ホーム > 海外 > EURO2008 グループC@フランス対イタリア
EURO2008 グループC@フランス対イタリア
2008年6月24日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
ジダンとその仲間達――マケレレ、テュラム、ビエラ――の時代は終焉した。本当ならばドイツワールドカップ杯後に隆盛を極めた世代との訣別を図らなければならなかったが、ドメネク監督がそれを拒んだことでフランスは取り残された。グループリーグで奪ったゴールは僅かに1。これでは先に進めない。
オランダ、ルーマニアから奪った勝点は共に1と、ドイツW杯のファイナルで激闘を演じたイタリアとフランスは追い込まれた。最終戦で喉から手が出るほど欲しいのが勝点3であるが、仮に白星を挙げてもルーマニアがオランダを退ければ敗退が決まる過酷な状況下で決戦は幕を開けた。球際の激しさから滲む勝利への渇望。試合の入りはフランスが比較的よかったものの、トニの惜しいシュート、CKからパヌッチがヘディングシュートを放つと流れはイタリアに傾く。さらに攻撃の核であるリベリーを欠く不幸が重なる。ザンブロッタのドリブルを阻んだ際に負傷し、ピッチを去る不測の事態に見舞われる。2戦を終えて不発のトニだったがゴール前での存在感は抜群であり、使わない手はなかった。ピルロから供給された背後へのボールに足を伸ばしたトニ。ボールを吸いつけ、シュート態勢に入ったところをアビダルがたまらずファールを犯す。アビダルは一発退場し、与えたPKをピルロにぶち込まれたフランスはリードを奪われる。先制後もトニを利する賢明な選択をしたイタリア。立て続けに好機をこしらえる。フランスはPB内に人数を割かれたことでフィニッシュに至れず、逆にFKからグロッソにポスト直撃のシュートを浴びる。
追加点を許さなかったことで首の皮一枚繋がったフランスは、アンリのひとつ下に構えたベンゼマが後半早々にフリーで右足を振るも、しかしふかしてしまう。トゥララン、マケレレのダブルボランチが無理をしたことで攻勢に転じるも、デロッシにとどめを刺された。FKからの強シュートは壁の端に立っていたアンリの足に当たりコースが変わる。GKクペは逆を取られネットは揺れた。遅攻になってもシュートにまで漕ぎ付けられる力強さをフランスは見せ付けるも、決定的なベンゼマのコントロールシュートはGKブフォンに弾かれる始末。ゴールは遠く、決勝トーナメントには進めず。グループリーグで姿を消す結果となった。勝利を得たイタリアはオランダがルーマニアを下したことで、辛くも荷物を纏めて帰国する事態を免れた。コロコロとメンバーとフォーメーションをいじったドナドニ監督の采配が奏功したとは言い難いが面目は保った。
ユーロ2008 グループC フランス0-2イタリア @チューリヒ
<フランス>GKクペ、DFエブラ、アビダル、ギャラス、クレルク、MFマケレレ、トゥララン、リベリー(→ナスリ)(→ブームソン)、ゴブ(→アネルカ)、FWアンリ、ベンゼマ
<イタリア>GKブフォン、DFグロッソ、キエッリーニ、パヌッチ、ザンブロッタ、MFガットゥーゾ(→アクイラーニ)、デロッシ、ピルロ(→アンブロジーニ)、ペロッタ(→カモラネージ)、FWカッサーノ、トニ
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: EURO2008 グループC@フランス対イタリア
このブログ記事に対するトラックバックURL:
- 新着記事
- カテゴリー
- Pages
- Comments
-
- TrackBacks
-
- Tags
- Feed
- Search
-
コメントする