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キッチー
2008年4月30日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
好きだなあ、エロいなあ。
吉瀬美智子さん。
背中が綺麗。
うっとりするくらい。
妖艶。
デルモだもんなあ。
元々は。
演技も出来るし、天は二物を与えるものですな。
あぁ、あんな30代の女性ならば全然、問題なし。
野茂をセットアッパーで起用は礼を失する。
そんな気遣いを野茂は嫌うのでは。
スターター希望でも投げられることに喜びを見出す人だと思うんだよね。
余計な配慮は引退してからでいいのでは。
現役ならば不要な敬意はプライドを傷つけるだけ、だと思うなあ。
久方ぶりのボヤッキーだね。
サボっちゃいけないよね。
猛省です。
伝統に逆らうのもいいではないか。
2008年4月30日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
思うように自分のカタチに持っていけない。組んでも技を仕掛けるアグレッシブさに欠けた。攻めきれない。ここ一番で脆さが仇となった。消極的な姿勢がポイントを譲り渡す結果となってしまう。柔道男子100キロ超級、準決勝。棟田康幸は五輪代表の座を競っていた石井慧に破れた。全日本選手権のタイトル、北京五輪の切符を逃した。その2つを手にしたのは、試合巧者の石井。決勝では同門の鈴木桂治を下し、王座に返り咲いた。柔能く剛を制す。体現者である棟田の敗戦は北京での楽しみがひとつ減ったことと同義である。
代表を懸けたライバル棟田戦。攻勢に出たことで自分の展開に持ち込んだ石井の老獪さは批判の対象となった。1本を獲りにいっていないのではないか。消化不良は拭えないが、好意的に見れば勝負に徹したとも解釈できる。その執念が最終的に代表の座を掴むことに繋がるのだが。決勝でも大内刈りから抑え込みに移行し、ポイントで優位に立つも、その後は逃げ腰に。鈴木の猛攻を耐え凌ぐしかすべはなく、守りに入ったことで印象としては芳しくなかった。
世代交代には常に逆風がつきものである。厳しい声が飛ぶのは一種のアレルギー反応のようなもの。勝利を得ても祝福されなかった。この悔しさを糧に五輪では圧倒的な柔道で、己の形で外国勢をねじ伏せればいい。汚い。それを強味にしてもいいのではないか。美しく勝つことだけが最高の舞台で求められる要素ではない。日本の伝統に逆らってでも金メダルに食らいつく。いいではないか。そんな柔道家でも。
崖っぷちに立たされた井上康生の負けっぷりは爽快感を残した。対高井洋平戦は今大会のベストバウトだろう。技を掛け合い、互いに持ち味を出し切った。ポイントが取れないまま推移した試合は残り10秒、井上が内股を放った瞬間に決した。一度、伝家の宝刀をすかしていた高井。2度目も見事にさばき切った。切れ味が鋭過ぎたことが裏目に出たのかもしれない。高井にすかされ、圧し掛かられた。完璧に抑え込まれ動けず。敗北の時を待つしかなかった。やりきった。試合後、井上の目から滴が落ちることはなかった。泣き虫は最後に笑顔で畳を去った。
優位に試合を運んだのは清水だった。ホームの柏は主力が諸々の事情により抜けた影響が出てしまう。1トップに配された大津を生かしきれない。ビルドアップが覚束無く、中盤を清水に支配される。前半の終盤、藤本の絶妙なパスに反応したフェルナンジーニョに先制点を奪われる。後半も清水がイニシアチブを握る。伊東が渋みを効かせたことで、柏は進撃を阻まれた。フィニッシャーが心許無い清水だが、交代出場のFW岡崎がCKを泥臭く頭でねじ込み追加点を挙げ、勝点3を手にした。清水は守りに関してはJトップクラスだが、フィニッシュの精度、前線のタレント不足はいかんともし難く、優勝を狙うならばゴールを計算できる人材を補強しなければ苦戦は必至。柏は左右のウイングが躍動しないと戦えない。全体的に低調なパフォーマンスに終始。ピッチ外のごたごたを言い訳にしたくはないだろうが、少なからず波紋は残っていた。
J1 柏レイソル0-2清水エスパルス @日立柏サッカー場
『カンフーハッスル』
2008年4月30日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
主演:チャウ・シンチー 満腹度:☆☆(B級評価)
奇想天外といえば聞こえはいいが、やりたい放題。『少林サッカー』の比ではない。ホント、ありえねぇー。勝手に覚醒してしまうし。でもまあ歴史の成せる技かな?なんでもありの世界を比較的容易に受け入れしまうのは。酷似する『少林少女』は苦戦するでしょうね。本家が突き抜けてしまっているから。
「アグレッシブさが足りない」@栃木SC通信
2008年4月29日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
『特定の個人からの脱却』@栃木SC通信
2008年4月28日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
戦評:対流通経済大学戦@栃木SC通信
2008年4月28日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
対流通経済大学戦@栃木SC通信
2008年4月27日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
前半:0-0。
後半:2-1。
ファイナルスコア:2-1。
得点者:沢口泉、山村和也(流通経済大学)、小林成光(栃木SC)
順位:3位(勝点19)◆首位:横河武蔵野FC(勝点22)
ロスタイムに小林も届かず。
※レポート&コラムは順次アップします。ご迷惑をお掛けいたします。
プレーバック:対流通経済大学戦@栃木SC通信
2008年4月26日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
※メンバーが大幅に変わっているために参考にならない可能性大
来季も栃木SCに残りプレイできるか、否か。既存のプロ選手の契約に関する最終結果は来週の金曜日、30日に文章で通達される。
「一人ひとりどうなるのか。みんな嫌な雰囲気を感じていると思う」
指揮官は敏感に現場の空気を感じ取っている。現役時代に選手として、引退後に監督として契約更新を体験しているだけに、気持ちの揺れが手に取るように分かるのだろう。それでも、決断は下さなければならない。監督業で最も酷な仕事のひとつかもしれない。
正式な契約を交わしていないにしても来季の続投が決まった柱谷幸一監督は、「12月と1月は大切。来年どういう成績になるのか。この時期に6、70%は決まる」と豪語する。来るべき勝負の年へ向けての下ごしらえ、編成が最優先事項であることを強調した。残す選手、切る選手、補強する選手と、頭の中に構想は既に出来上がっている。あとは細部を詰めるだけである。
晩秋の11月、取り分け契約問題でナイーブになる下旬を「ブルーになる(気分が滅入る)」と表現したのは横山聡。直近の試合ではゴールを荒稼ぎしている。FWとしての結果を残している、いま一番たよりになる選手でも不安は募る。「結果が出ているのでアピールになれば・・・」と話す声に力はない。
「栃木に来た時に、栃木で(選手生活が)終わってもいいと思った。1年、1年のつもりで後悔しないように。悔いは残したくはない」
決意を新たにJからJFLに舞台を移して挑んだシーズンは、スタートから思うようにゴールが生まれなかった。「前半戦、点を取れなかったことが心残り」と振り返るとおり、マークしたのは僅かに2点だけ。「2年連続の0円提示。この時期は嫌だ」という思いは、纏わり付いて離れない。
複雑な思いを抱えながらも、プロである以上は残されたリーグ戦を全力で戦い抜かなければならない。監督と選手にとっては、優勝や昇格が懸かった試合とは異なる、難しさと繊細さを伴うラスト2試合となることが予想される。
アウェイ、龍ヶ崎に乗り込んだ栃木SCの陣容はGK原裕晃、4バックは左から石川裕之、山崎透、谷池洋平、片野寛理が並び、久保田勲と米田兼一郎がダブルボランチ、左ワイドに深澤幸次、右ワイドに小林成光が配され、上野優作と横山聡が2トップを組んだ。
大学リーグ最終節を控えている流通経済大学(以下、流通経済)は、大きな背番号の選手が大半を占めた。当然ながら前期ファインセーブを連発した、北京五輪日本代表のGK林彰洋も控えにすら入っていなかった。
ライバルである高安亮介の負傷により先発のお鉢が回ってきた深澤の左サイドを軸に、トップの上野と横山聡にクサビを打ち込む。外と内から攻めようとするが、攻守の切り替えが遅く、好機が演出できない。次第に流通経済のプレスが厳しくなると、意図のないボールを蹴ってしまう。センターバックに高さに長ける選手を据えた流通経済の思惑に陥る。セカンドボールを拾えず、リズムを掌握できないまま時間だけが経過する。
Pボックス内への侵入を防ぎ、事なきを得たのも束の間だった。続くCKから走り込んできた長身DF飯田真輝に豪快なヘディングシュートを突き刺される。「警戒していたセットプレイ」(片野)から失点してしまう。
前半45分を米田は「失点以外は悪くなった」という一方で、拙攻を重ねていたように映った原因として「シュートまで行っていなかった」ことを挙げた。打つには打ったが脅威を与えるほどではなかった。
ハーフタイムの最初の5分、ロッカールームに入らず選手の様子を伺っていた柱谷監督。その後、かなりきつい言葉を選手に投げつけた。
「前半、悪いゲームをしていないのに、なんでCKからポコンと取られて(気持ちが)落ちるんだ。こんなことを何回もするな」
打てば響く。後半開始4分、久保田の左クロスから上野が競ったこぼれ球を山崎がダイレクトボレー。すぐさま試合を振り出しに戻した。
ゴールをこじ開けたことで、ようやく攻撃がカタチとなる。フィニッシュまで持ち込めるようになった。そして、立て続けにゴールに襲い掛かり、ミスに付け込み加点する。相手がクリアし損なったボールを米田が小林へと繋ぎ、最後は横山聡が反転シュートを叩き込んだ。「後ろを向いていたのでいけるかな」。GK清水慶記が打って来ないだろうとの読みを逆手に取った頭脳的なゴールだった。
逃げ切りを図りたかったが、すぐに武藤雄樹に2―2に戻される。シーソーゲームは、互いにサイドを利してゴールに迫る展開が増える。栃木SCは負傷退場の上野に代わった山下芳輝がサイドに流れては起点を構築、流通経済は旺盛な運動量と前半から厄介だった左ワイドの加来謙一が主体。
点の取り合いに終止符を打ったのは、「むこうの流れで点を取れたのは大きい」と語った山下だった。流通経済のカウンターを食らっては耐え凌ぐ時間帯が続くも、片野の右クロスが左へ抜け、横山聡が縦へ突っかけ入れたクロスはルーズになり中央の山下の足元へ。「こぼれくるとは思わなかったが、あのポジションにいたのはいいこと」。冷静に押し込んで雌雄を決した。
後半にめまぐるしい動きをみせた試合は、栃木SCの逆転勝利で幕を閉じた。
「技術、戦術が足りないというよりも、メンタル的な強さが、このチームには欠けているのを改めて感じた」(柱谷監督)
チームに巣食うメンタル面の脆弱さが、再び顔を出した。指示を仰がないと集中力が途切れ途切れになってしまう。叱咤されないと目が覚めない。カミナリを落とされてから吹っ切れたのか、格段に動きがよくなった後半の3ゴールが何よりの証拠である。
決定的に欠如していることを無理に求めることはしない。技量、戦術が未熟ならば基礎からやり直す必要があるが、問題が補えることが可能な“気持ちの部分”であることに柱谷監督は憤怒したのだ。
「(自分たちのプレイを)やりきって勝てなければ、力が足りないと認めればいい」
点差が開こうとも、怖がらずに自分たちのプレイを100%やり遂げる。要求はシンプルである。しかし、思うに任せない。この課題の克服は来季に持ち越されそうである。
JFL後期第16節 流通経済大学2―3栃木SC 観衆815人 @龍ヶ崎市立陸上競技場たつのこフィールド
〈流通経済大学〉GK清水慶記、DF沢口雅彦、飯田真輝、加藤広樹、石川大徳(→田村健之輔)、MF細貝竜太、佐藤高志(→藤田貴史)、保崎淳、加来謙一、FW沢口泉(→山下訓広)、武藤雄樹
〈栃木SC〉交代:上野(→山下)、深澤(只木章広)、横山聡(→小原昇)
『責任感と重圧で養うメンタル』
現有戦力を柱谷幸一監督は、こんな風に分析している。
「Jで駄目と言われて落ちてきた選手。元からの選手は最後のセレクションで引っかかった、大学時代はレギュラーではなかった。自分に自信がない状態でうちに入って来ている。自分のプレイが確立していないので、ちょっと駄目な時に弱い部分が出てしまう」
例えば0―1、1―1の状況から同点、あるいは逆転することは困難を極める。拮抗した試合を勝ちに結び付けられないのだ。苦境に立たされると個々人の中に潜む弱気の虫に抗うことができなくなってしまう。前節の対佐川印刷SC戦では1点のリードを守り切れずに、引っくり返されて敗北を喫した。脆さが露呈してしまう。
対流通経済大学戦も然り。「よくもないが、普通のレベル」で推移していた試合は、先手を取られてことにより、ゲーム内容が一変してしまった。急激に落ち込んでしまった気持ちの立て直しが容易に図れない。ハーフタイムを挟み、自分達で気持ちを入れ替えたというよりは、「プロなのだから、サッカーで飯を食っていくならば、1点を取られたくらいでゲーム内容を変えるようなプレイをしていては駄目だ」(柱谷監督)と、発破を掛けられたことで尻に火が付き、今季初となる逆転勝利を収めた。喝を入れられたことで撃ち合いを制することができた。リーグ戦33試合を消化して劣勢を跳ね返せたのは、たった1試合のみ。勝負弱さと、無失点に封じ込めなければ勝機を見出せないことが分かる。
ビハインドを背負うことで急降下してしまうメンタル。それを養うために責任を持たせ、敢えて重圧を掛けることで荒療治を行った。手荒い処置を施されたのは、右サイドバックを務めた片野寛理だった。
序盤からオーバーラップを仕掛けようとするも、ポゼッションが覚束ないことから無謀なトライとなってしまう。留守にしたスペースを逆に対面のドリブラー加来謙一に使われる。胸の透く攻撃参加と正確なキックが持ち味だが、依然として守備面での不安定さは拭えない。サイドの攻防で後手を踏むことに。CKからの失点にも絡んでしまう。秋田での対TDK SC戦では、ミスを連発するなど低調なパフォーマンスが目に付き、途中で引っ込められた。試合後、名指しで批判されもした。怪我の影響もあったが、その後の出場機会は激減する。「プロ意識が感じられない」選手の代表格として位置づけられてしまった。
柱谷監督は何回も突破を許したことで、左サイドバックの石川裕之を右に回すことも考えたという。だが、敢えてスイッチすることなく、交代もさせずに、今回は最後までプレイさせた。片野のために、そしてチームのために。目先の1勝を犠牲にするリスクを背負うことで、来季に向けてメンタルを鍛え上げるリターンを狙ったのだ。片野には「負けたらお前の責任だからな」と、他の選手には「片野のために点を取って来い」と負荷を掛けた。谷池洋平とダブルマークに行くも、あっさりとかわされ決定機を作られてしまうなど、片野の守備には危なっかしさが散見された。持ち場を相手優位に進められる展開が続く。失点に繋がらなかったことで「なんとか持ち堪えて良かった」(柱谷監督)というのが正当な評価だろう。詰めるべき余地は大いにある。
押し込められ、守備での鬱積したストレスをぶつけるように、片野は山下芳輝の決勝点の足掛かりとなるクロスを供給した。プラスマイナスゼロにはならないが、やられっ放しではなかった。「アマチュアは調子がいい、悪いでよかった部分があった」と話す片野。不得手な守備で苦しみ、指揮官から多大なる重圧を受け、それでも下を向くことなく戦い続けたことで、抜け切れなかったアマチュア体質が、甘えが幾分かは改善されたのではないだろうか。
「マンツーマンで負けたら、そいつの責任にしないと強くはならない」(柱谷監督)
窮地に追い込むことで、そこから這い上がる力を蓄え、自信を植え付けさせる。明確な意図の下に実行された実戦でのメンタルトレーニングは一定の成果を得た。
しかし、勝者のメンタリティを手にするまでには至っていない。これを如何に兼備させるのか。続投が決まった指揮官の手腕が問われる。
大義名分も・・・@ワンコインベッターの呟き
2008年4月25日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
季節は夏へ。
この時期は布団の調整が難しい。
寒がりなだけに余計。
かけ過ぎれば寝汗かくし、一枚足らないと寒くて尿意を催すし。
スポーツ選手は更に神経を使ってんだろうなあ。
体調管理に。
☆toto☆
清水対F東京:1 そろそろ勝たないと。
大分対横浜Fマリノス:2 10億かあ。想像できない。
京都対浦和:1 田原不発でFS伸び悩み。
千葉対磐田:0 千葉よりもドローで。
川崎対柏:1 取材で一度、関塚監督にはお世話になっていただけに残念。
札幌対新潟:0 これも新潟寄り。
東京V対名古屋:2 闘将とミスターか。ミスターでしょう。野球は逆だけど。
大宮対鹿島:2 遠いっす。
神戸対G大阪:2 山崎の活躍が播ちゃんを刺激してくれれば。
熊本対広島:2 有り得るぞ痛み分け。
横浜FC対C大阪:1 今季はどうなんだろう?
鳥栖対徳島:1 好調みたいだからなあ。メッチンも貢献度高いんだろうなあ。
仙台対水戸:1 南アフリカの監督かあ。ホスト国にはしがらみが多そうだ。
☆minitoto☆
札幌対新潟:1、東京V対名古屋:2、大宮対鹿島:0、神戸対G大阪:2、熊本対広島:2
☆BIG☆
厳しいねえ。最近、300円を勿体なく感じ始めている。
プレーバック:対流通経済大学戦@栃木SC通信
2008年4月25日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
※メンバーが大幅に変わっているため参考にならない可能性大
試合前日の金曜日、衝撃のニュースが流れた。突然の現役引退表明。吉見康之がスパイクを壁に掛ける決心をしたのは今週の初め、月曜日だった。爆発的なスピードと破壊力抜群のシュートを生み出した足が悲鳴を上げた。完治した右膝とは逆の左足前十字靱帯損傷がピッチを去る要因となった。
粛々と引退セレモニーが執り行われる。ユニホームを脱ぎ、ネクタイを締めた姿も様になっていた。端正な顔立ちが映える。高橋監督から花束を受け取った吉見。サポーターへ向けての挨拶では言葉を詰まらせた。「吉見、ありがとう」。スタンドからは温かい感謝の言葉が贈られた。「これからも戦う気持ち、ひとつになる意味で」と考えていたことを行動に移す。アップを終えてロッカールームに引き上げて来るチームメイト一人ひとりに吉見は声を掛けた。それは、現役生活との別れの儀式のようであり、新たな人生を歩むための決意を表しているようでもあった。
三菱水島FCに0―1と惜敗したことで、今季のアウェー無敗記録が途絶えた栃木SC。吉見の引退と上野優作のホームデビューを白星で飾りたい一戦の相手は流通経済大学(以下、流通経済)だった。陣容はGK原裕晃、4バックには左から高野修栄、遠藤雄二、谷池洋平、横山寛真、中盤はボランチに堀田利明と小林成光、左に茅島史彦、右に西川吉英、上野優作の相棒には横山聡が指名され2トップを組んだ。
関東大学リーグとの日程がバッティングすることでベストメンバーを組むことが困難だった流通経済だが、大学日本選抜に選出された5人を除き「現時点でのベストメンバーを組んだ」(中野雄二監督)。ゴールマウスを守るのは日本代表候補にも選ばれた林彰洋。フォーメーションはオーソドックスな4―4―2だった。
「前回(三菱水島戦)よりもよかった。ボクの高さを周囲が意識し、サポートが早かった」(上野優作)
GK原からのゴールキックを競り落とすと横山聡が鋭く反応し、ゴールを脅かした。小林とは敵陣で上手くパスコースを切り2人でフィニッシュまで持っていった。横山聡はGK林の飛び出しに屈し、小林は決定的なシュートを外すが、序盤からイニシアチブを握れたのは「うちになかった高さ。前線でターゲットになり、基点を作る」(高橋監督)仕事を上野優作がこなしたからに他ならない。
すんなりとリズムを掴んだ栃木SCだが、攻撃力を買われ左右に配された茅島と西川、ボランチというよりもトップ下に近い位置を取った小林が攻撃に比重を置き過ぎたことでバランスが崩れた。「堀田がバランスを取ることで小林を前に前に押し出す」試みは一定の成果を挙げはしたものの、「小林は中盤でボールを持ててもシンプルにさばいて、高い位置で個人技を生かす。ミドルゾーンでシンプルにプレイし、前線で上野(優作)、横山(聡)と絡んでゴールを取る」ことが高橋監督の狙いだったが、思うように事は運ばなかった。アンバランスになり、中盤は堀田ひとりの実質“ワンボランチ”となってしまう。前線は肉厚になったが、中盤は薄くなってしまった。供給源が限られたことでボールの循環は悪くなり、ロングボールに依存してしまう。相手のプレッシャーが甘かったにもかかわらず。
パスのタイミングがひとつズレ、攻め入ってもラストパスの精度に乏しく、互いの距離が開き始め、全体がぶつ切りになった。淡白な攻撃ばかりを繰り返す。単発だったがマイボールを背後へと蹴ってきた流通経済の方が、動きはダイナミックだった。
ゴールの匂いなど皆無に等しかったが、スルーパスに抜け出した横山聡がマイナスのクロスを入れ、走り込んだ茅島がダイレクトシュート。惜しくもGK林に弾き出されるが、続くCKからファーサイドで空中戦を制した上野優作のヘディングシュートのこぼれ球を小林がプッシュして先手を取る。先制してからも流れは栃木SCにあり、西川がPボックス内で強シュート、素早いリスタートから最後は横山聡が詰めるもゴールは割れなかった。「2点目が遠かった」。試合後に上野優作は振り返った。
流通経済は拙い立ち上がりの流れを引き摺ったまま試合を進めてしまう。宇佐美潤がゴールに迫ったシーンしか見せ場はなかった。
ハーフタイムに中野監督から「暑い中でも若いのだから運動量で負けるな。FWにクサビを丁寧に入れよう」と2点の指示を受けた流通経済。後半に入ると活動量が増し、目指しているパスサッカーが可能となり、右サイドの西弘則は切れ味の鋭いドリブルから存在感を際立たせた。
学生特有の豊富なスタミナに押し切られた栃木SCは、中盤をひとりで切り盛りしていた堀田がDFラインに吸収されると、バイタルエリアはスカスカになり、セカンドボールを取れなくなる。それでも、カウンターから小林がCKを獲得。中央で上野優作がドンピシャリのヘディングシュートを放つがGK正面を突いてしまう。逸機する。突き放せない。
辛くも難を逃れた流通経済はクイックリスタートから西がドリブルで突進。上野優作を振り切り、狭いニアサイドをぶち抜いた。一瞬の隙を突き、個人技から試合を振り出しに戻す。「高い選手に集中してしまい、8番(西)の個人技にやられた」と高橋監督は臍を噛んだ。「控え目だったがシュートにいくなど意図したプレイをしてくれた」と中野監督は称賛した。
30℃を超える猛暑。時間が経過するとともに体力が削り取られていく。目に見えて運動量は低下し、プレスが掛からないことから中盤のスペースは使い放題に。足が鈍ることのない流通経済の攻守の切り替えに手を焼く。幾度となくカウンターを浴びては冷や汗をかかされた。CKから好機を迎えるもGK林に大器の片鱗を見せつけられゴールネットは揺らせない。逆に対応に窮していた高野が西を捕まえきれずにクロスバーを直撃するあわやのシュートを放たれてしまう。
当初の予定通り茅島と西川アウト、石川裕之と高秀賢史が投入されるが流れは変わらない。3枚目の交代カード吉田賢太郎はドリブルから打開を図り、ラストパスを上野優作に届けるがシュートは打ち切れなかった。ロスタイムにはFKから遠藤がダイビングヘッドを繰り出すも、またしてもGK林の守備範囲に飛んでしまった。
運に見放された感もあったが「決定機をGKが2、3本防いでドローになった」と中野監督が褒め称えた通り、安定感のあるセービングに2点目を阻止された。一方でこんな見方もできる。GKの好守があったにしても、この試合は敢えてこれまで使うことを避けて来たが“決定力不足”に泣いたとも。数多くの絶好機を作り出したことが動かぬ証拠だ。
得点機をものにすることができずに1―1のドローに終わった。暗い、暗いトンネルの出口には辿り着けなかった。どん底から這い上がれない。勝ち切れない。窮状において大切なことは、と問われた上野優作は答えた。
「練習が必要。練習です。練習をもう少し大事にしたい」
特効薬などない。日々の積み重ねがものをいう。練習でできないことが試合で発揮されるはずがない。練習から自己を極限まで追い込む。自己研磨なしに喉から手が出るほど欲しいものを手に入れることはできない。もっともな意見である。
JFL前期第16節 栃木SC1―1流通経済大学 @栃木県グリーンスタジアム 観衆2528人
〈流通経済大学〉GK林彰洋、DF赤井秀行、染谷悠太、加藤広樹、宮崎智彦、MF西弘則、三門雄大、千明聖典(→金久保順)、宇佐美潤(→徐錫元)、FW田村洋平、沢口泉(→武藤雄樹)
『取捨選択』
流通経済大学(以下、流通経済)・中野雄二総監督は、はっきりと言いきった。
「栃木の調子がよければ、1―0で逃げ切ったと思います。栃木の煮え切らない部分、課題があるのだろうなと見えました」
端から見た第3者の目には、そう映った。そうであるならば、ピッチでプレイしている栃木SCの選手が同様の思いを抱くのは、不思議なことではない。
「裏へのボールが少ない、縦に遅い、昨年よりも勢いがない、などと言われている。縦に速いサッカーをするのか。上野(優作)さん、山下(芳輝)のポストプレイからサイドに展開するのか・・・」
あけすけに谷池洋平は戸惑いを口にした。ロスタイムに2―2とされた対ホンダFC戦でも「スタイルが確立されていない」と言い、チームの軸を定める作業を怠り続けることによる危険性を強調した。また、言い回しこそ違うが堀田利明も11対8と数的優位に立ちながら、スコアレスドローに終わった対TDK SC戦後に、“核”となるものがない、と嘆きに近い心情を吐露した。
苦境に立たされた時、思うように結果がついてこない時、すがれるものが悲しいかな今の栃木SCには存在しない。昨季は打ち合い上等のスピーディなサイドアタックに加えて、堅守といっても差し障りのない4バックという寄る辺が確かにあった。翻って前々回、前回のコラム、マッチデーでも触れたので、いい加減に書き飽きてしまったのだが、ゴールを奪い取るまでのルートが開拓されておらず、行き先の見えない道を漠然と歩いているのが今季である。
開幕前に高橋監督が掲げたのが「ポゼッションサッカー」。ボール保持率を高め、パスを回しながら機を覗い、ゴールにより近い位置で山下を効果的に使いながら得点力をアップさせることがそもそもの狙いだった。山下が絡んでのゴール、或いは山下自身がゴールを決めることはあったが、前期が終わろうとしているにもかかわらず志向しているサッカーの完成度は恐ろしく低い。個々人の能力で勝ち切れたのは序盤戦だけ。5月3日の対横河武蔵野戦で勝利して以来、実に7試合(ホーム3連敗も含まれる)も白星から見放されてしまっている。無理もない。
それでも、更迭されても文句の言えない戦績しか残せていないにもかかわらず、高橋監督は頑として自らの主張を曲げない。「戦術を大幅に変えることはない」と言うのである。つまり、今後も「ポゼッションサッカー」に固執し続けるようだ。
昼間の練習が取り入れられた。日を追う毎にコンディションは上がっていくだろう。チーム状態も良好になる。でも、果たしてそれで結果が、勝利が付いてくるのだろうか。容易ではない、といわざるを得ない。どんなサッカーがしたいのか。曖昧模糊としているからである。
「Jを目指すには色々なことがある。選手、スタッフが迷わないでJ2昇格という目標をしっかり持ち、自分のやるべきことをしっかりやる。チームがあっちを向いたり、こっちを向いたりしないことが大事」
最後まで目標(あくまでも優勝することだと個人的には考えている)を見失わないことは大切である。高橋監督の意見はもっともだ。一方で、違和感を禁じえない。試合毎にメンバーを入れ替える。本来はセンターバックの選手をサイドバックで起用する。突如として4バックから3バックへ移行。それを継続せずに一度きりで封印。悪しき流れを断ち切りたいとの思いは痛切に伝わるが、最も方向性が定まっていないのは監督ではないのだろうか。激しく揺らいでいる。
上野にロングボールを執拗に蹴り込んでもいい、サイドアタックを復活させてもいい、守りを固めてからカウンターを打ち込んでもいいだろう。徹底的にやるならば。チーム戦術として愚直なまでにひとつのことにこだわるならば。そして、リーグ戦の折り返し地点に差し掛かっても一向に機能する気配のない「ポゼッションサッカー」に見切りを付けるならば。
例えば闘争心、走り負けないこと。これは永遠に捨ててはいけない、保持しなくてはならないものである。しかし、戦術は変更可能だ。切り捨てて構わない。チームにフィットしないものを何時までも重宝していても無益なだけである。監督を交代できないのならば(する気がないのならば)、戦い方を変える以外に負の連鎖から抜け出す方法はないのではないか。
我々は見守ることしかできない。だが、それにも限界がある。幸いにして過去の財産は残されている。劣悪な練習環境は改善されつつある。これを機に些か安定性を欠いても、原点である「スピーディでアグレッシブなサッカー」を今一度、思い出すのも悪くはない。
谷池は訴えかけるように語った。
「失点をしても1、2点。勝つにはとにかく点を取ることを意識しないと。リスクを冒して点を取らなければならない。取らないと勝てない。リスクを背負って前に出る。もっと、前に出ないと・・・」
残り18試合。遅くはない。まだ間に合う、と信じたい。
※後期の回顧録は明日、アップします。
CL SF 1leg@バルセロナ対マンチェスター・ユナイテッド
2008年4月24日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
ホーム、カンプノウにマンチェスター・ユナイテッド(マンU)を迎え撃ったバルセロナは御馴染みの4-3-3。前の3枚は左からイニエスタ、エトー、メッシの並び。テベス、C・ロナウド、ルーニーを先発で起用したマンUだが、4-5-1の布陣はゴールを得ることを意識したものではなく、ゴールを許さないことにプライオリティが置かれたものとなった。老将ファーガソンはリアリストだった。
開始早々、先制機を手にしたのはマンUだった。CKからニアサイドに飛び込んだC・ロナウドのヘディングシュートをミリトが手で阻止し、PKを献上。アウェーで先手を奪う絶好機も、C・ロナウドのキックは右に大きく外れてしまう。命拾いしたバルセロナは、持ち味である卓越したパス回しで翻弄する。C・ロナウド潰しも滞りなく行われた。攻撃を牽引したのは、メッシ。ドリブルで突っかけてはDFに後手を踏ませる。また、ドリブルで誘ってからラストパスと好機を演出した。敵陣の深い所までえぐっては折り返しのボールを供給するも、Pボックス内に人数を割いたマンU守備陣も譲らない。トップのテベス、右サイドに配されたルーニーも守備に回るなど、防戦一方の展開ながら強固なブロックを構築したことでフィニッシュに持ち込ませなかった。自陣に貼り付けたにされたマンUは、イニエスタの迂闊な横パスを掻っ攫ったC・ロナウドがゴールに迫るも、マルケスのファールすれすれのカバーリングに防がれる。
スコアレスで迎えた後半、バルセロナは立て続けにゴールを脅かす。メッシとエトーのコンビでラインを突破、続けてメッシ→デコ→イニエスタと渡り最後はエトーがフィニッシュ。前者はキャリックに間一髪で凌がれ、後者はエトーのシュートがサイドネットに飛んでしまった。マンUもやり返す。CKからのリバウンドを拾ったキャリックがPボックス内、フリーでシュートを放つ。が、こちらもサイドネットを突く。窮地を脱したバルセロナだが、メッシが退くと起点が設けられず、攻勢であることには変わりなかったが、攻め手が見出せなくなる。チームコンセプトである中央から崩しきることは、相手も分かりきっており、Pボックス内への侵入が容易ではなくなる。ミドルレンジから交代出場のアンリ、イニエスタが狙うも、ゴールの匂いは薄まるばかり。終了間際に得たFKをアンリが直接、蹴りこむがGKファンデルサールに楽々とキャッチされてしまう。イニシアチブを握り続けるも、攻撃を放棄し、守りを固めたマンUのゴールを割ることは叶わなかった。
バルセロナとしては故障明けのメッシがピッチに立っていた時間帯にゴールネットを揺らし、そのままの勢いで押し切りたかったのだろうが、残念ながら時間切れとなってしまいメッシを引っ込めざるを得なくなる。持ち味を発揮できなかった。タレントは豊富であるが、メッシへの依存度が高く、更に全盛期ほど有機的に人とボールが動かないことから、爆発的な攻撃力は望めない。2legもメッシのコンディション次第と、心許無い。対するマンUは途中からドローでも御の字の態勢を整え、見事に勝点1を持ち帰ることに成功した。懸念材料だった守備もブラウン、ファーディナンドの2CBを中心に、0に抑えられた。かなりの収穫だろう。ホームでは前のめりに、攻撃的なスタイルで臨んでくることが予想される。現時点ではマンUに分があるのではないか。
チャンピオンズリーグ セミ・ファイナル 1leg バルセロナ0-0マンチェスター・ユナイテッド
<バルセロナ>GKバルデス、DFアビダル、ミリト、マルケス、ザンブロッタ、MFシャビ、トゥレ、デコ(→アンリ)、FWイニエスタ、エトー、メッシ(→ボージャン)
<マンチェスター・ユナイテッド>GKファンデルサール、DFエブラ、ブラウン、ファーディナンド、ハーグリーブス、MFスコールズ、キャリック、パク・チソン、ルーニー(→ナニ)、C・ロナウド、FWテベス(→ギグス)
ナマ
2008年4月23日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
CL、今夜はナマでしょ?
バルサ対マンU。
これが観られないんだ。
2、3年前だったらちゃーら、へっちゃらで夜更かししてたけどねえ。
もう、無理。
オッサンですよ。
原稿書いてないときっついもん。
書いてても辛いけど。
アドレナリンが切れると。
今年はユーロの年でもあるんだよね。
3大会前から欠かさず、ほぼ全試合観ているだけに厳しい戦いが続くねえ。
ワールドカップの時は栃木SCと併せて月に50試合?近く観たからねえ。
あれはうんざりするよ。
いくら好きでも。
まあ、ぐだぐだ言ってますが、なんでもかんでも「ナマ」がいいんだ。
我が家に突っ込まれそうだけれど。。。汗
『タグバナ。』
2008年4月23日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
著者:田口壮 満腹度:☆☆☆
日本人メジャーリーガーで最も愛すべき選手ですね。オブラートに包むことなくモロだしの感情が素晴らしい。言葉にしないでかっこつけている選手が多い中で、これだけ開けっ広げに心情を吐露する選手は珍しいですよ。常勝セントルイス・カージナルスというチーム(現在はフィラデルフィア・フィリーズ所属)の雰囲気、そしてボスであるトニー・ラルーサの人柄がそうさせるのでしょう。ワールドチャンピオンになった功績は計り知れない。特にメッツとの大一番、クローザーのワグナー殺しは圧巻だった。あのドキュメンタリーもよかったなあ。それ以上にこの『タグバナ。』は面白いけどねえ。インタレスティングね。
フォト・トレーニング@栃木SC通信
2008年4月23日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
天然ボケ?@栃木SC通信
2008年4月23日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
筍の日
2008年4月22日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
バイト先で筍もらうって、どんだけ~。
それもごっそり。
家に持ち帰る。
仰天。
晩御飯のおかずが筍と竹輪の煮物だった。
今日は筍の日?
明日は筍のテンプラが食いたいなあ。
塩で。
しばらく料理してない。
ダメ男になっちゃうよ(アルシンド風味)。
『おせん』
2008年4月22日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
主演:蒼井優 満腹度:☆☆
汐留テレビは反社会的なことを売りにしようとしてるのか?『ホタルノヒカリ』、『斎藤さん』に続き、『おせん』も時代に逆行した世界を生きる人を描いている。ふんわりとした雰囲気は悪くない。美人でもなく、幸薄いけどストール巻くと緩和されるから不思議だ。ジャニオ君は空転だけど、脇役がしっかりしてるからそれなりに纏まったものになるのでは。2話目が勝負だね。ここの出来次第で『職人』を見てしまうかも・・・。
『要らないものを無くす』@栃木SC通信
2008年4月22日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
負傷が気掛かり@栃木SC通信
2008年4月22日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
ベスト16だからねえ。
2008年4月21日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
大陸予選を勝ち抜いてきたチームが揃うのだから、そりゃ厳しいよ。
北京五輪、サッカー男子代表の対戦国のことね。
オランダ、アメリカ、ナイジェリアだもんね。
オランダはワールドユース(当時)の借りがあるからね。
クインシーにズタズタにされた苦い記憶が甦る。
後半はスタミナ落ちて勝機はあったが、日本のレベルでは難しかった。
アメリカはフィジカルサッカーをごり押しされたら辛い。
シドニーではそれでやられたからね。
ナイジェリアは新たな怪物が出現しそうな気配が漂う。
といっても、日本で知られていないだけで世界のマーケットではリストアップされているような選手なのだろうけれど。
このグループを突破してもベスト8には更に厳しい相手が待っているわけで、かなり悲観的なイメージしか浮かばないですね。
女子も男子同様に過酷。
アメリカには善戦以上のものを期待したい。
女子も、Jも、海外サッカーも疎かにならないように情報を集めないと。
ゲイに人気のサッカー選手の記事を読んでいる場合じゃないね。
あちらはジロさんにお任せで。
『ファインディング・ニモ』
2008年4月21日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
満腹度:☆
映像美は圧巻。ストーリーは平坦。ノリさんが吹き替えをしているから、どうしてもコントの台詞に聞こえてしまって、とんねるず、ダウンタウン、ウンナン世代には厳しい。シュレックは我慢できるんだけどなあ。
『不変であり続ける』@栃木SC通信
2008年4月21日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
足取りが重い。歩くシーンが目に付く。疲労は色濃い。ボールタッチ数は激減していた。後半の半ばから佐藤悠介には疲弊の跡が如実に窺えた。前節の対佐川印刷SC戦、へばっていることを察知しながらも、交代のタイミングを誤った。これが裏目に出る。佐藤は振り切られ、同点弾を打ち込まれる結果を招いてしまった。「攻撃面でうちにとって大きな武器」と柱谷幸一監督が全幅の信頼を寄せていたことが仇となる。途中で引っ込めていれば、勝点を分け合うことはなかったかもしれない。
1点のアドバンテージ、11対10、シチュエーションは、ほぼ一緒。同じ失敗は許されない。幾つかの選択肢があった中で、指揮官が切った最後のカードは深澤幸次だった。佐藤に代わり後半34分、今季初の公式戦出場を果たす。試合を閉める役割、“クローザー”として本来は同期であり、ライバルでもある高安亮介が送り出されるのだが、肉離れを起こしたことにより、お鉢が回ってきた。この機会を生かさない手はない。
残り時間10分少々、課せられた任務は2つ。先ずキープ力を生かし、前線でボールを保持しながらチャンスを作り出すこと。もうひとつは、斎藤雅也の守備面の負担を軽減するためにサポートを行うこと。
ピッチに登場する際、状況は思わしくなかった。しかし、劣悪なピッチコンディションに、下半身が安定している、馬力のある深澤は打って付けの人材だった。足元の緩さなど、ものともしない。旺盛にボールを追っ掛け回す。ポジションに捕らわれることなく、我武者羅に食らい付いた。前線で、タッチライン沿いで、自陣ゴール前で。ピッチの至る所に顔を出した。開幕から6試合、ベンチに入ることすら叶わなかった。その鬱積した思いをぶつけるように。
「高安が出ている時、幸次にはいろんな思いがあったはず」
柱谷監督が心情を代弁した。
後半38分にはPボックス内でドリブル勝負。引っ掛けられて倒されるも、残念ながら笛は鳴らなかった。PK獲得には至らず。それでも、獰猛に、貪欲に。持ち味を見せ付けられた。深澤の活動量が増したことで、一時的に押し込められていた展開が良化した。
「重馬場には効く。よくはまった」(柱谷監督)
激しくボールにチャレンジする姿勢に、観衆は何時しか胸を打たれ、魅了されていた。深澤の一挙手一投足に拍手が送られる。些か仰々しくなってしまうが、上野優作の先制点が決まった時を凌ぐ熱がスタジアムには充満し、興奮の坩堝と化した。タイムアップに向け、音量を増した手拍子。タクトを振ったのは、間違いなく深澤だった。
メンバーが大幅に入れ替わろうとも、栃木SCを見守り続けてきたふぁんが好むのは、気持ちを前面に押し出し、立ち向かっていくプレーをする選手である。
それは今も昔も、そしてこれからも未来永劫、不変であり続けるだろう。
戦評:対ソニー仙台戦@栃木SC通信
2008年4月21日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
対ソニー仙台FC戦@栃木SC通信
2008年4月20日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
前半:0-0。
後半:1-0。
ファイナルスコア:1-0。
得点者:上野優作(栃木SC)
上野、泥臭く。
順位:首位(勝点19)
※レポート、コラムは小休止後に。今日から役割分担が代わったので。
えっ、
2008年4月19日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
G大阪対鹿島、放送してたんだ。
うっかりチャップリン。
録画、忘れた。
てか、最近サッカーのビデオがたまっていく一方で消化できない。
毎週末が埋まっていて、平日もそこそこ忙しいから・・・。
俊輔のスーパーミドルもユーチューブだったし。
いかんねー。
スパサカとマンデーセレクション以外、情報収集ができていない。
もっとアンテナを広げないと。
時代に取り残されてしまう。
時間を有効に使っていかないと。
ほぼ日手帳でも買おうかな。笑
『ROOKIES』
2008年4月19日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
主演:佐藤隆太 満腹度:☆☆
放送時間が早いだけに縛りが多そう。若き名バイプレイヤーの佐藤が満を持しての主演。森田大先生の名作をドラマ化してしまった、ある意味チャレンジャーな作品は、『週刊少年ジャンプ』で途中までしか読んでいなかったので原作との比較が難しいのだが、純粋にドラマだけも楽しめそうな雰囲気はある。へんにPTAなどからクレームなどがこなければ、汗臭い物語に傾くことなく個々の心模様を余すところなく描いてくれるはず。期待感は低くはない。
『ホカベン』
2008年4月19日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
主演:上戸彩 満腹度:☆☆
ほんとに触りの部分しか描いていなかったので、1時間では収まりきらなかった感が否めない。それゆえに評価は難しい。法律ものは弱いのだけれど、それほど心を揺さぶられなかったのは何故だろう。キャスティングに問題はなかったように思うし、上戸彩もしっかり演じられる子だけどなあ。やっぱり初回が薄かったせいだろうね。次回以降に期待、かな。
プレーバック:対ソニー仙台FC戦@栃木SC通信
2008年4月19日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
※メンバーが大幅に変わっているために参考にならない可能性大
選手自身による街頭PR活動が奏効したのか、七夕のこの日、後期ホームゲーム開幕戦には6252人もの観衆が県グリーンスタジアムに足を運んだ。京都サンガFCから移籍してきたばかりの米田兼一郎は「こんなに良い雰囲気で(サッカーが)できるとは思っていなかった。感謝したい」と述べた。
京都で佐川印刷SCに1―1のドロー、柱谷新監督が就任し気持ちを新たに乗り込んだ沖縄での後期開幕戦、FC琉球は0―1で前期(1―0で勝利)の借りを返された。アウェー2連戦では望むような結果が出せなかった。勝利からは9試合も見放され、中位に甘んじている。これが栃木SCに突き付けられている現実である。
勝利を願い駆け付けた6000を越える観衆に、久方ぶりの歓喜を味わってもらうために栃木SCはソニー仙台との一戦に挑んだ。陣容はGK原裕晃、4バックは左から片野寛理、山崎透、照井篤、横山寛真、中盤はボランチに堀田利明と米田、左に小林成光、右に永井健太が配され、上野優作と吉田賢太郎が2トップを組んだ。「サッカー選手は試合に出てなんぼ。自分自身のチャレンジ。京都でお世話になった柱谷監督のために」。移籍早々に初先発の機会を得た米田は栃木SCに籍を移した心境をそう語った。
前期の対戦では敗れはしたが180cm台の選手をズラリと並べ、高さを武器に圧倒したソニー仙台。佐藤英二監督曰く「サイドから崩すためにスピードがあり、クロスの精度が高い選手を揃えた」結果、「高さよりも裏のスペースへ抜け出す」ことを目的としたメンバー構成になった。一転して平均身長は下がった。フォーメーションは4―4―2を選択した。
「守備でのアプローチ。マイボールになったら2トップにクサビを入れて仕掛ける。激しく積極的にやれた」と柱谷監督。その言葉通り序盤から栃木SCがポゼッションで勝り、ペースを握る。上野の落としたボールを米田がはたき永井がフィニッシュ。幸先良くソニー仙台ゴールを脅かすと、直後には小林のスルーパスから吉田賢太郎がサイドネットを突く惜しいシュートを放つ。ボランチから本職のサイドに戻った小林が効いていた。水を得た魚のように溌剌とプレイし、左サイドで起点になった。そこへ上野、米田、片野が絡んで素早いサポートから巧みな連係を見せる。上野のスルーパスから小林が飛び出し、中央でフリーだった吉田賢太郎にパスを送ったシーンは決定的だったが、自殺点をも覚悟した思い切りの良いクリアに阻まれる。
逸機するも「バランスを重視した」(堀田)ボランチからの展開で攻勢であり続けた栃木SCだが、セットプレイ後に鋭利なカウンターを食らっては肝を冷し、照井の緩慢なミスから本多進司にシュートを打たれてしまう。単純なミスが目に付くも形勢は逆転されることなく、永井が小林と米田のシュートをお膳立てするなどしたが、時間が経過するに連れて勢いは失われていった。好機も自ずと減った。サイドに起点を設けられなくなってしまったことが原因だった。
スコアレスで折り返し、迎えた後半。ソニー仙台の活動量はアップした。「セカンドボールに対する修正。ボランチが上手いので潰す。スペースを埋める」(佐藤監督)など、守備のバランスを整えることに重点を置いたことが吉と出た。栃木SCは押し込められる。特に守備が不得手な永井のサイドから何度も攻められたことで守勢に回ることになる。と同時に攻撃力は殺がれた。体力面にも問題はあったが、水漏れ箇所を補修するために永井を引っ込め、深沢幸次を投入した。
しかし、セカンドボールが拾えなくなり、前線にボールが収まらず、出足でも劣った栃木SCの劣勢に変化はなかった。それでも、やや気負いが感じられた吉田賢太郎に代わり横山聡がピッチに立つと、次第に風向きが変わる。貪欲にゴールを狙ったことで強引に手綱を引き寄せる。一気に押しきろうと3枚目のカードを柱谷監督は切った。その時、歴史な瞬間が訪れた。交代のボードに8が灯る。後半26分、堀田アウト、茅島史彦イン。「全く記録のことは気にしていませんから」。さばさばとした表情で連続フル出場記録が途絶えた堀田は言った。91試合で大記録はストップした。ベンチ外だった山下芳輝、スタメンから外れた谷池。これでアンタッチャブルな存在はいなくなった(GK原を除く)。
疲労の色が濃かった堀田を下げ、中盤をより攻撃的なダイヤモンドに移行する。底に米田、左に茅島、右に深沢、頂点に小林を据えた。均衡を破る態勢を整える。積極性を前面に打ち出した深沢は存在感を際立たせ、横山聡は途中出場ながら6本ものシュートを記録し(正確には7本だと思うが)、その大半が絶好機だったが精度を欠き、GK金子進が好守を披露したこともありネットを揺らせなかった。「決定機を作れることは評価できる。しかし、それを決めなければならない。チャンスを生かさないと、勝負強くないとプロではない」と柱谷監督は自身がFW出身であることから辛口だった。また、チームとしてゴールを奪えないことに関しても触れ、「最後の精度、クロスの質や高さなどを前の選手が持っていないと勝てない。能力の部分に差がある」と分析した。詰めの部分の重要性は選手も痛感している。「ドリブルで抜けることはベースとして、その次。クロスやパスがずれている」(永井)
終盤の猛攻も結実することなく試合はスコアレスドローで終了した。勝ち点1を手にしたが、またしても勝利を掴めなかった。遠かった。つまり、勝ち点2を逃したと表現する方が適切。
「サポーター、ファンが多いのは財産。勝ちたかった。そうすればリピーターも増える。勝って面白いゲームを観た人が友人に話せば(単純計算で)1万2000人になる。こういう試合では勝たなければならない」
柱谷監督はサポートしてくれる人達のありがたみを強調し、語り口は淡々としたものではあったがドローという結果に悔しさを滲ませた。
一方で、可能性と自信も口にした。
「昼のトレーニングを開始して2週間が経ち、コンディションは上がっている。あと2、3割上がる。今日よりも激しく積極的なゲームができる」
JFL後期第2節 栃木SC0―0ソニー仙台 観衆6252人 @栃木県グリーンスタジアム
〈ソニー仙台〉GK金子進、DF橋本尚樹、木村孝次、亀ヶ渕幹、飯川裕太、MF大谷哲也、西洋祐(→高野和隆)、千葉真也、平間智和(→石原慎也)、FW本多進司(→金子央朋)、村田純平
『独自色が出始めている』
初陣となった後期第1節のFC琉球戦。合流して2日目のトレーニングで「頭の中に(思い描いている)メンバーはいる」と口にした柱谷新監督であるが、蓋を開けてみれば高橋前監督時代と先発、選手交代に大幅な変化はなかった。準備期間が4日、試合前日には解説の仕事をこなしての現地入りだったことを考えれば、大胆な手に打って出ることが容易でなかったことは想像に難くない。選手を見極めるという目算もあったのだろうが、あえて大きなリスクを冒すことはしなかった。
監督就任から慌しかった1週間が経ち、ようやく腰を据えてトレーニングに取り組むことができるようになった。Bチーム主体で臨んだ日立栃木ウーヴァスポーツクラブとのトレーニングマッチ、前節の対FC琉球戦(0―1の敗戦)の2試合で「選手の特徴を見られた」。「名前と特徴を憶えている」段階を終え、迎えた実質“初采配”となった対ソニー仙台戦では、柱谷監督の独自色を幾つか見ることができた。
先ず先発メンバー。6人も入れ替えた。京都サンガFCからレンタル移籍をしてきた米田兼一郎、エース吉田賢太郎の先発起用には驚きはなかったが、これまでスーパーサブだった永井健太をスタートから使い、コミュニケーションが最も要求されるDFラインをいじった。先発の座を不動のものとしていた高野修栄、谷池洋平、北出勉が外れた。代わりに片野寛理、山崎透、横山寛真が前の試合から唯一残った照井篤とラインを組んだ。今季初めて実戦で最終ラインを形成したわりには、相手を無失点に抑えたことが雄弁に物語っているように破綻することはなかった。窮地は前半5分に食らったカウンターくらいだった。「前線からプレスに行っているので、蹴り込んでくるボールを跳ね返せる力を信じて使った」照井と山崎のセンターバックは柱谷監督の期待に応え、「守備も強い。カタ(片野)は上がっていける。ヨコ(横山寛真)もカタもよくやってくれた」と両サイドバックに対する評価も高かった。
一方で注文もつけた。
「最後の10分、(ラインを)上げられない。蹴り込んだら相手をオフサイドポジションに置き去りにするくらいガッと上げる。何回も最後の10分、上げられるように言ったのだが・・・」
トレーニングで柱谷監督は執拗に時間を意識させているが、まだ選手達には浸透していないようだ。フィジカルコンディションも発展途上にある。苦しい時にどれだけ挫けそうな己と相手との勝負に勝つことができるのか。勝ち切るにはさらなる心身両面での精進が求められる。就任会見で指摘した栃木SCのウイークポイントである「フィジカルベースが相手よりも劣る」点は、解決手段のひとつとして時間も鍵となってくる。一朝一夕には向上しない。積み重ねが物を言う。しかし、時を待つのではなく、「年齢が若い方が伸びる」、回復力に差異があることから平均年齢を下げ(いままでよりも2歳近く下がった)、運動量を上げる策も講じている。ただ手をこまねいているだけではない。
意外と言っては失礼だが、先発に抜擢された永井。この起用にも明確な意図とメッセージが込められていた。「90分間プレーする体力はない。技術に不満もあるが、縦へ仕掛ける、前へ行ける強さがある」と永井を評した柱谷監督。足りない守備力と体力に目をつぶったのは、強引なまでのドリブルを生かしてチームを鼓舞し、攻撃的なサッカーを展開したかったからだ。永井は右サイドで1対1になれば果敢にドリブル突破を試み、加えてチャンスメイクにフィニッシュと持ち味を発揮した。「狙い通りアグレッシブにやれた」(柱谷監督)一因に挙げられる。
また、柱谷監督はこんなことも言っている。
「1対1で攻守に勝てないと、戦わないと使わない。そういう選手を使うことでチーム内に競争原理を働かせる」
運良く米田を獲得することができたが、シーズン途中での補強は厳しい。現有戦力で残りのリーグ戦を戦い抜き、J2昇格を果たすためには、永井や途中投入された深沢幸次のように前を向いたらとにかくゴールを目指す、闘争心を剥き出しにした姿勢を求め、そして固定観念にとらわれることなくフラットに選手を見ることで常に互いを競わせ切磋琢磨させる目論みでいる。短所を補って余りあるほどの長所を買って永井を最初から使ったことには、そんな指揮官の思いがあった。
攻勢だった前半。「ベースの部分を確認した」トレーニングの成果がはっきりと表れていた。ビルドアップには必ずダブルボランチのどちらか一枚が参加し(落ちるとも表現する)、ボールをサイドに散らしつつ、クサビも打ち込み、背後も狙った。ピッチの横幅を有効利用することでサイドハーフを起点に攻撃を繰り出しもした。その際サイドバックも自陣に引っ込んでいることなく適度な距離感を保つことを忘れない。背後に控えフォローに入れる態勢を徹底させたことでサイドハーフやボランチが孤立することを防いだ。ポゼッションも上がり、前線の連動性も高まったことで個に依存するのではなく、複数の選手が絡みながらゴールに迫ることができるようになった。良質なトレーニングを消化していることで、当たり前のことが当たり前にできるようになってきた。損なわれていた躍動感が散見されるようにもなった。
試合内容は格段に良くなってきている。だからこそ、勝ちたかった。連続フル出場記録が途切れた堀田利明はいった。「内容よりも結果にこだわりたい」。今は何よりも勝利、勝ち点3に重きが置かれ、喉から手が出るほど欲しい。だが、結果が思うようについてこないのが実状である。FC琉球戦でスタートを切った柱谷新体制。ソニー仙台戦は痛み分けのドローに終わるも、やりたいサッカーの方向性が感じ取れた。三段跳びに例えるならばホップに成功したといえる。あとは着実なステップを踏み、高々とジャンプするだけである。
ひとつのゴールが、1勝が悪しき流れを断ち切り、連勝という好循環に繋がる気配はこれまでよりも濃厚に漂っている。
※おまけ
栃木SCは千葉県市原市の市原スポレクパークで2月2日から8日間のキャンプを張った。最終日はキャンプ中に組まれたトレーニングマッチ(TM)3試合(ジェフリザーブズ、国際武道大学)の締めとなるソニー仙台と対戦した。試合形式は45分×2本だった。
1本目のスタメンはGK小針清允、DFは左から入江利和、鷲田雅一、山崎透、赤井秀行と並び、中盤はボランチに落合正幸と向慎一、左に深澤幸次、右に小林成光が配され、2トップは横山聡と稲葉久人が組んだ。交代はGKのみ。小針に代わり途中からGK柴崎邦博が入った。ちなみに、昨季まで栃木SCに所属していた谷池洋平はソニー仙台のCBの一角として出場していた。
電光石火の先制劇だった。右サイドからのスローインに好反応した向が倒されてPKを獲得。これを横山聡が豪快に突き刺す。落合がアンカーとして最終ラインの前にどっしりと構えていてくれるからこそ、向は大胆にゴール前に顔を出すことができた。ボランチのお手本のような米田兼一郎(徳島ヴォルティスへ移籍)が抜けた穴は大きいように思えたが、どうやら中心選手の1人として柱谷幸一監督が期待を寄せている落合が埋めてくれそうである。あっさりと先手を取った栃木SCだが、波に乗り切れない。攻撃陣に故障者が続出したことで攻撃のトレーニングに時間を割けたのが1、2日だったことから、コンビネーションを駆使してゴールに迫る回数は数えるほどだった。攻守が入れ替わっても動き方はぎこちなく、スペースメイキング、セカンドボールに対するサポートなど、改善する余地があるだろう。「前線のクサビの意識付けを、かなり意識的にやった。まだ、合っていない部分が結構ある。反省をして、まだ日が浅いので、これからよくなるし、よくなっていけば」とは横山聡。流れるような展開は1度だけ。入江のクサビを横山聡が落とし、ドリブルで持ち込んだ深澤がシュートを放ったシーン(GKに弾かれる)。それ以外はアタッキングサードにボールを運んでも詰まってしまう場面が散見された。
拙攻が目立ったのは事実。しかし、無理にパスを回して引っ掛かることを避けてミドル、ロングボールを多用したのは、意図的だったようだ。不出場だったものの佐藤悠介が明かしてくれた。単調に映った攻撃にも明確な意思が存在していた。仙台が4-4-2でラインを浅くしてきたこと、前線にボランチからクサビが思うように入らなかったことで、左サイドの入江のところに起点を設けた。攻略が困難なエリアを避け、サイドバックとワイドがポイントになり、一旦サイドに預けてからFWを背後へと走らせる。ポゼッションだけに固執することなく、相手のやり方に対して自分達がどうアクションを起こすのか。この日は敢えて裏を突き、DFラインを下げさせることで全体を間延びさせる戦術を採用。ある程度、サイドを利した狙い通りのカタチは作れていた。
守備陣をリードしたのは鷲田だった。仙台の執拗なロングボール攻撃にも臆することなく、強気なラインコントロールで何度もオフサイドトラップの網にかけた。常時、前線との距離感を確かめながら、コンパクトフィールドを壊さないように努めた。小刻みなライン設定、空中戦の強さ、足元の確かなスキル。頼もしいDFリーダーになってくれそうである。気掛かりは右サイドバック赤井のところ。2度も赤井のサイドから窮地を招いてしまった。一人だけの責任ではないが、ワイド、ボランチ、CBとの連携を深める必要があるだろう。試合は横山聡がプレスを掛けて奪ったボールを自らが蹴りこんで追加点を挙げ、2-0で45分は終了した。「練習試合で点を取りたい、アピールしたいと思っていたので2点取れてよかった」。横山聡は安堵の表情を浮かべていた。
2本目はGK柴崎、4バックを斎藤雅也、川鍋良祐、照井篤、赤井が形成し、ダブルボランチに久保田勲と鴨志田誉、左に深澤、右に高安亮介が入り、2トップに起用されたのは稲葉と坂本勇一。交代は柴崎→武田博行→飯田健巳、赤井→岡田佑樹、稲葉→石舘靖樹。岡田と石舘は交代した選手と同ポジションに就いた。
安易なパスミスが多発。波状攻撃を仕掛ける前に失ったボールをカウンターに繋げられる。落ち着かない試合運びも、右の久保田から稲葉→坂本→深澤とボールがピッチを横断し、最後はオーバーラップした斎藤が惜しいシュートを打ったあたりからリズムを掴み始める。この一連のプレーは綺麗だった。その後もサイドチェンジを織り交ぜながら、高安の突破力を生かした、アグレッシブな攻撃からゴールを伺う。が、シュートは枠を反れるばかり。高安が2本、坂本が1本、枠を捕らえなければならないシュートを外した。守っても全体的にプレスが緩く、仙台に攻め入られ、好機を演出されもしたが、無失点でクローズ。CKから坂本がニアサイドで競り、ルーズになったボールを再びプッシュし、1-0で2本目も栃木SCが勝利した。
トレーニングマッチ 栃木SC3(2-0、1-0)0ソニー仙台 @市原スポレクパーク
『ベクトルを合わせることの重要性』
キャンプを振り返り、佐藤悠介が言う。
「方向性は見えていると思うので、いいキャンプだったと思う」
収穫はフォーカスした守備面だろう。アタッカー陣が怪我を負ったことで必然的にキャンプは守備を中心としたトレーニングにならざるを得なかった。連日、ビデオを見ながらトレーニングで浮き彫りとなった課題を修正した。入念にチェックを繰り返したことで、柱谷幸一監督が守備のキーファクターとする「チャレンジ&カバー、ラインコントロール、スクリーン、ボールへのアプローチ、サンド」などの共通理解が図れた。例えばDFは鷲田雅一、ボランチは落合正幸が軸であるが、パートナーが変わろうともベースの部分がしっかりと構築されたことで守り方にブレが生じない。ジェフリザーブズ(1-0)、国際武道大学(2-0)、ソニー仙台(3-0)とのトレーニングマッチ3試合を完封できたのは、守備組織が段階を踏んで仕上がってきているなによりの証拠だろう。天候に恵まれなかったキャンプだったが、「予定通りやれた」と柱谷監督が口にしたのは、「守備はかなりやれている」との手応えを掴んだからに違いない。
「どうやって11人で守るのか。どこでプレッシャーを掛けるのか。ファーストDFのコースの限定の仕方など、当たり前のことだがチームが同じ方向を向く。ひとりが取りに行っているのに、周囲が動かないのでは意味がない。皆が同じ方向を向くことが今回のテーマだった」
佐藤は何度も「同じ方向を向く」ことの重要性を説いた。ベクトルが同じということは、つまりコミュニケーションが取れているということ。この時期、トレーニングマッチの勝敗よりも、攻守におけるイメージがどれだけシンクロできているか。その点に重きを置くべきだと強調する。それは柱谷監督の目指すサッカーにどれだけ近付けているのかを測るバロメーターを知っているからこその発言なのかもしれない。
佐藤は言う。
「ボクは昔、監督とやっているので(志向する)サッカーが理解できている。完成度とか。これをやれば、これくらいの状態になることが分かっている」
指揮官の理念を叩き込まれている選手が、佐藤以外にも在籍していることはチームの完成度を促進する。個が突出していてもユニットとして機能しなければ過酷なリーグを勝ち抜き、テッペンになど辿り着けない。新加入選手が大半を占めるチームが、一致団結して目標を達するには目線を合わせなければならないのは言わずもがなである。
他方で、先送りになってしまった攻撃に関しては個のレベルアップの必要性を感じてもいる。
「J1、2のチームもそうだが点を取るところですね。いいトレーニングを監督がしてくれてもPボックス内での個人のアイディアとかクオリティは選手が持っているもの(が関係してくる)。シュートが枠に飛ばない、シュートが入らないのは僕自身も含めて個人の練習になってくる。11人でボールを運んで攻めて守るが、最後の部分は個人的な問題になってくるので、そこの精度を上げていきたい」
『柔軟な発想力』
昨季と体質的に似通った部分があるのかもしれない。
「真面目で言われたことはしっかりやるが、そればっかりになるのは困る」
佐藤は現在のチーム状態をそう把握し分析した上で、「自分で考える必要がある。局面、局面で色々なことが起こるので個々で修正をする。グラウンドで起こっていることを自分達で考え、対応していく。その力を付けていかなければならない」。そのために、上野優作と共にこれまでの経験を若手に還元していきたいと考えている。
表現こそ違うが、柱谷監督も対応力について言及している。
「ゲームでの90分の使い方。相手のやり方に対してどう戦っていくのか。極端に固めた戦術で戦うのではなく、柔軟に考えてやっていく。それが90分のペースを作る。ひとつのカタチしかなく、相手が対応してきたら、相手のペースで終わってしまう。いろんなことを自分達が使えるようにならないと」
臨機応変に戦わなければならない。その一例としてショートパスを持ち味とするヴァンフォーレ甲府を引き合いに出した。細かいパスを繋いで引っかかって逆襲を食らうのでは意味がなく、大きなサイドチェンジや大胆に背後を突くパスを混ぜるなど、その場の状況を読みきる力を養うことを求める。ひとつのことを突き詰めて徹底的にやるのではなく、バランスよく試合を運び、相手が守り難いサッカーを展開する。ソニー仙台戦を見た限りでは、高いラインを押し下げるのに長いボールを、サイドから意識的に使った。浅いラインが深くなれば中盤が空き始め、バイタルエリアから崩せるし、トップがボールを受けられるようにもなる。ボールを付け難い中央から侵略するのではなく、サイドを有効活用する。分かり易いビビットな単色ではなく、色彩に富んだサッカーを理想系として掲げる。
言われたことをただ単に忠実に実行するのではなく、頭を柔らかくしておくことで刻々と変化する局面で思考を停止させることなく正しい判断ができるようにする。今年も攻守両面で「アラート(用心深い。敏感な)」な状態を持続させることがポイントになってくるだろう。
『私の男』
2008年4月19日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
著者:桜庭一樹 満腹度:☆
序盤に山場があり、それ以降はダルダルと文字が綴られているだけ。期待感が高かっただけに拍子抜けしてしまった。特段、秀逸な文章を書くわけでもないし、設定自体もインパクトとしては強くはない。終わり方もグダグダだった。核心部分をぼかしたのか、それともぼやけてしまったのか。判断は難しい。安易な比較は嫌いだけれど、『星々の舟』や『疾走』の方が刺激的だったなあ。TRや情熱大陸で著者のバックグラウンドを知ってしまったことが不味かったかもしれない。知識なしで挑んだ方が面白かった、かな。『赤朽葉家~』に期待?
プレーバック:対ソニー仙台FC戦@栃木SC通信
2008年4月18日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
※メンバーが大幅に変わっているため参考にならない可能性大。
ジャケット一枚で十分だろう。見込み違いも良いところだった。侮った。東北の寒さを。曇天模様の仙台に降り立つ。身震いがした。とにかく、寒かった。北国特有の体の芯をえぐるような冷気は、冷え性にはこたえた。コートが必要だったことを後悔する。
今季初のアウェー取材となった仙台遠征。もちろん、栃木SCの勝敗、試合内容にプライオリティが置かれていたが、サッカー専用のユアテックスタジアムを生で拝むことも楽しみのひとつであった。最寄駅から5分とかからないアクセス環境は何物にも変え難く、スタンド全体を覆った屋根は反響効果が抜群であり、ピッチとスタンドの距離感も程よくて心地好かった。日本平スタジアムも惚れ惚れするような造りだったが、ユアスタのコンパクトゆえの圧迫感はまた違った趣があった。改修、新設が予定されている栃木SCのホームスタジアム。観戦に訪れていた新井賢太郎社長は、何を思ったのだろうか。
プレス席に座ると、雨がパラパラと落ち始め、体感温度はグッと下がった。吐く息が白い。にわかに信じ難い光景を目にする。関東の人間からすれば冬に逆戻りした天候の中、栃木SCはソニー仙台と対戦した。
アルテ高崎に4―0と圧勝した栃木SCのメンバーは、前節から不動だった。「勝っているチームはメンバーをいじらない」。サッカーの原則である。GK原裕晃、DFには左から高野修栄、谷池洋平、照井篤、北出勉、ダブルボランチに堀田利明と山田智也、左に石川裕之、右に小林成光、センターFW山下芳輝の下にシャドーとして吉田賢太郎が起用された。
既に3敗と出足で躓いたソニー仙台。平均身長179.5cmと高さに長けた選手を揃えた。フォーメーションは4―4―2を選択した。180cm以上が6人。自ずと戦術は予想され、警戒すべきことも分かっていたはずなのだが・・・。
「いつもよりパワーを使い、23番(金子央朋)と9番(村田純平)が前線で競ってから一気に攻撃を仕掛けてくる」ことは高橋監督も選手も読み通りだった。ところが、「浮き球で勝負してくるのは分かっていたが、跳ね返せなかった。相手の術中にはまってしまった」(小林)。
早めにトップにボールを当て、セカンドボールを拾い、両サイドバックを効果的に使ってきたソニー仙台に試合を支配される。劣勢に回り、西洋祐の低空ミドルがGK原を襲い、千葉慎也にはスペースに飛び出されループシュートを打たれ、不用意なパスミスから金子央朋にはミドルシュートを許した。前半のロスタイムには橋本尚樹の右クロスをフリーで村田純平に頭で合わされた。万事休す。失点覚悟の状況であったが、運良くシュートはGK原の正面に飛んだ。頭を抱える村田。安堵の溜息が漏れた栃木SCスタンド。
出足が遅れ、動きに乏しく、一発狙いの単調な攻撃、サイドで数的優位を作り出せないなど、栃木SCは全体的に精彩を欠いた。シュートは僅かに1本だけと、お粗末な内容だった。
それでも、序盤に好機はあった。小林が内側へとドリブルで切れ込み、山下のポストプレイを利し、シュートまで持ち込む。一旦は弾かれるもセットプレイの流れの中で、ゴール前に残っていた谷池がルーズボールをプッシュ。インゴールのように見えたが、ボールはコロコロと優雅に枠から反れていった。「あれが入っていれば、優勢に試合を進められた」と高橋監督は悔しがった。たった一度、逸機しただけで、流れは一方に傾く。サッカーの恐ろしさを改めて痛感させられた。
前半の勢いそのままにソニー仙台は、後半も立ち上がりからゴールに迫った。多彩な攻めから攻略を試みた。
押し込められていた栃木SCであるが、「(対面の)2番(橋本尚樹)がいいリズムを作っていたので自分が主導権を握ってやろう」と茅島史彦が「チャンスに絡むこと。運動量」を意識した動きでサイドを疾駆すれば、後半頭から同時投入の横山聡も前線からの惜しみないチェイシング、ポストプレイ、スペースへの飛び出しから活性化に貢献した。
やや、盛り返したところでゴールは生まれた。堀田のクサビを山下がダイレクトではたき、ゴール前で横山聡、山田が絡んで最後は小林が左足でコントロールシュートを隅に沈める。「相手がトラップしたら狙ってやろう」。マーカーがクリアしにくいボールと予測した小林は、トラップした直後を見逃さずに、体を寄せて窮屈な体勢ながら先制点を叩き出した。対アルテ高崎戦のループシュートに続き、難易度の高いシュートで2戦連発弾。吉田賢太郎、石川、小林と前半は消えていた3人のうち、誰が変えられてもよかった状況で、小林だけが後半もピッチに立った。「皆が守ってくれているから責任感がある。監督にも信頼されているから結果を出さないと」。見事に小林は期待に応えた。
山下のジャンピングボレー、横山聡の反転シュートとフィニッシュに至る回数が増えても、ソニー仙台は怯まなかった。ホームでの敗戦、4敗目を回避するために左サイドから圧を強める。後手に回った栃木SCは耐え凌ぐしか手はなく、再び防戦一方に。終盤にはパワープレイを仕掛けられもした。身をていしての懸命のブロックなどで乗り切ったが、猛攻は凄まじかった。「一番、苦しい試合だった」。疲労が滲んだ北出の言葉が、そのことを如実に物語った。
「首位に立つことを意識した」(高橋監督)試合は、困難なものとなったが「0で抑えればうちはまけない」と常々いわれている守備陣が踏ん張り、攻撃陣が決定機を確実にゴールに結び付け、「1―0で勝ちきる」ことができた。他チームが足踏みをしている間に勝ち点3を積み上げられたことは大きかった。6節を終えて得失点差でFC岐阜を上回り首位に立ったからだ。苦戦の先には、ちゃんとご褒美が用意されていた。
「苦しい中でも勝ちきれる力がある」
高橋監督が自信を持って語った通り、試合を重ねる毎に逞しさは養われ、安定感も増している。勢いだけで突っ走った一昨年とは異なる強さが、今の栃木SCにはある。
JFL前期第6節 ソニー仙台0―1栃木SC @ユアテックスタジアム 観衆854人
〈ソニー仙台〉GK内田謙一郎、DF橋本尚樹、山本僚、藤倉寛、飯川裕太、DF亀ヶ渕幹、西洋祐、桐田英樹(→平間智和)、千葉真也(→高野和隆)、FW金子央朋、村田純平
『懸念の右サイド』
後半13分、小林成光のコースを狙ったシュートが決まり、栃木SCが先手を取った。ソニー仙台に前半45分を支配されていただけに、値千金のゴールだった。
数少ない好機をゴールに繋げられたことで、形勢は逆転し、栃木SCの時間帯に突入するかに思われた。だが、思うに任せない。千葉真也に代わりピッチに送り込まれた高野和隆に振り回されることに。中盤の左サイドに配された高野和隆。挨拶代わりに村田純平へと良質なクロスを供給し、自らは思い切り良くミドルシュートを放った。更に左サイドバック飯川裕太のオーバーラップを助長と、栃木SCにとっては厄介極まりない存在となった。サイドの綱引きでは完全に屈した。
相手の起点を潰そうと高橋監督は手を打つ。イエローカードを一枚もらっていた小林を下げ、ジョーカー永井健太を投入した。ここ数試合キレのある動きを披露している西川吉英、ボランチとサイドができる久保田勲がベンチに控えていたが、あえて永井を入れた。
この交代には2つの意図があったのではないか。ひとつはスピードと馬力のあるドリブル突破から「追加点を取る」こと。もうひとつは“抑止力”を働かせようとしたこと。リードを広げることが最大の狙いであったことは確かであるが、それよりも制圧されていたサイドにおける攻防で優位に立とうとした。ゴールしたにもかかわらず悪い流れを、抜群の攻撃力を有する永井で断ち切る。守備力では永井に勝る西川と久保田で守りを安定させることよりも、攻撃的に力で押し切ることを選択した。
結果的に講じた策は奏効したとは言い難かった。「10番(高野和隆)がフリーで(スペースに)入るタイミングがある。しっかり対応しろ」と高橋監督は盛んに指示を飛ばしたが、「スペースに入られてしまい苦戦をした」と右サイドバックの北出勉。無失点に封じることはできたが、最後まで手綱を引き寄せられなかった。相手の軸を圧し折れなかった。
トレーニングマッチから右サイドの守備はチームの懸念材料だった。主力組とされていた選手が出場した試合。ジェフ千葉、横河武蔵野FC戦では、いずれも右サイド(相手にとっては左サイド)のクロスからゴールネットを揺らされた。リーグ戦で唯一、喫したジェフリザーブズ戦での失点も同様だった。
原因は、はっきりとしている。中盤とサイドバックの間のスペースが、ポッカリと空いてしまうのだ。「コバ(小林)も永井も攻撃的な選手だから、自分がケアーしてあげられれば・・・」と北出は責任を感じているようだが、個人が担当できるエリアには限界がある。「DFはラインを崩さない(ことが第一)。前に出るのではなく、中盤が戻って来るのを待つ」ことがチームの共通理解である以上、北出はアタックに行きたくても容易には行けない。躊躇っている間に相手はスペースに侵入。クロスを許す。悪循環にフラストレーションは溜まっていることだろう。
「自分が行くのか、ボランチが行くのか。バランスを考えながら詰めていきたい」(北出)
得点力と粘りのあるドリブルが持ち味である小林の特長を殺さないためには、守備の負担を軽減させるには、北出とダブルボランチで話し合う必要がある。状況によって生じてしまう広大なサイドのスペースを誰が埋めるのか、を。
幸いにしてソニー仙台戦ではゴールを割られることはなかったが、栃木SCの右サイドの守備が万全ではないことは顕在化してしまった。今後は強豪との対戦が続く。対戦相手はスカウティングをしているであろうことから、確実にウイークポイントを突いてくる。6戦して失点は1と、現時点では申し分のない数字を残しているが、課題を先送りにしてしまうことになれば、必ず痛い目にあう。早急な対処が求められる。
北出が前に出て最終ラインの残り3人がスライドするのか、それともダブルボランチの一枚がサイドに加勢するのか。やり方は色々あるだろう。栃木SCにとって最良の守り方を模索し、追及してもらいたい。
※後期の回顧録は明日、アップします。
当選して低い配当@ワンコインベッターの呟き
2008年4月18日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
なんじゃい、この嵐。
前に進めないんですけど。
チャリンコだと。
あぁ、鬱陶しい。
北、が舞台の小説を読んでいるせいかしら。
まったく、面倒な天気だ。
☆toto☆
名古屋対千葉:1 休みそうもないね。
鹿島対G大阪:2 勝っておくれよ。
新潟対京都:1 待望の。
柏対東京V:0 騒がせるねえ。中東にいっちまうのかい。
横浜Fマリノス対清水:1 マツを代表に。
F東京対川崎:2 なにげにクラシコなのね。
神戸対札幌:1 どう転ぶか。
浦和対大宮:2 こちらはダービーかあ。
磐田対大分:2 1かも。
草津対山形:2 テッパン?
岐阜対横浜FC:0 戸塚さんの遺産で食いつないでいるのかな。
愛媛対仙台:2 ワカ、元気?
福岡対鳥栖:2 これもダービーなのかな。
☆minitoto☆
名古屋対千葉:2、鹿島対G大阪:0、新潟対京都:2、柏対東京V:0、横浜Fマリノス対清水:1
☆BIG☆
当たったら配当は低いだろうね。無難な予想しやがって。
品定め
2008年4月17日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
千葉合宿の候補メンバーが発表された。以下の通り。
GK:川口能活、楢崎正剛、都築龍太、川島永嗣
DF:寺田周平、中澤佑二、田中マルクス闘莉王、駒野友一、阿部勇樹、栗原勇蔵、徳永悠平、長友佑都
MF:中村直志、羽生直剛、西紀寛、中村憲剛、鈴木啓太、山瀬功治、茂原岳人、今野泰幸、山岸智、香川真司
FW:永井雄一郎、高原直泰、玉田圭司、巻誠一郎、高松大樹、大久保嘉人
2センターの一角、3バックのストッパーに本職ではない選手を据えたことが失点の遠因になったことで、本格的に中澤のパートナー探しに入ったのかな。闘莉王がファーストチョイスなのだろうけど、怪我が多いために計算が立たない。となると、クラブでコンビを組んでる栗原、今回は招集が見送られた鹿島の岩政、G大阪の山口など、候補はいるが決定打には欠ける。32歳の寺田が選ばれたのだから、松田直樹の復帰の可能性も消えていないことになる。クラブではボランチながら好調を維持しているようなので、是非とも1度は呼んで欲しいところ。経験と実績は申し分がないだけに。素行に関しては触れないことにして・・・。
長友、香川は先の対アンゴラ戦で目に留まったようだが、残念ながらまだ映像を目にしていないので、なんともコメントできない。香川はカナダの大会ではポテンシャルの高さを披露していただけに、楽しみな素材ではあるのかな。若い子をポツポツと招集するのは、ひとつの傾向なんだろうねえ。岡田監督の。独自路線がどんなものなのか。しっかり両の目で拝ませて頂きますよ。
『絶対彼氏』
2008年4月17日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
主演:相武紗季 満腹度:☆
ターミネーターと『AI』のセックスマシーン(大根ジュード・ロウ)を足して2で割ったもこみT演じる恋愛ロボットが彼女(相武)とセックスできるのかを描いたドタバタ劇。久々に「Hしよう」の台詞を聞くも、既に赤奈リカが「か~んちぃ、セックスしよっ」と言ってしまっているからインパクトは弱い。まあ、隔世の感はあるけれども。イケメン勢揃いの中で、水島ヒロはちょい別格かな。あの濃さ、嫌いじゃない。漫画『シュート』の仇役で出てきそうな風貌が好き。猫背椿は要チェックですぜ。
栃木SC、ふぁん?
2008年4月16日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
芋洗板係長は栃木SCふぁん、なの。
ネクタイが公式とくりそつ。
それだけ。
まあ、大阪の某人気球団と被るけれども・・・。
『紅い絨毯』がレギュラー化されて心配だ。
毎週放送でネタが劣化してしまわないか。
怖い。
鳥居の評価が低くて不満。
笑いのレベルがさがっとる。
小銭をください@ワンコインベッターの呟き
2008年4月16日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
市原臨海で取材、その後フクアリへ移動してまったりナビスコ観戦。
最高のサッカー三昧。
その予定は夢と消えた。
遠征費を稼ぐためにボツに。
あぁ、ボンビーって嫌だわ。
でも、直木賞作家の本を借りられたからOK。
奇跡的に一冊だけ図書館にあった。
ラッキーだねー。
この勢いで・・・。
☆minitoto☆
浦和対京都:1 勝ってるねえ。
名古屋対神戸:2 少し休もうか。
千葉対札幌:1 控え組みから大抜擢の可能性も示唆しただけに・・・ホントは行きたかったよ。
川崎対柏:0 勝てないねえ。
新潟対大分:2 来季は新潟に通うのかな?
4年遅れの、誠
2008年4月15日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
京都取材ついでに行って来ました旧前川邸。
そう、新撰組が暴れまわった拠点です。
今は住宅が密集しているが、当時は農村だったらしい。
水戸脱藩の芹沢鴨等が暮らした部屋は意外と狭かった。
襲撃され命を落とした隣室、鴨居の刀傷にしみじみ。
語り部の方がもっと上手かったらよかったのだけれど。
壬生寺ではなぜか近藤勇像を見るためだけに100円も取られた。
旧前川邸も1000円。
うまくできてるわ。
文化財を残すためとはいえ。
ドラマ放送が4年前だっただけに、一時の賑わいは過ぎたのだろう。
それほど人ではなかった。
じっくり観られて個人的には喜ばしかったけれども。
明里と山南敬助が別れた窓が現存しなかったのは悲しかったなあ。
あのシーン、凄く好きだった。
次回は嵐山方面に足を伸ばしたいなあ。
『アンフェア』
2008年4月15日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
主演:篠原涼子 満腹度:空腹
映画化されるとこんなにもクオリティが落ちてしまうものなのか。全く別物と勘違いしてしまうほど、酷い作品だった。心底、がっかしした。ドラマの核であった心理戦が繰り広げられなかったことが最大のミスだろう。フィクサーの存在もばればれだったし。ラストを見た限りでは、第2弾もあるようなのだが、勘弁して欲しい。この作品で完結させるべきだった。或いはSPで終わらせておくべきだったのかもしれない。引っ張る必要性を感じない。残念だなあ。
『秘書のカガミ』
2008年4月15日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
主演:安めぐみ 満腹度:☆
売れてしまっためぐの安が主演だから全てが中途半端。エロ路線がこの枠のお決まりになっているが、肝心要の部分が弱い。大胆な仕掛けが難しいのだろう。むっちりボディの安がミニスカートで奮闘するも、逆にそれが物悲しくもある。ストーリー性に乏しいだけに、エロ濃度を上げていくしかないか。
『キミ犯人じゃないよね?』
2008年4月15日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
主演:貫地谷しほり 満腹度:☆
この枠は『時効警察』以外は皆、厳しい。朝の連ドラの疲労をとってください貫地谷さん、といった感じ。ゴールデン初主演は作品に恵まれず。でも、ここでこけておけば次作以降、良作に巡り会える確率は高い。『東京タワー』のもこみちがそうだったように。テレ朝に起用されたらとりあえず我慢するしかない。唯一の楽しみは貫地谷のコスプレ。
『Around40』
2008年4月15日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
主演:天海祐希 満腹度:☆☆☆
年相応の女性を演じさせたら右に出るものなしか。社会的には満たされいても、精神面は不十分。物足りない生活に不満を感じつつも、日常は足早に過ぎていく。独身女性に共感を得られる作品なのでは。『離婚弁護士』の匂いがしないわけでもないが、そこは目をつぶりましょう。
佐川印刷SC戦コメント@栃木SC通信
2008年4月15日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
『芽生えてはいけない安心感』@栃木SC通信
2008年4月14日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
戦評:対佐川印刷SC戦@栃木SC通信
2008年4月14日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
対佐川印刷SC戦@栃木SC通信
2008年4月13日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
前半:0-1。
後半:2-1。
ファイナルスコア:2-2。
佐藤ダイレクトボレーも土壇場で同点に。
順位:2位(勝点16)◆首位:ファジアーノ岡山(勝点18)
※ただいまです。レポートは今日中には難しいです。深夜には更新できそうかな?疲労度が凄いので自信はないっす。
プレーバック:対佐川印刷SC戦@栃木SC通信
2008年4月12日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
※メンバーが大幅に変わっているために参考にならない可能性大
高橋高前監督が突然の辞任(解任に限りなく近いものだが)。J2昇格の切り札として招聘された柱谷幸一新監督が実質、指揮を執り始めたのは7月からだった。就任当初から優勝ではなく、現実的な「4位以内」という目標を掲げることで足並みを揃え、挑んだ戦いは残り2試合を残した、11月18日に終止符が打たれた。
投げかけられた問いに対する迅速な答えが返ってこない。様々な思いが交錯していたことは想像に難くない。言葉は途切れ、会見場は静寂で覆われた。しばしの沈黙後、ようやく口は開かれた。
「チームの環境や状況など説明を受け、理解して(チームに)入った。置かれた状況の中で最大限のことをやる。変えられることはいい方向に変えよう、と思いやった。なかなか勝ち切れない。勝ち点を積み上げられない。順位が上がらない。応援してくれたサポーターには申し訳ない気持ちで一杯です」
普段は勝敗に関係なく、些か温度に欠ける嫌いはあるものの、冷静に淡々と言葉を並べていく柱谷監督だが、さすがに「J2かJFLか」の審判が下されたことで声に力はなかった。目は虚ろであり、憔悴していた。課せられたミッションを履行できなかったことで自責の念に駆られ、サポーターをJへ連れて行けなかったことを激しく悔いた。
前日の試合でFC岐阜は勝利し、勝ち点を57にまで伸ばした。これにより、栃木SCの3位以上は消滅。昇格圏内ギリギリの4位に滑り込むための椅子は僅かにひとつだけとなった。上に4チームが位置するも「数字の上での可能性」は消えていなかった。一縷の希望を頼りに、対佐川印刷SC戦に臨んだ。
4―4―2の栃木SCは、GK原裕晃、4バックを石川裕之、山崎透、谷池洋平、片野寛理が組み、ダブルボランチを米田兼一郎と久保田勲が務め、左ワイドに小林成光、右ワイドに高安亮介が入り、上野優作と横山聡が2トップに起用された。
開始早々にFKを頭で合わせた谷池のシュートは枠外へ飛ぶが、出足は悪くなかった。石川と片野の両サイドバックは高位置に顔を出し、横山聡は旺盛な運動量でボールを呼び込んだ。ここ数試合で先発の座を確かなものとしつつある高安は持ち前の攻撃性を存分に活かす。前からのフォアチェックも効果的であり、コースが限定されたことで後ろは守り易かった。コレクティブな守備で佐川印刷の行く手を阻む。
攻守で優位に立ち、両サイドから攻め立てるも、相手も必死の守りで凌いだことで好機を生み出せない。攻勢もややペースダウンした時間帯。山崎の信じ難いバックパスを大坪博和に掻っ攫われる。ここはGK原が捨て身のセーブで逃れるが、今にして思えばこのワンプレイが失点の伏線だったのかもしれない。つまり、一瞬、切れてしまう集中力。これが敗因。
窮地を脱してから数分後、上野が左足を一振り。ゴール右下へと吸い込まれるようにミドルシュートが決まる。谷池のロングフィード、高安の落としとお膳立ては完璧であり、立ち上がりから果敢にゴールに迫っていた上野の気持ちがシュートには込められていた。
怪我の功名。負傷した高橋弘章がアウト、代わりに辻本茂輝がDFラインに入ったことで、佐川印刷の3バックは安定感を手にする。辻本は「2トップにボールが収まらないように潰すこと」(佐川印刷・橋本雄二監督)を実行に移し、主にマークしていた横山聡をピッチから消した。
リードを得てからが拙かった。連動した守備機能が低下し、高い位置で取れていたボールが取れなくなる。流れが少し傾いたところでショートカウンターを浴びる。東純一郎から大坪と渡り、あっさりとゴールネットを揺らされた。前半34分、試合を振り出しに戻される。
「しっかり立て直して、うちのペースにできていれば・・・そのままの流れで行ってしまった」(米田)
前半の悪しき流れを後半も引き摺る栃木SC。5バック気味にサイドを強化した佐川印刷に正面からぶつかってしまう。インパクトプレイヤー深澤幸次を投入。深い位置までボールを運ぶことには成功した。そこからが問題だった。クロスを入れるが中との呼吸は合わず。崩してもフィニッシュに至れない。また、意固地なまでにサイドに固執したことが柔軟性を殺いだ。
再び米田。
「攻撃のバリエーションが不足し、単調になっていた。ちょっとした工夫が必要だった」
外、外。その意識はマイナスに作用した。内側から攻略する発想に乏しかった。
セカンドボールへの反応の遅さ、プレスの機能不全、攻め切れない攻撃。悪循環が逆転ゴールの呼び水となる。谷池と深澤の間に潜り込んだ金井龍生がGKの頭越しにループシュート。「サイドにつけてからのカウンターが決まった。上手くプラン通りに運べた」と橋本監督。堅守速攻の策にはまる。石川は言う。「はめられたというよりも、はまってしまった。自滅した」。
上野に代えて山下芳輝、片野を削り小原昇を入れ、3トップにしてパワープレイを仕掛けるが水泡に帰す。蹴っては跳ね返される。巻き戻しと再生を繰り返しているだけだった。
1―2の敗戦。
「前節で修正できたと思っていたが、リードして勝ち切れない。そういうゲームが続くということは、本当の強さの部分はまだまだ未熟。弱さがある。積み重ねがチームの成長に繋がる。同じメンバーでやってきているのに継続性が足りない。チームが纏まりつつあっただけに勿体無い」
攻めるのか、守るのか。課題は前節のジェフリザーブズ戦で解消され、意思の統一は図られたはずだったが、それは上野が指摘したとおり一過性のものだった。
「厳しいゲームをものにしていく強さ。1―1のゲームを勝ち切る泥臭さ、粘り強さが足りない」
上野同様に昇格の味を知る谷池は、そう語った。
より具体的に柱谷監督は、備わっていない要素を列挙した。掻い摘んで記す。
先ず組織としては強固な守備も1対1となると露呈する脆さ。2失点はいずれも個の強さの欠如によるものだった。次に試合運びの巧拙。確実なビルドアップ、左右に揺さぶるポゼッションとサイドチェンジ。状況に応じたチームとしての対応力と判断力の低さが勝ち点を喪失させた。アドリブが利かないのだ。
個が伸びれば、組織も充実する。理屈は単純だが、易々と事は運ばない。現時点で監督の去就を含め来季の体制は白紙だそうだが、2つを突き詰めなければ同じ轍を踏むことは必死。来季の開幕まで時間は限られている。気が付けば今季が終わろうとしているように、来季もすぐそこまで迫っている。有効に時間とお金を使っていかなければならない。今季のような蹉跌を味わうのは一度で十分だ。
JFL後期第15節 栃木SC1―2佐川印刷SC 観衆3386人 @栃木県グリーンスタジアム
〈佐川印刷SC〉GK川本良二、DF高橋弘章(→辻本茂輝)、山本健二、松岡真吾、MF金井龍生、小寺一生、中森大介、中井義樹、東純一郎(→大槻絋士)、FW大坪博和、町中大輔(→吉沢秀幸)
〈栃木SC〉交代:高安(→深澤)、上野(→山下)、片野(→小原)
『少々、粗雑なくらいが丁度いい』
後半に放ったシュート数が公式記録によれば、1本もなかったことを伝える。すると、驚いた表情で聞き返してきた。
「後半のシュート、0ですか?チャンスはなかったと思っていましたけど・・・」
米田兼一郎は首を傾げた。
不思議がるのも無理はない。厳密には、打っているからだ。途中交代の深澤幸次が、そして米田自身が。後半33分、Pボックス内でルーズになったボールを左足で叩いた。DFにブロックされるも、それはゴールを意識した紛れもないシュートだった。が、カウントされることはなかった。
記録員によりシュート数に多少の変動があるにしても、栃木SCが拙い攻撃を重ねたことは動かし難い事実である。フィニッシュに持ち込めなかったことが問題であり、その原因を米田が語る。
「攻撃のバリエーションが不足し、単調になっていた。ちょっとでも工夫ができていれば・・・。相手が3―5―2でサイドでの優位性があったのだから、サイドチェンジを使うべきだった。何回かできていたが、センタリングやシュートで終われなかった」
1点のビハインドを背負っていた栃木SCは、後ろを3枚に減らして前線に人数を割く手を講じる。好守からの速攻をゲームプランとしていた佐川印刷SCは、守備への意識を更に強めた。引きこもった相手に対し、厚みを持たせることで嵩に掛かって連続攻撃を行う。一方的な展開も好機を作り出せない。緩急の乏しさだけが際立った。
谷池洋平に「前で潰して、後ろはカバーするから」と伝えた石川裕之。手薄になった最終ラインでカウンター攻撃を耐え凌ぐ。抜群のカバーリング能力を発揮し、味方の反撃を待った。小林成光、久保田勲、深澤はゴールライン寸前の深部にまで侵入できた。しかし、肝心の詰めが甘かった。それだけに、「勿体無い」と歯痒さを感じ、「3、4回サイドをえぐってもシュートにいけないのは、後ろとしては堪える。(攻守交代した際の)準備はしているが、シュートで終わるのと終わらないのでは、気持ちが違ってくる」と、守る側の複雑な心情を吐露した。
DFの視点から石川は付け加える。
「シュートを打たれると相手は嫌な気持ちになるし、綻びも出てくる」
単に押し込むだけではなく、一回の攻撃を完結させることの重要性を強調した。表現こそ異なるが、要旨は米田と同じである。1本のシュートが敵に脅威を与え、警戒心を抱かせる。同時に守備陣は呼吸を整える機会を得られ、アラート(機敏な、警戒する)な状態を再び作り直せる。そう考えると、試合を進める中でシュートするという作業は殊の外、大きなウエイトを占めているといえる。
シュートを打ち切る大切さ。それは上野優作の先制点から伝わっていたはず、だった。左足からの強烈なミドルシュートはゴール右隅に突き刺さる。ボールを受けた際、前方にDFは3枚もいた。状況は万全とはいえなかった。味方を活かすことに徹している上野。パスを選択するのではないかと思われたが、しかし果敢にゴールを狙った。些か無理な体勢であろうとも、強引に打ち切った積極性が実を結んだ。
得点力不足、決定力不足は万国共通の、サッカーチームが抱える最大の悩みである。有効な解決策は容易に見出せない。“難病”のようなものである。シュートは無闇矢鱈に打てばいいものではない。一理ある。精度が要求されるのも当然である。だが、栃木SCは極端にシュート数が少なく、決定率が高いとは言い難い。ならば、質よりも量を優先させるべきだ。困難な状況、体勢不十分でも、ゴールが視界に入れば打つ意識。ポゼッションが上手くなり、組織的な守備の完成度が増そうとも、サッカーの基本であり、形勢を逆転させられる、ゴールが生まれないことには勝機は手繰れない。精度の議論をするのは、二の次である。綺麗に崩すことを考えるよりも、先ずは相手に立ち向かっていく気概を見せ付けなければならない。
少々、粗雑でも打ちまくる。それくらいが栃木SCには、丁度いい。
当たらないと分かっちゃいるけど買わないと当たらないのよ@ワンコインベッターの呟き
2008年4月11日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
徹子、恐るべし。
ありゃ、芸人殺しだわ。
凄い!
スルーに切り返し。
☆toto☆
札幌対磐田:2 ファンタジーで固めようかな。
横浜Fマリノス対柏:1 もう、裏切られたくない。
清水対名古屋:0 ミスターの快進撃止まる?
東京V対F東京:1 ダービーは復帰弾。
大分対川崎:2 テセの後輩かあ。
京都対神戸:1 観戦しようかな。
浦和対鹿島:2 FWはないだろう。
G大阪対新潟:1 播ちゃん、早く戻ってきて。
鳥栖対草津:1 調子いいみたいですね。
水戸対熊本:0 こんなところでしょ。
湘南対甲府:1 J2もじっくり観たい。
広島対C大阪:0 痛み分けかな。
☆minitoto☆
大分対川崎:1、京都対神戸:2、浦和対鹿島:0、G大阪対新潟:1、鳥栖対草津:1
☆BIG☆
一攫千金は無理だね。
雨馬鹿
2008年4月11日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
春の長雨。
そのせいで図書館に行けず。
つまり大量に本を借りられなかった。
金城一紀、桜庭一樹は貸し出し中。
どんだけ待たせるんだ?
こりゃ、買うしかねえのかな?
『陰日向に咲く』(劇団ひとり)と3冊同時に。
金ねえっす。
だって、タオルマフラー&タオルだって買えないんだから。
今季の。
ありえないっつーの。
しばらく遠方への取材が減るので機を見て買わなきゃだわ。
売り切れないうちに。
てか、普段着も買えていない。
スプリングコートが欲しく欲しくてたまらんですたい。
でも、なあ。
ものがいいものばかり買ってるから必要ないといえば必要ないんだよなぁ。
Tシャツも20枚以上あるし・・・。
しかし、オシャレ心を失ったら男からオッサンになっちまうから貧乏でも洋服は買う。
漁る。
きーめた。(by森高千里)
『ラスト・フレンズ』
2008年4月10日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
主演:長澤まさみ、上野樹里 満腹度:☆☆☆
期待度は高い。初回の掴みは、やや弱い。リリックな語りも浅い、かな。展開が序盤で読めてしまった。もう、ドロドロ突き抜けるしかないでしょう。『人間失格』を代表とする野島3部作くらいまで。それじゃないと、30手前世代は満足しないよ。傷を舐めあい、それが破滅へと向かう。お決まりのストーリーではね。錦戸の新境地開拓に注目したい。しかし、長澤まさみはキョンキョンと瓜二つだね。ますます似てきたよ。
『無理な恋愛』
2008年4月10日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
主演:堺正章 満腹度:☆☆☆
まったく期待していなっただけに初回の掴みで高ポイント。中年ではなく、それを飛び越えた初老の恋。堺のリアルな日常が描かれているようで、いいねえ。あの緩い主題歌がドラマ全体の雰囲気をまったり、心地よくさせている。コメディも出来る美人、夏川結衣は凄いわ。えくぼが日本一似合うのでは。肩の力を抜いて、楽しめそうな作品。脚本が岡田氏ではこけないでしょう。
手堅い予想
2008年4月10日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
CLも佳境に入った。
4強が出揃う。
ジーコのフェネルバフチェを下した(ありがとう)チェルシーと対するのは、アーセナルとの乱打戦を制したリヴァプール。
準決勝もイングランド対決となった。
因縁浅からぬチェルシーとリヴァプールが激突。
モウリーニョ不在は些か興を殺ぐが、それでも面白いカードであることは間違いない。
順当に勝ち上がったのがバルセロナとマンチェスター・ユナイテッド。
シャルケ、ローマを危なげなく破った。
こちらも、もちろん好カードになるであろうことは言を俟たない。
個人的な3点予想は本命リヴァプール、対抗マンチェスター・ユナイテッド、穴セビージャ。
手堅い予想をしただけに2チームも残っており、リヴァプールとマンUがファイナルでぶつかる可能性も低くない。
ただし、双方が消えることもあるのだが・・・。
王子不在のローマがどれくらいマンU相手に奮闘したのか。
深夜のゲームをチェックしたい。
贅沢を言わせてもらえればリヴァプール対アーセナルが見たかったのだが。
弾けてない?
2008年4月 9日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
効き目抜群が怖い
2008年4月 9日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
頚椎の痛みを和らげる薬を飲んで3日目。
かなり楽になっている。
もちろん、痛みなど感じない。
効果は想像していた以上に抜群である。
ただし、薬を止めた時のぶり返しが怖い。
湿布を貼ったことによるカブレも。
偏見たっぷりだけど薬剤師さんが叔母ちゃんでマイナス要素ばかりを並べるんだ。
それが不安を煽る。
胸には患者さんに優しい薬剤師を目指して、なんてバッジを着けているのに。
矛盾。
『高校野球が危ない!』
2008年4月 9日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
著者:小林信也 満腹度:空腹
オッサン、この程度かい。終盤の自分の体験談なんて要らない。主観入り過ぎだし。「僕」を使うなんて安易。()で心情を述べるのも邪道。高校3年生を審判に。これだけは提言として面白けどね。週刊誌のゴシップまがいの序盤の熱はどうしたよ。匿名多数に辟易した。
二番煎じ?
2008年4月 8日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
ワルノスかあ。
従えているレディのお顔が気になるのだが。
ある程度のクオリティがないとね。
ワルノス自体は正直どうでもいい。
東北の猿真似?
そこまでしないと集客厳しいのかな?
しばらく日産スタ行ってないからなあ。
マリノスタウンにはびびったけど。
やるならトコトンやって欲しいね。
南米や欧州のスタに登場するとか。
もちろんオイラの好きな東欧でも構わないけれども。
『下北サンデーズ』
2008年4月 8日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
著者:石田衣良 満腹度:☆☆
映像が原作を越えてしまった。由々しき事態では。原作のストーリー展開よりもドラマの方が下北の味も、演劇界の清濁も上手く引き出せていたかな。千恵美と亜希子の対比もちょいと原作は薄い。時としてこんなこともあるものなんですなあ。
一人がサボるときつい@栃木SC通信
2008年4月 8日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
莫大な治療費
2008年4月 7日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
職業病らしい。
鳥取に遠征する前から違和感はあったのだけれど、ほったらかしにしていたら悪化した。
首の痛みが。
持病の薬のせいかしら、なんて思い込ませていたのだが違ったらしい。
10年前の事故の後遺症でもないようだ。
それに触れたらなぜか怒られた。
長時間、パソコンに向かってから立ち上がると軽くふらつく。
こりゃ、まずい。
お医者へGO!!
しぶしぶ。
首の軽い炎症と診断された。
突発的なものではなく慢性的なものなので行き着くところはヘルニアだと脅され、オドオド。
リハビリを毎日、課せられることに。
困った。
えりあしあたりの筋肉を鍛えないと、オイラの骨格だと負荷が首の骨に掛かるらしいから。
診療後にはリハビリ室で首を暖められ、吊るされた。
ありゃ、場所を変えたら立派なプレーだよ。笑
断続的に首を持ち上げられるんだもん。
ちょいと睡魔とミックスされ、勘違いを起こしそうになったよ。。。汗
しかし、それにしても治療費がバカ高い。
貧乏人にはかなり痛い出費ですよ。
コメットさん、勇気のある告白ありがとう。
あなたのような有名人がカミングアウトしてくれると我々一般人は凄く助かります。
病気の認知度が上がれば、自ずと周囲の理解度も増す。
最も大切な部分。
目に見えにくい病気だからこそ、身近な人にはわかってほしいんだなあ。
これが。
『プレーの幅を広げる』@栃木SC通信
2008年4月 7日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
レポート:対TDK SC戦@栃木SC通信
2008年4月 6日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
対TDK SC戦@栃木SC通信
2008年4月 6日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
前半:1-0
後半:1-1
ファイナルスコア:2-1
得点者:佐藤悠介×2
順位:首位(勝点15)
※小休止後にレポート、コラムをアップします。マッチデーを読んで頂きありがとうございました。
だらぁーっと
2008年4月 5日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
久々に寝たおした。
かなり寝たねー。
こんなにまったりしたのは3ヶ月ぶりくらい?
まあ、たまにはいいでしょう?
ちょい物足りなかったけれども。
タケダ、タケダ、タケダがオモロ!!
SPは2度目でも釘付けにされるね。
ファイナルになるであろう映画が楽しみだわ。
来週は『アンフェア』かあ。
これも見逃せない。
刑事モノ兼推理モノ、好きですから。
てか、芸人が選ぶ好きな女優ランキングに綾瀬がいないって、どうよ。
これは納得できん。
ふかっちゃんが上位なのは嬉しかったけれども。
矢作の意見に激しく同意だね。
プレーバック:対TDK SC戦@栃木SC通信
2008年4月 5日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
※メンバーが大幅に変わっているために参考にならない可能性大
秋田県仁賀保運動公園多目的広場は、ダグアウトを兼備している特異な構造のスタジアムだった。おそらく野球場としても使用可能なのだろう。そのメインスタンドからは風力発電用の風車が遠方に見える。日本海からの風を受け、ゆったりと回転を続けていた。
天皇杯3回戦、ベストメンバーのアビスパ福岡に挑むも弾き返された。0―4と完敗。実力差を見せつけられ、「興奮と感動」、栃木県をアピールするには至らなかった。惨敗に悔しさは残る。昨年のアップセット、奮闘が記憶に新しいから。が、残り8試合、J2昇格が懸かったリーグ戦だけに集中できる。プラスに解釈することもできるし、気持ちを切り替えなければ昇格圏内の4位以内に滑り込むことは困難だ。自らを窮地に追い込んでしまった栃木SCの陣容はGK原裕晃、DFは左から片野寛理、山崎透、谷池洋平、高野修栄、ダブルボランチは米田兼一郎と久保田勲が組み、左ワイドに小林成光、右ワイドに只木章広、2トップには上野優作と小原昇が指名された。
ここ数試合、立ち上がり好調な栃木SC。開始早々に放たれた久保田のミドルシュートを皮切りに、攻勢に立ちたかったが頻発したミスが自滅を招く。とにかく、パスが繋がらない。呼吸のズレが、粗雑なプレイが攻守交代の滑らかさを損なわせた。中盤で引っ掛かる場面が目に付く。サイドからの侵略が叶わないのは必然だった。
「中盤とFWの距離が空いてしまった。クサビを打ち込めなかった」(米田)
ポゼッションが難しいことからロングボールに頼るも、全体が間延びしてしまい、サポート意識が低くセカンドボールを拾えない。みすみすボールをTDK SC(TDK)に渡しているようなものだった。単調な攻撃だけが繰り返され、ゴールの匂いなど全く漂わなかった。
アバウトなボールを蹴り込むだけの栃木SCとは対照的だった。TDKは同じロングボールを使うにしても、ターゲットの松田正俊をしっかりと狙っていた。意図のあるボールと、そうでないボール。シンプルと単調の違いが次第に現れ始める。衛星のように松田の周囲を富樫豪が動き、池田昌広と松ヶ枝泰介の両ワイドが絡む。パターン化された攻撃だからこそ、迷いがない。ダイナミズムでは圧倒的に凌駕された。
拙攻を幾重にも重ねる。思い描くサッカーが展開できなかったが、栃木SCが先手を取った。FKのセカンドボールから片野の左クロスを谷池が頭で合わせた。ど派手なガッツポーズの連発は、この一戦の重要性を感じ取っていたからこそのものだった。
絶好の時間帯、前半ロスタイムのゴールは、低調だったパフォーマンスを向上させるには恰好の刺激となるはずだった。小休止後の後半戦。しかし、栃木SCは本来の姿を取り戻せない。僅か10分で失点を喫してしまう。
池田が体を張ってボールを確保した富樫とのコンビネーションからゴールを割る。厳しく人とボールに寄せるように柱谷幸一監督は指示を飛ばしていたが、前半から顕著だった寄せの甘さが被弾を浴びることになる。
富樫とハイボールを競り合うも、先に体勢を立て直され、アシストを許した山崎が振り返る。
「今日は主審のヘディングに対する基準が曖昧だった。ガツガツいけなかった部分があったが、取られてはいけなかった」
高安亮介、深澤幸次、横山聡を立て続けに投入。交代により久保田を左サイドバックに、中盤は米田がワンボランチ、高安と深沢をサイドに配し、小林をトップ下にシフト。リスクを背負ったが、栃木SCに練習生として参加したことがある小林宏之を中心としたTDK守備陣も粘りを発揮する。ようやく、米田がPボックス内でシュート、1対1を制した深沢の左クロスから横山聡がニアに飛び込む絶好機を生み出すも、GK正面を突く、クロスバーに嫌われるなど好機を潰す。結局、スコアを動かせないまま1―1でタイムアップ。勝ち点2を喪失した。4位アローズ北陸との差は絶望的な10にまで広がった。
「数字の上で可能性があるならば4位以内を目指す」と話した柱谷監督だが、一方で「これからはガリガリやれる選手、ポジションを取るというひたむきにやれる選手にチャンスを与える。中途半端なメンタルの選手は使えない」と来季に向けて動き出そうとするコメントを残した。それは、降伏宣言とも受け取れるニュアンスを含んだ発言だった。
秋田の寒風は現実を受け入れるには十分すぎるほど冷たく、人もボールも動かなかったサッカーを見せられたものにとっては、回り続けていた風車が恨めしくもあり羨ましかった。
JFL後期第10節 TDK SC1―1栃木SC @仁賀保運動公園多目的広場 観衆1215人
〈TDK SC〉GK小野聡人、DF小林宏之、阿部琢久哉、高橋臣徳、小沢征敏、MF高林佑樹(→成田卓也)、千野俊樹、松ヶ枝泰介(→佐藤和旗)、池田昌広、FW松田正俊、富樫豪(→木下真吾)
『自己改革』
名指しで批判することを厭わない。柱谷幸一監督の矛先は片野寛理に向けられた。
「片野のところで上手く繋げなかった。ハーフタイムに交代させようと思ったが、1点取れたのでやらせたが最後まで駄目だった」
柱谷新体制となってから左サイドバックのファーストチョイスは高野修栄から片野に変わった。フィジカルと守備には難があるも、大胆なオーバーラップを買われ先発に抜擢される。タッチライン沿いを駆け上がり、中盤の選手を追い越す。クロスの供給、切れ込んでからのシュート。求められる要素を満たす。
TDK SC戦では持ち味が活かされなかった。相手の脅威とは成り得ず。サイドの攻防で後手に回るシーンが目に付いた。周囲のフォローも足りなかったが、本来の出来から程遠かったのは事実。アシストを記録するものの、後半27分に引っ込められた。
期待をかけ、信頼を寄せているから言葉も自然と鋭くなる。「サイドバックの入れ替え」をも示唆し、バッサリと切り捨てた。
「(胸を叩き)ハートが弱い。多少、痛くても弱音は吐かない。見せない。そうではなければ使えない」
疲労から片野は足に張りを訴えていたという。普段とは異なる微妙な体の感覚のズレが、プレイに影響を及ぼしたのかもしれない。ケガの危険性はなるべく回避したい。選手の本音だろう。だが、柱谷監督からすれば痛めている箇所は誰にでもあり、試合当日まで言い続けるものではない、ということなのだろう。まだまだ甘い、と映ったに違いない。
片野が槍玉に挙がったが、チーム自体クオリティは恐ろしく低かった。押し並べて物足りなく、不甲斐なかった。
問題点を柱谷監督は、こんな風に感じ取っている。
「メンバーを固定するとレギュラー(の気持ち)が緩くなり、安心してしまう」
本来は責任感を持ち、チームを背負って立っているという自覚が芽生えるはずが、栃木SCの場合は異なる。レギュラーを確保した時点で充足感を得てしまう。飢餓感が一転して、満足感に変わってしまう。つまり、ポジションを掴むことが弊害になっているという。それが脆弱なメンタルに直結してしまっている。だから接戦をものにできず、劣勢を跳ね除け、挽回できない。
京都パープルサンガ(現・サンガFC)で昇格レースに身を置いたからこそ、過酷さ、そして必要不可欠なものが分かるのだろう。
「昇格争いは厳しい。戦術や個人の技術だけではなく精神的にタフでなければ、メンタル面で強くないと勝ち残れない」
スキルが少ないのは折り込み済み。キックの精度は一朝一夕に向上しない。それでも、気持ちの持ち方、メンタル面はひとり一人の意識が高ければ磨き上げられる。プロ契約を結んでいようと、カテゴリーがアマチュアであろうと関係ない。
決定的に欠けているのは“プロ意識”。「お金をもらい」サッカーをやれているという幸福感が勝り、サッカーで飯を食えている、生きているという矜持、次のステージへと進んでやるという野心が希薄になってしまっている。後の祭になる前に、契約を打ち切られる以前に気が付くか、付かないか。その差は大きい。人に言われて実行するよりも、自ら意識改革を図り、日々変化を感じることが最も身になる。
4位との勝ち点差は引っくり返すのが極めて苦しい10に開いた。だが、戦うことを、前進することを諦めてしまっては、これまでが無になる。例え昇格を逃したとしても、最後の最後まで足掻いたという跡を残さなければならない。
「ここでやらないと次がない。それが嫌なら仕事を持ち、安定した収入を得てサッカーを楽しんだ方がいい」(柱谷監督)
辛辣だが、しかし的を射ている。
『怖さ』
恵まれた体躯を活かした確実なポストプレイ、DFを背負っても体勢が崩れない力強さ、サイドに追い込まれ囲まれてもボールを取られないキープ力、ゴール方向への推進力のあるドリブル。TDK SCのストロングポイントにして、前線の起点であるターゲットマン・松田正俊の存在感は際立っていた。まさに、大黒柱だった。
柱谷監督は、こう評した。
「恐さがある。JFLのレベルだと強い。高さ、強さがあり、足元も上手い。ピッチに立った22人の中では抜けていた」
前半から栃木SCは15ゴールを叩き出している松田に手を焼いた。主審のジャッジが一定ではなく、タイトな守備が難しかったことを割り引いても、ファウルを犯してはFKを取られ過ぎた。対峙した谷池洋平は言う。「ポジショニングがよく、戦える選手だった」。自ら獲得したFKを蹴れるのも松田の魅力のひとつだろう。プレイスキッカーを任されているだけのことはあり、足元のスキルもしっかりしていた。
後半、劣勢の栃木SCは松田を更に勢い付かせてしまう。胸で、頭でチャンスメイクを許す。決定機を何本か演出された。終盤にはカウンターから持ち上がり、ロスタイムにはオフサイドとなるもスルーパスを通しもした。シュート数は両チームあわせて最多の4本をマーク。図抜けていた。
モンテディオ山形で監督に就任した際、柱谷監督は当時在籍していたFC東京から松田を引っ張った。京都パープルサンガ(現・京都サンガFC)に移ってからも山形から戦力外通告を受けたことで声を掛け、J1昇格を果たすために共闘。期待に応えるように松田は大事な場面でゴールを決め、J2からの脱却に貢献した。拾ってくれた恩に報いた。
既に京都時代の教え子である米田兼一郎、小原昇をレンタル移籍させている。来季、続投が決まったならば松田を再び呼び寄せる可能性は極めて高い。置かれている現在の環境はリサーチ済みである。関心の高さが伺える。
数字の上ではJ2昇格の芽は潰えていないが、現時点で4位に位置しているアローズ北陸は栃木SC同様に下位との対戦を残していることから、状況はかなり厳しい。敗因を述べるのは時期尚早かもしれないが、中位に甘んじている一因に元Jリーガーをかき集めることに固執してしまったことが挙げられる。昇格に最も近いロッソ熊本はエース高橋泰を擁しながら、北川佳男(元アローズ北陸)に小林陽介(元横河武蔵野FC)とJFLで実績を残し、ある程度の計算が成り立つゴールゲッターを補強した。緻密なスカウティングと、戦力補強に抜かりはない。ちなみにアローズ北陸のチーム得点王はJFLを経験している元愛媛FCの永冨裕也である。
最早、元J戦士というだけでは年々レベルが上がっているJFLでは、結果を出すことは容易ではなくなってきている。審判の判定も含め環境にアジャストするのに時間を擁しているうちにシーズンは終わってしまう。Jでのゴール数よりも、リーグ戦で対戦した「恐さのある」FWの方が市場価値は高いのではないだろうか。
現人神の教え
2008年4月 4日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
いつ何時、誰の挑戦でも受ける、かあ。
挑発には乗ってけてけてけってなことなのかな。
現人神の教えに則れば。
うーん、マンダム。
なんか、かなり煽られるんですけれど。
最近。
これは受け流すべきなのか、それとも真っ向からぶつかっていくべきなのか。
どっちでもいいんですけどね。
平和主義者ですから。
基本的には。
頚椎の古傷が久々に痛み始めたので、医者に行こう。
コラム書いていても集中力が殺がれるし。
診療費をしぶっている場合ではないね。
『雨の日のイルカたちは』
2008年4月 4日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
著者:片山恭一 満腹度:☆☆
都合4編の短編が納められている。タイトルと『彼等は生き、われわれは死んでいる』は、そこそこ面白かった。初めと終わりの2作は、ちょっと退屈かな?さらりと読める、この著者独特の風味は随所に感じられる。春の休日の午後に最適なのでは。
まったく状況がわからない@ワンコインベッターの呟き
2008年4月 4日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
まずいよー。
勤務中にtoto買っちゃー。
この機会を逃したら……。
キャリーオーバー33億円だもんね。
分かるけどさあ。
☆toto☆
大宮対大分:1 両チームの状況が不明。
磐田対浦和:0 連勝は続かない。
鹿島対千葉:2 こちらもストップ。
名古屋対横浜Fマリノス:2 ファンタジーの軸は山瀬かな。
G大阪対清水:1 播ちゃんが軽症でよかった。
F東京対札幌:2 守備にはまる。
川崎対京都:1 テセだよ、旬は。
柏対新潟:0 ようやく勝点1?
神戸対東京V:1 すぐに結果を出してしまいそうだ。
岐阜対広島:2 テッパン
草津対湘南:2 海に行きたい。
愛媛対鳥栖:2 ワカ、頑張ってる?
横浜FC対仙台:0 大久保剛志に注意だね。栃木SCは。
☆minitoto☆
F東京対札幌:0、川崎対京都:2、柏対新潟:2、神戸対東京V:2、岐阜対広島:2
☆BIG☆
気配は漂う。
プレーバック:対TDK SC戦@栃木SC通信
2008年4月 4日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
※メンバーが大幅に変わっているため参考にならない可能性大
5月に入り昨季の上位陣との5連戦で栃木SCが残した結果は1勝2敗2分けだった。リーグ戦序盤の勢いは殺がれた。見事なまでに失速した。足踏みしている間に佐川急便SC、FC岐阜、ロッソ熊本のトップ3に大きく差を広げられる。過ぎ去った5月は「悪夢」以外のなにものでもなかった。前節のホンダFC戦で上位陣との対戦を終えたことから、気持ちを切り替えて先ずは3連敗中のホームでの連敗を止めること。そして、前期の残された4試合で全勝を飾り、頭ひとつもふたつも抜けた3チームとの距離を縮めておきたいところ。
JFL新参者のTDK SC(以下TDK)戦のスタメンは先週から不動だった。GK原裕晃、4バックは左から高野修栄、山崎透、谷池洋平、北出勉、中盤はボランチに小林成光、堀田利明、左サイドに石川裕之、右サイドに久保田勲、センターFW山下芳輝の下に佐野智洋が配された。
開幕3連敗を喫するも、持ち直しホームでは無類の強さを発揮している「内弁慶」のTDK(つまり、アウェーは分が悪い)。初昇格チームとしては10位(前期13節終了時)と健闘し、FC岐阜を抑えて全国地域リーグ決勝大会をトップ通過したことが伊達ではないことを証明している。シーズン前に補強した元J戦士、松田正俊(元京都)はチームトップの6ゴールをマークし、2トップの一角を占めた。布陣は4―4―2だった。
スムーズな入りを見せたのはアウェー不敗と「外弁慶」栃木SCだった。右サイドの久保田が起点となる。石川、佐野に絶妙のクロスを供給した。石川は痛恨の空振り、佐野のダイビングヘッドは枠外も感触は悪くなかった。自身も果敢にミドルレンジからシュートを狙った。
がっちりとペースを握り、サイドとチームコンセプトのひとつである「山下を高い位置で使う」ことができた。21分にはボランチとして2試合目となる小林がボールを掻っ攫い、ドリブルしながらグングンと加速。Pボックス内での折り返しを佐野、山下が詰めた。惜しくもファールを取られるが、数人が絡んでフィニッシュに至った。
その後も、小林が山下とのワンツーから右サイドを崩してシュート、堀田が枠を捉えるロングシュートを放つなど好機を作り出した。圧倒的攻勢に立ったことから、ゴールを決めておきたかった。
山下は振り返る。「前半で決定的な場面が何本かあったが、決めきれなかったことが最後まで響いた」。結果的に連敗を止めるも、足を運んだ3775人がカタルシスを得られなかったのは、前半に決定機を逸し続けたことも一因として挙げられる。
加賀潤がGKとDFの中間に入れた右クロスを長身の松田がヘディングで競り勝ったシーン以外、4バックはシュートを許さなかった。もっとも、その1本が失点に繋がる窮地だったことはいただけなかったのだが。また、山崎の横パスミスに、カウンターから4対4の同数に持ち込まれるなど、何本か危ないシーンは散見された。
「相手の背後を突く、サイトにボールをあて、トップにクサビを入れ、ボールも人も動き、相手を追い越していく」(小松勉監督)サッカーを志向しているTDK。後半の頭から運動量を増やしたことで中盤のプレスが機能し始め、松田にボールを集めながら右サイドから組み立てを図った。思い描いているプレイが可能になる。勢いに乗ると距離のある位置から松田が直接FKを蹴り込んだ。ポストに嫌われるも、気をよくした松田はドリブル突破からゴールを脅かした。
相手と絡まりあいながら倒れた佐野が負傷し、そのままベンチに下がる。代わりに登場した永井健太が傾きかけた流れを断ち切るべく、スピーディなドリブル突進に、抑えの効いたミドルシュートを放つ。CKからは頭で山崎、谷池と繋ぎ最後は北出もヘディングシュートするが間一髪でクリアされてしまう。ボールは収まらず、チグハグな攻撃が繰り返されるも、流れは引き戻せた。
手綱を握ったところで石川アウト、茅島史彦イン。間もなくTDKは千野俊樹が2枚目のイエローで退場する。前々から火種はくすぶっていたが、退場劇を境にして両チームはエキサイトする。些細なボディコンタクトにもナイーブな笛を吹く主審に苛立つ。拍車をかけるようにGKが接触プレイで負傷しゲームが中断され、神経を逆撫でした。「とにかく冷静に戦うこと。集中力を切らさないこと」を高橋監督は指示するも、栃木SCの選手達は平常心を失っていく。高橋臣徳、富永英明と続けて退場者を出したのはTDKだったが、それを尻目に栃木SCが落ち着いて試合を運べたとは言い難い。これまでも審判団に試合を破壊され、ラフプレイを受けるなど荒れた試合は多々あったが、大人の対応を見せていた。ジャッジに不満を漏らさず、相手の挑発行為をいなすなどして。だが、思うに任せない試合展開により自己制御が効かなくなってしまった。酷い判定に憤る気持ちも理解できなくはないが、戦う相手を間違えてしまった。誘いに乗り、自滅してしまったと言っても過言ではない。
3人を欠いたTDKに対し、右サイドバックの北出を中盤に上げ、左サイドの茅島にボールを預けては、切れ味の鋭いドリブルから精度の高いクロスを上げてゴールネットを揺らそうと試みる。が、「後手に回ることが多く、6、7人で守れる練習をした。守り切れる自信があった。ここ最近、負けていない(5月は3勝2分けと無敗)こともプラスに作用した」(小松監督)TDKの壁を打破できない。ロスタイムに得た3度のCK、いずれもショートCKから小林がクロスバー直撃のシュート、茅島のクロスに山崎がボレーシュート、谷池がフリーでヘディングシュートを放つが、ゴールを割れなかった。
ホームでの連敗は3でストップしたが、負のスパイラルからの脱出を目論見た、連勝の足掛りとするための一戦は、スコアレスドローに終わった。順位は昇格圏内の4位から5位に落ちた。「優勝から離れてしまったと実感している。J昇格も危機感を持ってやらなければならない。反省している」と高橋監督の声には当然ながら力はなかった。22本ものシュートを打ちながら無得点、絶対的に有利な状況を活かしきれなかったチームに罵声が浴びせられたのは自然なことだった。サポーターからの熱いメッセージを真摯に受け止めなければならない。
「入り方は悪くないが決めきれずに雰囲気が悪くなり、焦ってしまった。先に点を決めていればイライラせずにプレイできた。(試合が途切れ途切れになったことで)集中力を保つのは難しい。それでも、自分達のプレイを最後までやり通し、点を決めなければならなかった。審判よりも自分達に問題があった」
押していた前半に先手を取れなかったことでリズムが乱れ、試合を荒れ模様にしてしまったと山下は総括し「FWが点を取れていれば・・・」と唇を噛んだ。
「試合の度にやりたいことは、はっきりしてきている。この状況を打開するには精神的な強さが必要。無我夢中で入ったゴールが切っ掛けになるかもしれない。自分自身、栃木の良さがゴールに結び付いた時に結果が付いてきて階段を登れる。練習の一本、一本、ワンプレイ、ワンプレイが積み重ねになる」
苦境を乗りきるにはどん底から這い上がる精神な逞しさ、栃木SCの特長である泥臭さ、試合を想定した強い気持ちで練習に取り組む姿勢を持つことが大切であると茅島は強調した。
最後に堀田の言葉で当コラムを締め括りたい。
「何をしなければならないのかを考え、優勝に向けて選手、スタッフ、フロントもそこを明確にする必要がある」
一枚岩になるためには、ベクトルがバラバラでは話にならない。
JFL前期第14節 栃木SC0―0TDK SC @栃木県グリーンスタジアム 観衆3775人
〈TDK SC〉GK小野聡人、DF小沢征敏、岩瀬浩介、富永英明、高橋臣徳、MF高林佑樹、千野俊樹、加賀潤(→阿部琢久哉)、池田昌広、FW三浦俊輔(→成田卓也)、松田正俊
『困惑』
後半26分に千野俊樹、36分に高橋臣徳、さらに富永英明が41分にピッチから追い出される。立て続けにTDK SC(以下TDK)は3人の選手を失った。11対8と栃木SCにとっては、0―0とスコアレスの状況を動かすには最高の環境が整えられた。しかし、数的優位の時間帯が相当つづいたにもかかわらず、ゴールをこじ開けることは終ぞ叶わなかった。前期第13節ホンダFC戦と同様、勝ち点2を取り逃した。
攻め崩せなかったドローという結果を「今の状態を物語っている」と堀田利明は表現した。
今の状態とは。
堀田の言葉を借りる。
「どういうサッカーをやっていくのか。選手交代でチームが変わってしまう。今までやってきたことが変わる。ひとつのことを徹底的にやらないと」
ひとつのことを徹底するとは。
「ポゼッションサッカーを継続するのか、茅島(史彦)と永井(健太)の“槍”を入れてサイドから攻めて立てるのか。はっきりとしない部分がある」
どうやら、後半に拙攻を重ねた原因は、個々のイメージがシンクロしていなかったことにあるようだ。
前半はボールが回った。サイドに起点を設けながら、センターFW山下芳輝を有効利用することで、相手陣内でゲームを押し進めることに成功する。イニシアチブを握り、シュート数は二桁の11本を数え、好機も数多く生み出せた。守備陣はTDKのシュートをたった1本に抑え込みもした。それぞれのやりたいこと、やるべきことが噛み合った申し分のない45分間だった。ゴールを得られなかったという一点を除いては。
自分達のリズムで試合を運べた。確かな手応えを感じて臨んだ後半。開始5分で2戦連続して先発の座を射止め、エネルギッシュに駆け回っていた佐野智洋が負傷退場する。急遽、永井がピッチに投入された。マーカーをものともしない重戦車ドリブルに強シュートとストロングポイントで存在感を際立たせる。2アシストを記録した前節から好調が維持され、新境地の1.5列目で自由自在に相手を撹乱した。
永井が攻撃をリードし、ゴールに近付いたかに思われたが、実際にはバランスが取れていたとは言い難かった。ゲームプランとして佐野の途中交代はあらかじめ決まっていたようだが、不測の事態に見舞われ、交代時期が早まったことで小さな亀裂が生じる。
「(永井投入で)やっているサッカーが変わった。佐野が居た時はバランスが取れていたが、永井が入り背後ばかりを狙うようになってしまった」。ボールが繋がり、複数の選手が絡むことでフィニッシュに持ち込めた前半。打って変わり後半は前線の2、3人での攻撃が目立ち、厚みが損なわれた。波状攻撃など行えるはずもない。
堀田は続ける。「入ってきた選手に合わせるのか、(前半から継続してきたサッカーを)突き詰めるのか。明確にしないと、やっている選手は不安になる。見ていて自信を持ってやっている選手が少なかった」。
前半からの流れを寸断させることなく、途中交代した選手をも巧く使いこなせればよかったのだろうが、局面、局面における個々の意識のズレが、それを阻んだ。ゆえに、困惑し、柔軟性に乏しい一本調子のサッカーに陥ってしまった。TDKがゴール前に人数を割いて守りを強固なものにし、試合をコントロールする能力に著しく欠けた主審のジャッジに神経をすり減らされたことも影響したが、残り時間での好機が全てCKからという事実が示すように、オープンプレイから有効打を繰り出せなかったことが分かる。
「スタイルが確立されていない」と谷池洋平が指摘したように、チーム戦術が絞り切れないようでは、臨機応変に刻々と変わる事態に対応することは困難である。ポゼッションか、サイドアタックか、カウンターか。先ずは、軸となるべき“栃木SCのサッカー”を打ち出さなければならない。選手補強など二の次だ。さもなければ、マッチデープログラムにも書いたのだが「同じことを繰り返すだけ」である。
出口が見えない迷路を抜け出すには、確たる指針が必要である。それなくして、勝利という名のゴールには辿り着けない。
※回顧録は2日に分けて掲載致します。仁賀保編は明日。
CLqf1leg@ローマ対マンチェスター・ユナイテッド
2008年4月 3日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
ローマとマンチェスター・ユナイテッド(以下、マンU)がベスト4進出を懸け、鎬を削った。
トッティ、ペロッタ不在のローマはブチニッチをワントップに据えた4-2-3-1。アウェーのマンUは4-3-3の布陣。
引いてブロックを作り、スペースを消去し、引っ掛けたボールからカウンターを狙ったローマ。マンUの攻撃力を殺ぎ、自分達のペースで試合を押し進める。持ち味を発揮できないマンUは、ターゲットのブチニッチにボールを収めさせないように、こちらも守備に気を配る。互いに手堅いサッカーを展開したことで大きな動きは見られなかった。先制したのはCBヴィディッチが負傷退場したマンUだった。ローマの堅陣を抜く。左へ注意を引きつけている間に右のスペースへと侵入したスコールズからのクロスを、走りこんできたC・ロナウドがヘディングで叩き込んだ。失点直後、ブチニッチがドリブルで突っかけシュートを放つもボールはゴール前を横断しただけだった。
ビハインドを背負ったローマは後半になると猛攻を仕掛ける。ブチニッチのポストプレーからトネットがPボックス内でシュート。決定機を逸するも反撃の狼煙をあげる。右からのスローインをマンシーニがフリック。ファーポストのパヌッチがダイレクトボレーも枠外へ。2度の絶好機を逃したローマだが、両サイドバックが果敢に攻撃参加を繰り返し、左右から攻め入る。17分、手にしたCKからブチニッチのシュートも、GKファンデルサールがファインセーブ。3度目の正直ならず。好機をゴールに繋げられなかったローマとは対照的に、マンUは右からのアーリークロスを先発起用のパク・チソンがヘディングで折り返し、GKドニが掴み損ねたルーズボールをルーニーがプッシュ。耐え凌いだ末に貴重なゴールを得る。追加点を与え、サイドに蓋をされたことで勢いに陰りが見られたローマは鋭利なカウンターを浴び続ける。しかし、幸いにも傷口はひろがらずにすんだ。0-2の敗戦は痛いが、まだ希望は残されている。決定的な3ゴールを奪えなかったマンU。2legに響かなければいいのだが。
この試合、雌雄を決したのはフィニッシャーのクオリティだった。C・ロナウド、ルーニーと決めるべき人が決めたマンUに対して、ローマの前線は悲しいかな役不足だった。やはり、ポイントはトッティ。エースを欠いても伍して戦えていたことは心強いだけに、怪我からどれくらいまでコンディションを戻せるかがベスト4への鍵となるだろう。
CLクウォーターファイナル ローマ0-2マンチェスター・ユナイテッド @スタディオ・オリンピコ
<ローマ>GKドニ、DFトネット(シシーニョ)、パヌッチ、メクセス、カセッティ、MFアクイラーニ(→エスポージト)、デロッシ、マンシーニ、ピサーロ、タッディ(→ジュリ)、FWブチニッチ
<マンチェスター・ユナイテッド>GKファンデルサール、DFエブラ、ファーディナンド、ヴィディッチ(→オシェイ)、ブラウン、MFスコールズ、アンデルソン(→ハーグリーブス)、キャリック、FWパク・チソン、C・ロナウド、ルーニー(→テベス)
反骨精神@栃木SC通信
2008年4月 3日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
フラフラ10周年
2008年4月 2日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
フラフラするわ。
なんだろう。
たぶん疲労。
それしかない。
色々と無理してるからなあ。
ちっさいストレスも積もってるんだろうなあ。
あっ、aikoの新譜、買いました。
感想は明日にでも。
ブックレットの写真が期待はずれだった。
毎度のサービス&サプライズには感謝だけれど。
裏ライブに当選しますように。汗
10周年、おめでとうございます。
aikoとの付き合いも、はや10年かあ。
世にも奇妙、精度おちてるね。
ラスト2本しか見ていないけれども。
北乃きいは泣き役ばっかりだ。
『たぶん勝』のCMは最高だけどね。
尽きる@栃木SC通信
2008年4月 2日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
最後の交代カードは稲葉久人だった。リーグ戦初出場を果たす。選択肢としては赤井秀行、山崎透も考えられたが、高安亮介が岡田佑樹の守備面の負担を軽くしたことで「最後はイナで勝負に行った」(柱谷幸一監督)。「チャンスは作れなかったが、守備面でボランチにプレッシャーをかけるなどしてくれた」と柱谷監督は稲葉を評価した。
とりぎんバードスタジアム@栃木SC通信
2008年4月 2日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
鳥取駅構内のショップは4月1日オープンだった。街中のショップには足を運ばなかった。対面の焼肉屋(酔っ払ったおっさん曰く、特上カルビが絶品とのこと。しかし手が出るような値段ではなかった)で晩飯食ったのに。
エンプティ
2008年4月 1日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
軽度の発作に凹む。
持病のね。
やっぱり多少、無理してたんだろうね。
鳥取遠征で。
リバウンドは覚悟してからまだいいけれども。
鳥取の写真などは明日アップします。
aikoの新譜を買い忘れるほど疲れ、慌しいです。
あっ、地震だ。
最近、多いよね。
破滅か?
『職人』で刺激を受けたぞ。
コラボレーション@栃木SC通信
2008年4月 1日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
疲弊と悲鳴
2008年4月 1日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
鳥取2泊はさすがにこたえているようだ。
ナイーブなもので外泊は苦手なのです。
熟睡できなかったことで疲労が、かなり溜まっている。
仕事も……。汗
やはり行き帰りの飛行機、電車内での爆睡では物足りない。
さっさと寝たいが、そうもいかない。
飛行機での遠征はこたえるねえ。
悲鳴を上げない程度に頑張ります。
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