスのいいニット帽を編んでもらうと思った。

『強靭なメンタルを兼備したプロフェッショナル』@栃木SC通信

2008年3月17日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

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畳み掛けるように、言葉を並べていく。ストレートな物言いは誤解を数多く生み、同時にサポーターの心を鷲掴みにしてきたことが容易に想像できる。
 
2ゴール1アシスト。チームの全ゴールに佐藤悠介は絡んだ。手垢の付いた表現になることを許してもらえるならば、役者が違う、ということに尽きる。

「開幕戦をホームで勝てたことが一番」とは言ったが、キャプテンとしてチームを勝利に導くことが出来た、などとは口にしない。優等生発言を控える代わり、「とにかく自分の中で大事なゲームだった」と言い切った。
 
代表クラスの選手でもガチガチに緊張する「特別な思いがある」開幕戦。プロ生活13年目を迎える佐藤も例外ではなかった。ウォーミングアップから体に違和感を抱いた。経験があるとはいえ、纏わり付く独特の緊張感から逃れることは不可避。「僕自身、硬かった」と偽らざる本音を吐露しつつ、それでも向慎一、斎藤雅也、川鍋良祐らの若手には「思いっ切りやれ」とアドヴァイスをした。特別な試合に襲ってくる恐怖は己で乗り越えるより他に手はないからだ。壁を打破してこそプレーヤーとして一段、高みに行ける。実体験に裏打ちされた言葉には重みがあり、実行に移してしまうのだから、キャプテンシーとカリスマ性はより増していく。

「栃木SCに来た経緯もあり、いろんな思いがある。いろんな人達に『なんでJFLなんだ』と言われた。ここに来たことが間違いじゃなかったと証明したかった」
 
佐藤はチームの勝利と同等、いやそれ以上に自己証明をしなければならなかった。新入団記者会見では、最もプレッシャーを感じていると述べ、一方で期待感もあると話している。下した決断が、栃木SCに入団したことが、正しかったと周囲に思わせるには結果を残すしかない。それもスタートから、目に見えるカタチの。「とにかく自分が結果を出して勝ちたかった」。強い決意を胸に、試合に臨んだ。
 
前半の半ばまで思うように試合をコントロールできない、ナーバスな時間帯が続いた。ストレスの溜まる状況を、しかし佐藤の左足が一変させる。「蹴った瞬間に入った」と確信したボレーシュートは綺麗にゴールへ吸い込まれた。歓喜の輪の中心には佐藤がいた。チーム2点目となるお膳立てをした後は、一転してクールに振舞う。自信を持って蹴りこんだFKはゴールに突き刺さり、雌雄を決した。今度は感情を露に。恍惚の瞬間をサポーターと共有した。

敵将、ジャン・ポール・ラビエ監督は「経験」の有無を敗因に挙げ、「栃木の左の方がプッシュが効いていた」と付け加えた。印象に残った選手の具体名こそ伏せたが、佐藤を指していることは想像に難くない。

「自分でいろんな人に証明しないといけなかったので、貪欲に結果が出せた。初めて僕のプレーを見てくれた人は、佐藤悠介のプレーがよく分かったと思う。皆さんにでかい口を叩いて結果を出せてよかった」
 
よどみなく続ける。

「自分の代理人やサッカー関係者が見に来ていた。『このチームに来てよかったね』と話してもらえた。凄く大事なゲームで点をとれたのは非常に誇れる」
 
押し潰されそうな負荷を自らにかし、跳ね除け、存在価値を認めさせた。強靭なメンタルを兼備したプロフェッショナルである。

「プロ化して、責任を背負ってやっている。キャプテンとして先頭に立ち責任を持ってやっていきたい」
 
サッカーで碌を食む自覚と覚悟がひしひしと伝わってくる。

柱谷幸一監督がリーダーに指名したことが頷ける、非の打ち所がないパフォーマンスを披露した。 

開幕戦レポート:対FC琉球戦@栃木SC通信

2008年3月17日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

197.JPG腹の底から野太い声で『県民の歌』を高らかに歌い上げる。ゴール裏に陣取ったサポーターを中心にした声がスタジアムに響き渡れば、それは少なくない栃木県民にとってサッカーの幕開けを意味する。

3月16日。第10回日本フットボールリーグ(JFL)開幕。栃木SCと柱谷幸一監督のJFL初制覇、その先にある「J2昇格」へ向けた再チャレンジも同時に始まった。

「今年はタダ券を配ってないからねえ。最低でも5000人は入ってくれれば……」

新井賢太郎社長の表情は渋い。開門前、入場ゲートに長蛇の列は出来ていなかった。昨季の開幕戦は1万人以上を動員したが、その時の勢いと活気に乏しい。客足の鈍さが耳に届いていたのかもしれない。 あるいは、目の当たりにしたのかも。

11時10分、開門。滑らかに入場が行われる。淡かったメインスタンドの黄色は徐々に濃度を増すも、津波のように人が押し寄せた昨季を体験したものからすれば、物足りなく、寂しくもあった。

最終的に6338人が足を運んだことになる開幕戦。昨季と比べると半減したことになる。配布された無料チケット5万枚が有する破壊力を思い知る。一方で、リピーターを増やし、アップダウンが少なくなることこそ、安定した収入に繋がると、新井社長と柱谷監督は観客動員に対して同じ見解を示している。昨季を上回る入場者数を記録できなかったことへの悔しさがないといったら嘘になるが、負け惜しみを言っているわけでもない。瞬間的に大人数を集めるよりも、継続的な動員を。今季の、先を見据えたクラブとしてのスタンスが感じ取れる。

コンスタントにスタジアムに足を向けてもらうためには、魅力的で強いチームであることが、諸条件の中で優先される項目であることは言をまたない。

「勝ちたい。勝って勢いに乗りたい」

オフシーズンから入念な下準備を行ってきた柱谷監督が幸先のよいスタートを切るために、白星を強く欲する気持ちが滲む。

栃木SCの陣容はGK小針清允、4バックは左から斎藤雅也、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田佑樹、中盤は底に落合正幸と向慎一、左に佐藤悠介、右に小林成光が配され、上野優作と松田正俊が2トップを組んだ。

元日本代表フィリップ・トゥルシエ氏が総監督に就任し、カズこと三浦和良の親類も入団するなどニュースバリューが一気に高まったFC琉球とは、3季連続して開幕戦で顔を合わせることとなった。身内の不幸によりトゥルシエ氏は緊急帰国するも、昨季までグリーンスタジアムで喝采を浴びていた山下芳輝がスタメンに名を連ねる。敵役として戻ってきた。フォーメーションはトゥルシエ仕込の3―5―2。

「10分、15分、地に足が着いていないプレーが多かった」(柱谷監督)

心地よくブーイングを浴びる山下に起点を設けられてしまう。オープニングシュートは山下のポストプレーから白尾秀人が放ったもの。その後もあっさりと背後を取られる、サイドを攻略されるなど、連続してシュートを打たれてしまう。バイタルエリアを利した琉球の攻撃に躊躇いや迷いはなかった。

足に鉛を付けたように栃木SCの動きは重かった。「今日は硬くなるから。自分自身にプレッシャーをかけた部分があるかもしれない」と上野は低調なパフォーマンスを分析した。アップから立ち上がりの拙さが予想される兆しはあったものの、修正を施すまでに多大な時間を要するとは思いもしなかった。佐藤が下がり気味にポジションを取りながら、試合を落ち着けようとするも思うに任せなかった。 叫びながらプレスの掛け方に関して「メリハリをつけるように」と指示を出すも、調整が図れない。

19分、山下のスルーパスから白尾に決定的なシュートを、そのリバウンドを出し手の山下が再びシュート。絶体絶命の窮地をGK小針が救うも、「先に1点を取られたら、どっちに転ぶか分からないゲーム内容だった」と佐藤が振り返る通り、このゲームの大きな山場だった。凌ぎ切ったことは小さくなかった。

ピッチを幅広く使い、ポゼッションしながら緩急をつけて攻め入るのもひとつの手だったが、栃木SCは自分達の優位性を生かした。それは上野と松田の高さである。敢えてロングボールを多用した。そこには、パスを繋いで食い付かれ、カウンターを浴びるリスクを回避したいとの思惑、トップにボールをあててからセカンドボールを拾う方が選手個々の特性を生かせるとの公算があったからだ。目論み通り、
先制点を得る。小林のアーリークロスを上野が胸で落とし、佐藤が間髪入れずに左足一閃。ゴールネットを揺さぶったのは26分のことだった。

向は言う。

「先制点が大きかった。いいカタチで取れたし、取ったのが精神的支柱である悠介さんだったので盛り上がった。スタンドも僕等も。いくぞ、という感じになれた」

ゴールにより栃木SCはようやく覚醒する。ボランチを横並びから縦関係に変えたことで守備を安定させ、プレスの掛かりが格段に向上し、球際での激しさが見られるようになる。カウンターも効率よく打てるようになり、松田がボレーシュート(GKライス・エンポリに弾かれる)、鷲田がCKからクロスバー直撃のヘディングシュートでゴールを脅かした。

前半の終盤に持ち直した栃木SCたったが、ハーフタイムを挟むと、またしても消極的になってしまう。受けるに回るシーンが目に付いた。相手のシュート精度が低かったから助かったものの、フィニッシュで攻撃を終わらせてしまったことは反省すべき点だろう。

「ゲームがイーブンな内容の時は決定力のある選手がいたチームが有利だな、勝ちを持って来られる、とつくづく感じました」

イニシアチブを掴みきれないゲームを決定付けたのは、補強により手に入れた松田と佐藤だった。決定力とは個の力と置換できるだろう。不足していたものを補った甲斐があったと柱谷監督は再認識させられた。

一旦、CKは弾き返されるも佐藤が左から供給したクロスを松田が頭で沈めて2点目を獲得。さらに途中投入の横山聡がドリブル突破からもぎ取ったFKを佐藤が直接、蹴り込んで勝負あり。佐藤は豪語した。「あの距離(Pボックスのすぐ外)から僕に蹴らせたら、だいたい入る」。

リードを広げ、相手のセンターバックのエメ・ラヴィが退場したことで数的優位に立った栃木SCだが、ピリッとしない。GK小針の好守、斎藤の懸命のカバーリングで難を逃れるも、41分に不要な失点を喫した。ドリブルを仕掛けてきた澤口雅彦を止めきれず。突っかけられて最後は高松健太郎にプッシュされてしまう。3―1で開幕戦を勝利で飾るも、後味は悪かった。

琉球に退場者を出してからゴールを重ねられなかったこと、無駄な失点を許したことを反省材料に挙げながらも、柱谷監督は「開幕戦を勝てたことでチームとして目指している方向が間違っていないと思えるのが大きい」と、勝点3の意義を語り、内容が伴ってくれば自信を深めていける1勝、と付け加えた。

木曜日にはFC刈谷戦、中2日で三菱水島FC戦を控える栃木SC。週明けのコンディションにもよるが、「今日出ていない選手もいいパフォーマンスをしている。フレッシュな選手を使ってみてもいい」と、柱谷監督はローテーションを用いることを暗に示唆した。怪我を負っている選手には無理をさせないつもりだ。

JFL前期第1節 栃木SC3―1FC琉球 @栃木県グリーンスタジアム 観衆6338人

〈栃木SC〉交代:上野(→横山)、松田(→石舘靖樹)、向(→久保田勲)

〈FC琉球〉GKライス・エンポリ、DF三好拓児、エメ・ラヴィ、久保篤史(→栗田泰次郎)、澤口雅彦、當間正人(→納谷伊織)、高松健太郎、杉山洋一郎、林田光佑、FW山下芳輝、白尾秀人(→白井博幸)
  

開幕戦:対FC琉球戦@栃木SC通信

2008年3月16日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

前半:1-0。

後半:2-1。

ファイナルスコア:3-1。

得点者:佐藤悠介、松田正俊、佐藤悠介(栃木SC)、高松健太郎(FC琉球)。

順位:2位(勝点3)◆首位:FC刈谷(勝点3)

※開幕戦の疲労度は凄まじい。レポートくらいは今日中にアップしたいと思います。勝利を噛み締めながらパソコン打ちます。マッチデー読んで頂き、ありがとうございました。

マンバ、恐るべし

2008年3月15日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

K-1とPRIDEが大連立して誕生したのがDREAM。

旗揚げ戦が総合格闘技の聖地・さいたまスーパーアリーナで開催された。

 

ヨアキム・ハンセンはグッドファイター。立ってよし、寝てよし。朴も根性を見せるが実力差は明白。戦慄のヒザが売りだが、序盤にチョークスリーパー、腕十字、三角締めと流れるように技を繰り出すグラウンドテクニックには唸らされた。左ストレートは分かっていても食らってしまうのだから、打ち出す角度が見え難いのだろう。KOこそならなかったが判定勝利し、順当にベスト8に進んだ。

 

ワンマッチに登場したマッハ。久々にリングでの姿を見たが、カリスマとしての輝きは失われておらず、カウンターの左で門馬を沈めた。野性味は見るものを虜にする。

 

川尻達也は曲者ブラックマンバに苦戦を強いられた。日本人ファイターを葬り去ってきたヒザを警戒し、密着した川尻だが粘り腰に手を焼く。テイクダウンに時間を要してしまい、グラウンドに持ち込んでも寝技を極められず。バックマウントからスリーパー、裸締めに肩固めも尽く外される。引きずり込んではみたものの、好機を逃し続け、十八番のパウンドも鳴りを潜める。アグレッシブに攻め、判定決着で次に進むも、この試合はマンバの毒蛇ぶりが際立った。川尻としては不満が残る一戦となってしまった。

 

メーンのJ.Z.カルバン対青木真也戦は、偶発的にカルバンのヒジが青木の首に2発入ったとしてノーコンテストに。ミルコ・クロコップが貫禄の秒殺劇で会場を沸かせるも、旗揚げ戦としては釈然としない幕切れになってしまった。大晦日に流れたカードだけに期待感は高かったが、またしても決着はつかず。

 

消化不良に終わるが、これから育っていく、ふぁんと選手がともに育てていく興行ということは確認できた。

 

DREAM.1 さいたまスーパーアリーナ

 

昨晩、雨に降られながら帰宅したものとしてはピーカンが恨めしかった。

昼寝したら汗だくだく。

監督、キャプテン会見があったらしいが、リリースがこなくて欠席。

本気でFAX買わないと駄目かな、と思ったポカポカ陽気の土曜日だった。

フリーランスであることを嘆いても仕方がないのだ。

と思いつつ、太陽が恨めしかった。

“ミスター”初勝利@浦和対名古屋

2008年3月15日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

横浜F・マリノスとの開幕戦で早くも土がついた浦和レッズ。名古屋グランパスをホーム、埼玉スタジアムで迎撃し、波に乗りたいところ。

序盤からイニシアチブを握ったのは名古屋だった。先頃、代表復帰を果たした玉田がフォアチェック。コレクティブでチーム全体の守備意識が高く、若い4バックは不用意にラインを下げることをせず、エジミウソンと高原の2トップに仕事をさせない。奪ったボールから前線のヨンセン目掛けてクロスを供給する。自分達のやりたいサッカーをピッチで表現した名古屋は、14分にマギヌンの左クロスをヨンセンが頭で合わせて先手を取る。阿部勇樹も競ってはいたがヨンセンのパワーに屈してしまう。守備網を破られることなく、立て続けにサイドから攻め入った名古屋が前半を制する。浦和は噛み合わせが悪くゴールに迫れなかった。

著しく精彩を欠いた高原を引っ込めて永井を投入。ビルドアップのボールからフィニッシュに持っていかれるもシュートは正面と命拾いする浦和は、名古屋の鋭い攻守の切り替えに戸惑いを隠せなかったものの、鈴木のポスト直撃のミドルシュートが飛び出したあたりから好機を連続して作り出す。相馬、平川の両ワイドがゴールへ襲い掛かる。しかし、名古屋DFも体を張ったことで決めきれない。攻勢に回ったことで気が緩んだのか、自陣ゴール前でGK都築のクイックリスタートを小川に掻っ攫われ、ループシュートをゴールに収められ傷口を広げてしまう。新戦力・梅崎を送り出すも流れは変わらずに0-2で2連敗を喫した。名古屋が掲げるエキサイティングなサッカーに翻弄され続けた。

必勝を期して臨んだホームゲームを落としてしまったことは、闘莉王を怪我で欠いたとはいえ痛恨。連敗をストップするためには結束力を高めなければならないだろう。オジェック監督の手腕が試される。

アジアを制覇したジーコ体制時に披露した切れ味を取り戻していた。玉田は。守備への意識が高まり、ドリブル突破にラストパスと引き出しも多くなっていた。監督が“ミスター”(まだ、しっくりこない。“ピクシー”のイメージが強過ぎる)ストイコビッチに代わったことが好影響を与えているようだ。バーレーン戦に向けた代表には大久保が追加招集されたようだが、中東遠征で是非とも目にしたい選手のひとりである。

J1第2節 浦和レッズ0-2名古屋グランパス @埼玉スタジアム2002

<浦和>GK都築、DF阿部勇樹、堀之内、坪井、MF鈴木(→梅崎)、細貝、相馬、平川、山田、FWエジミウソン、高原(→永井)

<名古屋>GK楢崎、DF阿部翔平、吉田、竹内、青山(→三木)、MF中村、吉村、小川、マギヌン(→杉本)、FWヨンセン、玉田(→山口)

『エコノミカル・パレス』

2008年3月15日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:角田光代 満腹度:☆☆

ピーターパンが青い鳥を探しているようなお話。個人的には精神がまいりそうなストーリー。主人公と重なる部分が少なくないだけに。淡々と綴られていく日常。ラストが物足りなかったかな。それがこの本のポイントでもあるのだけれど。刺激を欲するものには口寂しい。

プレーバック2007:対FC琉球戦@栃木SC通信

2008年3月15日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

※メンバーが大幅に入れ替わったことにより参考にならない可能性大※

Jリーグより遅れること2週間、栃木にもサッカーの季節が到来した。

2月20日に全会一致で承認された「準加盟申請」。改善すべき点は残されているものの、先ずは「J2」へのハードルをひとつ越えた。これを受け高橋監督、37名の選手達のモチベーションは俄然、上がった。規約が「原則2位以内」から「4位以内」に緩和されても、頭にあるのは優勝のみ。そのために、昨季JFLを制したホンダFCが積み上げた勝ち点83を上回る86を獲得することを宣言した。勝ち点86を勝敗に換算すると27勝5分け2敗となる。落とせる勝ち点は僅かに16。過去最高順位が4位ということを考えれば大胆な数字である。また、他チームも栃木SC同様にオフに慌しい動きを見せ、戦力補強を図ったことから例年以上に厳しい戦いが予想される。それでも、掲げた目標にブレはない。あえて重圧と言う名の荒波に立ち向かう。

不退転の決意で挑む第9回JFL。開幕戦のカードは昨季と全く同じ、FC琉球とだった。

ボランティアスタッフの増加、臨時駐車場の手配、宇都宮駅からのシャトルバスの運行など、触れなければならない話題には事欠かない。でも、やはり焦点をあてなければならないのは、観客動員ということになるだろう。フロントの動きが全く見えなかったことから、6153人を集めた昨季の開幕戦を下回るのではないか、との見方が強かった。

ところが、である。出足から好調だった。2個所設けられた入場ゲートには長蛇の列。人で溢れかえった。キックオフ1時間前にメインスタンドは、ほぼ埋まった。日向のバックスタンド、ゴール裏へと移動する人の波は試合が始まっても、なかなか途切れることはなかった。「(今日の観衆は)7、8千人くらいかな。1万人が目標だけれど」。試合前にそう話した新井賢太郎社長の予想は良い意味で裏切られることに。公式発表によれば1万2539人がスタジアムに足を運んだ。蓋を開けてみれば昨季の2倍以上の数字を叩き出した。JFL新記録(過去最高は2004年。ザスパ草津対大塚製薬戦の1万3743人*参照:羽ヶ丘データスタジアム*)とはならなかったが、栃木SCのホーム試合としてはもちろん過去最高記録である。悲願であった“1万人超え”を果たした。「準加盟申請」を通過させたことといい、一気に記録を更新した観客動員といい、フロントの尽力には脱帽である。

探し回って、ようやく会えた。コールリーダーのシゲルさんとである。最早、儀式のひとつと化している握手をがっちりとかわした。「今年は勝負、と言われるが、こっちは毎年勝負のつもりで応援している。今日も熱くいくよ。よろしく」と意気込みを語り、人込みの中へと消えていった。いつも絶やすことのない笑みはより一層輝きを増し、目はまるで子供のようにキラキラしていて眩しいくらいだった。人を惹き付ける天賦の才を持っている。密かにそんなことを思っている。

そのシゲルさんが選手入場のタイミングを見計らい合図を送った。次の瞬間、スタジアムには恒例となった紙ふぶきが舞った。キイロ一色に染まる。ここ数年、目にしているが何度見ても、見飽きることはない。光りに映えるキイロは幻想的な雰囲気を醸し出し、我々を非日常へと誘ってくれた。サポーターの演出に負けまいと、フロントもバックスタンド裏から花火を打ち上げた。空に咲いたキイロの花も、それはそれで綺麗だった。互いの意地の張り合いが相乗効果を生み、多いに開幕戦を盛り上げた。もちろん、栃木SCと今やセットである「県民の歌」も猛々しく歌われた。

前置きが長くなってしまって申し訳ない。ここからが戦評である。

1週間前の中央大学戦とのトレーニングマッチのメンバーが、ほぼそっくりそのままスタメンに名を連ねた。GK原裕晃、4バックに左から高野修栄、谷池洋平、照井篤、北出勉、中盤はボランチに堀田利明と久保田勲、右に小林成光、シャドーに横山聡、ワントップには山下芳輝を起用した。唯一の変更点は左サイドだけ。吉見康之と入れ替わったのは石川裕之。「今年は良い調子で来ている。技術はJリーガーと遜色のないものを持っている」。高橋監督が石川を先発させた理由である。フォーメーションは4―5―1を採用した。

与那城ジョージ監督、藤吉信二、比嘉リカルドにブラジル人が抜けたFC琉球は、オーソドックスな4―4―2で臨んだ。

「うちはベテランが多いからさほど緊張しなかった」とキャプテンの北出が言うように、序盤からアグレッシブに前に出た。前線から山下と横山聡がプレスをかけ、「ボールを回してくるイメージがあったので高い位置で潰そう」と堀田は久保田と2人で果敢にボールに食いついた。

入り方に成功したことでイニシアチブを握り、ロングボールとクサビの使い分け、「サイドが第一。次に山下」(堀田)と優先順位をはっきりとつけて攻撃したことが奏効する。石川と小林の両サイドに起点を設け、そこにサイドバックの北出と高野が絡んでの効果的なアタックを繰り出せた。久保田の左クロスから小林がダイレクトボレー、小林の右クロスから横山聡がオーバーヘッドと好機を生み出す。優勢に試合を進め、前半の半ばを過ぎた頃だった。サイドチェンジのボールを受けた石川がドリブルで突っかける。FC琉球は堪らずPボックス内でファール。PKを得る。すかさず、子供達は反応した。甲高い声で「やーました」コールを送る。期待通りキッカ―は山下。GK野田恭平の逆を突いた。左側に力強く蹴り込む。が、無情にもポストに弾かれてしまう。絶好機を逸する。

「ポストに跳ね返り自分の元へ戻って来る時もあるが、今日は違ったので駄目なのかな」と気落ちした山下だが、挽回の機会が巡って来る。横山聡がドリブルで持ち上がり、右へ走り込んだ山下にはたいた。先ほどのように迷うことなく右足を振り抜いた。股間を通そうとしたシュートはGKに防がれる。運に見放されたかに思われたが、何時の間にか混戦になっていたゴール前。ひょっこりボールが目の前に現れた。これまで決まらなかったシュートが足を伸ばしただけでゴールラインを越えた。「入って良かった」(山下)と胸を撫で下ろし、「思わず出てしまいました」と歓喜のポーズを披露。駆け寄ってきたチームメイトと喜びを分かち合った。

ゴールこそ1点しかマークできなかった栃木SCだが、FC琉球を寄せつけずに前半を折り返す。

「2点目を狙ったが攻撃が単調になってしまった」(高橋監督)。久保田がゴールライン深いところまでえぐり、小林がフリーで放ったシュートくらいしか好機を作り出せなかった。攻め急ぎ、前半は起点になっていたサイドを活用できなかったことで、後半は拙攻を繰り返すことに。ジョーカーの吉見、新人の高安亮介とスピード系のアタッカー投入も実らなかった。追加点を奪えず。

前半、飛ばしたことで運動量が落ちた栃木SCは守勢に回る。FC琉球は右サイドを軸に攻め込んできた。枠をとらえたミドルシュート、一気のカウンター、ドライブの効いた直接FKとゴールを脅かす。しかし、GK原が好守を連発したことでゴールを割ることはできなかった。

3度、冷やりとしたシーンはあったが、不思議と失点するとは思わなかった。それは、ボランチラインで攻撃の芽を摘めたこと、攻守の切り替えが比較的スムーズに行えたこと、絶対に1点を死守するという守備意識が感じられたからだろう。

結局、山下の先制点がそのまま決勝ゴールになり、栃木SCが開幕戦を勝利で飾った。

「今までの選手と新加入選手の噛み合いができていない。試合を積みながら微調整をしたい。これから(チーム力を)上げていきたい」と語った高橋監督。攻守両面でまだまだ改善が必要な点はあるが、「白星スタートができた」のはなによりである。


第9回JFL開幕戦 栃木SC1―0FC琉球 @栃木県グリーンスタジアム 観衆1万2539人

〈FC琉球〉GK野田、MF濱田、仲里、石井、栗田、MF佐藤(→比嘉雄作)、渡邉(→古賀)、秦、三原、FW石井(→黒田)、関

 

『安定という褒め言葉』

FC琉球・吉澤監督の栃木SC評は興味深かった。
 
「恐さは半減したが、安定した戦い方をしていた」
 
さらに突っ込んで質問をしてみた。恐さが半減したとは。返って来た応えはこうだ。

「(昨年は)ボールを奪ってから速い攻撃を仕掛ける嫌な印象があったが、今年は(攻守が)安定していた」

続けて「栃木SCは安定していて良かったなあ」としみじみ。

自らが指揮するチームの収穫は「90分、足が止まらなかったこと」。一点だけだった。現段階での彼我の実力差を認め、真摯に受け止めていた。

昨季JFLを制したのはホンダFCであり、そのチームを率いていたのが吉澤監督だった。最優秀監督賞にも輝いた名将である。

優勝経験のある監督が短時間の会見で繰り返した「安定」という2文字。これは今季の栃木SCに対する最大級の褒め言葉であり、重要なキーワードになってくる。

3―6―1のフォーメーションでスタートした昨年は吉田賢太郎、西川吉英、佐野智洋(高秀賢史)のスピードを活かし、相手を捻じ伏せる“超攻撃的なサッカー”を志向した。一定の成果を挙げるも、手の内を読まれ始めると苦戦を強いられることに。

そこで、方向転換を図る。4バックをベースとした「いい守備からのスピード豊かなサッカー」へ。持ち味であるスピードを保持しつつも、守備に比重を置くようになった。先ずは守備ありき。この方針は奏効した。天皇杯ではJチームに勝利、善戦。リーグ戦の終盤6試合は4勝2分けと負け知らず。ある程度、計算が成り立つチームへと変貌を遂げた。

ツボにはまればゴールが量産可能な爆発力、一発殴られても二倍返しできる破壊力、観衆を魅了してやまない点を取り合う試合は減少した。

しかし、攻撃力と引き換えに得た守備力は、チームを一段上のステージへと押し上げた。僅差でも試合をものにできるようになった。「不安定さ」がなくなり、堅実になった。

迎えた2007年の開幕戦。スコアは1―0と最少だった。数々の好機を生み出し、放ったシュート数が20本であることから、ちょっぴり寂しい感じもする。決定力不足、得点力不足などの常套句が聞こえてきそうである。確かに肝心なところでゴールを決められなかったことは課題であるし、1万人を超える観衆にとっては些か物足りない印象を残したかもしれない。

だが、JFL初制覇、そして、J2昇格を狙うチームとしては、大事な初戦で「内容よりも、とにかく勝つ」(高橋監督)ことができたのは小さくない。しかも、無失点で。これは大差での勝利よりも価値がある。

昨季、構築された“強固な守備”が途切れることなく今季に引き継がれ、結果を出したからだ。前半の守備はパーフェクトだったが、後半スタミナが落ち始めると我慢の時間が続いた。それでも、集中力を切らすことなく踏ん張った。寸前のところで崩壊の危機を免れたのは、4バックならば守り切れる、といった自信と経験があったからこそ。

肝を冷されるシーンもあったが、90分全般の試合運び方は「安定」したものだった。欲を言えば2点目を奪い、リードを広げたかったが。

前半に先制し、失点することなくそのまま試合を閉められた。昨季までの栃木SCだったならば、FC琉球戦のような展開に持ち込むことは容易ではなかったはず。困難なミッションを実行に移せたのは蓄積された財産――4バックを主体とした高い守備意識――のおかげである。

失点せず、最少得点での勝利。派手さはない。でも、地味であることも優勝を狙うためには求められる要素のひとつである。

敵将が羨望の眼差しで見つめていた戦い方。それこそが、テッペンに立つために栃木SCが追求し続け、完成の域に達するようにしなければならない理想のカタチである。

開幕戦で確実に勝ち点3を手に入れただけでも合格点がつけられるが、格下の相手に対しても勝ちきれる“栃木SCのスタイル”がしっかりと出せたことは収穫だった。

「チーム力は6、7割」と語る高橋監督。目標としていた「8割」には届かなかった状態での滑り出しとしては悪くない。むしろ、上々である。

『テイキング・ライブズ』

2008年3月15日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:アンジェリーナ・ジョリー 満腹度☆

アンジーのパイオツのビーチクを拝ませて頂けただけで☆ひとつ。むちゃくちゃ綺麗だった。それ以外は全くダメダメ。ラストシーンのあの演技はないでしょう。明らかにネタバレだもの。あの動きだと。ひっどいよー。『キリングミー・ソフトリー』に期待しよう。

『美丘』

2008年3月14日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:石田衣良 満腹度:☆☆☆

東京ラブストーリーのキャンパスバージョンてな感じかな?破天荒な美丘に振り回されながら逞しく成長していく太一。どうしても男は、少し感覚がズレた子に惹かれてしまうよね。アカナリカは理想の一部である。女子中学生がヤンキーに憧れる心情に近いんだろうなあ。おそらく。片山恭一、市川拓司もの、つまり泣かせる系の本作は最近、流行の携帯小説っぽく、その安っぽさが狙いだから、石田ふぁんには物足りないが、悪くはない。評価が割れるでしょうね。石田氏はどうもファッション感覚に乏しいように思える。美丘の比較対象として麻理が登場するのだけれど、そのファッションがいまいち。麻理の形容の仕方も池袋的で不似合い。勿体なかった。

空振りだ@ワンコインベッターの呟き

2008年3月14日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

超パンクな服装のネエチャンが手に提げていたのは、スーパーのビニール袋。

そして、袋からは大根が顔を出していた。

斬新だった。

アートだね。

ありゃ。

☆toto☆

大分対柏:2 快勝したらしいから。

浦和対名古屋:0 まだフィットしないでしょう。

千葉対清水:1 我が後輩ホンタクをファンタジーに入れるか、否か。

新潟対F東京:1 ホーム力。

札幌対横浜Fマリノス:2 相性悪いみたいね。でも、山瀬功治が。

磐田対G大阪:2 そろそろ勝ってもらわないと。

神戸対川崎:2 不発の3トップが爆発か。

東京V対鹿島:2 序盤は赤のものでしょう。

甲府対徳島:1 戦力差?

横浜FC対湘南:1 ダービーは盛り上がるだろうね。

京都対大宮:1 NACKスタに行きたい。

C大阪対山形:0 今年の山形はどうなんだろう。

熊本対草津:2 私情を捨てて。

☆minitoto☆

大分対柏:0、浦和対名古屋:1、千葉対清水:2、新潟対F東京:2、札幌対横浜Fマリノス:0

☆BIG1000☆

やってくれたぜ。全く当たる気がしない。2と0しかないもの。

損してる?

2008年3月13日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

周囲から花粉症が減っている気がする。

栃木、今市といえば杉でしょう。

むちゃくちゃ苦しんでる人、ひとり知ってるけど・・・。

平然と日常を送っている方が多いような。

今年は隔年の当たり年らしく、ボクは凄くつらいです。

目に常にゴミが入っている感じ?

ゴロゴロしている感触が伝わってくるからイライラするんだ。

それで目を洗っても全く変わらないからたちが悪い。

美容師さんは花粉症が多いと聞くが・・・。

重宝します。

2008年3月13日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

aiko.jpg

アダルトになってきたね。

曲も詩も。

嬉しいやら、悲しいやら、ごちゃ混ぜです。

『二人』。

最初はアップテンポに?と思ったけれども、何度も聞く度にこれで正解!!だと思えてくる説得力があったね。

見つめられるのは恥ずかしいけど、反らしたらばれるもんねー。

がっつり目を見てくる人は、少し苦手です。

aikoの素晴らしいところは、カップリングにも手を抜かないところ。

密かにカップリングの方を楽しみにしていたり・・・。汗

『ひまわりになったら』は懐かしい感じだね。

初期のaikoを想起させる。

『寒いね...』はaiko節が炸裂。

まあ、結局は全部、好きです。

今回もありがとうございます、と感謝の気持ちでいっぱいですよ。

凹む3月、重宝します。

そう、全ては3月のせいさ

2008年3月12日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

ありがとうaiko。

オイラも凹んでばかりなのさー。

あれやこれや上手くいかん。

まったく波乗りジョニーになれないさあ。

でも、花粉症も、あれもこれも全ては3月のせいだよね。

aikoのdiary見て安心したよ。

凹んでるのはオイラだけじゃねえって。

そうさ、3月だから。

そうやってなんでもかんでもふっ飛ばしちまおう。

『二人』聞きまくりです。

ブックレット見なくても歌えるようにするぞ。笑

 

久々にファンタジーサッカーで平均を下回った。

テセ、0はないっしょ。

6人

2008年3月12日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

マラソンの北京五輪代表が決定した。

今回はこれまでに比べてすんなりと、それほど非難されるような選考ではなかったようだ。

まあ、問題に発展するほど、候補選手がうじゃうじゃいたわけではないのですが。

高橋は厳しいと思っていたら27位。

サッカー取材と被って全く見られず。

まだ、行ける。

周囲の声が個人的には痛かったなあ。

選考レースに出るとはいえ、難しいことは分かっていたのに。

それでも元女王は言い訳ひとつせずに走る抜き、スポンサーの社長にもう少し走らせてください、と頼み込んだ。

ホント、かけっこが好きなんだろうなあ。

強い高橋も好きだけど、走りたくて走りたくて堪らない無垢な高橋はもっと好感が抱ける。

走ることで高橋が伝えられること。

今後はその活動に注目したい。

観衆の声を力に@栃木SC通信

2008年3月12日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

shin.JPG

・向慎一

「全体が硬かった。上手くいかなかった。前半の途中で割り切った。前半、点を取るチャンスがあった。シュートを打ってよかった。積極的にPボックスでシュートを打つべきだった。初戦はそういうのが大事。それを開幕前に意識することができた。FWにもコーチングしていける。(前半、上手くいかなかったのは)綺麗に、カタチにこだわり過ぎた。綺麗に崩そうと。シュートで終われていれば……。右サイドを駆け上げるなど個人的には攻撃でいいカタチは作れた。セットプレーが多かったので、精度の高いボールを蹴れるようにしたい。途中交代もしたし、持ち味を出し切れなかった。(開幕戦は)シュートを狙っていきたい。自分に釣られればFWもやり易くなる。(トレーにグマッチとプレシーズンマッチ。違いを感じましたか)自分が特別緊張することはないけれど、(お客さんがたくさん入ってくれるのは)嬉しいですけど……意識した部分はある。開幕戦はもっと人が入る。それを力にかえていかないと」

 

・上野優作

「個人的には体が動いた。チャンスを決められなかったですけど(苦笑)。2-0で勝てていい状態で(開幕戦に)いける。(怪我の具合は)前半は痛みを感じずにやれた。ダテ(石舘靖樹)との前後の関係を作れたし、(深澤)幸次と絡めた。(改善点を挙げるなら)もうちょっとグラウンダーのパスを繋いでもいいのかな。足元に。押し込んで支配できればいいですね。(プレシーズンマッチはいい経験になった、と)昨年は10人で小針(清允)が失点して負けるようなパターンも、小針が防いで勝ち切れた。チーム力がついた。0でいくことで小針の力、(久保田)勲の力、ダテの力と個人技で勝てた」

 

・岡田佑樹

「(攻撃参加の回数が増えたのでは)上がれるチャンスはあったが、パスやクロスの精度を上げればチャンスになっていた。しっかりとやりたい。(久保田選手のゴールに繋がるFKを獲得しました)人数は少ないが点を取れると思い、自分が動けていたので前に行けました。(開幕戦に向けて)絶対に負けられない。いいゲームをして、いい内容で勝ちたい」

 

・小針清允

「どんな内容でも点が取れて結果が出せた。(決定機の阻止は)いい流れになった。1本しっかり止めたことには意義がある。(ひとり)少ない状況でやれたのは、いいシミュレーションになった。皆が意識を統一してやれた。(前半、苦しんだのは)いつもと違う入り方をしていた。相手が引いているところに放り込んでいた。相手の状態に合わせてしまっていた。相手がイージーなミスをしていたのに慌てていた。前に(ボールを)つけようと。自分達のサッカーをやれるように(しなければならない)。(新チームを立ち上げたに等しいスタートでしたが現状はどうですか)チーム状態としてはゲーム数をこなして、いい方向を向いてやっている。(トレーニングマッチは横浜F・マリノスに)1敗しかしていない。90分で結果を出すことを意識してやってきて、結果が出ている。どんな状況でも自分達のサッカーを見失わずに、シーズンを通して共通理解を図れればいい」

『なんとか勝って勢いに乗りたい』@栃木SC通信

2008年3月11日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

099.JPG

・柱谷幸一監督

「公式戦と同じ気持ちでリハーサルという形でやれた。怪我人が連続して出てしまい、主力が出られなかったのは残念。それでも、非常にいい経験ができた。

退場者を出すのはよくないが、リーグ戦ではこういうゲームもある。勝点1、チャンスがあれば勝点3を取るのが勝点を積み上げることになる。内容はよくないが、シーズン前にはいい経験ができた。来週には3人(佐藤悠介、松田正俊、鷲田雅一)が戻ってくる。ベストの状態で開幕戦に臨める。

(右サイドの攻撃も改善されつつあります)岡田と(斎藤)雅也は攻撃的なサイドバック。何度かいい攻撃参加ができた。岡田はいい攻撃参加ができていた。左は悠介、雅也だったので、(深澤)幸次と雅也でぎくしゃくした。幸次はタメを作れず、雅也が上がれない。オプションとして左に(小林)成光、右に高安(亮介)という選択肢もあった。成光を左へ持ってくることも考えたが、幸次が個人で破れるシーンがあったので、突破を期待して残した。それなりにやれました。守備は全員が入れる。個の能力を含めて攻撃で力を発揮できるか。チーム作りの中で守備は、誰が出てもやれている。

(主力の状態は?)琉球のスカウティングにもかかわってきますからねえ(笑)。松田、悠介、鷲田は戻れる。鷲田は今日もやれたが大事をとった。悠介は様子を見る。松田は捻挫なので痛みが少なく、足を固めればやれる。(横山)聡は来週、合流できる。人数は戻る。聡はコンディションがベストになるには時間が掛かる。

(開幕に向けた意気込みを)怪我人が出ているのでベストではないが、チーム戦術を皆が理解している。出ている選手がベストでやれれば、それなりにやれる。開幕戦は今週1週間の中で琉球の情報をどれだけ取れるか。相手のシステム、やり方がわかったら戦術のトレーニングをやりたい。(開幕戦は)勝ちたい。何とか勝って勢いに乗っていきたい。そういうスタートにしたい」

撤回、aiko

2008年3月10日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

いいっす。

aikoの新譜。

以前は批判的だったけれど、精神的に落ちている時に聞くと全く違う趣が。

アップテンポだからこそ曲の魅力が最大限に引き出されている。

あれで正解だ。

しっとりaikoが好きだから、ついつい過剰反応をしてしまっただけだった。

そう気が付いた。

aikoのボーカリスト。

全部、カバーして欲しいね。

『3月9日』はレミオロメンのイメージが強すぎるけど、耳にはしてみたい。

どんなアレンジになるのか。

『卒業写真』は鼻血ブーだろうねー。笑

aikoにお似合いです。

『JFLの笛』@栃木SC通信

2008年3月10日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

032.JPG

032.JPG試合後、挨拶に向かうチームメートを尻目に、ひとりコンクリートの壁に背を預ける。ベンチコートを羽織った斎藤雅也は俯いたままだった。顔色は優れない。ロスタイムに2ゴールを挙げて勝利したにもかかわらず、である。

落ち込むのも無理はない。先発しながら最後までピッチに立っていられなかったのだから。
 
後半22分、退場。

パフォーマンスに起因するものならばまだ救いはあるが、イエローカード2枚を提示されてのピッチ追放は、さすがに堪える。

「JFLの基準は難しい。大学時代にはとられなかった(ファール)が、とられた」
 
4年間で体に刷り込まれた感覚を他のカテゴリーに持ち込むと痛い目を見る。

同じく大卒新人の向慎一も判定基準に違和感を抱いている。序盤にカードをもらってしまった。ボディコンタクトが不可欠なボランチにとっては、致命的である。1枚カードを持っていることで、「持ち味を出し切れなかった」。厳しくいけば再びカードを出される。早々に追い出されるわけにはいかない。数的不利に陥ることを避けるために萎縮してしまった。意欲的に人とボールにチャレンジできない。際どいプレーに腰が引ける。それが硬さに繋がり、停滞していた前半の攻撃を活性化させられなかった一因でもあった。

「中盤でボールを取れた。カードをもらったシーンも、もう一歩、出足が早ければ・・・。中盤でボールを取ってチャンスを作れたはず」

向は唇を噛んだ。

リーグ戦と同様のシチュエーションで辛酸を舐めた。しかし、“JFLの笛”を肌で感じられたことは、2人にとって小さくなかったようだ。「退場したことでチームに迷惑をかけたが、これだけやったらファールになる、との線引きができた。開幕前にわかったのはよかった」と斎藤が言えば、「今日、硬さを経験したことで、次は絶対に(硬くなら)ない。思いっ切りやれる」と向もポジティブだった。
 
JFLの判定は独特であり、誰しもが受ける洗礼でもある。許容範囲を探るのは容易ではない。昨季、途中加入した上野優作も戸惑いを隠せなかったという。立て続けにカードを頂戴してしまった。判定に慣れるには多少の痛みを伴うのかもしれない。
 
だが、チームコンセプトとして「フェアネス」を掲げている柱谷幸一監督は、当然ながら不快感を露にした。

「ミーティングで選手にはイエロー(カード)をもらわないように、と言っているだけに残念。反省を求めたい。退場者を出すと厳しい、と(改めて)いえるいいゲームだった」
 
不要なファールは極力減らさなければならない。昨年、アウェーのアローズ北陸戦(0―1)を落としてしまったのは、退場者を出したからだと考えている。また、地元の人々に愛され、プロビンチャとしての地位を確たるものにするには公明正大である必要性を常日頃から訴えてもいる。
 
負傷離脱は止むを得ないが、累積警告や一発レッドにより大一番にベストメンバーを組めないような事態は回避したいし、しなければならない。定まらない笛に苛立ちをおぼえるのではなく、笑ってやり過ごせるように。郷に入れば郷に従えではないが、これまでの皮膚感覚を一度捨て去り、属するリーグに適応させなければならない。  

PMレポート:対アルテ高崎戦@栃木SC通信

2008年3月 9日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

074.JPG1週間後に控えた開幕戦を迎えるにあたり、悔いを残さないように。総仕上げとなるアルテ高崎とのプレシーズンマッチは、集合時間、食事、ミーティングなど、当日と全く同じタイムスケジュールが組まれ、「今日が開幕戦くらいの気持ち」(GK小針清允)で選手達は試合に臨んだ。サポーターも本番に備える。今年から陣取るゴール裏からリハーサルを行った。

来週には間に合うとのことだが、大事をとってコンディションが万全ではない佐藤悠介、鷲田雅一、松田正俊の主力3選手はベンチからも外れた。栃木SCの陣容は上野優作と石舘靖樹の2トップ、中盤は左に深澤幸次、右に小林成光、底には落合正幸と向慎一が入り、DFラインは左から斎藤雅也、山崎透、川鍋良祐、岡田佑樹と並び、ゴールマウスには小針が立った。

高崎も4―4―2を選択。

序盤からポゼッションで勝ったのは栃木SCだったが、「自分は硬かった。いけるかな、と思ったが・・・」と向が言うように、全体的に体が重い。「後ろで動かして前へ入れたかった。前線と中盤の連動がなく、ボールを前へ入れられない」(柱谷幸一監督)展開が繰り返される。アンカー(舵取り役)の落合がDFラインからボールを受け、ルックアップしても前が動き出していなかった。ボールを散らすことは出来たが、ゴール方向への勝負パスは少なかった。複数人が絡んだプレーは数えるほどだった。

前線にボールが収まらないのだからサイドが活性化されるはずがない。両サイドバックは上がるタイミングを見出せなかった。タメを構築できる佐藤の不在も響く。その佐藤とコンビネーションを磨いてきた斎藤は言う。「悠介さん、鷲さんと一緒にやっていたので、正直合わせるのに時間が掛かった」。柱谷監督曰く「ぎくしゃくした」左サイドは、いつものように起点と成り得ない。それでも、向のパスに抜け出た小林の左クロスを石舘がヘディングで合わせたあたりから、カタチを崩してでも前に出る姿勢が垣間見られるようになる。34、36分には上野が連続してゴールに襲い掛かる。相手の好守に阻まれるも「コンディションは一番よかった」と上野。逸機したことには苦笑したものの、1ヶ月前のキャンプでは歩くことすら困難だったのだから驚異的な回復ぶり。果敢にゴールを狙い、ベテラン健在をアピールした。

プロ契約選手の大量解雇により「マイナスからのスタート」(渡辺克之監督)を切った高崎。昨季の低調なサッカーからの脱皮段階にある。会見ではネガティブな発言が目立つも、それほど悲観することはないのではないか。環境と待遇に恵まれていないとはいえ。

前半ゴールを奪えなかった栃木SC。後半に入ると僅かながらサッカーの質が向上するも、上野、石舘の2トップが巡ってきた絶好機を決めきれない。ボールが動くようになり、リズムも好転するなどしたが、その矢先に斎藤が2枚目の警告でピッチ外へと追い出されてしまう。幾分か動揺したのか、ミスから窮地を招く。これを耐え凌ぐと入江利和を投入し、4バックを維持。4―4―1の2ラインを敷き、コンパクトフィールドを保ち高崎の攻撃を封じては、反撃の時を待った。スルーパスに反応した川勾に冷や汗をかかされるも、GK小針の好判断で危機を回避すると、ロスタイムに交代出場の久保田勲がFKを右上段へ直接突き刺し、さらに落合のフォアチェックを足掛かりに最後は石舘が追加点を奪い去った。90分、苦しんだことが嘘のように、あまりにもあっさりと2度、ゴールネットが揺れた。

「退場者を出すのはよくないが、リーグ戦ではこういうゲームもある。勝点1、チャンスがあれば3を取るのが勝点を積み上げることになる。内容はよくないが、シーズン前にはいい経験ができた」

数的不利、スコアレスで推移した試合。ドローで勝点1を拾うことも覚悟したが、4バックのブロックで攻撃を跳ね返し、機を伺う策がはまり、勝利をものに出来たことに柱谷監督は一定の評価を与えた。表現こそ異なるが選手たちも一様に「開幕前にいいシミュレーションができた」と口にしていた。

リハーサルは終わった。いよいよ本番である。来週は開幕戦の相手、FC琉球を想定したトレーニングを入れ、勝点3を手にする確率を上げるための戦術を練り上げる。

指揮官は欲した。

「勝ちたい。なんとか勝って勢いに乗っていきたい」

プレシーズンマッチ 栃木SC2―0アルテ高崎 @栃木県グリーンスタジアム

〈アルテ高崎〉GK岡田大、DF小柴翔太、西村陽毅、山田裕也、杉山琢也、MF今井政貴、里見仁義、川勾邦明、白山貴俊(→ファブリシオ)、FW田中靖大(→田中翔太)、久保田圭一(→チアゴ)

〈栃木SC〉交代:向(→久保田)、小林(→高安亮介)、上野(→入江)  

PM:対アルテ高崎戦@栃木SC通信

2008年3月 9日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

スタメン:GK小針DF斉藤、山崎、川鍋、岡田MF落合、向、深澤、小林FW上野、石舘

 

前半:0-0。

 

後半:2-0。

得点者:久保田、石舘

 

*すこぶる体調が悪いですが、無理しない程度にレポート書きます。申し訳ない*

フェイクではないもの@WBC世界フライ級タイトルマッチ:内藤大助対ポンサクレック・ウォンジョンカム

2008年3月 8日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

ジャッジ3人の採点が割れた。優劣が付かない。4度目の対戦はドローに終わる。こうなるとベルトを巻いてリングに上がったWBC世界フライ級王者・内藤大助が有利。2度目の防衛に成功した。

ゴングが打ち鳴らされる。互いにアグレッシブに動き回る。上体を沈め、がに股で前へ。内藤はおちょくるように揺さぶる。トリッキーな動きで17度の防衛を果たした偉大なる挑戦者ポンサクレック・ウォンジョンカムをかく乱する策をとった。ただし、単に変則的なだけではなく、距離を測りながら捨てパンチを足掛かりに懐に潜り込む強かさも兼ね備えていた。沈着冷静なポンサクレックは、さばくのに苦労しながら、それでもカウンターを合わせる。確かなスキルで序盤戦、リードを奪う。

回を重ねる毎に機敏に、ステップは小刻みに。間合いを適度に保ちながらロング、ミドル、ショートのパンチを打ち分けた。加速していく内藤。回転が増したことで序盤に失ったポイントを挽回し、中盤戦をものにする。

8R終了後、スコアに大差が付いたことを知ったポンサクレックは焦れた。次の回、どこかで見た光景、再び。内藤がリングへと投げ飛ばされる。若気の至り、恐怖に打ち勝てなかった。前挑戦者には立つ言い訳も、歴戦の勇に当てはめれば、それは暴挙以外の何物でもなくなる。理性を欠いた。巧妙な策略、とは解釈し難い。蛮行を犯すも悪びれることもなくポンサクレックはKOを狙ってきた。推進力が増す。やや受けに回った内藤であるが、ボディからフックのコンビネーションは的確かつ有効であった。進撃を寸断。10R、終了間際に右フックでポンサクレックの顔面を叩いた。尽きないスタミナ、拳は忙しなく交差。内藤、ポンサクレック両者の矜持がぶつかりあった試合は手に汗握る攻防を繰り返し、終焉を迎えた。

ベルトは動かず。つまり、内藤が勝ち名乗りをあげた。ドロー決着に不満を抱かぬはずはないが、手の内を知り尽くした相手に引けをとらなかったのだから胸を張っていい。

フェイクではない、本物を堪能できた。それで、十分だ。

WBC世界フライ級タイトルマッチ 〇内藤大助(114-115。115-113。114-114)ポンサクレック・ウォンジョンカム× @両国国技館

aikoがスケキヨ

2008年3月 7日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

グラサンおっさんの音楽番組みましたよ。

aiko出演だったので。

絢香もね。

うーん、aikoの衣装はなしでしょう。

個人的に黒い靴に中途半端なホワイトソックスが大嫌いなのですよ。

だから、ねえ。

レコーディングスタジオのキャッツアイとスケキヨは目にして見たいものだが・・・。

肝心の新譜も・・・だったねえ。

入りはよかったんだけど、意外にサビがアップテンポに面食らう。

やっちまったかな?今回は。

まあ、買うけどね。

totoの当て方、教えたる~其の一~@ワインコインベッターの呟き

2008年3月 7日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

totoを購入したことでファンタジーサッカーの設定をしなければならないことを思い出す。

危ない。

うっかりしていた。

初回のポイントを逃すところだった。

出遅れを挽回するのは容易ではないですからね。

脱!!下部リーグ。

上を目指しますよ今年は。

さて、所属しているリーグの整備はされたのだろうか。

 

☆toto☆

G大阪対千葉:1 まだ千葉はフィットしていない、かも。

F東京対神戸:2 意外と台風の目になるかもね。楽天さんは。

横浜Fマリノス対浦和:1 未央ちゃん、ダンスがんば。

清水対大分:1 主力が流出したからねえ。

鹿島対札幌:2 スーパーカップで色々あったそうなので。

名古屋対京都:0 ミスターのスタートはドローで。

川崎対東京V:1 大差が付くかもねー。俺のテセ。爆発して。

柏対磐田:0 フランサ不在でしょ?苦しいよね。

愛媛対熊本:2 今年は当てることに徹しますから。私情は抜きで。

水戸対C大阪:2 戦力差かな。

湘南対仙台:0 平塚、結構とおかった。

鳥栖対山形:2 密かに山形、好きだったんですよー。昨季はね。今年はどうだろう。

草津対広島:2 テッパンでしょう。

 

☆BIG☆

気配はある。当たりそうな。いつもだけれど・・・。

 

☆BIG1000☆

現実的だなあ。コンピューターさんよ。

『八月の路上に捨てる』

2008年3月 7日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:伊藤たかみ 満腹度:☆☆☆

高校生時代にミスチルのアルバムを聞いた時、これオレのこと歌ってるじゃん、と思った経験が甦る。つまり、自分の境遇を重ねられる小説。といっても特定の人物にしか当てはまらないので万人共通とはいかない。夢追い人で相方がいる人は激しく共感するのではないだろうか。敦と水城さんのやり取り、距離感は絶妙。余韻を持たせないところも著者の狙いなのかな。1時間程度で読めるのでお薦めですよ。

天使の囁き

2008年3月 6日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

横断歩道をチャリで渡ろうとした。

右から車が来ていた。

あっ、死んだな。

そう思った刹那。

左側から「お前、危ないぞ」との囁き。

冴えないおっさんが言葉を発してくれたことでブレーキを握ることができた。

あの声がなかったら・・・ゾッとする。

おっさん、ありがとう。

帽子にipod付けるのはなしだけれど、その優しさは大ありですね。

天使だよ、あんた。

オレ、注意力散漫。

いかんねー。

強者にひれ伏す@バルセロナ対セルティック@CL決勝トーナメント1回戦2leg

2008年3月 6日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

戦い方が徹底されていなかった。敵地カンプノウに乗り込んだセルティックの強味は、フェネホール・オフ・ヘッセリンクの高さとマグギーディの突破力。バルセロナ相手に通用するのは、この2つである。セルティックはワントップにヘッセリンクを配し、その下に中村俊輔をはじめ3枚を並べた。ロングボールを多用し、高いバルセロナのラインを押し下げ、セカンドボールを躍起になって拾いまくり、セカンドアタックに活路を見い出す。美しくなくとも1legでのビハインドを取り戻し、引っくり返して先に進むには、多少強引で泥臭いサッカーを展開してもよかったのだが、結局は狙い所が定まらなかった。スコアは0-1と大恥をかくことはなかったが、得られたものも多くはなかった。

ホームでの1leg。2-3で落としたセルティックにとって痛恨だったのは、敗戦よりアウェーゴールを3つも奪われたことだろう。1-0で勝利してもアウェーゴール数で劣ってしまう。つまり最低でも2点をバルセロナから強奪しなければならない過酷な状況下に置かれた。絶対優位のバルセロナはセルティックの苦境を敏感に察知し、早々に勝負を決めた。開始3分、あっさりとゴールを割ってしまう。中央のシャビが出したパスを左サイドで受けたロナウジーニョ。ノールックパスを背後を回ったシルビーニョへと通し、上げたクロスを起点となったシャビがニアサイドで合わせて先制。これでベスト8進出を決定付ける。劣勢のセルティックはリスクを冒さないし、バルセロナが行く手を阻んだことで冒せなかった。トゥレが中村に目を光らせたことで起点を構築できず、最終ラインからビルドアップしようとすればプレスの網に引っ掛かるばかり。チェックが猛烈に速いことから腰が引けてしまう。そのような状態でパスが繋がるはずがない。次々にミスを起こしては攻守交代の機会を喪失した。45分間を手も足も出ないまま過ごした。

後半頭にスノが入ったことで中盤が幾分か活性化され、ボールを取れる位置も僅かに敵陣寄りになる。だが、好機を生み出すまでには至らない。マクギーディのドリブル突破にサポートが付くことはなかった。前半の半ばまでは観衆を満足させるためにエンタテイメント性を追求したバルセロナだが、後半に入ると途端にペースダウン。メッシが負傷退場した影響もあったのだろうが、省エネサッカーへと切り替える。ゆったりとボールを回し、ゴールを伺う姿勢は保持し続けるものの、前半ほどの迫力はない。集中力が研ぎ澄まされていたわけではないのだが、弛緩したバルセロナの心の隙を突けるほどセルティックの攻撃陣は逞しくなかった。それでも、一矢報いようと中村が右から内へとカットイン。左足を振り抜いてゴールを脅かしたのは、ロスタイムに突入してから。決定機は、この1度きりだった。つまり、90分、サッカーをさせてもらえなかった。バルセロナのスペースメイキングの妙と試合巧者ぶりだけが際立った2legだった。運動量を強いることも、嫌な汗をかかせることもセルティックには難儀な作業だった。ストラカン監督のサマラスの起用法にも疑問が残った。

CL決勝トーナメント2leg バルセロナ1-0セルティック @カンプノウ

<バルセロナ>GKバルデス、DFシルビーニョ、プジョル、テュラム、ザンブロッタ、MFトゥレ(→エジミウソン)、デコ、シャビ(→グジョンセン)、FWロナウジーニョ、エトー、メッシ(→アンリ)

<セルティック>GKボルツ、DFネイラー、マクマナス、コールドウェル、ウィルソン、MFドナーティ(→スノ)、ブラウン、マグギーディ、中村俊輔、ハートリー(→マクドナルド)、FWヘッセリンク(→サマラス)

オレには、関係ねぇ

2008年3月 5日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

mixiの規約が色々と問題になっているようですがオイラには関係ないっすねえ。

一応、やってますけど。

日記が書籍化されることは100%ないし。

写真も掲載してないしね。

クリエーターだけど別に反発しないっす。

むしろ、高校駅伝の1区、留学生禁止に怒りをおぼえるけどねえ。

『太田総理』ではランク外だろうけども。

 

無性にコークが飲みたくなる時があるのよねー。

なんだろう、あれ。

ちょっとリッチだった頃AERAを購読したいた。

巻末の都市伝説が好きだったなあ。

本屋で尿意をもよおす。

あれも都市伝説として紹介されていたっけ。

名前は忘れたけど、確か固有名詞がついていたはず。

炭酸飲料を欲する。

これも都市伝説にならないだろうか。

誰かの名前をくっつけて。

望むがままに@栃木SC通信

2008年3月 5日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

ヤッマシタ.JPG

移籍先が決まってよかった。しかし、開幕戦の相手であるFC琉球とは。誰もが描けなかったシナリオ。サッカー界には往々にしてよくあることだが。それにしても、あまりにも出来過ぎていて恐ろしい。

2年目の山下芳輝は要警戒かもしれない。JFLの水に慣れたことで自分の十八番、ポストプレーだけではストライカーとして難しいと分かったはず。元来シュート精度は高いだけに、ゴール量産の可能性は低くはない。栃木SC戦以外での活躍を切に願う。

昨季の天皇杯。古巣であるアビスパ福岡との対戦が決まった際、山下はブーイングを浴びたい、と語った。ならば、開幕戦、グリスタで、山下に厳しい声を。

『武豊×オリビエ・ペリエ』

2008年3月 5日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:武豊×オリビエ・ペリエ 満腹度:☆☆☆

競馬界の2大巨頭の競馬感がキーワードを基に綴られている。対談形式で纏めなかったのは賢明な策だろう。巻末におまけ程度に対談が掲載されているが薄い。やはり、互いに自由に語ったことが奏功していることが分かる。この職人2人の流儀と信念は面白い。

『南の島の甲子園~八重山商工の夏~』

2008年3月 4日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:下川裕治 満腹度:☆☆☆☆

八重山から甲子園へ。悲願叶い大嶺祐太(現・千葉ロッテ)を擁する八重山商工が甲子園に辿り着き、その過程とその後を追った一冊。高校野球の歴史的な偉業を達成したチームを取り上げているが、試合の描写を極力抑え、その周辺と沖縄、もっといえば八重山の文化や空気感を前面に押し出すことで、ステレオタイプの野球本との差別化が図られており、読後が清々しい。著者は沖縄に明るい。八重山商工と伊志嶺監督の魅力をあますところなく引き出している要因だろう。蠱惑的な良作である。

背番号29の守護神@栃木SC通信

2008年3月 4日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

gk.JPG

外見からして存在感抜群。ゴールマウスでのパフォーマンスも圧巻で、好守を連発している。GKは目立たないことが最高のファインセーブだけれども・・・。DFラインと連携を深め、堅牢なブロックを築き上げて欲しい。

『パニッシャー』

2008年3月 3日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:トム・ジェーン 満腹度:空腹

舟を漕いでしまった。その程度の作品です。2倍速で見てもいいのでは。

お嬢さんのお雛様

2008年3月 3日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

姪っ子のお雛様が飾られている。

本人は人形を眺めてポッカーンとしていたけど。

それを激写。

いい顔してるわ。

日に日に写真がたまっていく。

アルバムを作らないと。

 

黄砂か、それとも花粉か。

めがねに付着しているのは?

本格的なアタックが始まるぞ。

気を付けろ。

打ちまくる@栃木SC通信

2008年3月 3日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

029.JPG途中交代、不慣れなFWの位置に入ったものの、枠内を捕らえるミドルを3本も放った。左ワイドだと外へ外への意識が強すぎるあまりカノン砲が火を噴く機会を目にすることは少ない。しかし、トップに入ったからだろうか、今までになく深澤幸次からはゴールに対する渇望が感じられた。全盛期のクリスティアン・ビエリのように兎に角、視界にゴールが入ったら打ちまくる。途中から前線でも使える目処が立ったことに、柱谷幸一監督は目を細めていた。

右サイドのお話@栃木SC通信

2008年3月 3日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

012.JPG

・岡田佑樹

「この前の大宮戦(1-0)はいいイメージでやれていたので、攻守にバランスよくやれたらな、と。(右サイドからの失点が多いですが)俺が出ている時はそれほどでもないが、上手く機能できるようには心掛けてます。ビデオでしか見ていないが後手後手になっているので主導権をとりながら、守備をすることは意識してやってます。(周囲とのコミュニケーションは)攻撃になるとポジションが崩れるので切り替えを速くすれば、ポジションをしっかり取れれば、崩されることはない。みんなで声を出し合えれば。(逆サイドから振られると多少、苦しい場面もありますが)内側に絞る、外を捨てるのがセオリーだが、蹴られたくないし、走りたくもないので、ポジションに気をつける。カバーにいけるし、蹴られないポジションを取れれば、とは意識しています。(今日はやれた、と)サイドが開いていた。蹴られてもピンチにはなっていないが、もっとうまくできるように準備します」

・川鍋良祐

「だいぶ慣れてきました。ラインの高さをワシさん(鷲田雅一)と話して掴んでこれた。(アドヴァイスされることは)ラインの高さくらいです。(右サイドバックにも入りましたが)守備固めでハシラさんから『右サイドバックに入るかもしれない』と。(心掛けたことは)うちは内側へ絞る守り方なのでサイドが空いてくる。1対1で負けないように。そこが期待されているので、負けないようにと。(右隣の岡田選手とのコンビは)オカさんはやり易い。繋ぎが上手くて、カバーもしてくれるので。細かく話さなくてもいい。(岡田選手が上がった時のケアーは)ボランチのどちらかを入れたり、(ラインが)崩れて自分が入る。最悪の場合には逆サイドを捨てます。(開幕が近付いてます)与えられたことをやるだけです。開幕スタメンよりも自分のプレーをすることを心掛けているので、それが結果に繋がれば」

『In His Times』

2008年3月 3日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:増島みどり 満腹度:☆☆

借り物ではない言葉。アスリートに決定的に必要な要素ではないだろうか。中田英寿のプロキャリア12年を回顧した本書は、中田自身の言葉で綴られているといっても過言ではない。著者としては痛恨だろうが、やはり中田の言葉のパワーが強過ぎて、途中にはさまれた文章が霞んでしまっている。とはいえ、インタビューしたのは著者であるから、引き出し方が絶妙でうまがあったことから訴えかけるような、強烈なコメントを取れたのだろう。対象者との距離が近すぎるとこには疑問をもたないでもないが、それもひとつの手法として書き手としては勉強させて頂きました。これに『敗因と』を混ぜると、ドイツW杯での中田に迫れるのではないだろうか。完璧な解答ではないが、ぼんやりと昔日の事件の真相が輪郭を帯びてくるのではないか、と考える。

バイバイ、祖父ちゃん

2008年3月 2日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

今日が49日。

メチャクチャはえーよ。

祖父ちゃん。

「おい、布団直すの手伝ってくれ」からまだ2ヶ月じゃん。

ありえないっつーの。

ホントにお別れだね。

いっぱいこれまで泣いてきたから涙は出なかったけれど、それでも悲しかったよ。

やっぱり。

天気でよかったねー。

お通夜、葬儀、そして49日と晴れ。

普段の行いがよかったんだねー。

つくづく思ったよ。

生きてたらとっくに仕事に出かけて今頃は屋根の上だろうねえ。

笑顔で、ちょっと小ばかにしたような表情で上からオイラを眺める。

その顔が堪らなく好きだったなあ。

痴呆が進んでる祖母ちゃんでも祖父ちゃんのことは鮮明なんだろうねぇ。

人徳があったからたくさんの人が集まってくれたんだよ。

今頃、ほっておいたら仕事に出かけちまったさあ。

なーんて、呟いてたよ。

さすが夫婦だね。

よくわかってらっしゃる。

みんな堅い、堅い儀式の後は飲んで騒いださあ。

オイラも飲んだよ。

久々に。

祖父ちゃんも見てたよね。

皆が見渡せる場所から。

すっごくいい席だったよ。

知ってるだろうけど。

やっぱり、祖父ちゃんが人に愛されてたから、立派な職人としての責務を果たしてきたから、素晴らしい雰囲気でしめやかに行われる式も明るく楽しく進んだんだね。

頑固の堅物だけど、その中身を分かってくれる人はいるのさあ。

そんなことを思いながら泥酔。

どんなことを今、打っているのか不明。

でも、たまにはいいでしょう?

酒に飲まれてしまうのも。

祖母ちゃんは祖父ちゃんの好きな冷酒をチビチビやってたよ。

いつもは炬燵に突っ伏しているだけだけど、今日はアグレッシブに歩き回ってたさあ。

祖父ちゃんに恥をかかせないように。

ラブだねー。

愛が感じられて、羨ましかったぞ。

最後の最後まで責務を全うする。

それでこそ職人の嫁さんだ。

バイバイ、祖父ちゃん。

また、お墓に挨拶に行くからね。

すっごくいい仕事するからさあ、厳しい目で見守っててね。

『得がたい感覚』『慢心せず』@栃木SC通信

2008年3月 2日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

tochgiisc4.JPG  『フィーリング』

好感触に自然と顔がほころぶ。あんなに無防備に笑う上野優作を、栃木SCに加入してから見たためしがない。

「案外いいですよ、ねえ」

2トップを組んだ松田正俊との関係性に関して問われた上野の回答である。上背があり、前線でポイントを作れ、ボールを収められる。役割としては重複する部分が多々あるものの、誤解を恐れずに言えば上野は純粋なポストプレーヤーではない。それぞれの特長を上野が語る。

「僕の方が動く。マツ(松田)が真ん中にいる感じ」

昨季はクサビを受ける仕事を主に求められたが、本人も自覚しているように左右のスペースへと流れながらボールを後方から誘引するプレーをした方が、生きるし、味方を生かしきれる。所属がアルビレックス新潟だった時、前線の僅かなスペースを上野は見出し、我が物としていた。タイプが似ていることからフィットしないのでは、との見方が強かったが、どうして、意外と様になっている。対福島ユナイテッドFC、対大宮アルディージャ、対湘南ベルマーレ戦の3試合でコンビを組んだ。記録したゴール数は松田2、上野3である。共に故障明け。万全のコンディションではないことを考慮すれば、悪くない数字である。

負傷離脱から復帰して日が浅い。攻撃のトレーニングは満足に積めていない。それでも、「案外あっさり」と呼吸が合った。「攻撃のカタチがある程度できた」。その理由を上野は「感じられる選手がいる」と表現した。それは佐藤悠介であり、岡田佑樹であり、落合正幸であり、向慎一であり、そして言うまでもなくパートナーの松田である。また、こんなことも言っている。「今年は個のレベルが上がった」。個が上澄みされたことで、感じ合えるツボを互いに共有できる。だからこそ、受け手と出し手の関係が良好になり、心地よいタイミングでのプレーが可能となっている。

「代表ではよく言われますが、誰が入ってもいいチームは寄せ集めでもいい」(上野)

仕上がりは上々、纏まりが出てきているとはいえ、新加入選手が大半を占める、言わば新チームを立ち上げたに等しい状況下にある2008年度の栃木SC。コミュニケーションが不十分な点も、当然ながら散見される。しかし、個々の能力が高いからこそ得られる感覚は易々と手に入れることはできず、だからこそ貴重であり、個性の理解度が深まれば、その強味は更に増すに違いない。フィーリングが合っている。これは最大の武器になる。

 

『慢心せず』

サテライト中心ながら大宮アルディージャ、湘南ベルマーレを無失点に封じ、それぞれ1-0、2-0と勝利することができた。だが、この時期は結果よりも、内容にウェイトが置かれる。そのことを柱谷幸一監督は十二分に理解している。だからこそ、様々なテストを敢行し、確かな手応えを得ても満足することはなく、ブラッシュアップすることが本番に向けて必要不可欠であると感じている。

「0だったからいいのではなく、(相手のミスで)助かったシーンもある。そこは突き詰めたい。もう一度、洗い直して修正する」

湘南戦の前半。ゴールを決めたのは栃木SCであるが、好機の数では相手が勝った。ドリブルへの対応の拙さ、攻守の切り換え時のもたつきが窮地に結び付いていた。「川鍋とワシ(鷲田)は強く、コンビネーションもよくて守れている」(柱谷監督)。なるほど、ボランチラインを突破されてもCBの一枚が潰しに出ることで危機を未然に防いでいた。「中盤での取られ方が悪く、厳しい部分もあったが落ち着いて対応できた」とは川鍋。カバーリングできるポジションも取れていた。1対1での強さは頼もしい。しかし、攻め込まれ、決定機を作られてしまったのも事実である。バイタルエリア(決定的な仕事ができる地域)の閉めが甘く、後手を踏んでしまう。川鍋は言う。「ボランチとの連携(を図る)。後ろはラインを下げるとボランチとの間が空くので、ボランチが落ちてくるのか、ラインを上げてFWを潰しに行くのか。オチサン(落合)とシン(向)と話し合いたい」。ドリブルで向かってこられた時にどう対処するのか。ラインが整っていない時のポジショニングはどうするのか。堅牢な守備組織を構築するために、やるべきことはまだ、ある。

「松田と上野のところでボールが収まり、2列目がボールを受けて展開できている」(柱谷監督)。坂本勇一、稲葉久人の大卒新人には難儀な作業が2人にはできている。前線にボールが入れば攻撃の幅は広がりを見せる。相変わらず左サイド偏重ではあるものの、タッチ数の少ない連動したプレーから相手守備網を混乱させることも可能になってきた。先行していた守備にようやく遅れを取っていた攻撃が追い付いて来たように映るが、指揮官の見立ては少し異なる。「個の力でやれている部分が大きい」。物足りないようだ。要求は厳しい。「2トップと係わる動き、2トップの関係性を高めれば、いい攻撃ができる。そうすれば、自ずとサイド攻撃も生きてくる」。松田と上野、佐藤などの個のクオリティに依存するのではなく、周囲を巻き込んだ肉厚な攻撃がイメージとしてあるのだろう。後方から湧き出るように複数の選手が飛び出して絡んでくる。理想である。個で相手を凌駕し、連携が図れていれば、ゴールを奪える確率が低くなるはずはない。停滞気味の右サイドの攻撃も活性化される。傍目には熟成に時間を要するのではないかと思えるコンビネーションであるが、柱谷監督は平然と言ってのけた。「コンビネーションはそんなに深く(時間が)かからない。(開幕までの)2週間で入れられる」と。

悔いを残して開幕を迎えないように。綻んだ箇所を早急に修繕していく。慢心が入り込む余地など微塵もない。

TMレポート:対湘南ベルマーレ戦@栃木SC通信

2008年3月 2日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

038.JPG

平塚から世界へと飛翔した中田英寿が愛した大神グラウンドは、かつての親会社であったフジタが売却したことにより、今は松蔭大学が所有、使用している。相模川(馬入川)に面している点は一緒であるが、湘南ベルマーレの練習グラウンドは馬入ふれあい公園サッカー場へと2006年に移転。「ヒデも悲しんでいました」とは広報の方の弁。中田英寿が唯一、Jでプレーしたクラブであることを嬉々として話してくれた一方で、「最も愛した河川敷とグラウンド」に話題が及んだ際には、寂しげだった。

さて、湘南とのトレーニングマッチである。場所はもちろん、馬入ふれあい公園サッカー場。栃木SCの並びはGK小針清允、4バックは左から斎藤雅也、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田佑樹、中盤の底には落合正幸と向慎一、左ワイドに佐藤悠介、右ワイドに小林成光が入り、2トップには上野優作と松田正俊が指名された。前半の交代は34分にGK小針から武田博行(筆者計測)。

開幕を翌週に控えトップチームがジュビロ磐田との非公開マッチを行った湘南はサテライト主体のメンバーで臨んできた。

これまではDFラインの前でアンカー役を担っていた落合が前に出ては果敢にプレスをかけ、奪ったボールは佐藤へ。起点はこの日も左に設けられた。前線にどっしりと松田が構え、左右のスペースへと相棒の上野が流れる。ボールの循環が向上したのは、前線にボールが収まり、人が動くことでスペースを生み出せるようになったからである。また、サイドでボールを持ち過ぎる嫌いがあった佐藤の稼動域が左から中央まで広がり、ボールタッチ数が格段にアップし、シンプルにさばけるようになったことも好循環の一因だろう。松田のポストプレーから佐藤がオーバーラップしてきた斎藤に叩いた一連のプレーは、うまく連動できていた。序盤の勢いそのままに佐藤がロングレンジから強烈なシュートを放ってゴールを脅かすものの、前半も半ばに差し掛かると形勢が逆転する。受けに回ってしまい、立て続けに窮地を招いてしまう。GK小針の好守と相手のミスに救われるも、時間の使い方、90分間のゲームマネジメントをどうするのか。考えていかなければならない課題のひとつが浮かび上がった。ペースが落ちてしまうことと、握っていた手綱を明け渡すことがイコールであってはならない。劣勢の展開を変えたのが松田である。クサビから自分の間合い、ボールをミートできる位置にボールを置いて左足を振り抜き、佐藤と斎藤のホットラインから供給されたクロスに詰めた(クリアされる)。スローインからゴールを割られそうになるも、またしてもGK小針が耐え凌ぐと栃木SCがゴールを陥れる。向が執拗にフォアチェックし、奪取したボールを佐藤に繋ぐと左サイドをえぐり、マイナスのクロスを上野がスライディングシュートで先制。試合開始当初は落合が前方、後方に向が控える縦関係だったが、これだと推進力が殺がれる。2人の間で特段、取り決めがないことから、状況に応じて前後を使い分けられれば、中盤をかき回せるに違いない。

後半の頭に栃木SCは佐藤、落合、岡田、上野の4人がアウト、石舘靖樹、久保田勲、山崎透、稲葉久人がイン。岡田の抜けた右サイドバックにCBの川鍋がポジションを移し、鷲田と山崎が2CBを組んだ。その他の交代は以下の通り。小林→高安亮介(12分)、松田→深澤幸次(15分)、向→鴨志田誉(17分)、斎藤→入江利和、川鍋→赤井秀行、鷲田→照井篤(20分)、武田→柴崎邦博(37分)。

後半から登場の山崎。向のCKを頭でジャストミートし、あっさりと追加点をもたらす。足が止まったことで湘南のプレスが甘くなったのを尻目に、栃木SCはスピーディでアグレッシブな攻撃を繰り返す。山崎のクロスバー直撃のヘディングシュートを皮切りに、向と2トップの一角に入った深澤が目が覚めるようなミドルシュートでゴールを強襲。「決定機を決めきる。2-0、3-0にすれば相手に『強い』という印象を与えられる」と柱谷幸一監督はリードを更に広げられなかったことに些か不満げだったが、湘南を圧倒できたことで若手にとってはかなりの自信になったのではないだろうか。前後半に1点ずつを決め、シャットアウトした栃木SC。柱谷監督の誕生日を勝利で飾った。

「攻守に締まりのあるいいゲーム」

柱谷監督は対湘南戦をそう振り返り、付け加えた

「高安、深澤、川鍋、石舘など状況により使い分けられる目処が立った」

先の4選手は複数のポジションをそつなくこなせることを実証した。高安は本来のワイドからひとつ下がったサイドバックを(この日はワイドでの起用)、深澤は貪欲にゴールを狙ったFWと左ワイドを、川鍋はCBと「守備固め」(柱谷監督)のために右サイドバックを、石舘はFWと本職の左ワイドを。先週の水曜日、対大宮アルディージャ戦で先発、湘南戦でもスタートから起用されたメンバーが開幕のピッチに立つ11人と捉えても差し支えはないだろう。ほぼ陣容が固まったことから、湘南戦は本番を想定したテストを幾つか実施した。高安を後半途中からスーパーサブとして投入し、深澤をFWでトライさせ、逃げ切るために川鍋を右サイドバックに配した。GK小針、CB鷲田、ボランチ落合、ワイドの佐藤、トップの横山聡(松田)と代えのきかない背骨となるスペシャリストに、ユーティリティ性のある選手を絡ませることで戦力に厚みをもたせ、アクシデントにも即座に対応できる態勢を整えた。勝ち点3を取るための準備は着々と、滞りなく進んでいる。

開幕まで2週間は守備面での計算が成り立つことから、セットプレーを含む攻撃のオプションを増やすこと、コンディションの調整をすることの2点に時間と神経を割く。来週からはシーズン中を意識したトレーニングを入れる。プレシーズンマッチとなる対アルテ高崎戦では18人枠、3人交代、集合時間、食事のとり方をシミュレーション。リーグ戦を戦っている雰囲気を徐々に醸成していく。

トレーニングマッチ 湘南ベルマーレ0(0-1、0-1)2栃木SC @馬入ふれあい公園サッカー場

TM:対湘南ベルマーレ@栃木SC通信

2008年3月 1日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

スタメン:GK小針DF斉藤、鷲田、川鍋、岡田MF落合、向、佐藤、小林FW上野、松田

 

前半:0-1。上野ゴール。小針ファインセーブ連発。

 

後半:0-1。CKから山崎どんぴしゃヘッド。