『美丘』
2008年3月14日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
著者:石田衣良 満腹度:☆☆☆
東京ラブストーリーのキャンパスバージョンてな感じかな?破天荒な美丘に振り回されながら逞しく成長していく太一。どうしても男は、少し感覚がズレた子に惹かれてしまうよね。アカナリカは理想の一部である。女子中学生がヤンキーに憧れる心情に近いんだろうなあ。おそらく。片山恭一、市川拓司もの、つまり泣かせる系の本作は最近、流行の携帯小説っぽく、その安っぽさが狙いだから、石田ふぁんには物足りないが、悪くはない。評価が割れるでしょうね。石田氏はどうもファッション感覚に乏しいように思える。美丘の比較対象として麻理が登場するのだけれど、そのファッションがいまいち。麻理の形容の仕方も池袋的で不似合い。勿体なかった。
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