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プレーバック:対HondaFC戦@栃木SC通信

2008年5月16日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

※メンバーが大幅に入れ替わっているために参考にならない可能性大

いよいよ、か。期待は大きく膨れ上がった。前期第6節終了時、栃木SCは単独首位に立った。といっても、たった6試合を消化したに過ぎないのだが。にもかかわらず、今年はホンダに、分が悪い都田で勝てるのではないか。我々メディアも、一部のサポーターもそんな思いを抱いたのではないだろうか。悲願であった都田での勝利をJFLの卒業証書にしてJ2へ。淡い夢を抱いていた頃が懐かしい。あれから月日は流れ、栃木SCの情勢は暗転した。ホームで屈辱の3連敗。軽口を叩けるような状態に今はない。

首位・佐川急便SCとの差を縮めるどころか引き離され、組織としての成熟度の違いを見せ付けられた前節。爆発的な攻撃力を秘めた3―6―1は不発に終わった。迎えたアウェー、都田での対ホンダFC戦。「3と4の併用を考えている」と明言した高橋監督がチョイスしたのは4―5―1だった。一体、サイドアタックを特長とする佐川急便相手に敷いた3バックは、なんだったのか。あの敗戦は今後に意味をもたらすのか。試合前に疑問がむくむくと湧き上がった。

さて、栃木SCの陣容はGK原裕晃、4バックには左から高野修栄、山崎透、谷池洋平、北出勉、ボランチに堀田利明と小林成光、左に石川裕之、右に久保田勲、ワントップ山下芳輝の下には佐野智洋が据えられた。小林のボランチ、久保田のサイド起用は今季初の試みであり、加えて佐野も初先発の大抜擢。初めて尽くしだった。メンバーとポジションをいじることで、詰まっている循環を良好にしたい、との意図がひしひしと伝わってきた。
 
5勝4敗3分け。ホンダFCに大異変。誰もが目を疑う成績である。昨季の覇者は喘いでいた。新参者のFC岐阜を除けば、落とした勝ち点は全て下位チームばかりだった。特にホームゲームでは5戦して1勝しか挙げていない。また、対栃木SC戦で昨季2ゴール(ホームとアウェー)の2006年度JFL最優秀選手である新田純也はベンチスタート。中核を成していたDF向島満、FW鈴木滋は一戦を退いた。どん底の栃木SC、過去4敗2分けと大きく負け越しているが、ひょっとしたら。5月に入りめっきり萎んだ“期待という名の風船”を、少しばかり膨らますことが許される数字と要素があった。
 
開始4分、山下と石川が空けたスペースへと高野が飛び出した。オーバーラップからグラウンダーのボールを入れる。ファーサイドの久保田が詰めるもDFにブロックされた。フィニッシュに至らなかったが、アグレッシブな仕掛けだった。
 
高野の果敢な攻撃参加を契機に流れを掴みたかったが、ビルドアップのボールを狙われる。前線からのホンダのプレスは凄まじく、とりわけDFからボランチにボールが入るやいなや食い付いて来た。「ボランチの高めの位置」の小林は「中盤でパスを繋いでポゼッションを高める」目論みで起用されたが「即席だった」ことで餌食となる。低い位置から不要なドリブルをしては囲まれ、ボールを失い続けた。業を煮やした高橋監督からは「シンプルに(展開しろ)」との指示がDFとボランチに飛んだ。
 
執拗なチェイシングでリズムを生み出したホンダのカウンターが炸裂する。左サイドを駆け上がった桶田龍のクロスを増田勝文が合わせる。が、ここは間一髪で山崎がスライディングブロックで凌いだ。
 
攻撃では栃木SCの右サイド奥のスペースへサイドチェンジのボールを送る。守備では先ずボランチからのボール狩り。仕事がはっきりしていたホンダにイニシアチブが渡るのは必然であった。人もボールも活発に動き、右サイドバック堀切良輔は頻繁に前線へ顔を出した。柴田潤一郎は高い位置で堀田からボールを掻っ攫い鈴木弘大に繋ぎ決定機を演出した。GK原のファインセーブに阻止されるも、チーム戦術が遂行された象徴的なシーンだった。

面白いようにボールを回され、球際では競り負けていた栃木SCは堀田、石川、高野の3人で左サイドを攻略するも折り返しが弱く好機にならない。川島啓吾に攻撃の芽を摘まれ、中盤を支配されては劣勢に立たされる。それでも、山下の背中に目がついているのではないか、と思わせる芸術的ヒールパスに佐野が反応し、左からのセンタリングに石川が飛び込んだ。「とりあえず『決めないと』というより『打たないと』が先に来て、慌てた」と言うように、シュートは枠を外れる。「無理に当ててコントロールできなかった。枠に飛んでいれば、また違っていた」と絶好機を逃した石川は振り返った。

逸機し、またしてもゴール前でのミスから鈴木に枠内シュートを浴びるもGK原がキャッチ。逆にカウンターから久保田の右クロスを佐野がお手本のような叩きつけるヘディングシュートを放つがGK中村元が横っ飛び、CKの流れの中から北出もヘディングシュートするが浮かしてしまう。ゴールは割れなかったが、盛り返して45分を終える。

風上に立った後半。前半の余勢を駆って栃木SCは右からカットインした小林のミドルシュートを口火に、5本のシュートを打つ。試合前、コンセプトとして定めた「攻守における切り替えの速さ」を実行に移せたことが連続シュートの要因であった。

風下のホンダは浮き足立つことなく、ロングボールで背後を突く攻撃にスイッチしつつも、前からの圧は緩めなかった。堀田からボールを取ると柴田のスルーパスから鈴木、カウンターから鈴木が立て続けにゴールを脅かした。

若干、旗色は悪くなるも、立ち上がりの勢いは残っていた。トレーニングマッチの対筑波大学戦(8―0)でヒントを得た高橋監督は「FWもできるなと思った。迷いなく佐野と交代させた」と永井健太を主戦場のサイドではなく、シャドーに配した。「やり難い部分はあった」とは言うものの守備の負担が軽減された永井。持ち味である攻撃的な面が発揮される。「ゴールキックの時にわざと逆に位置していよう」と山下と打ち合わせし、「左から右へと大きく動くとフリーになれる」とのアドバイスを活かした。

久保田からパスを受けると右サイドを疾駆。ふわりとした「自分でもびっくりした」絶妙のクロスをファーサイドの石川に届ける。これを「ニアサイドで潰れようとしたが永井の顔が上がっていなくて、山下さんがニアで潰れてくれたのでファーへ逃げた。ボール、マーカー、GKが見えた」と石川は滞空時間の長いジャンプからヘディングシュートを突き刺した。先手を取る。永井が右へ流れたのは偶然ではなかった。裏打ちされた証拠があったのだ。

均衡が破れたことで試合は動く。軽い守備などで精彩を欠いた急造ボランチ小林を引っ込め茅島史彦を投入。この交代で左に茅島、石川が右に、久保田がボランチへ移動した。ホンダも増田と鵜飼宏長に代えて吉村和紘と川島大樹が入った。

吉村が左サイドをえぐり鋭いボールを供給すれば、永井も対抗して右サイドを突破してシュート、と互いのサイドは火花を散らした。活性化したサイドからゴールを得たのはホンダだった。前半とは打って変わりオーバーラップを控えていたのか、栃木SC陣内に侵入することのなかった堀切が突如、川島啓吾の裏へのパスに弾かれたように飛び出す。猛ダッシュでゴールラインギリギリのボールに追いつき、そのまま上げたクロスを川島大樹が頭で合わせて1―1とする。ラインを割ると踏んでいた栃木SCのマークは甘くなっていた。

同点とされるも、すぐさま突き放す。左サイド茅島からのグラウンダーのクロスを、永井がソフトタッチで落とし、山下がサイドネットに落ちついて蹴り込んだ。「ターンしてシュート」も選択肢とあった永井だが、より確実な山下にボールを譲ったことが奏効した。

失点直後にゴールが決まり、波に乗ったまま押し切りたかったところだが、ホンダの底力を見せ付けられることに。北出のサイドを何度も攻め立てられる。両足が攣っていた石川が下がり、フレッシュな片野寛理という手を打つも状況は改善されなかった。吉村を抑えきれない。猛攻にさらされ、青息吐息の栃木SCだったが、なんとか追加点を与えずにロスタイムまで漕ぎつけた。

だが、再三再四サイドを崩されていた吉村のCKから、走り込んできた堀切にゴールネットを揺らされてしまう。細心の注意を払っていたCKからマークのズレを突かれ、土壇場で振り出しに戻されてしまう。

「サイドを深いところまで何度もえぐられた。サイドハーフを代えても1対2と数的優位を作られ、背後を回られてはクロスを上げられた。あそこまで深い位置に入られ、使われるのは問題。リードしたら5分、10分、15分、残されていても相手にやられないようにしないと」

谷池は失点に至る前段階が拙かったことを指摘し、失点に関しては「自分のマークでなくともなんとかできなかったのか。周りに声をかけるとか。なんで最後にやられたのか・・・」と言葉を詰まらせた。

これまでも苦しめられてきた脅威の粘りにより都田での歴史的初勝利、そして勝ち点3は泡と消えた。上位3チームがいずれも勝利したことで勝ち点は、それぞれ2ずつ開いた。昇格ラインの4位に浮上したものの、他力で上がってしまったと表現する方が適切だろう。

「すいません」

高橋監督の第一声は謝罪の言葉だった。

「残念。JFLで上位を狙うならば(ドローは)よかった。我々は違う。J2準加盟クラブであり、Jへ行ける条件が揃っているのに勝負に勝てなかった。選手は一生懸命やってくれた。ボクの力が足りない」

振り絞るように喋るのが精一杯。

「本当にすいません。期待に沿えずに」

囲み取材の最後も勝ち点2を喪失したことを詫びた。土をつけられたFC岐阜、ロッソ熊本、佐川急便SC戦の試合後よりも、声のトーンは沈んでいた。それだけ、受けたショックが大きかったことが伺えた。

「ちょっと今日は切り替えられないです」

次に向けて気持ちを切り替えて、と取材陣に声を掛けられた谷池だが、首を縦に振ることなくロッカーへと引き上げていった。

JFL前期第13節 ホンダFC2―2栃木SC @ホンダ都田サッカー場 観衆728人

〈ホンダFC〉GK中村元、DF堀切良輔、安部裕之、石井雅之、桶田龍、MF川島啓吾(→土屋貴啓)、柴田潤一郎、糸数昌太、増田勝文(→吉村和紘)、FW鵜飼宏長(→川島大樹)、鈴木弘大

 

『勝ちパターンでも勝ち切れない』

ピッチに座り込んだ。両手で顔を覆いながら。ぴくりとも動かない。いや、動けなかったのだろう。俯いた表情からは悲壮感が漂っていた。目が腫れているようにも見えた。一旦、ロッカールームに引き上げ、再びクールダウンのためにピッチへと戻ってきても、高野修栄は同じ様に背中を丸め、胡座をかきながら数分前の出来事を思い起こしては後悔し、自責し、猛省していた。そこへチームメイトがひとり、またひとりと歩み寄る。高野を中心に輪ができた。ようやく、少し顔を上げてストレッチを行った。
 
昨季、天皇杯4回戦、対清水エスパルス戦(4―6の敗戦)を境に、栃木SCは残りのリーグ戦6試合を4勝2分けと無敗で締めた。その原動力となったのは、堅守を売りにした4バックだけではない。清水戦でブレークしその名を県民だけではなく全国に知らしめた永井健太であり、茅島史彦であった。彼等2人は“スーパーサブ”と呼ばれている。
 
以前、エース吉田賢太郎は、こんなことを話していた。
 
「途中交代は難しい。試合の流れがあるから。スーパーサブは特別な存在だと思う。重要な役割を担っている。状況が毎回違うのでスタメンよりも難しい」
 
先発が確約されていた昨季とは異なり、熾烈な競争下に身を置いている今季は途中出場も経験した吉田賢太郎。一発で形勢を逆転させるプレイをすることがいかに困難であるかを実感し、特異な人種に対して尊敬の念を抱きもした。
 
後半21分、永井イン。「紅白戦でもやっていなかった」1.5列目に配される。ポジションは不慣れでも、ボールに触ってしまえば、問題ない。何時の間にか右サイドに現れたと思ったら(この動きには裏付けがあるのだが後ほど)、先制点に結び付くクロスを供給して1アシスト。同点とされてから1分と経たない内に今度は山下芳輝直伝のポストプレイから、師匠・山下のゴールをお膳立てした。2アシスト目をマークした。Pボックス内の永井へロークロスを入れたのは、後半28分に送り出された左サイドの茅島だった。
 
試合を動かせること、変化をつけられることをものの見事に証明した。
 
永井のスピードと突進力、茅島の切れ味とテクニックを利してゴールを奪い、そのままリードを守り抜き、逃げ切ってしまう。昨季の終盤戦に構築された“勝ちパターン”である。

完璧にはまった。選手達は久方ぶりの勝利を体全体で表現し、遠路遥々、浜松まで駆けつけたサポーターと喜びを分かち合うはずだった。
 
ところが、である。「最後まで諦めないと警戒していたが、お家芸であるCKから取られた。悔しい」と唇を噛んだ高橋監督。ロスタイム、ホンダにCKから2―2の振り出しに戻されてしまう。勝ち点3は掌からするりと零れ落ちた。
 
勝ち切ることができなかった。喫した2失点に絡んだのは高野の対面の選手。ホンダの右サイドバック堀切良輔だった。1ゴール1アシスト。悔やんでも悔やみきれない。高野ひとりに非があるわけではないが責任を感じ、崩れ落ちるようにへたり込むのも無理はない。
 
一度は勝機を掴んだが、最終的に逸してしまった。“勝ちパターン”に持ち込んだはずだったのに。1分に満たないような、僅かな時間を堪えきれなかった。
 
結果がでない原因をDFリーダー谷池洋平は自己分析した。
 
「10試合以上やっているなかで『栃木のサッカーはこうだ』というものがない」。言い回しを替えて「土台に積み重ねがない。それがこういう結果(5月3日、対横河武蔵野FC戦での勝利から遠ざかっている)に繋がっている」とも言った。言葉が熱を帯びる。「勝ち切るサッカーとはどんなものなのか、と聞かれても・・・。カウンター主体なのか、ボールポゼッションを高めながら攻めるのか、守り切り勝つのか。見ている人にも説明が難しい。スタイルが確立していない」。
 
なるほど、勝利を呼び込めるカタチから2ゴールし、手が届きそうなところまでは持って行った。しかし、それを今季のメンバーが、チームが作り上げたものであるのか、ないのか。些細なところかもしれないが、その辺の意識が微妙に最後の最後で勝ち点3と1とを分けたのではないだろうか。突き詰めれば自分達のサッカーに自信を持ってやれているのか、いないのか、という一点に集約されるのだろうが。
 
「自分達のサッカーができれば負けない」とキャプテン北出勉は言う。では、自分達のサッカー、栃木SCが観衆をある程度まで魅了し、尚且つ結果までもが伴うサッカーとは。それは、例えば「相手に走り負けない」「気持ちで凌駕する」ということなのだろう。不可欠な要素である。忘れてはならない。

だが、再び谷池。「走る。頑張るのは当然。それ以外の連係など何が問題なのかを突き詰めないと」。開幕からの序盤戦は相手が相手だっただけに顕在化しなかったが、実力が拮抗、或いは優る相手と対戦したことで一気にボロが出た。

栃木SCのサッカーとは。やりたいことは明確である。理想もある。でも、見えない。見えてこないのが悲しいかな現状である。

※後期の回顧録は明日、アップします。



やるべきことは明確だった。

「山下さんがポストプレイをすることは、はっきりしていたので走った」

4-5-1の1.5列目に配された佐野智洋は真骨頂である豊富な運動量を武器に奔走した。中盤に下がってはボールを引き出し、山下芳輝が担うはずのポストプレイをこなしもした。サイドで詰まった味方のフォローにも駆けつけた。「ホンダの守備は切り替えが速い」と相手の特徴を熟知していたことで、負けまいとスピード勝負に打って出た。前半30分には中央から左サイドのスペースへ流れ決定的な折り返しのボールを石川裕之に届け、37分にはチームコンセプトである「攻から守。守から攻。切り替えの速さ」(高橋監督)を具現するカウンターから久保田勲の右クロスを頭で叩きつけた。惜しくもシュートはGKの好守に防がれるも、持ち味は発揮されていた。公式記録ではシュート1本となっているが、実際には後半も2本放っている。永井健太と交代するまでに打った3本は石川と並びチームトップだった。また、自陣の深いところまで戻って攻撃を阻止するなど守備でも貢献。「いい流れではない中で使ってくれた。『やってやる』との思いが強かった」。気持ちが、闘志が湧き出ていた。

那須スポーツパークでの今季初の紅白戦に佐野の姿はなかった。スタートから出遅れた。シーズン前に引いた風邪の影響は後々まで尾を引くことに。トレーニングマッチで実戦感覚を取り戻すことすらできなかった。昨季までエースナンバー9を背負い、ピッチに立ち続けた男はベンチ入りすら果たせない日々を過ごす。スタンドからの観戦が続いた。その間、チームはゴールデンウイーク突入と同時に不振に陥る。勝機に見放された。そこへ来て突然の先発起用。高橋監督曰く「筑波大学戦から体がキレていた。山下、横山聡とタイプが異なる。後ろへ抜けるタイミング、シュートを打つタイミングなど」を買っての今季初先発だった。面食らったのは栃木SC取材陣だけではなかった。主催のホンダFC側も予想だにしていない事態に戸惑ったのだろう。ゴール裏の先発メンバーが並ぶボードに“佐野”だけが手書きだった。色々な意味で”サプライズ”だった。

「(前半の)ヘディングとチャンスを生かせなかったことは反省点。点を取って勝ちたかった」と悔しさを滲ませた一方、「押し切られた部分もあったが上から見ていたよりもいいサッカーができた。ボールが繋がり、攻撃のカタチが作れた」と手応えを口にした。

個人としてもチームとしても結果を出すことは叶わなかったが、ファイティングスピリットを前面に押し出したプレイは胸を打ち、特長である“泥臭さ”はチームの起爆剤となっていた。献身的な姿勢に対する評価は揺らがない。山下とのコンビも良好であり、違和感は全くなかった。スマートなプレイをする傾向にあったところへ打ち込まれた佐野というクサビ。それは高橋監督からのメッセージだったのかもしれない。忘却の彼方に葬り去られそうになっていたものを思い出させるための。

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