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バイバイ、祖父ちゃん

2008年3月 2日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

今日が49日。

メチャクチャはえーよ。

祖父ちゃん。

「おい、布団直すの手伝ってくれ」からまだ2ヶ月じゃん。

ありえないっつーの。

ホントにお別れだね。

いっぱいこれまで泣いてきたから涙は出なかったけれど、それでも悲しかったよ。

やっぱり。

天気でよかったねー。

お通夜、葬儀、そして49日と晴れ。

普段の行いがよかったんだねー。

つくづく思ったよ。

生きてたらとっくに仕事に出かけて今頃は屋根の上だろうねえ。

笑顔で、ちょっと小ばかにしたような表情で上からオイラを眺める。

その顔が堪らなく好きだったなあ。

痴呆が進んでる祖母ちゃんでも祖父ちゃんのことは鮮明なんだろうねぇ。

人徳があったからたくさんの人が集まってくれたんだよ。

今頃、ほっておいたら仕事に出かけちまったさあ。

なーんて、呟いてたよ。

さすが夫婦だね。

よくわかってらっしゃる。

みんな堅い、堅い儀式の後は飲んで騒いださあ。

オイラも飲んだよ。

久々に。

祖父ちゃんも見てたよね。

皆が見渡せる場所から。

すっごくいい席だったよ。

知ってるだろうけど。

やっぱり、祖父ちゃんが人に愛されてたから、立派な職人としての責務を果たしてきたから、素晴らしい雰囲気でしめやかに行われる式も明るく楽しく進んだんだね。

頑固の堅物だけど、その中身を分かってくれる人はいるのさあ。

そんなことを思いながら泥酔。

どんなことを今、打っているのか不明。

でも、たまにはいいでしょう?

酒に飲まれてしまうのも。

祖母ちゃんは祖父ちゃんの好きな冷酒をチビチビやってたよ。

いつもは炬燵に突っ伏しているだけだけど、今日はアグレッシブに歩き回ってたさあ。

祖父ちゃんに恥をかかせないように。

ラブだねー。

愛が感じられて、羨ましかったぞ。

最後の最後まで責務を全うする。

それでこそ職人の嫁さんだ。

バイバイ、祖父ちゃん。

また、お墓に挨拶に行くからね。

すっごくいい仕事するからさあ、厳しい目で見守っててね。

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