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『実り多き遠征』@栃木SC通信
2008年6月30日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
戦評:対FC琉球戦@栃木SC通信
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短評:対FC琉球戦@栃木SC通信
2008年6月30日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
気温32度では望むべきサッカーなど展開できない。栃木SCはリアリズムに徹する。つまり、スタミナを削がれるような動きを避けたのである。フォアチェックは行わず、ラインを後退させ、FC琉球の攻撃に備えた。傍目には劣勢に映り、現に山下芳輝のポストプレーからフィニッシュに繋げられる。だが、混乱するには至らなかった。シュートを打たれ過ぎはしたが、それも織り込み済みだったからである。さすがに終盤に枠内シュートを浴びた際には肝を冷やしたが、ゴールマウスにはGK小針清允がいた。いつもながらの俊敏な反応で弾き出す。
CKから上野優作の惜しいヘディングに、石舘靖樹の果敢なミドル2本に終わった前半から一転、栃木SCは圧力を強め、琉球を押し込める。後半から意識的に使い始めたサイドチェンジがゴールの呼び水となった。右から中央の落合を経由したボールは左の佐藤まで届く。ニアを狙った高精度のクロスに頭で合わせたのは、途中投入の稲葉久人だった。値千金の決勝弾を、際どいシーンを作られはしたが、維持された高い集中力で耐え凌ぐ。
ポゼッションに未練を残しつつも、柱谷幸一監督は「この暑さの中では、内容は責められない。攻守によくやってくれた」と、全員で勝ち取った勝利を称えた。
※お疲れ様でした。先程、帰宅しました。疲労と肌のかゆさが半端ない。今日はレポート&コラムは無理ですので明日、順次アップします。勝ってよかった。
ロシア対オランダ、ロシア対スペイン@EURO2本
2008年6月28日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
死のグループリーグを破竹3連勝で勝ち抜いたオランダは、120分間もち味を発揮できぬままロシアに屠られた。
互いに慎重なロシアとオランダであったが、立ち上がりから優勢に試合を進めたのはロシアだった。ジルコフ、パブリチェンコのシュートがゴールを襲う。それでも、あくまでも無理をしないオランダ。1トップのファンニステルローイは抜群のキープ力でボールを収めるが、サポートする選手との距離が遠いため好機に結び付かない。アルシャービンのシャープなカウンターが炸裂すると、これを皮切りにフィニッシュまで至る回数が増えたロシア。シュートを打ち続けゴールに迫る。ファンニステルローイの個人技に、相手のパスミスからファンデルファールトがシュートを放つもGKアキンフェエフの正面を突く。両者とも決定機は作るも、決め手を欠いたまま45分が過ぎた。
後半頭にカイトを下げてファンペルシを投入し、てこ入れを図ろうとしたオランダであるが、中盤でボールが引っ掛かるシーンが目に付き、ポゼッションができない。サイドからの攻略も困難となる。流れを掴みきれず、アルシャービンにポストをなめる直接FKを食らう。窮地を脱しするも、左サイドを完璧に崩され最後はパブリチェンコに左足で押し込まれた。しっかりボールを繋ぎ、豊富なスタミナで試合を支配したロシアは、Pボックス内に人数を割く保険をかけながら、好機と踏んだら今度は攻撃に人数をかける切り替えが奏功した。辛うじて危機をGKファンデルサールの好守で凌いだオランダは、FKからファンニステルローイが渾身のダイビングヘッドで同点に追い付く。序盤から精度の高いボールを供給していたセットプレーで、ようやくゴールを割る。90分で雌雄は決せず。
延長戦に突入してもロシア優位は変わらなかった。アルシャービンとパブリチェンコがオランダを陥落させようと試みる。ついに延長後半、オランダは力尽きた。途中交代のトルビンスキー、アルシャービンに連続ゴールを許し、グループリーグの快進撃を持続できずに準々決勝で散った。勝利を得たロシアはショートパス主体の攻撃的なスタイルと無尽蔵のスタミナで優勝候補の一角を破った。名将ヒディンクに鍛え上げられた選手達は逞しく、勇敢だった。
ユーロ2008 準々決勝 ロシア3-1オランダ @バーゼル
<ロシア>GKアキンフェエフ、DFジルコフ、コロディン、イグナシェビッチ、アニュコフ、MFセマク、サエンコ(→トルビンスキー)、セムショフ(→ビリャレトディノフ)、ジリヤノフ、FWアルシャービン、パブリチェンコ(→シチェフ)
<オランダ>GKファンデルサール、DFファンブロンクホルスト、オーイエル、マタイセン、ブラルーズ(→ヘイティンハ)、MFエンゲラール(→アフェライ)、デヨング、スナイデル、ファンデルファールト、カイト(→ファンペルシ)、FWファンニステルローイ
自分達のサッカー、つまりボールを支配することを貫き通したスペインが、不気味な存在感を放っていたロシアを蹂躙した。
オランダにリズムを作らせなかったロシアの勇猛果敢さは鳴りを潜める。序盤からスペインに押し込められ、F・トーレスとビジャの2トップにシュートを許し、サイドをセルヒオ・ラモスに制圧された。荒削りながらゴールを奪える位置に顔を出すパブリチェンコにシュートを打たれ、グループリーグでロシアから3ゴールを挙げたビジャが負傷退場しても、スペインは動じる気配を見せなかった。ゴールこそマークできなかったが、前半はスペインのものだった。
カウンターを効率よく繰り出せないのはアルシャービンが徹底マークされたから。ボールタッチ数は数えるほどだった。覇気に乏しいロシアとは対照的にスペインは後半5分にイニエスタのロークロスに走りこんだシャビがダイレクトでネットを揺らす。ゴールを得たことでパス回しが更に冴え渡る。ロシアも前に出ようとするが細かなミスとスペインの守備に阻まれてしまう。リードは僅かに1点。F・トーレスの出来は悪くなかったが、アラゴネス監督は大胆な交代に打って出る。グイサとシャビ・アロンソを立て続けに送り出したのだ(F・トーレスとシャビが下がる)。一歩間違えればリズムを崩しかねない交代策だが、これが見事にはまる。ビジャの代わりにピッチに立ったセスクからの背後へのパスに飛び出したのはグイサ。冷静にGKの頭越しにシュートを収める。横に揺さぶられ反撃の糸口すら見出せなかったロシアは、リスクを冒して前に出ようとしたところ、裏を使われ決定的な3点目をシルバに蹴りこまれる。一矢報いようと交代出場したシチェフがFKに頭から飛び込むもGKカシージャスの正面。グループリーグ同様にスペインに大敗を喫した。ヒディンクとロシアの躍進はスペインにより終止符を打たれた。
ユーロ2008 準決勝 ロシア0-3スペイン @ウィーン
<ロシア>GKアキンフェエフ、DFジルコフ、V・ベルズツキー、イグナシェビッチ、アニュコフ、MFセマク、サエンコ(→シチェフ)、セムショフ(→ビリャレトディノフ)、ジリヤノフ、FWアルシャービン、パブリチェンコ
<スペイン>GKカシージャス、DFカプテビラ、プジョル、マルチェナ、セルヒオ・ラモス、MFセナ、シャビ(→シャビ・アロンソ)、シルバ、イニエスタ、FWビジャ(→セスク)、F・トーレス(→グイサ)
プレーバック:対FC琉球戦@栃木SC通信
2008年6月28日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
腹の底から野太い声で『県民の歌』を高らかに歌い上げる。ゴール裏に陣取ったサポーターを中心にした声がスタジアムに響き渡れば、それは少なくない栃木県民にとってサッカーの幕開けを意味する。
3月16日。第10回日本フットボールリーグ(JFL)開幕。栃木SCと柱谷幸一監督のJFL初制覇、その先にある「J2昇格」へ向けた再チャレンジも同時に始まった。
「今年はタダ券を配ってないからねえ。最低でも5000人は入ってくれれば……」
新井賢太郎社長の表情は渋い。開門前、入場ゲートに長蛇の列は出来ていなかった。昨季の開幕戦は1万人以上を動員したが、その時の勢いと活気に乏しい。客足の鈍さが耳に届いていたのかもしれない。 あるいは、目の当たりにしたのかも。
11時10分、開門。滑らかに入場が行われる。淡かったメインスタンドの黄色は徐々に濃度を増すも、津波のように人が押し寄せた昨季を体験したものからすれば、物足りなく、寂しくもあった。
最終的に6338人が足を運んだことになる開幕戦。昨季と比べると半減したことになる。配布された無料チケット5万枚が有する破壊力を思い知る。一方で、リピーターを増やし、アップダウンが少なくなることこそ、安定した収入に繋がると、新井社長と柱谷監督は観客動員に対して同じ見解を示している。昨季を上回る入場者数を記録できなかったことへの悔しさがないといったら嘘になるが、負け惜しみを言っているわけでもない。瞬間的に大人数を集めるよりも、継続的な動員を。今季の、先を見据えたクラブとしてのスタンスが感じ取れる。
コンスタントにスタジアムに足を向けてもらうためには、魅力的で強いチームであることが、諸条件の中で優先される項目であることは言をまたない。
「勝ちたい。勝って勢いに乗りたい」
オフシーズンから入念な下準備を行ってきた柱谷監督が幸先のよいスタートを切るために、白星を強く欲する気持ちが滲む。
栃木SCの陣容はGK小針清允、4バックは左から斎藤雅也、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田佑樹、中盤は底に落合正幸と向慎一、左に佐藤悠介、右に小林成光が配され、上野優作と松田正俊が2トップを組んだ。
元日本代表フィリップ・トゥルシエ氏が総監督に就任し、カズこと三浦和良の親類も入団するなどニュースバリューが一気に高まったFC琉球とは、3季連続して開幕戦で顔を合わせることとなった。身内の不幸によりトゥルシエ氏は緊急帰国するも、昨季までグリーンスタジアムで喝采を浴びていた山下芳輝がスタメンに名を連ねる。敵役として戻ってきた。フォーメーションはトゥルシエ仕込の3―5―2。
「10分、15分、地に足が着いていないプレーが多かった」(柱谷監督)
心地よくブーイングを浴びる山下に起点を設けられてしまう。オープニングシュートは山下のポストプレーから白尾秀人が放ったもの。その後もあっさりと背後を取られる、サイドを攻略されるなど、連続してシュートを打たれてしまう。バイタルエリアを利した琉球の攻撃に躊躇いや迷いはなかった。
足に鉛を付けたように栃木SCの動きは重かった。「今日は硬くなるから。自分自身にプレッシャーをかけた部分があるかもしれない」と上野は低調なパフォーマンスを分析した。アップから立ち上がりの拙さが予想される兆しはあったものの、修正を施すまでに多大な時間を要するとは思いもしなかった。佐藤が下がり気味にポジションを取りながら、試合を落ち着けようとするも思うに任せなかった。 叫びながらプレスの掛け方に関して「メリハリをつけるように」と指示を出すも、調整が図れない。
19分、山下のスルーパスから白尾に決定的なシュートを、そのリバウンドを出し手の山下が再びシュート。絶体絶命の窮地をGK小針が救うも、「先に1点を取られたら、どっちに転ぶか分からないゲーム内容だった」と佐藤が振り返る通り、このゲームの大きな山場だった。凌ぎ切ったことは小さくなかった。
ピッチを幅広く使い、ポゼッションしながら緩急をつけて攻め入るのもひとつの手だったが、栃木SCは自分達の優位性を生かした。それは上野と松田の高さである。敢えてロングボールを多用した。そこには、パスを繋いで食い付かれ、カウンターを浴びるリスクを回避したいとの思惑、トップにボールをあててからセカンドボールを拾う方が選手個々の特性を生かせるとの公算があったからだ。目論み通り、先制点を得る。小林のアーリークロスを上野が胸で落とし、佐藤が間髪入れずに左足一閃。ゴールネットを揺さぶったのは26分のことだった。
向は言う。
「先制点が大きかった。いいカタチで取れたし、取ったのが精神的支柱である悠介さんだったので盛り上がった。スタンドも僕等も。いくぞ、という感じになれた」
ゴールにより栃木SCはようやく覚醒する。ボランチを横並びから縦関係に変えたことで守備を安定させ、プレスの掛かりが格段に向上し、球際での激しさが見られるようになる。カウンターも効率よく打てるようになり、松田がボレーシュート(GKライス・エンポリに弾かれる)、鷲田がCKからクロスバー直撃のヘディングシュートでゴールを脅かした。
前半の終盤に持ち直した栃木SCたったが、ハーフタイムを挟むと、またしても消極的になってしまう。受けるに回るシーンが目に付いた。相手のシュート精度が低かったから助かったものの、フィニッシュで攻撃を終わらせてしまったことは反省すべき点だろう。
「ゲームがイーブンな内容の時は決定力のある選手がいたチームが有利、勝ちを持って来られる、とつくづく感じました」
イニシアチブを掴みきれないゲームを決定付けたのは、補強により手に入れた松田と佐藤だった。決定力とは個の力と置換できるだろう。不足していたものを補った甲斐があったと柱谷監督は再認識させられた。
一旦、CKは弾き返されるも佐藤が左から供給したクロスを松田が頭で沈めて2点目を獲得。さらに途中投入の横山聡がドリブル突破からもぎ取ったFKを佐藤が直接、蹴り込んで勝負あり。佐藤は豪語した。「あの距離(Pボックスのすぐ外)から僕に蹴らせたら、だいたい入る」。
リードを広げ、相手のセンターバックのエメ・ラヴィが退場したことで数的優位に立った栃木SCだが、ピリッとしない。GK小針の好守、斎藤の懸命のカバーリングで難を逃れるも、41分に不要な失点を喫した。ドリブルを仕掛けてきた澤口雅彦を止めきれず。突っかけられて最後は高松健太郎にプッシュされてしまう。3―1で開幕戦を勝利で飾るも、後味は悪かった。
琉球に退場者を出してからゴールを重ねられなかったこと、無駄な失点を許したことを反省材料に挙げながらも、柱谷監督は「開幕戦を勝てたことでチームとして目指している方向が間違っていないと思えるのが大きい」と、勝点3の意義を語り、内容が伴ってくれば自信を深めていける1勝、と付け加えた。
木曜日にはFC刈谷戦、中2日で三菱水島FC戦を控える栃木SC。週明けのコンディションにもよるが、「今日出ていない選手もいいパフォーマンスをしている。フレッシュな選手を使ってみてもいい」と、柱谷監督はローテーションを用いることを暗に示唆した。怪我を負っている選手には無理をさせないつもりだ。
JFL前期第1節 栃木SC3―1FC琉球 @栃木県グリーンスタジアム 観衆6338人
〈栃木SC〉交代:上野(→横山)、松田(→石舘靖樹)、向(→久保田勲)
〈FC琉球〉GKライス・エンポリ、DF三好拓児、エメ・ラヴィ、久保篤史(→栗田泰次郎)、澤口雅彦、當間正人(→納谷伊織)、高松健太郎、杉山洋一郎、林田光佑、FW山下芳輝、白尾秀人(→白井博幸)
『でかい口、叩いて出した結果』
畳み掛けるように、言葉を並べていく。ストレートな物言いは誤解を数多く生み、同時にサポーターの心を鷲掴みにしてきたことが容易に想像できる。
2ゴール1アシスト。チームの全ゴールに佐藤悠介は絡んだ。手垢の付いた表現になることを許してもらえるならば、役者が違う、ということに尽きる。
「開幕戦をホームで勝てたことが一番」とは言ったが、キャプテンとしてチームを勝利に導くことが出来た、などとは口にしない。優等生発言を控える代わり、「とにかく自分の中で大事なゲームだった」と言い切った。
代表クラスの選手でもガチガチに緊張する「特別な思いがある」開幕戦。プロ生活13年目を迎える佐藤も例外ではなかった。ウォーミングアップから体に違和感を抱いた。経験があるとはいえ、纏わり付く独特の緊張感から逃れることは不可避。「僕自身、硬かった」と偽らざる本音を吐露しつつ、それでも向慎一、斎藤雅也、川鍋良祐らの若手には「思いっ切りやれ」とアドヴァイスをした。特別な試合に襲ってくる恐怖は己で乗り越えるより他に手はないからだ。壁を打破してこそプレーヤーとして一段、高みに行ける。実体験に裏打ちされた言葉には重みがあり、実行に移してしまうのだから、キャプテンシーとカリスマ性はより増していく。
「栃木SCに来た経緯もあり、いろんな思いがある。いろんな人達に『なんでJFLなんだ』と言われた。ここに来たことが間違いじゃなかったと証明したかった」
佐藤はチームの勝利と同等、いやそれ以上に自己証明をしなければならなかった。新入団記者会見では、最もプレッシャーを感じていると述べ、一方で期待感もあると話している。下した決断が、栃木SCに入団したことが、正しかったと周囲に思わせるには結果を残すしかない。それもスタートから、目に見えるカタチの。「とにかく自分が結果を出して勝ちたかった」。強い決意を胸に、試合に臨んだ。
前半の半ばまで思うように試合をコントロールできない、ナーバスな時間帯が続いた。ストレスの溜まる状況を、しかし佐藤の左足が一変させる。「蹴った瞬間に入った」と確信したボレーシュートは綺麗にゴールへ吸い込まれた。歓喜の輪の中心には佐藤がいた。チーム2点目となるお膳立てをした後は、一転してクールに振舞う。自信を持って蹴りこんだFKはゴールに突き刺さり、雌雄を決した。今度は感情を露に。恍惚の瞬間をサポーターと共有した。
敵将、ジャン・ポール・ラビエ監督は「経験」の有無を敗因に挙げ、「栃木の左の方がプッシュが効いていた」と付け加えた。印象に残った選手の具体名こそ伏せたが、佐藤を指していることは想像に難くない。
「自分でいろんな人に証明しないといけなかったので、貪欲に結果が出せた。初めて僕のプレーを見てくれた人は、佐藤悠介のプレーがよく分かったと思う。皆さんにでかい口を叩いて結果を出せてよかった」
よどみなく続ける。
「自分の代理人やサッカー関係者が見に来ていた。『このチームに来てよかったね』と話してもらえた。凄く大事なゲームで点をとれたのは非常に誇れる」
押し潰されそうな負荷を自らにかし、跳ね除け、存在価値を認めさせた。強靭なメンタルを兼備したプロフェッショナルである。
「プロ化して、責任を背負ってやっている。キャプテンとして先頭に立ち責任を持ってやっていきたい」
サッカーで碌を食む自覚と覚悟がひしひしと伝わってくる。
柱谷幸一監督がリーダーに指名したことが頷ける、非の打ち所がないパフォーマンスを披露した。
メッチンの連発に期待@ワンコインベッターの呟き
2008年6月27日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
スペインが行っちまったよ。
完勝だったね。
参りました。
ドイツ対スペインかあ。
敢えて予想はせず。
外すのが怖すぎる。
といいながらtoto予想。
☆toto☆
大宮対東京V:2 もう期待を裏切らないで。
清水対京都:1 アグレッシブな補強だね。
柏対浦和:2 高原復活?
横浜Fマリノス対磐田:1 ホームだから大丈夫でしょう。
名古屋対鹿島:0 復帰だっけ?中田は。
新潟対川崎:1 苦手意識。
大分対神戸:1 召集拒否?
F東京対千葉:2 巻、泣かせてくれ。
G大阪対札幌:1 テッパン。
愛媛対福岡:0 なんとなく。
水戸対仙台:2 意外と下にした杜の都。
熊本対C大阪:2 順当に。
徳島対岐阜:1 メッチン連発か?
☆minitoto☆
大宮対東京V:1、清水対京都:0、柏対浦和:1、横浜Fマリノス対磐田:2、名古屋対鹿島:2
☆BIG☆
再開後の予想としては悪くないかな。
あめとーーーーーーーーーーーーーく
2008年6月26日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
雨の日にあめにちなんだ“とーーーーーーーーーーーーーく”を。
朝刊のファッションコーナーが傘特集だった。
チープな傘しか手にしたことがないから漠然と読んでいたが、面白かったね。
京都と外国人デザイナーのコラボ作品は秀逸。
デザイン性に優れているだけではなく、機能性も高いときたもんだ。
風速100mでも対応可能ときたもんだ。
あれなら2万払ってもいいかもね。
かなり惚れた。
傘でも他との差別化を図る。
いい試みじゃないですか。
コンビニ傘から脱却したいですな。
遠征先では雨のため、ビニール傘が増えて仕方がない今日この頃。
また、次回
2008年6月25日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
余計な出費に『またたびサッカー』は敗れた。
チャリさえパンクしなければ我が手元に今頃はあるはずなのに。
残念。
てか、欲していた『RUN』が置いてないってどういうこと?
品揃え悪いぞ。
結構なスペース取ってる割には。
スポーツ本が充実していない本屋は駄目です。
書店員のクオリティがばれてしまう、とは言い過ぎか。
フォト・ステーション@栃木SC通信
2008年6月25日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
PK失敗も、それ以上に難易度の高いミドルを叩き込み、結局は3ゴール全てに絡んだ。
「何もない」
憮然とした表情で会場を去る。
これまで尖った選手が少なかった栃木SCに佐藤悠介の強烈な個性は必要不可欠。
やんちゃ坊主を上手く使いこなす。
指揮官の手腕の見せ所である。
今季も前期は3ゴール(昨季は2ゴール)と鳴りを潜めた横山聡。
ゴール以外での貢献度は高かったが、望まれるのはやはり可視的なもの。
後期の山場で、こちらも不発の松田正俊とともに前線をリードして欲しい。
前半4分、鷲田雅一の背後へのボールに鋭く反応。DFラインの裏を突いた鴨志田誉。シュートは惜しくも枠を外れるが、チームとして狙っていたカタチから好機を作り出す。ゴールへの意欲は日々、高まっているようだ。
ゴールを奪えるようになるも、高安の自己評価は常に厳しい。
ストイックな姿勢がポテンシャルを引き出すことは明白。
アルテ高崎戦ではサイドでの勝負が目立ったが、ファジアーノ岡山戦では内側に入り込んでのヘディングシュートも果敢に狙っていた。
引き出しは確実に増えている。
つまり、相手の警戒レベルは上がっているといえる。
ファイトできる選手。
落合正幸不在の中盤は想像できない。
プレーに波がなく、指揮官の信頼も厚い。
重馬場に強いのは深澤幸次だけではない。
勝利にも笑顔なし。
ここ数試合の失点数が気になる。
後期開幕戦は完封勝利でスタートしたい。
カキ氷
2008年6月24日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
宇治抹茶カキ氷が食いたい。
8月には滋賀遠征があるんだよねー。
前泊はもちろん京都。
食えるかな?
でも、胃腸が弱いのよ。
試合当日にケツを抑えているわけにはいかんからね。
ほどほどに半分くらい食って、後は友人に託そうかな。
花火と水着と浴衣にカキ氷の季節でやんすな。
溶けないように気をつけよう。
プロ野球が観たいっす、ノムさん。
プレーバック:1年の時を経て@栃木SC通信
2008年6月24日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
※会見は2007年6月24日に行われました。
・柱谷監督就任会見
「先程、事務所の方で契約書にサインをしてきました。7月1日から正式に栃木SCの監督に就任することになりました。オファーを頂いた社長、会社に感謝したい。栃木の現状は厳しい。簡単な仕事ではないが今シーズン終了後に4位以内に入り、J2へ上がれるように頑張りたい」
――オファーを受けた時の感想。厳しい状況で就任を引き受けた決め手は
「監督としてのスタートは山形からでした。山形はJ2の中でもJ1を狙えるクラブ規模ではなかったが、3年間仕事をさせて頂いた。その後、京都の監督に就任しJ2のチームだったが年間予算が充実していて2年目にはJ1へ昇格できた。昨年は力不足で勝てなかったが、自分のキャリアの中でJ2、J1と上がってきたので栃木からのオファーを頂いた時には悩みました。J2、J1のクラブで指揮を執りたいとの気持ちがありました。社長、3人のフロントの方に大宮まで来て頂き熱心に誘ってもらい、『J2へ上がりたい。力を貸して頂きたい』という言葉に強く胸を打たれた。開幕戦で1万人以上のサポーターを集め、常時3、4千人のサポーターがスタジアムに集まる。スタジアムもサッカー専用スタジアムで魅力的なクラブ。意外と栃木には将来性があると思いました。イタリアにはプロビンチャという小さな町のクラブだが熱心なサポーターがいて、小さいがサッカー専用スタジアムがあり、2週に1回のホームゲームで皆がサッカーを楽しんでいる。その土壌が栃木にはある。それが是非この仕事をやってみたいという決め手になりました」
――現状の栃木SCをどのように分析し、どんなサッカーを目指していこうと考えているのか
「実際に生で見たのは1試合(対流通経済大学戦)、それ以外はDVDで数試合見ました。チーム戦術はそれほど悪くない。ただ、1対1の場面で勝てていない、走れていない。フィジカルベースが相手よりも劣っている。戦う意志があってもフィジカルがついていかずに勝ち切れていない。もうひとつ、プロの選手とアマチュア選手が混在しているクラブなので、そこをもう少し整理していかなければならない。今後は昼のトレーニングを多くして、トレーニング内容も1対1の戦いで勝つ、勝ち切れないといけない。走れないと勝てませんから、そこを上げていく」
――コーチングスタッフ、選手の新たな補強は
「シーズン途中で私自身はフリーの身なので来ることができましたが、Jリーグはシーズン真っ盛りでどの選手もコーチも契約期間中。その人を連れてくることは簡単なことではない。自分達のやれること、持っている力で最大限にやりたい」
――得点力を上げるには
「トレーニングでしっかりコンディションを上げていくことです」
――監督のサッカー理念は
「3つあります。結果を絶対に残す。勝負事なので勝たないと認めてもらえない。目の前のゲームに勝つ。もうひとつは、内容にもこだわる。相手にしっかりプレッシャーを掛けて、ボールを奪い、素早く攻める。3つ目はフェアプレイ。フェアに勝つことに価値がある。汚いファウル、フェアでないプレイで勝ったとしてもサポーターに認めてもらえない、地元に愛されない。3つが同時に達成され、いいチームになる。調べてもらえれば分かるが、山形、京都と過去にボクが率いてきたチームはイエローカード、ファウルが少ない。非常にフェアなチームだった」
――目標の4位以内になるために今、何が必要か
「プロとアマが混在しているので、よりプロに近いカタチにしていくことが大切。J2で戦うクラブ体制にしていかなければならない。今年の苦戦は昨年と比べて大きく力が落ちているわけではなく、他チーム(のレベル)が上がっている。(ロッソ)熊本、(FC)岐阜にしてもプロ選手を入れ、昼にトレーニングをして、『絶対に上がらなければ』という気持ちで戦っている。佐川(急便SC)、ホンダ(FC)も企業チームだが午前にトレーニングし、午後に揃ってトレーニングをしている。どこのチームもいい環境でいいモチベーションでやれている。そこが今の差となって表れている。その部分を埋めていかないと勝てない。サポーターがたくさんいることが、このクラブの僕等の力になる。ユース組織、女子チームもあり、組織を構築すれば素晴らしい、ビッグクラブではないが地域に愛されるクラブになる可能性がある。そのためには今年4位以内に入り、Jへ行かなければ、そういう流れにはならない。結局、大事なのは4位以内よりも目の前のゲーム、もっといえば目の前のトレーニングを100%やること。4位以内ということも大事だが、目の前にあることを100%やることを選手に訴えていきたい」
――FC琉球戦までの1週間で何に着手するのか
「1週間で選手を見極めたい。契約は7月1日からだが6月30日にJの解説が入っているので、6月中の仕事はしっかり責任を持ってやる。火曜日のトレーニングから私が全部仕切ってしっかりやる。先ずはコンディションを上げる。トレーニングの中で選手を見極め、どういうやり方が栃木にあっているのか見ていきたい。山下(芳輝)、上野(優作)、横山(聡)と前線には経験、得点力、潜在能力のある選手がいるので彼等を活かせるようにしたい。1試合、1試合を全力でやっていく。目の前のゲームを勝っていく。そこに集中していきたい。4位以内のチームが全勝すれば我々は追い付けない。でも、自分達が全勝することが大切。今いる選手に頑張ってもらう。全部、代えるわけにはいかないので。シーズン途中の補強は難しいが、難しいから諦めるのではなく可能性があれば探っていきたい。現状では難しいが」
――アマチュア選手、仕事がある人達の管理は
「練習環境が色々あり難しいが、基本は昼間のトレーニング。必要ならば午前と午後の2部練習もやる。夜しか来られない選手、アマチュア選手もトレーニングに入れて、昼のトレーニングと同じ内容で彼等にもしっかりやってもらう。あくまでも昼のトレーニングがベース。例えば、夕方に練習したい。16~8人しかいない。イメージとしてはユースや、宇都宮の高校生、国体少年に参加できるならば参加してもらい紅白戦をやりたい。ユース、高校生、国体少年が同じトレーニングをやることで強く、上手くなる。13時キックオフなのに夜(トレーニングを)やるのはおかしい。キックオフ時間にあわせたトレーニングをしたい。昼に出られない選手もいい状態ならばゲーム、遠征メンバーに入ってもらう。いい選手には当然、力になってもらう」
――高橋監督はなんらかのカタチで残ると思ったのですが(新井賢太郎社長が答える)
「高橋高は22年間、自己犠牲の生活を強いられてきた。これ以上、彼に自己犠牲を強いるのは残酷極まりない。自分の人生設計、楽しみを持つようにお願いした。『自分の人生設計を作ってくれ』と伝えた。さっぱりした表情で辞めてもらった。22年間、自己を犠牲にしてきた高橋高には本当に感謝している。これからは自分の時間を持つことが大切だと考え、チームから切り離した。(国士舘大学の先輩後輩である高橋前監督と柱谷新監督は言葉を交わしていない)」
――地域密着が上手くいっているチームは。それを成すのに必要な要素は
「2000年にスペインのアスレティック・ビルバオを訪れました。バスク地方にあり、100年のリーガ・エスパニョーラの歴史でバルセロナ、レアル・マドリードとともに2部に落ちていない。バスク人しかクラブに入れない、プレイできない。サポーターに聞いたところ、その理念を曲げてまで勝ちたくないと言っていた。自分達で選手を育てていく練習環境や施設をもっている。メインスポンサーをつけず、ソシオ組織で会費を募る。そういう理念を持っているクラブは素晴らしいと感じました。栃木は関東にあるクラブ。ジュニア、ジュニアユースにはいい選手がいるが、ユース年代の環境が悪く県外へ出て行ってしまう。ユース年代の練習環境を整え、いい指導者がいれば、栃木がJでプレイし目標があれば県外へ逃げない。一緒にトレーニングをすることもできるし、ユース年代でもトップでプレイするのは全く不可能ではない。高校卒業時に戦力にもなってもらえる。そのような環境作りをやることがいいクラブの条件だと思っています。栃木県は周囲の市町村のバックアップ体制も充実している。いいクラブになる素材がある。山形での3年間でクラブハウス、人工芝を作ってもらい、移籍関係をスムーズにさせるなど組織作りをやってきました。4位以内もクラブ作りもやっていく。10年でも20年でも、このクラブでやりたい。そのためには先ず4位以内に入らないと次の契約をして頂けないので、監督としての仕事で結果を残すことに集中してやっていきたい」
――ファン、サポーターにメッセージを
「とにかくサポートして頂きたい。苦しい、辛い時期を一緒に乗り越えることが、その先の喜びに繋がる。こういう時こそサポーター、県民と4位以内、J2入りを目指したい。こういう時期を支えるのが本当のサポーターだと思っています。多くの支援をもらいたい」
<柱谷幸一>
1961年生まれ。京都市出身。京都商業高校(現・京都学園高校)、国士舘大学を経て、日産自動車(現・横浜Fマリノス)―浦和レッズ―柏レイソルでFWとして活躍。元日本代表。監督としてモンテディオ山形、京都パープルサンガ(現・京都サンガFC)を指揮した。2005年には京都でJ2優勝、J1へ昇格させた。
独走してJ2へ行きたい@栃木SC通信
2008年6月24日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
EURO2008 グループC@フランス対イタリア
2008年6月24日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
ジダンとその仲間達――マケレレ、テュラム、ビエラ――の時代は終焉した。本当ならばドイツワールドカップ杯後に隆盛を極めた世代との訣別を図らなければならなかったが、ドメネク監督がそれを拒んだことでフランスは取り残された。グループリーグで奪ったゴールは僅かに1。これでは先に進めない。
オランダ、ルーマニアから奪った勝点は共に1と、ドイツW杯のファイナルで激闘を演じたイタリアとフランスは追い込まれた。最終戦で喉から手が出るほど欲しいのが勝点3であるが、仮に白星を挙げてもルーマニアがオランダを退ければ敗退が決まる過酷な状況下で決戦は幕を開けた。球際の激しさから滲む勝利への渇望。試合の入りはフランスが比較的よかったものの、トニの惜しいシュート、CKからパヌッチがヘディングシュートを放つと流れはイタリアに傾く。さらに攻撃の核であるリベリーを欠く不幸が重なる。ザンブロッタのドリブルを阻んだ際に負傷し、ピッチを去る不測の事態に見舞われる。2戦を終えて不発のトニだったがゴール前での存在感は抜群であり、使わない手はなかった。ピルロから供給された背後へのボールに足を伸ばしたトニ。ボールを吸いつけ、シュート態勢に入ったところをアビダルがたまらずファールを犯す。アビダルは一発退場し、与えたPKをピルロにぶち込まれたフランスはリードを奪われる。先制後もトニを利する賢明な選択をしたイタリア。立て続けに好機をこしらえる。フランスはPB内に人数を割かれたことでフィニッシュに至れず、逆にFKからグロッソにポスト直撃のシュートを浴びる。
追加点を許さなかったことで首の皮一枚繋がったフランスは、アンリのひとつ下に構えたベンゼマが後半早々にフリーで右足を振るも、しかしふかしてしまう。トゥララン、マケレレのダブルボランチが無理をしたことで攻勢に転じるも、デロッシにとどめを刺された。FKからの強シュートは壁の端に立っていたアンリの足に当たりコースが変わる。GKクペは逆を取られネットは揺れた。遅攻になってもシュートにまで漕ぎ付けられる力強さをフランスは見せ付けるも、決定的なベンゼマのコントロールシュートはGKブフォンに弾かれる始末。ゴールは遠く、決勝トーナメントには進めず。グループリーグで姿を消す結果となった。勝利を得たイタリアはオランダがルーマニアを下したことで、辛くも荷物を纏めて帰国する事態を免れた。コロコロとメンバーとフォーメーションをいじったドナドニ監督の采配が奏功したとは言い難いが面目は保った。
ユーロ2008 グループC フランス0-2イタリア @チューリヒ
<フランス>GKクペ、DFエブラ、アビダル、ギャラス、クレルク、MFマケレレ、トゥララン、リベリー(→ナスリ)(→ブームソン)、ゴブ(→アネルカ)、FWアンリ、ベンゼマ
<イタリア>GKブフォン、DFグロッソ、キエッリーニ、パヌッチ、ザンブロッタ、MFガットゥーゾ(→アクイラーニ)、デロッシ、ピルロ(→アンブロジーニ)、ペロッタ(→カモラネージ)、FWカッサーノ、トニ
日本対バーレーン@アジア3次予選
2008年6月24日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
日本もバーレーンも最終予選進出を決していることから、3次予選最終戦は消化試合となった。
アウェー、マナマではサッカーをさせてもらえなかったというよりも、策におぼれ墓穴を掘ったことで屈した日本。内容には乏しいものの独自の色を見せ始めた指揮官がプライドを懸けた一戦は、先発起用の佐藤寿人が裏を取りPKを獲得するが、中村俊輔のキックはGKにセーブされてしまう。PK職人・遠藤もスタメンに名を連ねていただけに勿体ない。先制機を逃した。13分、小気味よいパス交換から左サイドを本田圭祐が駆け上がり、玉田がフィニッシュ。効き足の左ではなかったことでシュートの威力は落ち、GK正面を突くが躍動感のある攻撃だった。切り替えの速さを生かしてサイドをもっと活用したかった。中村憲剛がボランチに配されたことで遠藤、中村俊輔とオシムが作り上げたトライアングルのパス回しで日本は優勢に立ち、アジアでは絶対的な闘莉王の高さで好機を演出する。流れは日本にあったがバーレーンも自陣にこもることなく前に出てきたことで非常にオープンな展開で試合は進んだ。時折、繰り出されるカウンターの切れ味は鋭かった。ロスタイムに遠藤のFKはクロスバーに嫌われ、リバウンドに詰めた本田圭祐も空振りと逸機する。
後半はスリッピーなピッチコンディションをバーレーンが生かす。アグレッシブにミドルレンジから枠内を捕らえるシュートを放った。GK楢崎が尽く弾き出すが、あまりにも打たせ過ぎた。カウンター同様に警戒が必要だったはず。日本でピッチコンディションを味方にしたのは玉田だけだった。つまり、果敢にシュートを狙う姿勢に欠けた。0-0のままスコアは動かず、闘莉王を前線に上げ、巻も投入し、なんとしてでもゴールをこじ開けたにかかった日本は、思わぬカタチから決勝点を得る。クリアボールの跳ね返りをPボックス内へとヘディングで押し返した内田。これに巻が猛然と迫る。気迫に負けたのだろう。巻はバウンドしたボールにタイミングを合わせることは出来なかったが、GKもボールを掴みきれず。内田のパスはシュートに成り代わりネットを揺らした。なんとも幸運なカタチで勝点3が転がり込んできた日本は紆余曲折がありながらも、最終的に首位通過を果たした。
飛び出すタイプの選手を中盤に並べなかったことでモビリティは下がったが、パスはそこそこ繋がり、ポゼッションでは凌駕できた。しかし、ゴールを最も脅かしたのが闘莉王というところに攻撃陣の脆弱さが顕著に現れている。選手を入れ替えることで多少の改善は図れるだろうが、個人での打開にも限界はある。立ち上げ時にぶち上げたコンセプトを煮詰めるしかないだろう。
アジア3次予選 日本1-0バーレーン @埼玉
<日本>GK楢崎、DF安田(→今野)、闘莉王、中沢、内田、MF遠藤、中村憲剛、本田圭祐(→巻)、中村俊輔、佐藤寿人、FW玉田
『前期17試合から見えたこと』@栃木SC通信
2008年6月23日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
戦評:対アルテ高崎戦@栃木SC通信
2008年6月23日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
対アルテ高崎@栃木SC通信
2008年6月22日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
前半:2-1。
後半:0-2。
ファイナルスコア:2-3。
オウンゴール、佐藤で勝利。首位ターン。
順位:首位(勝点41)◆2位:HondaFC(勝点36)
得点者:高安亮介、オウンゴール、佐藤悠介(栃木SC)、今井雅貴、阿久澤剛(アルテ高崎)
※お疲れ様です。前期が終わりました。ここまで走り続けてきた疲労が出てますが、レポート&コラムは順次アップします。
プレーバック:対アルテ高崎戦(PSM)@栃木SC通信
2008年6月21日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
1週間後に控えた開幕戦を迎えるにあたり、悔いを残さないように。総仕上げとなるアルテ高崎とのプレシーズンマッチは、集合時間、食事、ミーティングなど、当日と全く同じタイムスケジュールが組まれ、「今日が開幕戦くらいの気持ち」(GK小針清允)で選手達は試合に臨んだ。サポーターも本番に備える。今年から陣取るゴール裏からリハーサルを行った。
来週には間に合うとのことだが、大事をとってコンディションが万全ではない佐藤悠介、鷲田雅一、松田正俊の主力3選手はベンチからも外れた。栃木SCの陣容は上野優作と石舘靖樹の2トップ、中盤は左に深澤幸次、右に小林成光、底には落合正幸と向慎一が入り、DFラインは左から斎藤雅也、山崎透、川鍋良祐、岡田佑樹と並び、ゴールマウスには小針が立った。
高崎も4―4―2を選択。
序盤からポゼッションで勝ったのは栃木SCだったが、「自分は硬かった。いけるかな、と思ったが・・・」と向が言うように、全体的に体が重い。「後ろで動かして前へ入れたかった。前線と中盤の連動がなく、ボールを前へ入れられない」(柱谷幸一監督)展開が繰り返される。アンカー(舵取り役)の落合がDFラインからボールを受け、ルックアップしても前が動き出していなかった。ボールを散らすことは出来たが、ゴール方向への勝負パスは少なかった。複数人が絡んだプレーは数えるほどだった。
前線にボールが収まらないのだからサイドが活性化されるはずがない。両サイドバックは上がるタイミングを見出せなかった。タメを構築できる佐藤の不在も響く。その佐藤とコンビネーションを磨いてきた斎藤は言う。「悠介さん、鷲さんと一緒にやっていたので、正直合わせるのに時間が掛かった」。柱谷監督曰く「ぎくしゃくした」左サイドは、いつものように起点と成り得ない。それでも、向のパスに抜け出た小林の左クロスを石舘がヘディングで合わせたあたりから、カタチを崩してでも前に出る姿勢が垣間見られるようになる。34、36分には上野が連続してゴールに襲い掛かる。相手の好守に阻まれるも「コンディションは一番よかった」と上野。逸機したことには苦笑したものの、1ヶ月前のキャンプでは歩くことすら困難だったのだから驚異的な回復ぶり。果敢にゴールを狙い、ベテラン健在をアピールした。
プロ契約選手の大量解雇により「マイナスからのスタート」(渡辺克之監督)を切った高崎。昨季の低調なサッカーからの脱皮段階にある。会見ではネガティブな発言が目立つも、それほど悲観することはないのではないか。環境と待遇に恵まれていないとはいえ。
前半ゴールを奪えなかった栃木SC。後半に入ると僅かながらサッカーの質が向上するも、上野、石舘の2トップが巡ってきた絶好機を決めきれない。ボールが動くようになり、リズムも好転するなどしたが、その矢先に斎藤が2枚目の警告でピッチ外へと追い出されてしまう。幾分か動揺したのか、ミスから窮地を招く。これを耐え凌ぐと入江利和を投入し、4バックを維持。4―4―1の2ラインを敷き、コンパクトフィールドを保ち高崎の攻撃を封じては、反撃の時を待った。スルーパスに反応した川勾に冷や汗をかかされるも、GK小針の好判断で危機を回避すると、ロスタイムに交代出場の久保田勲がFKを右上段へ直接突き刺し、さらに落合のフォアチェックを足掛かりに最後は石舘が追加点を奪い去った。90分、苦しんだことが嘘のように、あまりにもあっさりと2度、ゴールネットが揺れた。
「退場者を出すのはよくないが、リーグ戦ではこういうゲームもある。勝点1、チャンスがあれば3を取るのが勝点を積み上げることになる。内容はよくないが、シーズン前にはいい経験ができた」
数的不利、スコアレスで推移した試合。ドローで勝点1を拾うことも覚悟したが、4バックのブロックで攻撃を跳ね返し、機を伺う策がはまり、勝利をものに出来たことに柱谷監督は一定の評価を与えた。表現こそ異なるが選手たちも一様に「開幕前にいいシミュレーションができた」と口にしていた。
リハーサルは終わった。いよいよ本番である。来週は開幕戦の相手、FC琉球を想定したトレーニングを入れ、勝点3を手にする確率を上げるための戦術を練り上げる。
指揮官は欲した。
「勝ちたい。なんとか勝って勢いに乗っていきたい」
プレシーズンマッチ 栃木SC2―0アルテ高崎 @栃木県グリーンスタジアム
〈アルテ高崎〉GK岡田大、DF小柴翔太、西村陽毅、山田裕也、杉山琢也、MF今井政貴、里見仁義、川勾邦明、白山貴俊(→ファブリシオ)、FW田中靖大(→田中翔太)、久保田圭一(→チアゴ)
〈栃木SC〉交代:向(→久保田)、小林(→高安亮介)、上野(→入江)
『JFLの笛』
試合後、挨拶に向かうチームメートを尻目に、ひとりコンクリートの壁に背を預ける。ベンチコートを羽織った斎藤雅也は俯いたままだった。顔色は優れない。ロスタイムに2ゴールを挙げて勝利したにもかかわらず、である。
落ち込むのも無理はない。先発しながら最後までピッチに立っていられなかったのだから。
後半22分、退場。
パフォーマンスに起因するものならばまだ救いはあるが、イエローカード2枚を提示されてのピッチ追放は、さすがに堪える。
「JFLの基準は難しい。大学時代にはとられなかった(ファール)が、とられた」
4年間で体に刷り込まれた感覚を他のカテゴリーに持ち込むと痛い目を見る。
同じく大卒新人の向慎一も判定基準に違和感を抱いている。序盤にカードをもらってしまった。ボディコンタクトが不可欠なボランチにとっては、致命的である。1枚カードを持っていることで、「持ち味を出し切れなかった」。厳しくいけば再びカードを出される。早々に追い出されるわけにはいかない。数的不利に陥ることを避けるために萎縮してしまった。意欲的に人とボールにチャレンジできない。際どいプレーに腰が引ける。それが硬さに繋がり、停滞していた前半の攻撃を活性化させられなかった一因でもあった。
「中盤でボールを取れた。カードをもらったシーンも、もう一歩、出足が早ければ・・・。中盤でボールを取ってチャンスを作れたはず」
向は唇を噛んだ。
リーグ戦と同様のシチュエーションで辛酸を舐めた。しかし、“JFLの笛”を肌で感じられたことは、2人にとって小さくなかったようだ。「退場したことでチームに迷惑をかけたが、これだけやったらファールになる、との線引きができた。開幕前にわかったのはよかった」と斎藤が言えば、「今日、硬さを経験したことで、次は絶対に(硬くなら)ない。思いっ切りやれる」と向もポジティブだった。
JFLの判定は独特であり、誰しもが受ける洗礼でもある。許容範囲を探るのは容易ではない。昨季、途中加入した上野優作も戸惑いを隠せなかったという。立て続けにカードを頂戴してしまった。判定に慣れるには多少の痛みを伴うのかもしれない。
だが、チームコンセプトとして「フェアネス」を掲げている柱谷幸一監督は、当然ながら不快感を露にした。
「ミーティングで選手にはイエロー(カード)をもらわないように、と言っているだけに残念。反省を求めたい。退場者を出すと厳しい、と(改めて)いえるいいゲームだった」
不要なファールは極力減らさなければならない。昨年、アウェーのアローズ北陸戦(0―1)を落としてしまったのは、退場者を出したからだと考えている。また、地元の人々に愛され、プロビンチャとしての地位を確たるものにするには公明正大である必要性を常日頃から訴えてもいる。
負傷離脱は止むを得ないが、累積警告や一発レッドにより大一番にベストメンバーを組めないような事態は回避したいし、しなければならない。定まらない笛に苛立ちをおぼえるのではなく、笑ってやり過ごせるように。郷に入れば郷に従えではないが、これまでの皮膚感覚を一度捨て去り、属するリーグに適応させなければならない。
『ウランバーナの森』
2008年6月20日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
著者:奥田英郎 満腹度:☆☆☆
デビュー作の主人公に歴史的なポップスターを持ってくるあたり、かなり大胆。後の作品の着想は全てこの1冊に詰まっていることが理解できる。お盆に関して豊富な知識が得られる特典もあり、そこそこ楽しめる。ポップスターの精神的苦悩は想像でしかないのかもかれないが、ノンフィクションだと感じさせるところに奥田氏の巧さが垣間見られる。
プレーバック:対アルテ高崎戦(後期)@栃木SC通信
2008年6月20日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
※メンバーが大幅に入れ替わっているために参考にならない可能性大
実行委員が告げる。白線が消えたことによりキックオフ時間が10分遅れることを。台風20号の影響である。空が号泣。急ピッチで作業を行うスタッフなどお構いなし。雨脚は弱まるどころか、一層激しさを増した。幸いにも田んぼ化は免れたが、ピッチコンディションは劣悪だった。
雨と“重馬場”と栃木SC。この組み合わせは芳しくない。2年連続してロッソ熊本との雨中足利決戦を落としていることが、脳裏にこびり付き離れないからだろう。長良川でFC岐阜に完勝(2―0)、遡ればザスパ草津を相手に0―3から3点を僅かな時間で一気に返した試合もあったが、叩きつけるような雨ではなく靄がかかる程度の霧雨だった。マイナスイメージが先行してしまう大雨に、ダントツの最下位・アルテ高崎(28試合を消化していまだ勝ち点6)が相手では負けられないという重圧は自ずと強くなり、試合は難しいものとなった。
5―0と大勝した前節の三菱水島FC戦から入れ替わったのは、累積警告により出場停止となったDF山崎透だけだった。サッカーのセオリー――勝ったチームはいじらない――に則った布陣はGK原裕晃、DFに左から石川裕之、谷池洋平、横山寛真、高野修栄、中盤はダブルボランチに米田兼一郎と久保田勲、左ワイドに小林成光、右ワイドに高安亮介が入り、横山聡と上野優作が2トップに配された。山崎の代役である横山寛真は国体予選と本選を除けば、本職のセンターバックでは初先発となった。
「後期はチーム力が逆転しているかもしれない」。前期(4-0で敗戦)の対戦時にそう言い残したピポ監督が突然退任し、アルテ高崎は栃木SC戦から渡辺克之新体制で再スタートを切った。
「(高野)修栄のCKが決まっていれば大量点の流れが掴めた」
柱谷幸一監督が振り返ったのは前半3分の出来事。高安が獲得したCKを久保田が蹴り、高野がニアサイドでヘディングシュート。絶妙のボールとシュートだったが、ポストに嫌われてしまう。三菱水島戦では開始早々のゴールが趨勢を決したといっても過言ではないほど大きなウェイトを占めた。それだけに、逸機したことでリズムに乗り切れなかった。
「ロングボールが多いので、セカンドボールを意識して拾えていればいいゲームになった。ルーズボールを取られていては、好機は作れない」(米田)
平均年齢23.3歳と若いチームはボールへの寄せが速かった。荒削りな部分も垣間見られたが、旺盛な運動量と球際の激しさを武器にイニシアチブを渡さない。高須洋平がゲームを作り、手数をかけずに小川雄司と田中靖大(この人、栃木SCのセレクションを受けた)の2トップがゴールに迫る。シンプルで無駄がなかった。攻守におけるパフォーマンスは最下位に沈んでいるチームであることを忘れさせるほどだった。
CKから小柴翔太が放ったヘディングは決定的だったが、枠を反れる。肝を冷された栃木SCは、横山聡と上野へクサビを打ち込むが、サポートが遅く次の展開に持ち込めなかった。左は小林と石川にFWが絡んでコンビネーションで、右は高安が単独突破を図るが、サイドからの攻撃も好機には結び付かなかった。ロビングをゴール前で上野が胸で落とし、横山聡が左足を振るもGK岡田大が好守を披露。またしてもゴールは得られなかった。
サイドチェンジから左の小林がカットイン。シュートはサイドネットへ。後半立ち上がりのシュートは枠外だったが、揺さ振り空いたスペースを有効利用する狙いは、ハーフタイムの指示通りだった。高安に代わり深澤幸次が投入されると活力が増し、チームとしやりたいこと、やるべきことが実行に移せるようになる。右に回った小林はクロッサー、左の深澤はドリブルを活かす突貫小僧と化したことで攻め手が見出せるようになった。
サイドから圧をかけることで閉塞感は打破される。少しずつ流れを引き寄せた。CKからフリーだった米田のダイビングヘッドは再びGKに阻止され、交代出場の小原昇のワントラップボレーはクロスバーを叩くも、3枚目の交代カード山下芳輝がついにゴールをこじ開ける。高野の右クロスはGKに弾かれるが「吸い込まれるようにボールがきて、リラックスして打てた」打点の高いボレーシュートはネットを揺すった。目の醒めるような一発にアウェイをホーム化したサポーターは沸き、ベンチも総立ちとなった。
サポーターを煽りに煽った山下。小林のバックヘッドスルーパスから抜け出し、GKをかわしたまではいいがシュートを打ちきれず。追加点をもたらすには至らなかった。が、警戒していた相手セットプレイを跳ね返し、1―0と僅差ながらも2連勝を飾った。
3試合連続ゴールを逃した(そのことを問うと本人は苦笑いを浮かべた)ものの、無失点に封じた谷池は言う。
「『スリッピーでもカバーして粘ろう』と4人で互いに声を出し、集中して守れた。大勝後の試合は難しいが、1―0で勝てたことは大きい。耐えて決めて勝つのは強いチームになるためには必要。こういう試合をものにするのは大切」
柱谷監督も同様のコメントを残している。
「最下位のチームに勝てると思ったかもしれないが、サッカーはそんなに簡単ではない。苦しいゲームを勝ち切ることで勝ち点3を掴み、チームにとっては自信になる。こういうゲームを勝つことがリーグ戦では必要不可欠」
圧勝後の辛勝。落差の大きな2試合で手にした勝ち点6からはチームの成長具合が窺える。順位が下のチームであろうともタフに戦えるようになった。メンタル面の脆弱さは薄れつつある。残り5戦5勝。昇格は依然として厳しいが、怒涛の7連勝で今季を締め括れる状態にまでチームは持ち直した。期待は膨らむ。あくまでも連勝に対してだが。
JFL後期第12節 アルテ高崎0―1栃木SC 観衆562人 @高崎市浜川競技場
〈アルテ高崎〉GK岡田大、DF石川貢、小柴翔太、山本朝陽、山田裕也、MF杉山琢也(→チアゴ)、濱岡寛、今井雅貴、高須洋平、FW小川雄司(→川勾邦明)、田中靖大(→水野和樹)
〈栃木SC〉交代:高安(→深澤)、上野(→小原)、横山聡(→山下)
『好敵手による触発』
焦燥感はなかった。ただし、山下芳輝には歯痒さがあった。バリエーション豊富なポストプレイは観衆を魅了するに足るものだが、FWというポジションに求められるのは結果。つまり、点を取ること。責務を果たせないことからスタメンを外され途中出場が続く。少ない時間ながら答えを出す機会は与えられていた。が、肝心要のゴールは容易に奪えなかった。チームの勝利に貢献できない。トンネルの出口に辿り着けない。その期間は思いの外、長かった。
柱谷監督は決断を迫られていた。前半を五分五分のスコアレスで折り返した後半。先ず深澤幸次をピッチに送り出す。サイドのてこ入れを図った。停滞した試合は徐々に動きを見せ始める。次は前線の活性化である。タイプの酷似した選手を交代する。その常套手段を敢えて用いなかった。そこには「調子のいい選手を使う」という明確な意図が存在した。上野優作に代わり登場したのは、今週のトレーニングでパフォーマンスが上向きだった小原昇。通常ならば山下を選択するはずが、この日は異なった。フレッシュな選手が攻撃をリードする。手元に残されたカードはあと一枚。ようやく起点を設けられたサイドをさらに強化するか、それとも前の選手を入れ替えるか。「最後は永井(健太)か山下で悩んだが、山下を入れた(横山聡アウト)」。結果的にこの采配はズバリ的中することになる。
「だいたいの感覚で。中に入れればなんとかなる、と思っていました」。高野修栄が入れたクロスボールに反応したのは小原だった。身を寄せられたことでGK岡田大はキャッチできなかった。パンチングで難を逃れるも、セカンドボールは山下の元へと向かった。右足から繰り出されたのは、スキルの高さを誇示するかのような華麗かつ豪快なジャンピングボレー。ふかしてしまっても不思議ではないシュートを突き刺した。鮮やかな一撃は攻守を連発、当たっていたGK岡田をしても止めきれなかった。
際立つのはキックの精度。コースを狙い分けたシュートが心地好くネットを揺らす。「確実に決めよう」。1本1本を無駄にしない姿勢、全体練習後の自主練習の成果がようやくカタチとなって現れた。「練習が結果に繋がった。嬉しいし、ホッとした。踏ん張ってくれたDFの頑張りに応えられた」。山下は胸を撫で下ろした。安堵するのも無理はない。前期13節の対ホンダFC戦以来、ゴールから遠ざかっていたのだから。16試合ぶりに恍惚の瞬間を味わう。
「力が抜けてリラックスして打てた。ゴールが入る時は、そんな感じですね」。ゴールの感触を思い出しながら、しかし冷静沈着に語る山下。
――前節の横山聡選手のスーパーゴールが刺激になったのでは
そう水を向けると熱のこもった言葉が返って来た。
「聡には負けられない。ライバルですから。『ライバルがやったからオレもやる』。そういう雰囲気がチームをよくする」
前の試合で待望の初ゴールをマークした深澤も、躊躇いなくシュートを打てた理由としてライバル高安亮介の存在を挙げていた。聡が高難度のボレーを決めたならばオレも。触発され闘志に火がつき山下は決勝点を叩き出せた。ハイレベルな生存競争は好循環を生み出している。
試合後サポーターに挨拶をすませると、山下をチームメイトが取り囲んだ。ゴールを決めたアフリカ人選手が披露するような歓喜の集団ダンスが始まった。飛び跳ねながら手を打つ。輪の中心にいた山下は戸惑うも空気を読み参加したが、機を見計らったように周囲は踊りを止めた。独り取り残される。お茶目なチームメイトの悪戯に山下は笑みを浮かべていた。
「久しぶりに笑顔が出た。ダンスには加わらないといけない。ああいう雰囲気はチームがひとつになっている証拠。残り試合も同じ雰囲気でやれれば、昇格する可能性も有り得る」
小原の加入とゴールが横山聡に危機感を植え付け、横山聡の活躍が山下のモチベーションを上げた。次は上野の番である。セットプレイ時の守備、前線からのフォアチェックと献身的な働きは特筆に価するが、2トップの一角として出場している以上「なにもできなくても点を取れれば解決する」(柱谷監督)FWの仕事をも果たさなければならない。好調なFW陣の波に乗らない手はない。
オイラの逆に賭けろ!!@ワンコインベッターの呟き
2008年6月20日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
ユーロ予想が全くふるわん。
次々と外れていく。
優勝予想も外れ、デコにC・ロナウドを目にすることも出来ず。
悔しいです。
ヒディンクは凄いわなあ。
ロシアのサッカーが観たい。
☆minitoto☆
草津対岐阜:2 なんとなく。
福岡対C大阪:0 香川、代表でも踏ん張れ。
熊本対鳥栖:2 九州はダービーが盛りだくさんだ。
徳島対仙台:2 ドゥンビア次第なのかあ。
愛媛対横浜FC:2 たぶん。
☆totoGOAL3☆
福岡1-3C大阪、熊本1-2鳥栖、徳島0-1仙台
プレーバック:対アルテ高崎戦@栃木SC通信
2008年6月19日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
※メンバーが大幅に入れ替わっているために参考にならない可能性大
受付で頂いた資料に目を通す。「各チームとの通算対戦成績」という項目があった。驚くことに栃木SCはアルテ高崎(前身のFCホリコシ時代を含む)と6度対戦して、まだ1勝しかしていなかった(1勝3敗2分け)。昨季も2戦して1敗1分けと未勝利。負け越していたのである。近年、ゴタゴタが相次いだアルテ高崎。プロ契約選手が次々とチームを去り、監督交代も激しく組織が弱体化した印象が強いことから、これほどまでに分が悪いとは思ってもみなかった。「選手は相性の悪さにこだわっていなかった」といいつつも、「相手も、うちも(メンバーが)変わっている。今年は違うぞ」と高橋監督はミーティングで言い聞かせた。
連勝しているロッソ熊本、FC岐阜に遅れを取るわけには行かない3位の栃木SC。過去の対戦成績を今季で五分に戻すべく、先ずは2勝目を、そして勝ち点3の獲得を目指した。スタメンはGK原裕晃、4バックは左から高野修栄、谷池洋平、照井篤、北出勉、ダブルボランチに堀田利明と山田智也、左に石川裕之、右に小林成光、センターFW山下芳輝の下にシャドーとして吉田賢太郎を配した。フォーメーションはお馴染みの4―5―1だった。遠征組としてアウェーでの勝利に多大なる貢献をした吉田賢太郎と山田智也。ホーム、グリーンスタジアム今季初登場となった。
大量にメンバーが入れ替わったアルテ高崎は、中盤をダイヤモンド型にした4―4―2を選択した。
福田富一知事、公約果たす。佐藤栄一宇都宮市長とユニホームに身を包み、不恰好ながらタオルマフラーを広げ(途中まで裏側を掲げていた)、サポーターと一緒に“ようやく”「県民の歌」を歌い上げた。スタジアムで4000人近い観衆と県歌を歌った知事は「県民に馴染みのない県歌を(スタジアムで)歌うことで『県民の歌』を知ってもらいたい。また、全国の各競技場で歌いたいし、聞きたい」と述べた。ご多忙だとは思いますが、知事にもなるべくスタジアムに足を運んで頂き、熱を感じ取ってもらいたい。「岐阜、熊本戦でどんな戦い方をするのか」とクラブに対する関心は高いようなので。
さて、本題に。「ジェフ(リザーブズ)戦で高い授業料を払った」(高橋監督)甲斐があった。吉田賢太郎のオープニングシュートを契機に両サイドから攻め立てる。拙い入り方をした前々節の教訓が活かされた。序盤から優勢に試合を運ぶ。大半の時間をアルテ高崎陣内で過ごした。
しかし、ゴールを脅かせない。攻め崩せない、煮え切らない時間が続いたが、高野が左から入れた低いクロスを中央で小林が合わせ損なうも、なぜか右サイドにいた石川がこぼれ球を押し込んだ。均衡を破った石川曰く「おいしかった」そうだ。確かに、プッシュしただけなのだから、ラッキーだったかもしれないのだが、その場所――ゴールに最も近い位置――にポジションを取っていたことは特筆に価する。変幻自在。神出鬼没。石川の特長が発揮された先制点だった。その後、Pボックス内で吉田賢太郎、小林がシュートするも追加点とはいかなかった。アルテ高崎は防戦一方であり、攻め手をなかなか見出せなかった。前半のシュート数はゼロだった。
畳み掛けられなかったものの、完全に最初の45分間を支配した栃木SC。後半もリズムを明け渡さなかった。堀田の縦パスに対して吉田賢太郎が潰れ、結果的にスルーのようなカタチになり小林の元へとボールが届く。守から攻へと切り替わるだろう思っていたDFの足が止まった隙を突いた小林は、ドリブルから冷静に流し込んでチーム2点目にして、栃木SC移籍後初ゴールを挙げる。
高橋監督は手綱を緩めない。体調不良により出遅れたスーパーサブ永井健太を送り出した。吉田賢太郎、山田智也と同様、今季初めてホームのピッチに立った永井。早速、持ち味である馬力のあるドリブルで突っかける。このドリブルは阻止されるもルーズボールは山下、山田智也を経由して小林に渡る。「イメージはできていたが、気持ちの強さがゴールに結び付いた」。浮き球を右足で合わせた。GK岡田大の頭上を越し、緩い弧を描いたボールはサイドネットに吸い込まれた。絶妙のループシュート。技ありである。
「ようやく、結果が残せた。他の選手が結果を出し、茅島(史彦)と永井が前節、得点に絡んでいたのでプレッシャーを感じていた。ホッとしている。やっと、チームの一員になれた、かな」
フリーでのシュートを決めきれない、クロスバーに嫌われるなど、ゴール前のポジショニングは申し分なくとも運に見放されていた小林だったが、2ゴールに安堵していた。
3点リードで勝利をほぼ手中にした栃木SC。試合から遠ざかり周囲との連係に戸惑いを見せていた吉田賢太郎を下げ、横山聡を投入する。いまだノーゴールの横山聡。「信頼している。点差が開いているから、勝負してこい」と指揮官に発破をかけられた。その言葉に発奮し、「点を取ることに集中した」。永井が突破して供給したクロスにニアサイドで詰めた。小林に続き、こちらも嬉しい移籍後、初ゴールとなった。駄目押しとなる4点を奪ってからも、前半にひとり退場者を出したアルテ高崎に、3枚目の交代カード西川吉英が容赦なく襲いかかる。だが、好機を演出するも山下はシュートを立て続けに外した。計4本のシュートを放ったが、残念ながら山下の日ではなかった。これはFWにはよくあること。悲観的になることはない。「強い相手に点を取ってくれればいいのでは」。高橋監督も特段、山下に関しては心配していなかった。
4―0で試合は終了。完勝だった。「内容は一番良い。10点中8点はあげたい」としながらも高橋監督は自身がDF出身であることから、無失点に封じながらもDF陣には納得がいかなかった。ハーフタイムには雷を落としたそうだ。
減点2としたのは、ファウルで事無きを得たが前半にCKからヘディングでゴールネットを揺らされてしまったこと、拙攻を重ねているうちにカウンターを食らいシュートまで持ち込まれたこと、だった。試合前に「相手のリスタートを凌ぐことをポイント」としていたことから「先にボールに触れるべきだった」のに、それが出来なかったことが不満であったようだ。また、「不用意なファウルからCK、FKを与えてしまった」ことも減点の対象となった。
シュートを2本しか打たせなかったにしては些か厳しい採点となったが、今後の上位チームとの対戦に向けて詰めるべきところは詰めておきたいとの思いから、あえて辛口な評価を下したのだろう。セットプレイからの失点は喫していないが、栃木SCのウイークポイントのひとつであることは動かし難い事実。良質なボールを蹴るキッカーが存在するチームに、失点する可能性が高いセットプレイの機会を許さないように心掛ける。より強固なDF組織の構築を高橋監督は頭の中で思い描いているに違いない。要求が高いことは悪いことではない。理想を更に追求してもらいたい。
JFL前期第5節 栃木SC4―0アルテ高崎 @栃木県グリーンスタジアム 観衆3833人
〈アルテ高崎〉GK岡田大、DF松本三四郎、村木伸二(→磯山和司)、濱岡寛、山田裕也、MF川勾邦明(→石川貢)、白山貴俊、今井雅貴、工藤光俊、FW小川雄司、高橋竜太(→杉山拓也)
『超守備的4バックからの脱皮』
左サイドバック高野修栄、右サイドバック北出勉は、ハーフラインを越えた位置に構えた。そこから高野は石川裕之を、北出は小林成光を追い越し、ゴールライン深くまで侵入した。
試合開始からイニシアチブを握った栃木SCは、両サイドから厚みのある攻撃を繰り出す。1次攻撃だけに留まらず、2次、3次と波状攻撃を行えた。その要因として両サイドバックが敵陣内でプレイする時間が長かったたことが挙げられる。
これまでは高野、谷池洋平、照井篤、北出の4バックだけで最終ラインからボールを運んでいたが、対アルテ高崎戦では山田智也と堀田利明のダブルボランチが交互に組み立てに参加した。ボランチのどちらかが下がることの利点は幾つかある。DFラインへ意識的に入ることで展開力が上がる、スムーズなビルドアップが可能になる、サイドバックを高位置に持っていける、など。そのなかでも、とりわけ高野と北出を攻撃参加させられたことは大きかった。
栃木SCの4バックは、サイドバックが守備に比重を置いていたことから“超守備的4バック”といわれてきた。4枚でスペースを消去することで堅牢な守備ブロックを形成した。失点数は激減した。その一方で、必ず4人が最後尾に残ることから攻撃に割ける人数は自ずと限られもした。紙の上ではサイドバックが存在していたが、実際には4人のストッパーを並べていたといっても過言ではなかった。先ずは“守備ありき”のシステムだったといえる。
しかし、今季は得点力アップを図ることをメインテーマに始動したことから、紅白戦、対外試合で積極的にサイドバックが中盤の選手の外側を回って前に出た。元J選手の個人技だけに依存せず、チーム全体でゴールを奪う、という強い意志が感じられた。
それが、見事に結実したのが先制点のシーンだった。オーバーラップした高野の左クロスからゴールが生まれた。
「トレーニングの成果が出ている。サイドバックの有効利用ができている」
クロスの精度に改善の余地がある、と言いつつも、高橋監督は一定の満足感を得ていた。進むべき方向は間違っていなかった。
最終ラインを4枚からセンターバック谷池と照井にボランチの3枚へと移行。相手2トップに対してひとり余らせるカタチをとることで、数的同数になるリスクを背負わずに、左右のサイドバックを押し出す。攻撃が肉厚となり、サイドバックがオーバーラップし、クロスからゴールへと繋げる。昨季はお目にかかれなかったカタチである。
途中から11対10と数的優位に立ったこと、相手が引いたことで余裕を持ってボール保持できたにしても、サイドアタックが機能した開幕戦の対FC琉球戦より、サイドを効果的に使う攻撃のクオリティは格段に増している。
“超守備的4バック”から脱皮し、両サイドバックがアグレッシブに攻撃に加わる2007年度版の新たな栃木SC像がくっきり見えた、といっても大袈裟ではないだろう。確実に進化している。”攻撃的な4バック”に。
※後期、PSMは明日と明後日にアップします。
涙を届けて
2008年6月19日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
お嬢さん、つまり姪っ子が海に行くそうな。
家族揃って。
羨ましい。。。涙
オイラは海は見ているが、入ってはいない。
先日も小倉で見たけどね。
そう、幼き頃に大洗へ海水浴に行った記憶が。
オヤジが滑り台を滑ったら海パンのケツの部分に穴が空いたから速攻で帰ってきたんだ。
元々うちは出不精で、そんなこともあり海はそれ以来ないね。
以後は軽井沢連発でした。
山、山、山。
近場の避暑地だもんね。
フォトグラファーデビュー?@栃木SC通信
2008年6月19日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
栃木信用金庫さんと今回もお仕事をさせて頂きました。
前回はコラムだけだったのが、第2弾では写真も使ってもらいました。
フォトグラファーとしてもデビュー?
お近くの支店(本店は特設ブースを設置)で広告を手に取って頂けたら幸いです。
宜しくお願いいたします。
フォト・ステーション@栃木SC通信
2008年6月18日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
答えは栃木。
今季最多の7253人が詰め掛けた。
後期に1万人超えを目指す。
準加盟ダービーを盛り上げてくれた。
メディアも相当数、訪れた。
対人プレーに無類の強さ。
ギリギリまで相手の動きを見られるのはスピードに自信があるからだろう。
左サイドバックでの起用も今後は考えられる。
左足が勝負を決めた。
「質の部分でやられた」とはファジアーノ岡山・手塚聡監督。
ホーム力の具現者である。
力水。
点も取るし、笑いもとる。
有言実行のキャプテンは頼もしい。
EURO2008 グループ@オランダ対フランス
2008年6月18日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
初戦でイタリアを3-0で粉砕したオランダとルーマニアにスコアレスドローのフランスは、共に4-2-3-1のフォーメーションを選択。オランダが首位通過を果たすか、それともフランスが踏み止まるか。火花散る一戦が幕を開けた。
激しいプレスで主導権を握ったフランスだが、先制したのはオランダ。CKからカイトがヘディングシュートを叩き込む。Pボックス内でマークについたマルダの寄せの甘さが失点に繋がる。リードを得たオランダはポゼッションを高め、フランスの勢いを殺いだ。したたかな試合運び。掌の上で踊らされたフランスだが、ゴブとリベリーが惜しいシュートを放つなど好機ではオランダを凌いだものの、決め手に欠けた。
後半は立ち上がりからフランスがゴールに迫る。マルダのオーバーヘッドから背後を取ったアンリ。GKファンデルサールと1対1の絶好機も僅かに足元が狂う。ループシュートを枠内に収められなかった。このシュートが試合のターニングポイントだった。劣勢に回り、決定機を作られるも、しっかりと体を寄せコースを限定するなど堅い守備を披露したオランダは後半頭から登場のロッベンが躍動する。カウンターから左サイドを駆け上がり、こちらも途中投入されたファンペルシのゴールをアシストした。突き放されたことで攻撃が単調になったフランスはサニョルの右クロスからアンリがソフトタッチでゴールを挙げるも、すぐさまロッベンに角度のないところからゴールネットを突き上げられる。ワンボランチにしてからコントロールが効かなくなったオランダだが修正を図り、バランスを整えるとロスタイムに再びカウンターが炸裂し、ファンニステルローイからフェンペルシと渡り最後はスナイデルが右足を一振り。フランスにとどめを刺した。2連勝で早々に“死のグループ”をオランダは脱し、フランスは後がなくなった。
鮮やかなカウンターでイタリアに続き、堅守で鳴るフランスからも4ゴールを奪ったオランダの好調を支えるのがファンニステルローイ。先のドイツワールドカップで期待を裏切り続けたエースが、今大会では冴え渡っている。カウンター2発は左右に流れたファンニステルローイがいずれも起点となり、フィニッシュに結び付けた。ゴール数こそ少ないが、爆発的な攻撃力を生み出す原動力となっている。ロッベン、ファンペルシと組んだトリオはW杯で不発に終わるも、今回のユーロでは対戦チームにとってかなり厄介な存在となることだろう。ファンニステルローイのコンディションが崩れなければアタッキングサッカーも萎えることはない。
ユーロ2008 グループC オランダ4-1フランス @ベルン
<オランダ>GKファンデルサール、DFファンブロンクホルスト、マタイセン、オーイエル、ブラルーズ、MFエンゲラール(→ロッベン)、デヨング、スナイデル、ファンデルファールト(→バウマ)、カイト(→ファンペルシ)、FWファンニステルローイ
<フランス>GKクペ、DFエブラ、テュラム、ギャラス、サニョル、MFトゥララン、マケレレ、マルダ(→ゴミス)、リベリー、ゴブ(→アネルカ)、FWアンリ
ピッチに入ればベテランも若手も関係ない@栃木SC通信
2008年6月17日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
『緩やかに成された融合』@栃木SC通信
2008年6月16日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
戦評:対ファジアーノ岡山戦@栃木SC通信
2008年6月16日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
対ファジアーノ岡山戦@栃木SC通信
2008年6月15日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
前半:0-0。
後半:2-1。
ファイナルスコア:2-1。
佐藤、稲葉で勝利。
得点者:佐藤悠介、稲葉久人(栃木SC)、小林康剛(ファジアーノ岡山)
順位:首位(勝点38)◆2位:HondaFC(勝点35)
※お疲れ様でした。前期の9回分、マッチデーを読んで頂きありがとうございました。レポート&コラムに取り掛かります。
アジア3次予選@タイ対日本
2008年6月14日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
灼熱の地マスカットから多湿のバンコクへと移動した日本代表は、勝点3が絶対条件と些かのプレッシャーを背負いながらタイ代表と相まみえた。
長谷部のドリブル突進からのシュートがタイのゴールを脅かし、先制パンチをヒットさせた日本は延々とイニシアチブを握り続ける。ごっそりと奪ったセットプレーから均衡が破れたのは23分。ショートCKから遠藤と中村俊輔がパス交換し、遠藤がファーサイドへと蹴りこんだボールを叩きつける、お手本のようなヘディングシュートを闘莉王が決める。16分にも闘莉王は競り合いを制し、玉田のサイドネットを突くシュートを導き出していた。序盤から狙っていたカタチから先手を取る。その後もタイ陣内で試合を運び、遠藤の直接FKはクロスバーに嫌われるも、キックの精度の高さは38分にCKから中沢のゴールをお膳立てしたことで際立つ。右足の負傷をおして出場した中村俊輔に代わり2アシストをマーク。横の動きを入れず、縦へとボールを意図的に動かした日本は、高さとセットプレーという対アジアに最も有効な攻撃からリードを得て45分を折り返すが、内田のクロスは引っ掛かる回数が目に付き、大久保の愚行により先発のお鉢が回ってきた香川が空転と中心選手におんぶに抱っこの状態でチームとしてのパフォーマンスはさほど高くはなかった。
全くボールに関与できない。ピッチから消えてしまった中村俊輔を後半もピッチに立たせた岡田監督の采配が裏目に出る。どうして引っ張り続けたのだろうか。引っ込める決断を下してもよかったはずである。ボディブローのように気候条件が日本を苦しめ、数的不利に等しい状態で戦ったのだから、ホームのタイが優勢に試合を押し進められたのは偶発的なものではなかった。後手を踏むシーンが散見される。足が止まるチームメイトを尻目に1トップ起用の玉田は中盤まで下りてボールを落ち着かせ、サイドから果敢に仕掛けては香川の決定機を演出もした。機能停止した中村俊輔に足を攣った松井を交代させたのは24分と選手交代は遅かった。スタミナの切れないタイは時折、鋭い攻撃から日本ゴールへ詰め寄る。苦しい対応も耐え凌いだ44分に、中村俊輔に代わり投入された中村憲剛が背後を取りゴールネットを揺らす。ようやく3点目を手にする。終了間際に途中交代の矢野がカウンターから打ったシュートは枠を外れタイムアップ。
内容よりも結果が重視された試合で勝点3を奪えた。アウェー2連戦は疲労度を強め、本来のプレーを困難にさせるかもしれないが、あまりにも求めているものが低い。相手を侮ってはいけないけれど、勝利を掴んだことしか残らない、先が見えない試合だった。
アジア3次予選 タイ0-3日本 @バンコク
<日本>GK楢崎、DF駒野、闘莉王、中沢、内田、MF長谷部、遠藤、松井(→矢野)、香川(→今野)、中村俊輔(→中村憲剛)、FW玉田
EURO2008 グループC@イタリア対ルーマニア
2008年6月14日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
オランダとのグループリーグ初戦。3-0と蹂躙されたイタリアは布陣をいじる。4-3-2-1(4-3-3)から、1トップのトニの下に右からペロッタ、デルピエーロ、カモラネージの3枚を並べる4-2-3-1へ変更。更に中盤の底にデロッシ、DFラインの左にグロッソ、中央にキエッリーニを起用するなど、先の敗戦から5人を入れ替えて背水の陣でルーマニア戦に臨んだ。
シャドーストライカーのデルピエーロが的確なポジショニングからトニをサポートし、左右からグロッソとザンブロッタが再三再四クロスを供給。立ち上がりからイタリアはフルパワーでルーマニアを潰しにかかる。立て続けにセットプレーを得るが、しかし好機には繋がらず、逆に15分を過ぎるとルーマニアにゴールを脅かされる。スルーパスに反応したムトゥがGKブフォンと1対1を作り出したのを皮切りに、やや距離のあるところからタマシュが強烈なキックを打ち込み、キブが蹴ったFKはパヌッチに当たりゴール方向へ向かうもポストに嫌われる。イタリアとしては命拾い。押し込められながらも決定機では勝ったルーマニアであるが、ラドエが味方と交錯し、負傷退場すると流れは再びイタリアに。ラトが放った強シュートもポストをなめた。素早くクロスを入れてトニを活かそうとしたイタリアは強引なまでにゴールをこじ開けようと試みる。この策は功を奏する。38分にペロッタ、39分にキエッリーニがトニの落としたボールから詰め寄り、トニ自身もヘディングシュートを枠内へ飛ばす。が、GKロボントが立ちはだかりゴールは割れなかった。ロスタイムにはショートCKと変化をつけ、トニがネットを揺さぶるが判定はオフサイドでノーゴール。ミリ単位の判定にイタリアは泣くことになる。
トニの高さは冴え渡るも前半、飛ばしすぎたツケが後半の頭から如実に感じ取れたイタリア。10分、奪われてはいけない先手を許す。ルーマニア陣内から蹴られたFKをザンブロッタが頭でGKに戻すところを狙っていたムトゥがしたたかにプッシュ。抜け目のなさを披露する。窮地に追い込まれたイタリアであるが、すぐさまCKからキエッリーニの折り返したボールをパヌッチが執念で押し込み振り出しに戻す。自陣に引きこもっていた時間帯の長かったルーマニアだがリスクを背負い攻撃回数を増やし、イタリアはそれを逆手に攻める構図が繰り返された。ルーマニアはD・ニクラエが、イタリアはデロッシがPボックス内で突き放す機会を得るも、互いに決めきれずに迎えた34分。ショートCKからニアサイドに走りこんだD・ニクラエの首元を掴んで引き倒したパヌッチがPKを献上。命運尽きた、かに思われたがキッカーのムトゥのコースは甘く、GKブフォンが手足を使い渾身のセーブで危機を脱した。ショックの色を隠せないムトゥはベンチに下げられた。再び疲労が顔を覗かせイタリア。動きは鈍るも、トニの「頭」は依然として有効であり、嵩にかかって攻めたはいいものの、ルーマニアの壁を再度、突き破ることは叶わず、つまりイタリアは2戦を終えた時点で勝点1しか手に出来なかった。世界王者は絶壁へと追いやられた。逆転機を逃したルーマニアであるが強者に対して2戦連続のドローで着実に勝点を積み上げ、フランスがオランダに屈したことでグループ2位に浮上した。最終戦は次のラウンドへの進出が決したオランダと好都合。フランスとイタリアの勝敗次第ではあるものの、条件としては他の2チームに比べて優位に立った。アドバンテージを活用し、”死のグループ”を潜り抜けたい。
ユーロ2008 グループC イタリア1-1ルーマニア @ベルン
<イタリア>GKブフォン、DFグロッソ、キエッリーニ、パヌッチ、ザンブロッタ、MFデロッシ、ピルロ、ペロッタ(→カッサーノ)、デルピエーロ(→クアリアレッラ)、カモラネージ(→アンブロジーニ)、FWトニ
<ルーマニア>GKロボント、DFラト、タマシュ、ゴイアン、コントラ、MFキブ、ラドエ(→ディカ)、ムトゥ(→コチシェ)、ぺトレ(→ニコリア)、コドレア、FW D・ニクラエ
U-23日本代表対U-23カメルーン代表
2008年6月14日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
北京五輪本番で対戦するナイジェリアを想定した強化試合に、U-23日本代表は挑んだ。
トゥーロン国際を経てチームのベクトルが定まったのだろう。最終予選時よりも攻守において整理がなされていた。数的優位を攻撃、守備において作り出しては、カメルーンの身体能力の高さを引き出させなかった。プレスがしっかり機能していたのは以前よりも1トップに配された森本の守備への意識が格段に高まったからであり、トップ下に起用された谷口の存在が大きい。所属チームではボランチを務める谷口だが、競り合いや空中戦に負けないフィジカルの強さ、ミドルを狙えるシュート力、後方から機を伺い飛び出せる力など、ひとつポジションを上げてFWと流動的に絡めるのは面白いアイディア。距離感の修正を図れれば、攻撃に厚みが生じるのではないだろうか。
8分に梅崎の右クロスからの絶好機を外した森本。このチームは1トップへボールが収まらなければ攻撃力がダウンするだけに、Pボックス内のパワーと託されたボールを決死の覚悟でキープする力を限られた時間の中で養わなければならないだろう。森本への良質なクロスを上げた梅崎に今度は好機が訪れる。25分に左から田中がチャレンジして供給したクロスをコースを狙い済ましてボレー。的確にボールをとらえるもGKの好守に阻止された。決定機を2度も逸した日本だが、スピーディでアグレッシブなサッカーで終始、カメルーンを圧倒。守備陣もCKから危ないシーンを迎えるがGK西川がシュートを叩き落として事なきを得る。吉田と水本のセンターバックは相手FWにイニシアチブを与えず、逆に握る逞しさを披露した。中央の守備が強化されたのは好材料だろう。
森本のパスミスからカウンターを受けるなど後半立ち上がりの10分は、”不屈のライオン(カメルーン代表の愛称)”が牙を剥くも、上手くやり過ごし、李の投入でやや失速気味だったペースを取り戻す。その李は本田圭祐のパスからシュートを果敢に放つなど、持ち味を発揮して猛アピール。爛々と輝く瞳が蓄える闘争心はこのチームにとって不可欠なものとなりつつある。交代出場の李を筆頭に水野、上田、エスクデロ、伊野波(青山敏弘は出場時間が短すぎた)もスタートからのメンバーと遜色ない動きをした。伊野波は40分にオーバーラップから決定的なシュートを打つもブロックされてしまう。特色を出し切れなかったカメルーンであるが、最後の最後では足を伸ばしてシュートブロックするなど、元五輪王者の意地を垣間見せた。ロスタイムには水野がゴール前でFKを直接、蹴り込む。巻いて落ちる独特の軌道はゴールへ向かうも、クロスバーに嫌われ、ネットを揺らせなかった。好機を結果に繋げられなかったが、ゴールに迫れるように、脅かせる回数が増えたことは成長した証だろう。
平山というこの世代の核が抜けることになったが(最終メンバーの発表はまだだが選出は厳しい)、トップに安易にロングボールを蹴り込むサッカーからの脱却が図れ、局面をシュートパスで打開し、運動量とアジリティで勝負できるチームへと変貌を遂げられた。立ち上げ当時には全く存在しなかったワクワク感が、高揚感が伝わってくる。平坦ではない道のりを歩んできたことが無駄ではなかったことを、このチームは証明しつつあるのではないだろうか。確実に発展を遂げており、我々がカタルシスを得られるに足るパフォーマンスを見せ付けようとしている。
強化試合 U-23日本0-0U-23カメルーン @国立競技場
<日本>GK西川、DF田中、水本、吉田、森重(→伊野波)、MF本田拓也(→青山敏弘)、梶山(→上田)、本田圭祐、梅崎(→水野)、谷口(→エスクデロ)、FW森本(→李)
I LOVE EURO@ワンコインベッターの呟き
2008年6月13日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
開催国のスイスが早々と予選敗退。
予想外です(あの外人風味)。
これでベスト4予想は見事に外れてしまったわけで・・・。
原氏と中西哲生には負けられないので、ポルトガルには優勝してもらいましょう。
C・ロナウドのプレーはダイジェストでしか見ていない。
ゴールはいずれも綺麗なので今大会もゲームクオリティは高いのでしょうね。
「I LOVE EURO」
おぉ、すんげえジャージィ着てるじゃんと思ったらブーちゃんだった。
なぜに、あなたは、それを選んだの?
☆toto☆
草津対徳島:2 ドゥンビア炸裂してるね。
愛媛対水戸:1 蜜柑食いたい。
山形対仙台:0 譲らず
横浜FC対岐阜:1 徐々にすみわけ?
C大阪対甲府:1 甲府は苦戦中?
鳥栖対湘南:2 佐賀にも遠征してみたい。
広島対福岡:1 小倉はよかったよー。『東京タワー・・・』の舞台とは思えないほど。
水戸対広島:2 11月の遠征費をためないと。
草津対岐阜:0 どっちもどっち。
福岡対C大阪:1 小倉の子はなんで、あんなに綺麗なんだろう。コンビニの店員、美人すぎるから。
熊本対鳥栖:2 熊本2度も行きはぐったからなあ。
徳島対仙台:2 順当にはいかない?
愛媛対横浜FC:0 勘だね全部。
☆minitoto☆
草津対徳島:1、愛媛対水戸:2、山形対仙台:1、横浜FC対岐阜:1、C大阪対甲府:1
☆BIG☆
オイラの予想とほぼ一緒。つまりハズレ。
266
2008年6月13日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
会ったぞ。
「266ゴールの男」を撮った男に。
凄いいい人だった。
童顔だったので年下だと思っていたら、年長者でした。
外見では分からないものです。
6年もクラブを追っているとのこと。
オイラは今年で栃木SC5年目。
まだまだ、だねー。
てか、久々にぼやいたなあ。
ご無沙汰だったからねえ。
本家は結構、ぼやきまくってるみたいですな。
朝刊のスポーツ面は先ず、ぼやきから。
オイラだけだろうなあ。
フォト・ステーション@栃木SC通信
2008年6月11日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
ポスター等は多かったが観衆はちょっぴり寂しかった。
もっと盛り上がっているとばかり思っていたので。
グッズはどこのクラブのものでも欲しくなる。
JFLものは貴重で希少ですからね。
懐が温かければ・・・。
メッセージは書き込めないようだ(開場前に撮影したからかな?)。
栃木SCも昨年は同じようなことをやってたなあ。
小さなことからコツコツと。
こういうことはありがたいよねー、ビギナーには。
取材先で「取材に来ていただきありがとうございます」と言われたのは初めじゃないかな?
運営の方は皆、温かかった。
全体的に少し「熱」が感じられなかったのは、まだ温まっていないからかな。
でも、このクラブにはポテンシャルがあると感じさせたのは、やはりかかわっている人の人柄がいいからだろう。
強くなるよ。
開場して間もない頃の一枚。
キックオフ後に訪れる人も案外、多かった。
メイン中央は埋まってたぞ。
代えが効かない存在。
落合正幸不在のゲームは未勝利。
といっても流通経済大学戦だけなのだけれど。
若手ボランチの奮起が望まれる。
熱い!!
ユーロ2008 グループC@オランダ対イタリア
2008年6月11日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
激戦区のグループCの一戦、オランダ対イタリアは思わぬ大差がつき、オランダに凱歌があがった。
4-2-3-1のオランダがポゼッションで凌駕し、4-3-2-1のイタリアは守備を固めて攻撃を跳ね返す。「矛」と「盾」の構図は戦前の予想通り。オランダが優勢に試合を運ぶも、ゴール前でのシーンが目立ったのはイタリア。トニが空中戦を制するがシュートが枠に飛ばない。17分、ハードワーカーのカイトからの絶妙なスルーパスに反応したファンニステルローイがGKブフォンと1対1の局面を迎えるが、PKも覚悟の寄せにシュートを打ち切れない。倒れていればPKは確実だったがファンニステルローイは自らゴールをこじ開けてやろうと考え、突進を止めなかった。絶好機を逸するも、攻勢だったオランダが先にゴールを割る。FKは一旦、弾き返されるもセカンドボールからスナイデルが強シュート。これをオフサイドポジションに居たファンニステルローイがコースを変え、ネットが揺れた(この判定を巡り、様々な見解が示されているようだ)。トニの抗議も虚しく判定は覆らなかった。リードを得たオランダは攻撃の手を緩めない。CKを間一髪、ゴールライン上でクリアしたファンブロンクフォルストが左サイドを駆け上がり、供給したサイドチェンジのボールをカイトが頭で落とし、最後は狭い隙間をスナイデルがボレーで突き破る。イタリアのお株を奪う鮮やかなカウンターが炸裂。2点のビハインドを背負ったイタリアはトニとカモラネージにディナターレの前3枚の動きがぎこちなく、ディナターレが放ったシュート2本は反撃の狼煙とはならなかった。
前半の終盤にGKブフォンが再びファンニステルローイとの1対1の窮地を残した足1本で脱し、望みを繋いだ後半。リスクを冒し、高い位置からプレスをかけてはショートカウンターを繰り出したイタリアだが、集中力の落ちなかったオレンジの壁を打破できない。デルピエーロの途中投入で士気が上がり、立て続けに好機を作り出す。しかし、トニは1対1を決めきれず、交代出場のグロッソもPボックス内でのシュートを阻まれ、ピルロの直接FKはGKファンデルサールに叩き落とされてしまう。すると前半同様にセットプレー後にカウンターを浴び、カイトの右クロスをファンブロンクフォルストに頭で合わせられ決定的な3点目を食らう。ロスタイムに一矢報いようとトニのポストプレーからアンブロジーニが放ったシュートはDFにブロックされ、終ぞゴールを奪えずに3-0の大敗を喫し、初戦を落とした。カンナバーロを欠いたDFラインは決壊した。
左サイドバックに配されたファンブロンクフォルストがこの試合のキーマンだった。高位置に張り出しカモラネージを抑え込み、同時にボールの巡りをよくし、オランダのストロングポイントであるポゼッションを高めた。大胆不敵な攻撃参加と豊富な運動量を武器に2つのゴールに絡む活躍。あわや同点の危機も回避した。マン・オブ・ザ・マッチは彼で異論はないだろう。
ユーロ2008 オランダ3-0イタリア @スタットゥ・ドゥ・スイス・バンクドルフ
<オランダ>GKファンデルサール、DFファンブロンクフォルスト、マタイセン、ブラルーズ(ハイティンハ)、オーイエル、MFエンゲラール、デヨング、スナイデル、ファンデルファールト、カイト(アフェライ)、FWファンニステルローイ(ファンペルシー)
<イタリア>GKブフォン、DFザンブロッタ、マテラッツィ(→グロッソ)、バルザーリ、パヌッチ、MFアンブロジーニ、ピルロ、ガットゥーゾ、ディナターレ(→デルピエーロ)、カモラネージ(→カッサーノ)、FWトニ
あれだけで終わっては意味がない@栃木SC通信
2008年6月10日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
『修正が図れた後半45分』@栃木SC通信
2008年6月 9日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
戦評:対ニューウェーブ北九州@栃木SC通信
2008年6月 9日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
対ニューウェーブ北九州戦@栃木SC通信
2008年6月 9日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
前半:2-2。石舘先制。追いつかれ、高安ゴールで突き放すも、不可解なPKで同点に。点の取り合い。
後半:0-1。
ファイナルスコア:2-3。
後半、開始早々に石舘ゴールで勝利。
順位:首位(勝点35)◆2位:HondaFC(勝点34)
※お疲れ様でした。オオツカ、グロッキーです。疲労度が凄まじい。北九州取材から帰宅してレポート&コラムは難しいようです。申し訳ない。明日、アップしますので。軟弱だ・・・。
日本対オマーン@感想文
2008年6月 9日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
アウェーで先手を取られる。苦しい。不要なファールからのFKが契機。勿体ない。しかし、暑さは凄まじいんだろうなあ。選手のユニフォームの濡れ具合から窺える。ゴール前でショートパスから打開できそうな雰囲気もあるが壁は崩せないだろう。だから、おびき出すためにミドルを散発的に放つが、人数を割いたオマーンは執念で弾くに違いない。初戦のように対アジアの常套手段であるセットプレーと高さが鍵か。
ゴリゴリ押してPK獲得。振り出しに戻して攻勢に回るも、作り出した決定機を決め切れず。逆にPKを献上するが好守で難を逃れる。立て直しを図りたかったが大久保の蛮行が水をさす。オマーンも退場者を出すが、間延びした中盤を利してカウンターからゴールに迫られる。互いに決め手を欠き、スコア1-1は動かず。敵地で勝ち点1。悪くはないが勝ち点3に転換できるだけの好機があっただけに悔やまれる。
久々に日本代表を目にした。以前よりも内容は向上していたので安心。だが予選で問われるのは結果。勝ち切れなかったのは痛い。
アジア3次予選 オマーン1-1日本 @マスカット
無理だ、無理@ワンコインベッターの呟き
2008年6月 6日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
急激な暑さに溶けそう。
軟弱モノです。
☆toto☆
浦和対名古屋:2 頑張れクロアチア。
神戸対京都:1 古賀、元気かな。
磐田対清水:1 ジウシーニョが見たい。
札幌対柏:2 順当に。
千葉対川崎:1 明けてから頑張れ。
東京V対FC東京:1 いまいち乗れないねえ。
新潟対横浜Fマリノス:1 アウェーなので。
大分対大宮:0 なんとなく
山形対鳥栖:2 大勝したね。
横浜FC対徳島:1 ズーカが栃木に、かあ。
愛媛対岐阜:2 あえて。
熊本対福岡:2 ラグビーが福岡であるのね。
広島対湘南:0 もつれる。
☆minitoto☆
東京V対FC東京:2、新潟対横浜Fマリノス:0、大分対大宮:1、山形対鳥栖:0、横浜FC対徳島:1
☆BIG☆
無念。0ばかり。
怖い、かも
2008年6月 5日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
梅雨にDV。
精神的にまいる。
内容的には大したことないのに心が弱っていると、それでも敏感に反応してしまう。
実体験ではなく、ドラマの話ね。
実際にDVされた人を見たことあるけど、なんともコメントしにくい。
テレビで伝えられていることが、決して虚構ではないことが理解できた。
あの依存は一種の病だ。
傍から見ているとそう感じるんだけど、当事者ははまりこんでいるから正しいジャッジが出来ないんだなあ。
何を言っても上の空のような返事ばかりで。
と、書き続けるとエンドレスになりそうなので、このへんで店仕舞い。
さっさと『三国志』の続きを読みながら寝ますわ。
来年7月は行くかい?
2008年6月 5日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
個人的にラブな横浜Fマリノスとオランピック・リヨネが業務提携することになったそうな。
来年7月には親善試合も視野に入れているとか。
リヨネが来日かあ。
ちょいとワクワク。
「旅人」主催の試合に向けてモウリーニョやダビッツも来日。
ミーハー根性でダビッツには会いに行くべきだったかな?と些か後悔。
東京がオリンピック候補地の一次予選を通過した。
市民の熱が今後の選考に響くとか。
確かに最終局面で世界にアピールできる人材がいないだけに、その他の要素でどれだけ本命のリオデジャネイロやシカゴを上回ることができるかだもんねえ。
しかし、「熱」ってなんだ。
あまりにも漠然としている。
スポーツの世界も政治力がものをいいますからね。
どんな活動を展開するのやら。
早速、偉そうなオッサン達が人気取りのために集ったようだが・・・足だけは引っ張らないように。
過日に戻る
2008年6月 4日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
最近、トイレットでの愛読書は漫画『三国志』。
はまってます。
といっても中途半端に10巻までしかないので困ってます。
水滸伝等々、中国の書物は好きなんですよねー。
元世界史オタクですから。
どつぼにはまったら抜け出せないからほどほどにしないといけないのだけれど。
死ぬまでに歴史モノを書いてみたいなあ。
と思ったり思わなかったり。
本命ポルトガル、対抗フランス、穴クロアチア@ユーロ2008
2008年6月 4日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
いよいよ幕を開ける祭典、ユーロ2008。
恒例の3点予想は本命ポルトガル、対抗フランス、穴クロアチア。
チェコに期待したいが、天才ロシツキの不在は痛い。ドイツワールドカップでもコラーが欠けたことで攻撃力が半減したように小国の層は厚くなく、世界最高のGKチェヒを擁する守備陣が踏ん張ってもゴールを得られないようでは厳しい。
スペインは今回も期待を裏切るだろう。
グループA:スイス、チェコ、ポルトガル、トルコ
1位通過:ポルトガル、2位通過:スイス
グループB:オーストリア、ドイツ、クロアチア、ポーランド
1位通過:ドイツ、2位通過:クロアチア
グループC:ルーマニア、フランス、イタリア、オランダ
1位通過:フランス、2位通過:オランダ
グループD:スウェーデン、スペイン、ロシア、ギリシャ
1位通過:スウェーデン、2位通過:ロシア
準々決勝1:ポルトガル×クロアチア→ポルトガル
準々決勝2:ドイツ×スイス→スイス
準々決勝3:フランス×ロシア→フランス
準々決勝4:スウェーデン×オランダ→スウェーデン
準決勝1:ポルトガル×スイス→ポルトガル
準決勝2:フランス×スウェーデン→フランス
決勝:ポルトガル×フランス→ポルトガル
MVP:デコ、得点王:ベンゼマ、注目:モドリッチ
フォト・ステーション@栃木SC通信
2008年6月 4日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
カターレ富山戦では左瞼に青あざ。
SAGAWA SHIGA FC戦では脳震盪。
DFラインの前で体を張り続ける。
落合正幸の不在は守備力低下を招く。
若手ボランチの奮起が望まれる。
アップから気合入りまくり。
南コーチじゃなくて佐藤悠介が、ね。
持ち味の力強さが見られるようにはなったが、本人も我々も欲しているのはゴール。
大爆発してもいい頃。
勇ましい。
集団のリーダーに相応しい。
劣勢だっただけに、先制弾は価値あり。
思い起こせば昨季の対三菱水島戦でも絶妙なトラップでDFを振り切っている。
本人は謙遜するがトラップも下手ではない。
丁寧な挨拶から人柄が滲み出る。
ファンサービスを怠らないところは、さすがである。
再び、見つかる
2008年6月 3日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
また、見つかった。
同級生に。
ありゃりゃだ。
皆さん役職に就いてるのねえ。
そりゃ、三十路前になればある程度の責任は背負うんだろうけど。
オイラもちびっと背中にあるかな?
無難な道を歩んでいたら年収が今の6倍だったのかあ・・・。
時間と夢を得る代わりに代償を払った。
体調が崩れてると、少し後悔したりもする。
なーんちって。
『一流になる人 二流でおわる人』
2008年6月 3日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
著者:野村克也、米長邦雄 満腹度:☆☆
とどのつまり一流になるには思考を停止せずに労を惜しまず、その道を探求しろというありがたいお言葉が並んでいるわけです。将棋の世界を垣間見られたような気になれたのがよかったかな。ちなみに、この当時ノムさんはタイガースの監督をしておりました。
臨機応変にプレーできないといけない@栃木SC通信
2008年6月 3日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
『自己改革』@栃木SC通信
2008年6月 2日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
戦評:対SAGAWA SHIGA FC戦@栃木SC通信
2008年6月 2日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
対SAGAWA SHIGA FC戦@栃木SC通信
2008年6月 1日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
前半:1-0。
後半:1-1。
ファイナルスコア:2-1。
上野のゴールで勝ち。
得点者:高安亮介、上野優作(栃木SC)、米倉将文(SAGAWA SHIGA FC)
順位:2位(勝点32)◆首位:HondaFC(勝点33)
※マッチデーを読んで頂きありがとうございます。風邪を治すためにレポート&コラムをさくっと仕上げたいと思います。
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