ホーム > 海外 > EURO2008 グループ@オランダ対フランス

EURO2008 グループ@オランダ対フランス

2008年6月18日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

初戦でイタリアを3-0で粉砕したオランダとルーマニアにスコアレスドローのフランスは、共に4-2-3-1のフォーメーションを選択。オランダが首位通過を果たすか、それともフランスが踏み止まるか。火花散る一戦が幕を開けた。

激しいプレスで主導権を握ったフランスだが、先制したのはオランダ。CKからカイトがヘディングシュートを叩き込む。Pボックス内でマークについたマルダの寄せの甘さが失点に繋がる。リードを得たオランダはポゼッションを高め、フランスの勢いを殺いだ。したたかな試合運び。掌の上で踊らされたフランスだが、ゴブとリベリーが惜しいシュートを放つなど好機ではオランダを凌いだものの、決め手に欠けた。

後半は立ち上がりからフランスがゴールに迫る。マルダのオーバーヘッドから背後を取ったアンリ。GKファンデルサールと1対1の絶好機も僅かに足元が狂う。ループシュートを枠内に収められなかった。このシュートが試合のターニングポイントだった。劣勢に回り、決定機を作られるも、しっかりと体を寄せコースを限定するなど堅い守備を披露したオランダは後半頭から登場のロッベンが躍動する。カウンターから左サイドを駆け上がり、こちらも途中投入されたファンペルシのゴールをアシストした。突き放されたことで攻撃が単調になったフランスはサニョルの右クロスからアンリがソフトタッチでゴールを挙げるも、すぐさまロッベンに角度のないところからゴールネットを突き上げられる。ワンボランチにしてからコントロールが効かなくなったオランダだが修正を図り、バランスを整えるとロスタイムに再びカウンターが炸裂し、ファンニステルローイからフェンペルシと渡り最後はスナイデルが右足を一振り。フランスにとどめを刺した。2連勝で早々に“死のグループ”をオランダは脱し、フランスは後がなくなった。

鮮やかなカウンターでイタリアに続き、堅守で鳴るフランスからも4ゴールを奪ったオランダの好調を支えるのがファンニステルローイ。先のドイツワールドカップで期待を裏切り続けたエースが、今大会では冴え渡っている。カウンター2発は左右に流れたファンニステルローイがいずれも起点となり、フィニッシュに結び付けた。ゴール数こそ少ないが、爆発的な攻撃力を生み出す原動力となっている。ロッベン、ファンペルシと組んだトリオはW杯で不発に終わるも、今回のユーロでは対戦チームにとってかなり厄介な存在となることだろう。ファンニステルローイのコンディションが崩れなければアタッキングサッカーも萎えることはない。

ユーロ2008 グループC オランダ4-1フランス @ベルン

<オランダ>GKファンデルサール、DFファンブロンクホルスト、マタイセン、オーイエル、ブラルーズ、MFエンゲラール(→ロッベン)、デヨング、スナイデル、ファンデルファールト(→バウマ)、カイト(→ファンペルシ)、FWファンニステルローイ

<フランス>GKクペ、DFエブラ、テュラム、ギャラス、サニョル、MFトゥララン、マケレレ、マルダ(→ゴミス)、リベリー、ゴブ(→アネルカ)、FWアンリ

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: EURO2008 グループ@オランダ対フランス

このブログ記事に対するトラックバックURL:

コメントする