ホーム > 2008年7月

イチローの意外な自己生成術

2008年7月31日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

イチローの日米通算3000本安打を見逃した。

内藤大助と坂田の防衛に、亀田の乱入もみはぐれた。

 

テレビを点けた時にはイチローが打席に立っていた。

解説と実況が妙に静かだったことに違和感を抱く。

回は進んでいたのだ。

そして、イチローは第1打席で記録を達成してしまっていた。

落胆した。

しかし、3001本目。

新たな記録へのスタート、第一歩は目にすることが出来た。

 

ピート・ローズ氏の話、イチローの会見は共に興味深かった。

ローズ氏の提言は的を射ている部分もあるし、若干のやっかみも含まれているようで、まだまだ“現役”であるような、イチローのライバルであり続けたいような、野球人としての矜持が感じられた。

日米通算の記録であることを問われたイチローは、安打を打つペースがアメリカに来てからの方が速いことを強調し、日本野球のレベルが決して低いわけではないと下地を作ってくれた母国への愛情と愛着を述べた。

他人から盗む。自分から生み出すことはない。これは意外な発言だった。独自の理論構築には他人が深く関与していたとは。

ローズ氏はイチローがアメリカで2000本を打っていないことから手放しで偉業を祝福はしていないが、実力は素直に認めている。

大打者2人の言葉には旨味がたっぷりと含まれていた。

ご馳走様でした。

張本氏の日本記録、ローズ氏の世界記録。

イチローを駆り立てるものが存在する限り、飽くなき挑戦と自己研鑽の日々は続いていくのだろう。

いじめかっこわるい

2008年7月30日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

内藤大助物語にほろり。

かあちゃんがよかった。

やっぱり男はマザコンでないと大成しないね。

ビートさんもそうだし、リリーさんもね。

ちなみにオイラも。

いろいろあるけどかあちゃんは嫌いになれない。

潜在的な意識に刷り込まれてるのかな?

 

平塚の事件。

今年、取材で訪れた駅だけにショックだった。

八王子といい。

物騒な世の中だ。

気をつけないと。

遠征が多いだけに。

北京五輪壮行試合:日本対アルゼンチン

2008年7月30日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

カウンターからアグエロが打ち込んだクサビを受けたディマリアが粘り、反転してからのシュートでネットを揺らす。雷雨により後半39分に中断されて試合は、そのまま中止となる。本大会前、最後の壮行試合で日本は前回王者アルゼンチンに敗れた。

オーバーエイジ枠のリケルメがFK、流れの中から好機を演出して先手を奪いに掛かるも、日本は辛うじて耐え凌ぐ。序盤の危機を脱すると、FKから日本もトップ下で起用された谷口が詰めるなどゴールに迫った。右サイドでは内田が高位置に顔を出し、ドリブルで仕掛けてはイニシアチブを握った。ワントップの豊田は背後からのプレッシャーに打ち勝てず、ボールの収まりが悪かった。中盤で引っ掛けても攻守の切り替えが遅く、アルゼンチンの帰陣も早かったことで、中央からの崩しは叶わなかったが、サイドでは日本が優位に立った。両サイドにボールが入るとスピーディかつダイナミックな攻撃が見られたが、好機には繋がらない。ラインを下げてアルゼンチンの攻撃に対応した守備は破綻することなく、相手を苛立たせた。前に出て行く力は失われたが、それは戦前から織り込み済みだっただけに、45分をスコアレスの内容は日本としては想定内だった。

リケルメが調整段階にあることから本来の迫力に乏しかったアルゼンチン。しかし、後半はリケルメを経由した展開が増えるに連れて日本を押し込み始める。中央から上手くパスを回されては、サイドを有効に使われた。自陣ゴール前で守るシーンが目に付く。アルゼンチンにとって脅威だった内田が前に出られなくなったことが、日本劣勢の象徴だろう。敵陣へ容易に入り込めなくなった日本であるが、前掛かりのアルゼンチンの裏を取るカウンターが決まりだす。。香川のドリブルでの仕掛けから本田圭祐がクロスバー直撃の惜しいミドルを、FKから梶山がボレーシュートを、内田のグラウンダーのクロスに豊田がスライディングシュートを放つなどした。攻守の切り替えはスムーズになり、好機を生み出すが、したたかなアルゼンチンに陣形が僅かに崩れた隙を突かれ失点を喫する。試合巧者ぶりを見せ付けられた。

ワントップに配された豊田であるが競り合いでは尽く敗れた。恵まれた体躯を活かせず、ボールを確保できなかった。森本も収まりはさほどよくはないが、動きの質は豊田よりも優れている。レギュラーを奪取するほどのプレーは披露できなかった。4-5-1のトップ下に入った谷口も守備を意識し過ぎたのか、飛び出しやボールを預かる作業が足りなかった。フィジカルで引けを取らなかっただけに、もっと高い位置で勝負できればストロングポイントである左右のサイドを活性化できたはず。ここも傷が癒えれば李が務めることになるだろう。左サイドは攻撃的に行くならば安田、守備的ならば長友とはっきりしている。CB水本のパートナーは対戦相手により吉田と森重をローテーションするのではないだろうか。コンビネーションはどちらと組んでも極端に落ちることはない。

本調子には程遠いアルゼンチンにポゼッションされながらも失点を1に抑えたことには一定の評価が与えられる。ただし、負けたことも事実。敗戦により勝点1すら得られなかったことになる。守備に軸足を置きながらいかにゴールを奪うか。グループリーグを突破するための課題が突きつけられた。

北京五輪壮行試合 日本0-1アルゼンチン @国立競技場

<日本>GK西川、DF安田(→長友)、水本、森重、内田、MF本田拓也、梶山、本田圭祐(→岡崎)、香川、谷口、FW豊田(→森本)

<アルゼンチン>GKウスタリ、DFサバレタ、モンソン、ガライ、バレハ、MFマスケラーノ、ガゴ、リケルメ、FWディマリア(→ソサ)、アグエロ、ラベッシ(→アコスタ)

フォト・ステーション@栃木SC通信

2008年7月30日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

j1.JPG

オフィシャルの仕事に追われて細部までリサーチできず。

トラックはサッカー観戦に不向きであることくらいしか分からなかったかな?

プレスルームはメチャクチャ広かった。

囲み取材の場所は空調が利かなかったため、監督も取材陣も汗だくだった。

 

 

 

j2.JPG試合前にスパイクの手入れ。

勝ったチームは弄らないのが鉄則だが、前節スタメンの向慎一は外れた。

先発した鴨志田誉は横パス、バックパスと縦への勝負パスを入れられなくなってきているだけに、向の推進力が、強気な姿勢がジェフリザーブズ戦では有効だったのではないだろうか。

結果論になってしまうが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

j3.JPG
ジェフはショーパスを放棄した。

ならば深澤幸次、稲葉久人、石舘靖樹でボールの供給源にプレスを執拗に掛けても面白かった。

スカウティングの段階でロングボールを蹴ってくることは分かっていたのだから。

蹴り合いに弱いのならば、弾き返す力が劣っているならば、蹴らせないのもひとつの手だろう。

 

 

 

 

 

 

j4.JPG序盤、岡田佑樹からのロークロスをダイレクトシュート。

フリーだっただけにトラップしてからシュートという選択肢もあった。

あの好機を決めていれば前期同様にゴールラッシュに繋がっていたかもしれない。

守りを固めてくる相手に対して早い時間帯でのゴールが欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

j5.JPG行きのタクシー内で運ちゃんが嘆く。

「ジェフも蘇我に移っちまったからねえ」

でも、学生が昔と異なり最寄の五井駅から臨海競技場まで歩かなくなったことで、大打撃には至っていないとか。

軟弱な学生を非難する一方で、助かってもいるようだ。

臨海はジェフの過去の遺産のような印象を抱いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

j6.JPG珍しくメディアの取材を受ける際、困惑した表情を見せた。

ここ3試合で7失点の内容では、無言で立ち去りたい心情も理解できる。

しかし、誠実にチーム状況、胸を内を語ってくれた。

成長を遂げるには今の試練を潜り抜けなければならない。

ふてぶてしいぐらい逞しくなってくれることを川鍋良祐には望む。

 

 

 

 

 

 

j7.JPG
久々のマッチアップ。

五分に渡り合えたが、状況が状況だっただけに楽しくなかった。

失点シーンは映像を見返したが、岡田佑樹ひとりの責任ではない。

Pボックス内、1対2の数的不利の応対は、カンナバーロでも容易ではないだろう。

同点弾はチーム全体のミスだったと改めて思う。

岡田本人は攻撃に関して課題を口にしていたが、アグレッシブにサイドを疾駆していた。

ことに後半は。

佐藤悠介のゴラッソゴールの起点も岡田のフィードからだった。

全体的なパフォーマンスは悪くなっただけに、失点に絡んでしまったポジションにいたのはアンラッキーとしかいいようがない。

でも、俯くなよ、振り向くなよ。

キミは美しい。

j8.JPGドローの解釈は難しかったようだ。

試合後のスタンドからは激励の声が聞かれなかった。

そのメッセージを、どう受け止めるか。

MIO戦、選手達の答えを楽しみにしたい。

強い気持ちを持って戦わなければならない@栃木SC通信

2008年7月29日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

r1.JPG

・落合正幸

「結果が全てなので残念。勝点3が取れなかった。今週は1週間、守備のトレーニングをしっかりできた。意思統一はされていたと思う。でも、1-0で勝ちきれなかった。セットプレーを早く蹴ってくることは情報として入っていた。(防げなかったのは)選手のミスです。前半はCKも多かったがある程度、集中して守れていた。ひとつのミスから失点してしまった。繰り返しになりますが、情報が入っていた分、ピッチで表現できなかったのは残念です。(後半序盤の入りはよかったが、失速してしまったが)決定的チャンスはなかった。一人ひとりがスリッピーでも止めて蹴ることをプレッシャーを掛けられてもやることが大事だと思う。弱気になることで周りも下がってしまう。個人のところで、攻守で優位に立たないとチームとして優位にはならない。強気にボールをもらい、サポートに回る。一人が来ても体を入れればボールは取られない。チーム全体として余裕を持たないといけない。もっともっと僕自身もやらなければならない。守備から(攻撃に移る際)休む時間が長かった。取った瞬間に開いたり、サポートに入るなどの動作が守備一辺倒になったことで、守備に神経を割いたことで足りなかった。ボールを取ることに一杯一杯になってしまった。一人来ても大丈夫だと思えるような余裕があれば、ボールも落ち着いてくる。やる姿勢を、行動に移していきたい」

・佐藤悠介

「今のチーム状況を物語っていると思う。1点では勝てない。踏ん張りきれない。1点が取れなかった。1-0で勝ち切れないゲームだった。それが続いている。隙を見せてはいけない。一人ひとり僕自身も含めて今日のゲームで学んだことを活かしてカタチにする。力のあるチームではない。成長はしているが、胸を張ってJリーグへ行けるチームではない。切り替えなければいけないが、口で言うのは簡単なこと。休み明けからもう一度、監督から求められていることを、オチ(落合)、バリ(小針)、若い選手と違うが何を求められているのかを再確認したい。そこが少しぶれている。引きずらないことですね。難しいゲームになると思うが、いいチーム状態にして次を勝ってホームに戻りたい。(ゴールシーンを振り返って)いいゴールだったけどチームが勝たないと意味がない。強いチームじゃないよね。一人ひとりの選手に力がない」

・小林成光

「リスタートを早くやられた。一瞬の隙、マークがズレタのは自分の責任。付いていかなければならなかった。今日は対人プレーで負け、こぼれ球がずれたことで拾われるなどした。(攻めあぐんだ原因は)流れの中でサイドにボールが入らなかった。前半と違い抑え気味にやり始めたことでボールが回らなかった。難しいが・・・勝っていたことでセーフティにやろうとする部分と早くボールを動かす部分が紙一重だった。しっかり前を見ていたら起点ができていたと思う。安全なプレーになってしまった。失点の1点だけが悔やまれます」

・川鍋良祐

「ファウルをした後の切り替えが遅く失点してしまった。ジェフはリスタートが早いと分かっていた。自分の力不足です。自分達のミスでリズムを崩してしまった。2試合で6失点。『0で抑えよう』とチーム全体で意思統一は出来ていた。それでも1点を取られてしまった。気持ちを切り替えて戦っていきたい。(具体的に守備で意識した点は)ハシラさんが言っていたのは連動してブロックを作ること。流経戦では一つ一つズレてしまい個人でやられてしまった。ズレを少なくしようと。ブロックは作れていた。ミスで崩れた。ピンチは少なかった。切り替えの部分が遅い。DFがしっかり跳ね返さなければならない。課題は一杯ある。後ろは強い気持ちを持って戦わなければならない。自分は足りていないと思う。相手に負けない、跳ね返す力を身に付けたい」

・岡田佑樹

「何本もやられたわけではない。あの失点だけだった。集中力が途切れてしまった。90分、途切れさせないようにやりたい。動きは悪くなかった。でも、結果はドロー。結果が何よりも大事だと思う。最近は点を取られているので、次は絶対に0に抑えて勝たなければならない。(試合前に心掛けたことは)3失点していたので守備でやられないように個人、チームで意識した。(声を張り上げる姿が印象的だったが)体は動けていたのに決定的な仕事ができなかった。上がったからにはゴールに絡みたい。カバーリングは意識したし、1対1も前回、前々回の反省を活かそうとした。(失点シーンを振り返って)集中が一瞬だけ途切れた。その前の展開でボールを取ったり、取られたりの繰り返しだった。集中してこっちのボールに出来ていれば・・・。前後半はこっちのペースでボールを回せていた。DFラインの前でボールを取れていたので凄く楽だったが相手が蹴ってきたことで対応が難しくなった。(JFL特有の戦い方に順応しきれていない部分があるのでは)ピッチが滑り、狙っていなくても偶然にボールが繋がることがある。失点は取られて方も悪かったが、パックして守れていればよかった。フリック(頭でロングボールを背後にすらすプレー)とかギャンブル的なボールに怖さを感じる部分がある。CK、FKに怖さがある。完全に跳ね返せているわけではないから。ロングボールを跳ね返せる力は(相手と自分で)五分五分。自分が強くなることで安定感のある守備をしたい」

『過剰な守備意識が殺いだ躍動感』@栃木SC通信

2008年7月28日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

013.JPGFKから集中力が途切れたことより喫した失点を悔やむ一方で、「1点では試合展開は分からない。1―0の状態で取っておきたかった」と、柱谷幸一監督は次のゴールが遠かったことを嘆きもした。

栃木SCもジェフリザーブズ(以下、ジェフ)も、堅牢な守備ブロックを構築したことで、前半はゴール前の攻防が極端に少なかった。両者ともに手堅く試合を進めたことで見所に乏しかったが、35分に佐藤悠介の個人技でジェフの守備網をぶち破り、先制する。数少ない好機をゴールに結んだ。

ここ数試合の失点数、不得手のアウェーという状況を考慮すれば、僅差では勝ち切れない、との思考が働くのは道理である。2点目を狙いに後半頭から攻めに打って出る。大人しかったジェフとは対照的に、栃木SCはじわじわと圧力を掛け、雌雄を決するゴールを奪いに行った。ゴールへの意識は格段に高まったがシュートを浴びせられず、中盤に差し掛かるとペースダウンしてしまう。試合開始前からしとしと降っていた雨が上がったはいいが、止んだ途端に今度は湿気が急上昇。いくらフィジカルに分があるとはいえ運動量は落ちる。勢いは削がれた。

なるほど、体力の低下は動かし難い事実だった。足取りは重くなっていた。しかし、拙攻の原因はスタミナの消耗に限ったことではない、と落合正幸は言う。

「弱気になってしまったことで周りが下がってしまった」

スリッピーなグラウンドでしっかりとボールを止めて蹴る作業が、プレッシャーに晒されても出来なかった。メンタル面で守りに入ったことが決定機を生み出すことを阻んだ。「ボールを取った瞬間に拡がる、受けに行く、サポートに入るなどの動作が足りなかった」。

そして、落合はこうも言っている。

「守備から(攻撃に移る際)休む時間が長かった」

効率のいいカウンターを繰り出しはしたが、ゴール前に顔を出した人数は数えるほどだった。「ボールを取ることに一杯一杯」。守備一辺倒になったことで、カウンターから鋭さは失われた。つまり、守備に神経を割いたことが、攻守の切り替えに時間を要するという弊害に繋がってしまった。0に抑えよう。意思統一はいつしか強迫観念に摩り替わり、出足を鈍らせた。

途中からピッチに立った小林成光は、ボール回しから微妙な気持ちの揺れを感じ取っていた。リードしていることからセーフティに試合を押し進めるのか、それともリスクを冒して追加点を取りに行くのか。方向性が定まっていなかったことで、好機を演出するような仕掛けができなかった。「しっかり前を見ていたら起点が出来ていたはず。安全なプレーを選んでしまった」。前への推進力が働かないはずである。

連続失点を食い止めなければならない。過剰なまでの守備意識は破綻をきたしはしなかったが同時に、攻撃から躍動感を損なわせもした。

攻守におけるバランス感覚は難しい。オープンな展開から失点をしなかったとはいえ、無失点に封じられなかった。1点は手にするも、2点目は掴めなかった。現状では1点を守りきることは容易ではない。だからといって撃ち合いを挑み、大雑把な試合が続くようでは自信喪失気味の守備陣の再構築は図れない。実に悩ましい。

キャンプから取り組んできたチームコンセプト―失点をせずに僅かな好機を決め切るという原点に再び立ち返る時期なのではないだろうか。中断期間に修正を行えばいいと悠長なことはいっていられない。横河武蔵野FC、HondaFCと譲れない難敵との対戦が控えているからである。

「一人ひとり僕自身も含めて今日のゲームで学んだことを活かし、カタチにしなければならない」(佐藤)

時間は待ってくれない。

「集中しなければならないというよりも、(課題を克服するために)行動に移す姿勢を持たなければならない」(落合) 

火曜日、平出のトレーニングから正念場に向けた戦いが始まる。  

戦評:対ジェフリザーブズ戦@栃木SC通信

2008年7月28日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

016.JPG虚を衝かれた、わけではない。スカウティングの段階で頭の中にはインプットされていた。相手がセットプレーを早く行ってくることを。つまり、全く予期せぬ攻撃だったわけではない。だからこそ、歯がゆく、もどかしさは募る。

「セットプレーを早く蹴ってくる情報は入っていた。情報が入っているのにピッチで表現できないのは、選手のミスだと思う」

落合正幸は歯を噛んだ。

後半34分、FKからのクイックリスタートに戸惑う。対応しきれず、ゴールネットは揺らされる。警戒心は僅かに薄れ、それは大きな痛手となった。

2試合で計6失点。修正するべき課題は明確だった。当然ながら今週のトレーニングは守備に重点が置かれた。マークのズレを確認し、改めて1対1の勝負では絶対に負けないことも肝に銘じた。必然的に決壊している守備陣だけではなく、チーム全体の守備意識は高まった。

「組織としては破られなかった」(柱谷幸一監督)

流れの中から崩されたシーンは皆無だった。前半29分、後半1分と好機を作られはしたものの、それ以外はほぼ磐石だった。築き上げたブロックは強度を保ち、攻撃をしっかりと跳ね返せていた。

しかし、ゴールを2度も脅かされたのはセットプレーとその流れからだった。リスタートに対する守備は覚束なかった。フリーでダイビングヘッドを許し、競り合いで後手を踏んでは、どうしたって屈強なイメージは湧いてこない。右サイドバックの岡田佑樹はこんな風に感じている。

「CK、FKに怖さを感じる。完全に弾き返せているわけではないから」

好印象を抱けないセットプレーからの失点に岡田は絡んでしまう。「あそこはオカの判断ミスだった」。失点シーンを振り返りながら指揮官はあえて岡田の名を挙げた。個人に責任を押し付けるには、あまりにも酷な状況だった。「マークのズレは自分の責任だった」と右サイドでコンビを組んだ小林成光が話す通り、周囲の準備は整っておらず、集中力の欠如が失点の要因だったからである。非は岡田ひとりにはない。

ボールが蹴り込まれた瞬間、状況は1対2と数的不利だった。走り込んできた選手に、ボールに釣られてしまうのは致し方がないことである。ゴールを決めた選手のマークを外してまで競りに行った岡田の選択は、大きな間違いだったとは言い切れない。それでも、柱谷監督は「一発でクリアできないならば、中途半端なポジションをとるべきだった」と注文を付けた。相手選手2人の間に位置していれば味方のサポートを待つ時間を稼ぐ、或いはトラップした時にチャレンジに行けたかもしれない。そう考えているからである。困難な状況でも対処可能な能力を兼備しており、カバーリングに優れている岡田であれば防げたはず。そう思い至ったからこそ厳しい発言に繋がったに違いない。無理な選手に高い要求はしない。

辛辣な言葉をぶつけられた岡田は言う。

「ロングボールを跳ね返す力は(相手と自分で)五分五分。自分が強くなることで安定感のある守備をしたい」

常に進歩を遂げるための向上心が絶えることはない。零封できない守備の
特効薬はない。結局のところ最終ラインの不安定さは個を伸ばすことでしか解決できない。一人ひとりの心身両面での逞しさがユニットとしての機能を高める。


好対照なチーム同士の対戦となった。ホーム全勝の栃木SCと、未だホーム未勝利のジェフリザーブズ(以下、ジェフ)。

瓦解している守備陣の立て直しを図り、勝利も持ち帰りたい栃木SCの布陣は、GK小針清允、DF斎藤雅也、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田、MFは底に落合正幸、鴨志田誉、左に佐藤悠介、右に高安亮介、FWは上野優作と横山聡が並んだ。向慎一に代わり鴨志田が先発に復帰した。

18人の平均年齢が20.7歳のジェフは、4―4―2の変則4―5―1だった。

鴨志田が中盤の底から果敢に前に出る。トップ下のようなポジションを取った。前線へのサポート意識は強く、慎重ながらもリスクを冒すことも忘れなかった。ボランチラインでボールを引っ掛けては、サイドチェンジで高安をスペースへと走らせた。

「ジェフの守備は強かった。CB2人には強さと高さがあった」と柱谷監督。ショートパス主体の攻撃は序盤だけ。その後はリトリート(帰陣して陣形を整える)してスペースを埋めたジェフ。守備に比重を置く。2トップにべったりと張り付き、起点を設けさせなかった。中央を固め、ボールが集められた高安のドリブル突破も阻んだ。栃木SCは攻めあぐんだ。

栃木SCも同様の試合運びをする。守備組織はジェフの攻撃を寸断し続けた。互いに失点しないことを心掛けたことで試合は膠着する。共に好機は一度ずつだった。

些か退屈な試合を動かしたのは、個の力だった。2トップが確保したボールが左へと叩かれ、佐藤が1対1を楽々と制し、振り抜いた左足からのシュートは逆サイドネットへ突き刺さった。間合いを計り、躊躇いなく一太刀で仕留める。鋭さはまさに剣豪のようだった。再三、味方から供給されるボールを追っ掛けた高安がモモを痛めて退場(小林が交代出場)。アクシデントに見舞われるも、前半35分の先制点を保持したまま45分を折り返す。

後半開始早々にFKから窮地を招くも、GK小針がヘディングシュートを弾き出す。難を逃れた栃木SCは人もボールも走るようになり、佐藤が試合をコントロールしたことでイニシアチブを握る。ショートカウンターを効率的に繰り出した。だが、アタッキングサードにまで持ち込むも肝心のフィニッシュに至らない。左からの良質なクロスから上野が追加点を狙うも、ジェフDFも粘ったことで決定機とはならず。逆に一瞬、生じた隙を衝かれて同点とされる。素早いFKから山中誠晃が潰れ、こぼれ球をPボックス内でフリーの堀川恭平が流し込んだ。

振り出しに戻されるも、気持ちが萎えることはなかった。岡田は無尽蔵のスタミナで何度も右サイドを駆け上がり、佐藤は左から危険なクロスを届け、鴨志田はボール奪取から前に飛び出す。が、残念ながらシュートには結び付かなかった。カタチは出来るもシュートを打ち切れない展開が繰り返され、ロスタイムの3分が過ぎ去った。ドローという結果が残り、勝点2を取り損なった。

「今のチーム状態を物語っていると思う」

総括を求められた佐藤は、そう述懐する。栃木SCの今とは。「1―0では勝ち切れない」「踏ん張りきれない」、すなわち「力のあるチームではない」ということになる。オブラートに包むことなく佐藤は言い切った。

「胸を張ってJへいけるチームではない」

佐藤は成長を感じ取ってはいるが、一方で首位のチームが有する風格が伴っていないとも思っている。足りないものを手のするために再度、「監督から何を求められているのかを確認する」必要性を説いた。そして、それがぶれているようでは、求められていることが理解できないようでは本物の強さは身に付かない、と付け加えた。

上に行くためには、まだまだ多くの苦難が待ち受けているようだ。

JFL後期第5節 ジェフリザーブズ1―1栃木SC 観衆1017人 @市原臨海競技場

〈ジェフリザーブズ〉GK大河原弘樹、DF安川洋介、宇野勇気、田中淳也、李智星、MF蓮沼剛、中原浩介(→山中誠晃)、金正旭、鳥養祐矢(→平田直也)、FW乾達朗(→加藤韻)、堀川恭介

〈栃木SC〉交代:高安(→小林)、横山(→石舘靖樹)、上野(→稲葉久人)
  

対ジェフリザーブズ戦@栃木SC通信

2008年7月28日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

前半:0-1。

後半:1-0。

ファイナルスコア:1-1。

得点者:佐藤悠介(栃木SC)、堀川恭平(ジェフリザーブズ)

セットプレーから同点にされドロー。

順位:首位(勝点51)◆2位:HondaFC(勝点47)

※乗り継ぎ乗り継ぎでたった今、帰宅しました。レポートは夜中にアップしたいと思いますが、コラムは・・・ちょっと遅れそうです。申し訳ありません。お疲れ様でした。

歌い出し

2008年7月26日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

やっぱり間違ったでしょ?

aiko。

昨日のMステのラストで謝ってたもんね。

『KH』の入りをど忘れしてた。

聞き間違い?

いやいや、aikoのちっちゃなミスでした。

今日の『ボーイフレンド』に『KH』も最高だったわ。

『花火』が聞けなかったのは残念だけど。

ミスチルの『HANABI』もよいよ。

なんかね、『落下する夕日』を読んだ後、すぐに『KH』聞いたからaikoが小悪魔に見えた。

夏の風が頬に当たった時の横顔がたまらなかったわ。

入り込んでたね。

いいライブでした。

逗子に足を運びたくなった。

全然、似合わないだろうけど。

aikoの今日のTシャツは黄緑。

やっぱり、栃木SCが好きなんだ。汗

『落下する夕方』

2008年7月26日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:江國香織 満腹度:☆☆☆

擬音が凄く心地いいんだな。そして、参考になる。いつか使わせて頂きます。魅力的な女性は不思議ちゃんでちょっと間隔がずれていないと駄目なんだろうね。これはフィクション、ノンフィクションに関わらず。非日常を提供してくれるからこそ男は全てを投げ出して飛び込んで行くんだ。その気持ち痛いほど分かる。人生で必ず2人は、そんな小悪魔的な女子に会っていて、大半は傷を負っているはずだから。女子に掌の上で踊らされて。本作が面白いのは女性も小悪魔の虜になってしまうことだろうね。父性と母性の関係性は実に興味深い。

プレーバック:対ジェフリザーブズ戦@栃木SC通信

2008年7月26日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

試合序盤、悪質なファールにより小林成光は左膝を痛める。ピッチに戻ることは困難なほどの状態だった。柱谷幸一監督の頭の中には選択肢が2つ用意されていた。ひとつはボランチの向慎一を右ワイドに回し、代わりに久保田勲を投入する。もうひとつは小林のポジションへ、そのまま深澤幸次を入れる。指揮官が選んだのは後者だった。中盤の守備が安定したいたことが、攻撃的な深澤を送り出す決め手となった。結果として、この交代が奏功する。

「深澤選手が交代で入ってから嫌だな、と。中盤とDFラインの間でセカンドボールを拾われ、流れを持っていかれてしまった。両チームを通じて一番のストロングポイントになっていた」

ジェフリザーブズ・越後和男監督は賛辞を惜しまなかった。敵将から最大級の褒め言葉をもらった深澤。突然のアクシデントにより巡ってきた機会にも動じる様子はなく、すんなりと試合に溶け込めた。交代の時間帯がアップからそれほど経っておらず体が温まっていたこと、「もしかしたら行くかも」と心の準備が出来ていたことが小さくなかった。

「中でプレーしろ。守備の時だけ右に戻ればいいから」と柱谷監督から指示を受けた深澤は、ボールに噛み付いた。果敢な姿勢が推進力を働かせることに拍車を掛ける。「FWの近くでプレーすればゴールを取れる。それを意識しました」。緻密なスカウティングが実を結んだ。追加点となるゴールを叩き込む。「狙い通り?そうですね」。深澤は照れ笑いを浮かべた。

怪我の功名。傷を負った小林には気の毒だが、深澤は相手にとって厄介な存在となり、勝利に一役買う。この日のテーマであった「アグレッシブさ」を見事に体現した。

敗戦の傷跡は残った。週明け、重い空気が漂ったという。しかし、日が経つに連れて、徐々にモチベーションは回復し、集中したトレーニングを積むことができ、気持ちの切り替えが図れた。攻撃面では連動性、決めきる力。守備面ではセットプレーへの対応。浮き彫りになった課題が明確だったからこそ、次のゲームへ向けて整理ができ、万全の準備が行えた。連敗は避けたい栃木SCの布陣は、GK小針清允、DFは左から斎藤雅也、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田佑樹、ダブルボランチに向と落合正幸、左ワイドに佐藤悠介、右ワイドに小林の中盤、2トップは上野優作と横山聡でスタートした。

苦杯を舐めた流通経済大学に負けず劣らず、ジェフのスタメンも平均年齢が低かった。10代の選手が4人も名を連ね、控えの金井涼太に至っては15歳。2戦続けて若さに押し切られるわけにはいかない。

開始3分、ジェフのFKを跳ね返すとカウンターが発動する。向から横山聡へとスムーズにボールが渡った。これを足掛かりに、栃木SCは前傾姿勢をとる。2トップは背後から上手くボールを誘引し、向は積極的な攻撃参加を繰り返す。クロスに対するPボックス内の人数も揃っていた。リスクを背負うことを覚悟して前に出た。

小林が足を痛めて早々に退場するも大勢に影響はなく、14分に岡田の右クロスから横山聡がダイビングヘッドを突き刺す。ついに、待望のゴリダンスを披露する時がやってきた。陽気な一面を見せた一方で、横山聡は焦りやプレッシャーを感じたことを吐露した。「ラストチャンスという思いがあった」。悲壮感が今季初ゴールを引き寄せた。

前節、不足していたゴールへの意識が先制点を呼び込んだ。守備陣も反省を生かす。ラインを高めに保ち、全体を圧縮する。「クサビを潰せた。足元のボールを跳ね返せたことで、自分達のリズムに持っていけた」とは川鍋。ショートパスを軸にしたジェフに思うような攻撃をさせなかった。窮地はカットインから朴宗眞にシュートを打たれたシーンのみ。

先手を取り、一息ついた栃木SCだが、上野と横山聡がゴールに襲い掛かり、40分に追加点を奪う。佐藤のクサビを受けた上野がスルーパスを通す。反応したのは深澤。GK瀧本雄太を交わし、無人のゴールへ流し込んだ。その後、向のロングシュートが枠を捕らえるも、GKとクロスバーに阻まれる。決定的な3点目を得られなかったが、イニシアチブを握り続けたまま45分を折り返す。

後半頭から圧を強めるジェフに対し、耐え凌ぐ時間帯が続く。高田健吾のロングシュート、乾達朗の至近距離からのシュートに肝を冷やされるも、GK小針が決死のセーブで難を逃れた。

「決めるべきところで決めきれなかった」

越後監督は2つの絶好機を逸したことに触れ、決まっていれば状況は変わっていたかもしれない、と嘆いた。

打ち止めのジェフと交代するように、今度は栃木SCが攻勢に回る。佐藤のシュートをお膳立てし、自らはジャンピングボレーを放つなど向の機動力は落ちなかった。対流通経済戦、不本意な途中交代がプラスに作用した。リードを保持していても守りに入らなかった栃木SCは、39分に再び岡田と横山聡のコンビでゴールネットを揺らし、CKを川鍋が頭でねじ込みゴールショーを締め括った。個々に芽生えた危機感が望外の4ゴールを生み出し、勝点3を掴み取った。

「1敗した後の1勝は大きいが、34分の1に過ぎない。何も達成していない。次が大事」

結果に内容が初めて伴った今季のベストゲームにも、落合は安堵することはなかった。むしろ、経験則から快勝後の次のゲームは「だらける」可能性があることを指摘し、気を引き締めて臨むべきだと説いた。

慢心や驕りが入り込む余地はない。

JFL前期第9節 栃木SC4―0ジェフリザーブズ 観衆4102人 @栃木県総合運動公園陸上競技場

〈栃木SC〉小林(→深澤)、上野(→松田正俊)佐藤(→久保田勲)

〈ジェフリザーブズ〉GK瀧本雄太、DF山中誠晃、田中淳也、川上典洋、鳥養祐矢、MF宇野勇気、高田健吾、蓮沼剛、乾達朗、FW朴宗眞、熊谷智哉

 

『重心』

でんと構える。中盤の底に。DFラインの前に。

重心がぶれることなく、バランスを保てていれば、望むような展開に持ち込むことは困難ではない。落合正幸の復帰によりチーム全体のパフォーマンスは向上し、多少のリスクは覚悟の上でゴールを目指すことが可能となった。

自分の持ち場を離れても、穴埋めをしてくれるはず。後ろに落合が控えていてくれることから生じる安心感は、少々臆病になっていた攻撃陣の背中を押した。上野優作と横山聡の2トップは意欲的にゴールを狙い、佐藤悠介と向慎一、そして深澤幸次は盛んに上下動を繰り返し、FWにより近い位置でプレーすることができた。都合4つのゴールが誕生することになるが、その背景には機転を利かせ、引き立て役に徹した落合が居たことを忘れてはならない。影響力は甚大である。

「チーム全体が安定しましたね。落ち着いて試合を運べていた。(ボールを)跳ね返すだけではなく、シン(向慎一)のよさも引き出した。周りが活きる。オチは必要な選手」

落合の存在感の大きさを、柱谷幸一監督はそう口にした。

対流通経済大学戦、1―2の敗戦の一因に挙がったのが、落合の不在だった。対ソニー仙台FC戦で負った右足の痛みは癒えることなく、欠場を余儀なくされた。

「中盤のDFの力強さが足りなかった」(柱谷監督)

フレッシュな選手の勢いを止める術を、経験の浅い向と久保田勲のダブルボランチは持ち合わせていなかった。良好な関係を築けず、DFラインとの連携も覚束なかったことで、バイタルエリアを起点に攻撃を組み立てられてしまう。前線から中盤へ下りて来たFWを捕まえて潰すのはボランチなのか、それともCBなのか。問題は解決しないままタイムアップを迎えた。

「試合に出るからには怪我を言い訳にはしたくない。(チームメートに)失礼のないように強い気持ちで臨んだ」

万全のコンディションではなかったかもしれない。しかし、ピッチに立つ以上は責任感を持ち、故障を抱えていても与えられた役割はこなす。パスコースを消す。打ち込まれたクサビをさばかれないようにCBと呼吸を合わせながら挟み込む。空中戦で引けを取らない。強くボールを跳ね返す。基本的な仕事を落合は卒なくこなした。

「高さがあり、守備的なので凄く楽ですね。DFだけでは対応しきれないところを、前で潰してくれる」

縦の関係にある川鍋良祐は、落合が目の前に居てくれることで守り易い、と証言している。

球際では絶対に負けない。局面での強さと狡猾さも際立った。

こんなシーンがあった。左サイドからのクロスをGK小針清允が弾いた。ルーズボールに群がる両チームの選手達。逸早くボールを確保し、体を入れることで相手をブロック。ファールを誘ったのが落合だった。2次攻撃の芽を摘んだ。「ボールを隠す」プレーは秀逸である。後半、劣勢に陥った際も、相手の勢いを殺ぎ、形勢を変えるべく、意図的にファールをもらっては時間を稼いだ。 人目を引くことはない。だが、地味に映るプレーの積み重ねが、ゆっくりと手綱を引いているのである。身を粉にして職務を全うする献身的な姿勢は尊く、個性的な選手が共存するチームには不可欠である。

その存在価値は小針、佐藤に匹敵する。柱谷監督が「チームの背骨」と位置付けたことも頷ける。 

超飛

2008年7月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

スーパーフライいいねぇ。

テンション上がるわ。

仙台に負けたことで次なる遠征時の時間潰しの曲を探していたので。

ちなみにこれまでは宇多田の新譜を聞きまくってました。

『虹色バス』でルンルンだったよ。

昨季は一回も負けなかったから、延々新幹線と飛行機の中では森山直太郎でした。

さすがに飽きたね。。。汗

カラオケに通っていたら歌詞みないでも歌えたわ。

おそらく。

それくらいに聞き込んだ。

俗に言う、「擦り切れるほど聞いたアルバムの」(byZARD)。

さて、もう一枚、絢香のアルバムもご試食しないと。

aikoはシングルなので2時間、3時間移動には厳しいからね。

サポート意識の改善を願う@U-23日本対U-23オーストラリア

2008年7月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

4-5-1の日本はワントップの森本と周囲とのコンビネーションに難があったものの、本田拓也と細貝のボランチラインでボールを引っ掛けられたことで優位に試合を進められた。押し込んではセカンドボールを拾い2次、3次攻撃を繰り出す。前線の選手のドリブル突破はオーストラリアにとっては厄介だったことだろう。本田圭祐が右の中盤、下がり目でゲームを作り、反対サイドの香川は左サイドの高位置に顔を出して起点を構築。攻撃的MFのバランス感覚は悪くなかった。しかし、吉田の緩慢なクリアから数的優位を保っていたにもかかわらずオーバーエイジのトンプソンにゴールを割られてしまう。ボールホルダーへアタックに行ってもよかったシーンだった。つまり、防げた失点だったといえる。先手を取られた日本だが序盤からみせたゴールへの意欲は衰えず、40分に同点に追い付く。内田のクサビを李がスルー。背後の森本が落としたボールを飛び込んできた香川が流し込んだ。勢いそのままに逆転を狙った日本は左から長友の折り返しから李、香川がミドルを放つがリードは拡げられなかった。

後半早々に肝を冷やされた日本だが、内田が右をえぐり交代出場の谷口がポスト直撃のスライディングシュートで盛り返すと、香川のスルーパスに反応した本田圭祐もゴールに迫るが左足アウトにかけたシュートは枠外へ。攻め手を見出せないオーストラリアに対し、攻勢の日本も決定機を演出できずに時間だけが過ぎた後半43分。途中出場の安田が左サイド深くまで侵入し、戻したボールを谷口がクロス。これを岡崎(本田圭祐と交代)が体をひねりながら頭で合わせる。無骨なプレースタイルと顔に似合わないテクニカルなシュートをねじ込んだ。互いに好機を作り出せず、膠着したゲームの雌雄を決する1点をマークした日本が勝利を掴んだ。

A代表では萎縮したのか存在が消えていた香川だが、同世代の代表ということもあり持ち味を発揮した。ドリブルで持ち上がれる力強さ、空いたスペースを見逃さずに柔らかいボールタッチから供給されるスルーパスは絶品だった。CKのキッカーも任され、ゴールにこそ繋がらなかったが、鋭いボールを入れていた。岡田監督、反町監督が惚れ込む理由が分かった気がした。

自らのミスから失点を招いてしまった吉田であるが、その後は下を向くことなくオーストラリアの高さに対応した。失敗を挽回するのは守備だけではないと、攻撃参加しては果敢にゴールを狙いもした。指揮官はハートの強さを選考理由のひとつに挙げていた。すぐにリカバリーできるメンタリティは大きな武器である。国際大会は致命的なミスにより俯きがちであるが(ユーロではムトゥがPK失敗により著しくパフォーマンスを落とした)吉田の負けん気は頼もしいばかりである。

ゴールに絡んだ森本であるが、まだまだチームにフィットしていない。森本自身にも問題があるし、サポートに入る選手にも課題が見て取れた。次の対アルゼンチン戦では少しでも改善の後が見られることを切に願う。

壮行試合 U-23日本2-1U-23オーストラリア @ホムスタ

<日本>GK山本、DF内田(→安田)、吉田、水本、長友、MF本田拓也、細貝(→梶山)、本田圭祐(→岡崎)、香川、李(→谷口)、FW森本(→豊田)

当選により落ちた運@ワンコインベッターの呟き

2008年7月25日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

totoが当選して以来、幸不幸の波が立っています。

当ててはいけないもんなんですね。

今回の当選によりはっきりと分かりました。

スポーツ界への小口寄付だと。

それでいいんです。

☆toto☆

柏対京都:2 京都のサッカーが観たい。

F東京対横浜Fマリノス:2 そろそろ勝たないと。拙いぜ。

川崎対名古屋:0 好調だけに。

磐田対東京V:1 FCポルトですか。バレーに続き・・・。

G大阪対大分:1 ここは難しいね。

神戸対千葉:1 G戦は惜しかったらしいが。

大宮対清水:2 ボレー職人が2ゴールかぁ。

新潟対札幌:0 番狂わせもありうる。

鹿島対浦和:1 今の勢いでは鹿でしょ。

仙台対岐阜:1 外人獲ったね。

水戸対福岡:2 分からん。

鳥栖対甲府:1 鳥栖、地味に健闘。

湘南対熊本:1 天皇杯はロアッソかあ。因縁深いねえ。楽しみだわ。

☆minitoto☆

神戸対千葉:1、大宮対清水:0、新潟対札幌:1、鹿島対浦和:1、仙台対岐阜:0

☆BIG☆

どうしてJ2はドローばかりなの・・・。ヒットエンドランかましたくなるわ。

ノースパイダー?

2008年7月24日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

お家に帰るまで蜘蛛の巣に引っかからなかった。

今日こそはノースパイダーでいける、と確信していたら軒下で絡まれた。

あ゛---------------------あ。

駄目だった。

記録を更新し続けてます。

はやく途絶えてくれ。

頼むわ。

 

西川問題。

プロだからねカードの計算もしなければならない。

ましてや不可欠な正GKだからね。

W杯予選、本大会なんて当たり前にやってるからね。

でも、それを表に出してはいけない。

言葉にしてはいけない。

ブログの恐ろしさを知る。

人のふりみて我がふり直せか。

時期尚早ではないと思うが

2008年7月24日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニングキャンプに参加する24名が発表された。

初キャップが4名、岡田体制になってからの新顔も並ぶ。

中沢の相方は闘莉王で決まりそうだが、故障が多いために中田浩二をCBと左SBで試すのでしょう。どれだけフィットするのか。ボランチでの起用は今のところ考えていないのでは。

香川に続き金崎と若手を入れて刺激を与えようとするやり方は面白いのでは。先ずは間近に迫った最終予選を突破しないと話しにならないのだけれど。中盤の構成では仕掛けていける小川と村井に期待か。縦へのスピード、クロスの精度に乏しいチームだからね。

FWは同タイプの選手が多い。玉田、田中、佐藤など。そろそろ引き出しの豊富な前田には軸になってもらいところ。ワントップには適任の人材でしょう。怪我がちなところが頭痛の種だろうね。大黒は先日、目にしたが動きは鋭かったし、ゴール前での嗅覚も衰えていなかった。時期尚早ではないと思うが。

GK:川口能活、楢崎正剛、川島永嗣

DF:中澤佑二、中田浩二、高木和道、田中マルクス闘莉王、駒野友一、阿部勇樹

MF:村井慎二、中村憲剛、鈴木啓太、山瀬功治、青木剛、今野泰幸、小川佳純、工藤浩平、柏木陽介、金崎夢生

FW:玉田圭司、大黒将志、前田遼一、佐藤寿人、田中達也

『ゲド戦記』

2008年7月24日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

満腹度:空腹

大丈夫だ、安心しろ。これは見なくても人生にたいした影響はない。ナウシカ、ラピュタ、ととろは見ないと人生が少しだけ変わってしまいそう。しかし、本作は見なくても全く問題ない。見ない方がむしろいいかもしれない。グロさを受け継いだのだろうが、安いホラー映画よりも怖いぞ。まあ中身は薄っぺらです。

自認

2008年7月24日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

田舎でバイトしてるから、知らず知らずのうちに訛っていた。

突然、ハッと気が付いたのよ。

かなり栃木弁に侵されていることを。

両親ともに県人だが不思議とオイラに訛りはなく、高校も他県からの「多民族国家」だったことで全くズーズー弁とは縁がなかった。

大学時代は都内の人?と言われていたくらいだったもの。

それがだよ、1年間ど田舎で働いたら感染しちまった。

あぁーーーーーーーーーー、ショック。

長年保持してきた共通語が崩れた。

でも、地方独特のイントネーションもいいものだよ。

と自分を慰める。

己をしっかり持たないと。

このままズルズルと引きずられていくだけさ。

負けるな、オレ。

NotKY,KH

2008年7月23日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

aiko.jpg

女心を綴ってんだけど、男の心にも響いて来るんだ。

歌詞が。

メロディが。

今回も素敵な言葉が並んでるね。

“指を追いかけた”(参照:線香花火)とかずるいから。

「KissHug」は何故か最初から泣けた。

映画の挿入歌だし、たいしたことないんだろうと意地悪な目線で見ていたが、やっぱりaikoだわ。

参りました。

どこまでもついていきます。

大失態

2008年7月23日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

DREAMライト級グランプリを制したのは“北欧の処刑人”ヨアキム・ハンセンだった。

本命の青木真也が敗れてしまったことは無念でならないが、実力者ゆえに納得もしている。

あの宇野薫を完封したことからベルトを巻くのではないかと思っていたが、フルラウンドを戦ったことによるスタミナの消費が敗因に挙げられるのだろうか。

相手のテリトリーに引きずり込まれても動じず、機を見て鉄槌を打ち込んだハンセンのタフなメンタリティが青木を上回ったともいえるが。

しかし、放送したテレビ局の大失態には驚いた。

決着が付く前にエンドロールが流れてしまったのだから。

あれはいただけない。

敗色濃厚とはいえ、まだ雌雄は決しておらず、ファイトした選手に対して失礼だ。

産声を上げたばかりの団体とはいえ、放送に関しては実績があるだけに、かなりの顰蹙をかうのではないか。

秋山は噛ませ犬に勝った程度。

ボコボコにされる、リスクのある対戦相手と戦おうよ。

先が見えている試合をしてもらってもつまらない。

ヒールキャラもいまいち確立されていない印象。

最早、総合に挑むプロレスラーに夢を抱けなくなった。

柴田には露ほどの期待もしていなかったけれど。

予兆

2008年7月22日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

蜘蛛の糸に好かれてます。

ここ数日、毎日ひっかかってます。

オシャレ坊主で頭頂部が尖がっているからではないでしょう。

オイラのアンテナに引っ掛かっても仕方がないのに。

なにかの予兆なのかな?

これだけ纏わりついてくるとさずがに気になるわ。

調べなきゃだ。

夢占いだといいことしかないのだけれど現実だからねえ。

嫌な予感。

いい人がいたらご一報を。

 

バレーが退団。

中東のマネーは強力だ。

次々と引っこ抜かれていく。

その後は消息は定かにはならないのだが・・・。

遅延:東京V対柏レイソル

2008年7月22日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

奥さんの出産により帰国したフッキ。代わりに国内復帰後初スタメンに起用された大黒が平本と2トップを組んだ東京Vは4-4-2。

前回の対戦で5-1と東京Vを蹂躙した柏レイソルはフランサをワントップに据えた4-5-1。北京五輪代表の李はトップ下に配された。

前線からプレスを掛けては奪ったボールをテンポよく繋いだ柏だがフィニッシュに至れない。大黒にボールを集めた東京Vは上手く背後を突けた。

ディエゴのスルーパスに反応した平本。左サイドをえぐり、折り返したボールに合わせたのは福西。リードした東京Vはその後も予備動作に優れた大黒が立て続けにゴールを脅かす。DFの前に一瞬で入り込む技術は錆付いていなかった。

前半終盤に負傷でフランサを失った柏は、GKがファンブルしたボールから李がシュートするもポストに嫌われ、後半早々の同点機を逸する。

鋭い攻守の切り替えからゴールに迫った東京Vは、カウンターからドリブルで持ち上がったディエゴのパスに再び平本が抜け出そうとしたところを古賀が阻止。古賀は一発退場となる。PKをディエゴが冷静に沈めて突き放す。

数的不利の柏だが圧を掛け、CKから大谷の低空ヘッドで1点差に詰め寄るも、アレックスの直接FKはクロスバーに弾かれ、その流れの中で李が放ったシュートはゴールネットを揺らすも直前にファウルがあったとして取り消される。懸命にゴールを狙った李。右クロスを頭で叩くがGK土肥の好守にあいゴールはならなかった。

大黒柱のフッキ不在の穴を補って余りある大黒のパフォーマンスは小さくなかった。ゴールは持ち越しとなったが、前線での存在感は抜群である。燻り続けている平本の刺激にもなることだろう。雪辱を晴らし、これから順位を上げていく態勢は整いつつある。

敗れた柏はフランサの負傷退場が響かなかったといえば嘘になるが、持ち前の豊富な運動量でゲームを壊さなかった。しかし、前線の力が足りずに好機をこしらえきれない。李が欠けることで、問題が深刻にならなければいいのだが。

J1第18節 東京V2-1柏レイソル @味の素スタジアム

<東京V>GK土肥、DF和田、那須、土屋、冨澤、MF菅原、福西(→大野)、柴崎(→福田)、ディエゴ、FW大黒(→飯尾)、平本

<柏レイソル>GK菅野、DF石川(→山根)、小林、古賀、蔵川、MF鎌田(→菅沼)、大谷、太田、アレックス、李、FWフランサ(→ポポ)

フォト・ステーション@栃木SC通信

2008年7月22日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

ryu8.JPG

むちゃくちゃ上手かった。

ペイントが。

やはり女子だ。

 

 

 

 

 

 

ryu9.JPG好きな選手の番号は?

そう問われると恥ずかしそうに「11番」と答えていた。

その他にも多数、11を書く人が。

石舘靖樹の人気は凄まじい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ryu10.JPG
グッズにペインティングにかち氷。

フル装備ですな。

キングサイズには「KING」の文字くらいは入れて欲しかった。

遊び心がないと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ryu11.JPG公式のトップ画像に使えなくてごめんよ。

力量不足。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ryu13.JPG
ベンチ裏に掲げられた2本のフラッグ。

メッセージに応える選手は頼もしい。

「松田ゴールだ」

誰もが願っていること。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ryu12.JPGグリスタ、林。

思い出されるのは昨季、遠藤雄二の渾身のヘディングシュートを阻まれたシーン。

あれが決まっていれば・・・。

この日は4失点と存在感を示せず。

横山聡との1対1は見応えがあった。

ニアを切り、シュートを弾き出した。

192センチはとにかくでかい。

恵まれた資質を生かして川口、楢崎の後を任せられるように成長して欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ryu15.JPG

2点目のゴールは宇多田ヒカル風に言えば「オートマティック」。

流れるような展開からのゴールはソニー仙台戦でも決まっている。

左サイドからの崩しは鋭さを増した。

「相手が強くなれば強くなるほど力を発揮する」と上野優作が語った佐藤悠介はゴール前でクロスに合わせるアグレッシブさを披露した。

気合十分だった。

 

 

 

 

 

 

ryu16.JPGクロスの精度が欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

ryu17.JPG
前線は上野優作が、中盤は佐藤悠介がイニシアチブを取っているだけに、DFリーダーの鷲田雅一にもラインを統率してもらいたい。

もっと出来るはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ryu19.JPG流経戦は聡の日だった。

序盤からキレキレ。

手がつけられなかった。

1点目のヘディングは秀逸だったなあ。

 

 

 

 

 

 

ryu14.JPG
機を見て駆け上がり、ゴール前まで顔を出したが、岡田佑樹の最終的な選択はスルーパスだった。

もっと果敢に打ってもいい。

前期の対FC刈谷戦では左足からカノン砲を放っているのだから、ミドルの精度もクロス同様に高いはず。

スペースを見つけドリブルで持ち上がり、前方にゴールが見えたら打つべし、打つべし。

どうしても目が行ってしまうのは守備。

流経戦も安定感抜群だった。

終盤、フレッシュな相手選手との追いかけっこでも負けなかった。

帰陣し、クリアしたプレーには拍手喝采ですよ。

「持ち味はスタミナです」

豪語するだけのことはある。

2試合連続マッチアップは叶わず。

どうもタイミングが合わないんだ。

なんとかしないと・・・。

 

 

 

 

ryu18.JPG劣勢の時間帯。

ガツンと中盤で潰したプレーからはメッセージが伝わってきた(判定は微妙だったもののカードは頂けないが)。

「これくらハードに行きましょうよ」と。

残念ながら周囲が感じ取れずに失点してしまったが、あのプレーは次に繋がるはず。

 

 

 

ryu20.JPG
この日も前回のホーム戦同様、試合前に廊下でばったり。

「この前も会ってアシストしたから今日もいけるでしょう」と話したら、「はい。任せてください。やりますよ」と向慎一。

その言葉通り、横山聡の同点弾をCKからアシストした。

頼もしい後輩です。

新たなジンクス誕生か。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ryu22.JPG
ボールを奪って前に出て行く力は圧巻。

引っ掛けてはカウンターを発動させていた。

決勝点の起点は落合正幸だった。

サポーターと周囲への感謝を常に忘れない好漢である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ryu23.JPG
若手の中では群を抜くプロ意識の高さを持つ石舘靖樹。

やる時はやる男。

人気の高さは外見だけではない。

 

 

 

 

 

 

ryu21.JPG
メインスタンドも色んな意味で盛り上がってたね。

 

『太陽と海の教室』

2008年7月21日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:織田裕二 満腹度:☆☆☆

ホントは☆2つだが、期待度を加味して3つに。単なる熱血教師ものではない伏線を張って終わった初回でしたね。まあ若干、織田が空転気味だったが、スタートダッシュということで大目にみましょう。しかし、女子は豪華だね。吉高由里子、北乃きい、谷村美月、北川景子、吉瀬美智子。凄いねえ。よく揃えたわ。グッジョブです。

『猫の恩返し』

2008年7月21日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

満腹度:☆

うっすいねー、中身が。何もない。劣化してないか、どんどん。『ハウル・・・』よりは幾分かましだが。丸顔の主人公の顔は印象的だったなあ。ポニョもこの程度なのだろうか。あまり期待はしていないけれど。さて、『ゲド戦記』を片付けよう。

首位が負けるとカッコ悪いでしょ?@栃木SC通信

2008年7月21日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

 

146.JPG

・落合正幸

「勝ちゲームに繋げられた。崩されている、かわされているところはない。ふと相手が入ってきた時の1対1でやられていた。チーム全体としてアグレッシブに点を取ることが出来た。悪いゲームだとは思っていない。(3失点目はラインが引きすぎたのでは)アプローチに出ようとしたが後手後手になってしまった。シュートで終わられてると苦しい。取られ方が悪く、枚数が余っていたのに対応し切れなかった。(失点はしたがその後カウンターが効果的に決まったが)引っ掛けるのは求められている仕事。取ってから前に出て行く、ああいうプレーは狙っている。(連敗阻止。ホーム連勝継続ですが)周りの人、サポーターに感謝したい。ホーム無敗は意識するとよくないので一つ一つやっていきたい。攻撃陣に助けられているので、守備では1対1で優位に立てるようにしたい」

・横山聡

「今日はこの前の高崎戦(前期第17節@浜川)で前半に代えられえた悔しさを胸にプレーした。怪我をしてからこんなに早くスタメンで使ってもらえるとは思っていなかったので『結果を出したい』『悔しさを晴らしたい』と思っていた。背後を狙ってから相手が間延びしたらポゼッションできるように意識した。(上野)優作さんとはお互いにいい関係でできていた。(上野選手はやり易いか)パートナーは関係ない。コンビも問題ないと思う。(負傷している間に若手が台頭してきたが)イナ(稲葉久人)が点を取ったからではなく、常に危機感を持っている。試合に出ていても危機感はある。(ハットトリックが)FWのレギュラー争いに繋がればいい。悔しさはピッチで晴らさないと。強い意気込みで臨めた。結果が出せてよかった」

・石舘靖樹

「水島戦もミツクン(小林成光)からのボールをヘディングで決めた。頭で決める時はミツクンからなのかな。縁を感じる。負けた時はチームメイトにもいろんなことを言いたい気持ちはある。でも、そこで言ってしまうとチームが駄目になるので上の選手に伝えてもらう。オレは我慢。『学生相手に何やってんだ』と思っていました。横さん(横山聡)が盛り上げているのに3点も取られてしまった。FWとしては優作さんとも話すが、やっと点を取れたのに追い付かれると『また一からか』としょんぼりしてしまう。取って取られての展開は避けたい。前線は点を取り、守備陣は守る。(交代して10分しか時間がなかったが)10分しかないのか、という気持ちが強かったが、この10分で結果を出してやろうとも思っていた。自分は元気だし、活気を出して流れを変える切っ掛けになろうと。10分あればワンチャンス来る。それをもにできるか、できないか。ものにできるのがFWの実力だと思っている。(諦めずにボールを追ったことがゴールに結実したのでは)相手も疲れていたし、鬱陶しいと思われるのが持ち味。あそこでやらないとイナとオレが出た意味がない。(終盤、CKを取ったシーンは珍しかったが)大学生はなめたプレーをやりたがる(ライン際、ヒールで石舘をかわそうとした)。自分も大学を経験しているから分かる。それはプロになると命取りになる」

・高安亮介

「結果はよかったが、ゲーム内容はよくなかった。個人のパフォーマンスもよくない。言葉にならないほどに情けない。相手が大学生だろうと関係なくもっと1対1の局面で勝たなければならない。プロとして駄目だった。今日のプレーはプロの資格に値しない」

・上野優作

「3-1で終われればスッキリしましたよね。逆転したまではよかった。流経は他のJFLのチームと違う。ゲーム中に休まない。トレーニングされている。教育されているなと。息を抜かないプレーには、懐かしさを感じた。ただ、個人に頼りすぎている部分もありましたよね。周りを使えれば違うプレーができたのでは。でも、一人一人は強かった。そういうチームが少ないのでDFがスコンと抜かれてしまった。向こうが攻めてくることで切り替えが早くなるといいゲームが出来る。(今日はカウンターが効果的でしたが)前を向くことに気をつけて、バイタルでターンできるように意識しました。聡と2トップでゴールに迫る。2トップで相手の4枚を崩せればいい。そのために一人がターンをする。相手が強くなればなるほど(佐藤)悠介はいいリズムが出てくる。こういう早さが必要。内容はともかく緊迫したゲームがやりたい。(狙っていたクイックリスタートも決まりましたが)休んではいけない。相手のGK林君もゴールキックをすぐに蹴ってましたよね。相手が集中すれば、オチ(落合)も集中してくる。一呼吸置かれてしまうと、こっちも合わせてしまう。早い展開が栃木も出来ることが分かったゲームだったと思う。(立ち上がりに今日も失点したが)拙いですよね。守備はチーム全体で見直す必要がある。ソニーの時も前と後ろのバランスが悪かった。FWが引いてもいいのかもしれない。前が行って後ろが付いて来ない。全体のバランスの悪さがある。(勝因は)前回負けていることが大きいですね。守備に3度くらいは貢献できたかな?勝ててよかった。昨年は勝てなかったかもしれないが今年は勝ち切れる強さがある。相手は大学生、うちはプロ。首位が負けるとカッコ悪いでしょ?このままどこにも負けずにいきたい」

・斎藤雅也

「1対1では負けられない。その部分は評価できる。突破できてもクロスの精度が課題。失点は修正できる。個のところでやられている。トレーニングすれば問題ない。連敗すると流れがズルズルと悪くなるので勝ててほっとしている。連勝すれば下位を突き放せる。突っ走りたい」

144.JPG

・中野雄二総監督(流通経済大学)

「たくさん栃木を応援する方が来ていたので4-3で負けたことは悔しいが、無難な結果にホッとしてもいます。栃木も、うちの選手もよくやっていたと思う。こういう席で言うのは難しいのですが、レフリーがアドバンテージをとってくれたり、ゲームの流れをスムーズにしてくれれば、両チームがもっとサッカーをすることができたと思います。不満ではないのですがJFLの高いレベルの試合を裁く力がレフリーには伴っていなかったのかなと思います。レフリーのジャッジは不安定でした。JFLではレベルの高い試合なのに残念でした。前期の栃木さんは攻撃のリズムが悪いと感じました。今日は早い展開で上野君を起点に、途中から稲葉君のスピードを生かし、横山君がゴールを量産した。栃木が目指していたことが出来ていたのではないかなと思います。五輪候補のGK林を中心とした守備陣がサイドからの攻撃に対処できずに情けなくて帰ってから走りたい気分です。(前半からCBの1枚を上げていたが意図は)ゲーム自体がリードできなかったので、ポゼッションで打開できないところは多少雑でも高いCBを上げることでポイントを前にして攻めようと考えました。その結果、DFはバランスを失った。コンパクトさを保てなかった守備が最大の敗因だったと思います。全体的なポゼッションは学生が勝っていたが、ただボールを繋いだ方がよかったと言うより、栃木の方が回されたぶん守備を軸にバランスよくコンパクトにやれていた。リアクションではないが奪ってから上野君を中心に攻撃の起点をはっきりとさせて攻撃できていた。(うまくカウンターにはめられたと)そうですね。栃木さんの昇格を祈ってます」

『時をかける少女』

2008年7月21日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

満腹度:☆☆☆☆

タイムループで時間を巻き戻すかあ。やってみたいが歪が生じるからなあ。ストーリーも、舞台設定も申し分ないですね。胸がキュンとなるお話でした。録画しておいてよかった。

浮かれポンチが招いた悲劇

2008年7月21日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

モスキートに襲撃された。

パソコンを打っていたら足元がムズムズする。

黒い物体を発見。

そろりと撃退態勢に入るも逃げられる。

急いでアースジェットを噴射。

効果覿面。

すぐさま叩き潰したやったが、大量の血が手についた。

右足の親指の側面を二箇所も刺されていたことに気が付く。

どんだけ鈍感なんだよ。

てか、空気読めよ、モスキートさん。

最も刺してはいけない場所でしょうが。

痒くてたまらない。

toto当選したからって浮かれた罰だ。

最近は幸不幸が交互に訪れる。

『ヤスコとケンジ』

2008年7月20日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:松岡昌宏 満腹度:☆☆☆

単純に面白いね。多部チャンはかわいいし、妄想娘を演じるのが上手いんだ。広末世代としてはレディース姿にMK5です。時間帯もよろしいですな。力を抜いて見られます。

『プロの資格を得るために』

2008年7月20日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

ryu7.JPG石舘靖樹は腸が煮えくり返る思いを抱えながらベンチで戦況を見守っていた。

「学生相手に何やってんだ」

開始早々に失点するも、横山聡の3連続ゴールで試合を引っ繰り返す。3―1で快勝するはずの試合は、しかし前半ロスタイムにPKを蹴り込まれ、後半の半ばに同点に追い付かれたことで、クロスゲームとなってしまう。

「ヨコさん(横山)が盛り上げてくれているのに、3点も取られてしまった。FWはやっとゴールを取れたのに追い付かれることで、『また一からか』としょんぼりしてしまう」

前線の選手の思いを石舘は代弁した。

乱打戦は出来るだけ避けなければならない。そのためには、取るべき人が取り、守るべき人がしっかり守る。失点を最小限に抑え、作り出した好機を結果に結び付ける。今、チームのベースとなる戦い方は揺らいでいる。前節のソニー仙台FC、今節の流通経済大学に3点ずつの計6点も与えているからである。2試合続けて先手を取られもしている。守備は崩壊しているといっても過言ではないだろう。不安定さが望むべき試合運びを困難にしている。

「1対1で優位に立たなければならない」(落合正幸)

「個のところでやられている」(斉藤雅也)

失点の原因、問題点は顕在化しており、選手も自認している。個の力量が足りていないということを。

1失点目はダブルマークを容易く外され、2失点目は川鍋良祐がマッチアップで後手を踏み、3失点目は鷲田雅一が相手の鋭い動きに対応しきれなかった。昨季、柱谷幸一監督が求めてやまなかったのが“個の強さ”である。補強により手にしたはずだったが、開幕から重要な局面で競り負けるシーンが目に付く。守備陣から力強さは一向に伝わってこない。失点数ほどに内容は芳しくないのが実情である。

決定力不足が即座に解決されないように、個々のレベルも易々とアップするものではない。一朝一夕にいかないからこそブロックを築き上げ、組織で守り切ることの重要性は増すのだが、単に枚数がゴール前に揃っているだけの状態が失点を呼び込んでいる。引いて守りを固めることは悪くはないが、共通理解が出来ていないまま下がることは大きなリスクを伴う。

「コミュニケーションを取って欲しい」

怒鳴り散らすことも時には必要であるが、的確なコーチングが連動性を生み、危機に瀕する回数を減らす、と柱谷監督は考える。互いが声を掛け合い、気を配り、周囲を使い合うことで守り易くなる。意思疎通が図れていれば、個人の足りない部分を補足できるのだが、声が出ていないから機能は高まらない。不十分な準備とコミュニケーション能力の欠如が大量失点の一因となっている。

「もう少しメンタル的な強さが必要。プロでやっていく。飯を食っていく。それがなければ、この世界では生きていけない」(柱谷監督)

個の脆弱さは何も技術面に限った話ではない。精神面にも該当する。

ミスをする。1対1を制される。そこで下を向くのではなく、弱みを相手に、味方に、ベンチに悟られず、持ち直してプレーする図々しさを有していなければならない。「プロのメンタルに値しないところがあった」。指揮官は不満を包み隠さず露にし、厳しい言葉を投げつけた。プロとして不可欠な要素を保持していない選手が何人かいたからである。

栃木SCは昇格を懸けたシーズンを戦っている。J2、J1とステップを踏めるクラブであり、その中で結果を残せば国内のトップクラブに引き抜かれ、或いは海外へ飛び出すことも決して夢物語ではない。にもかかわらず、キャリアを積み重ねられる機会に恵まれているのに、上り詰めてやろうという剥き出しの野心は希薄である。

現状に甘んじていては、未来は切り開けない。ふてぶてしくて逞しいくらいでなければ、難攻不落の堅陣は敷けない。リフレッシュは必要であるが、オフの2日間を己と向き合う時間にあてるのも悪くないのではないか。現役生活は極めて短い。サッカーに身を捧げる時期があってもいい。

戦評:対流通経済大学戦@栃木SC通信

2008年7月20日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

ryu1.JPGのサムネール画像1―2のビハインドで迎えた後半頭、横山聡はベンチに下げられた。前期第17節、対アルテ高崎戦。残りの45分間、背番号10はピッチに立つことを許されなかった。

とり立ててパフォーマンスが悪かったわけではない。ボールを引き出す動きは巧みだった。その証拠にGKとの1対1のシーンを作り出し、シュートこそ外しはしたものの、高安亮介の同点弾に繋がるプレーに関与した。しかし、無常にも交代は告げられる。代わりに入った石舘靖樹は流れを生み出し、逆転勝利に一役買った。勝点3、前期首位ターンを喜びはしたが、消化しきれない思いが残る。

「高崎戦、前半で代えられた。悔しかった」

横山はそう述懐する。

挽回の機会を窺うも、足首の怪我により戦線離脱を余儀なくされる。横山不在の穴を埋めるように新鋭・稲葉久人が台頭。決定機を逃さない勝負強さを発揮し、ゴールを積み上げ、ポジション争いに名乗りを上げる。開幕から好調を維持する上野優作と石舘靖樹は前線で確たる地位を築き上げた。

焦燥感が募らなかったといえば嘘になる。だが、横山はさほどライバルたちの動向に関心を持たなかった。

「イナ(稲葉)が取っていたからではなく、自分には常に危機感がある」

試合に出ていても消えない切迫感。結果を残さなければならない。サバイバルに身を置くことの重圧に押し潰されることも少なくない。現に前期は3ゴールしか挙げられなかった。他人を意識するよりも、己に打ち克つ。普段から横山が心掛けていることである。

傷が癒えスタメンに抜擢されたことを意気に感じ、前期最終戦で味わった屈辱をぶつけた結果が、ハットトリックに結び付いた。21試合目にしてようやくハットトリック達成者がチームに現れた。それがエースの横山であることに意義がある、と柱谷幸一監督は考える。

「3点を取って取られたことで(印象が)薄くなったが、聡が活躍したことでイナ、ダテ(石舘)、マツ(松田正俊)が『やらなければ』という気持ちになる」

シーズン前、FWの核に指名された横山の大爆発は、前線の活性化を促すに違いない。

「悔しさはピッチで晴らさないと」

わだかまりと訣別できたことで、覚醒したエースの顔にはほっこりとした柔和な笑みが戻った。


不得手な撃ち合いに持ち込んでしまった前節のソニー仙台戦を落とし、ホームに帰ってきた栃木SC。必勝を期し、『宇都宮夏の陣 リベンジナイト PartⅠ』に臨んだ。陣容はGK小針清允、4バックは左から斎藤雅也、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田佑樹が入り、中盤はボランチに落合正幸と向慎一、左に佐藤悠介、右に高安が並び、上野と横山が2トップに配された。斎藤、向、横山が先発に復帰した。

北京五輪予備登録選手の林彰洋がゴールマウスに君臨する流通経済大学(以下、流通経済)は、関東大学リーグ前期を首位で折り返したメンバーをずらりと揃えた。「他のJFLのチームとは違う。一人一人が強い。教育されている」(上野)流通経済は、主力が名を連ねた時にはJFLの上位を食すほどの実力を有する。果たして、栃木SCも餌食となりかけた。プロ予備軍のポテンシャルは空恐ろしい。

前節の反省が活かされなかった。時間もピッタリ開始4分。先手を取られる。Pボックス内へ侵入されたフランク・ベロカルに左足を振られる。喫してはいけない失点を許し、1週間前の悪夢が甦るも、すぐさま振り出しに戻す。CKを横山が中央から頭で流し込んだ。5月のホーム2連戦以来(計3ゴールをマーク)、つまり2ヶ月ぶりのゴールとなった。お約束。ゴリダンスにペヤングポーズもきっちり決めた。

FKから佐藤が直接ゴールを狙い、右サイドは高安が制圧し、ゴール前は上野と横山のコンビが冴え渡る。波に乗った横山はバイシクルシュートを繰り出すなど、果敢にゴールに迫った。16分、背後を取るもGK林彰洋に防がれる。24分、FKを再び頭で合わせるも枠外へ。守備でも横山は貢献。セカンドボールを確保するために尽力した。

確かなスキルを軸に、頻繁なポジションチェンジ、例えばCBの1枚を攻撃参加させるなどして試合を優勢に進めた流通経済であるが、決め手に欠ける。2トップにボールが入ると脅威であったが、綺麗に崩すことに執着した嫌いがあったことでフィニッシュに至る回数は限られた。

対照的に栃木SCは効率的かつ効果的な攻撃を行い、43分、44分と横山が連続ゴールでハットトリックを完成させた。逆転弾はカウンター、リードを拡げる一発はFKからのクイックリスタート。いずれもお膳立ては上野と佐藤だった。最高潮の雰囲気に水をさす。川鍋が掴み倒してPKを与える。これを田村洋平がブーイングを浴びながら冷静に沈める。ロスタイムに不要な1点を献上。後味の悪さが残った。

お口直しに高安が放ったミドルを契機に後半序盤からゴールに襲い掛かる。佐藤はループシュート、鷲田は超ロングシュート、横山は相手クリアボールに足を伸ばした。ところが好機を逸し、ラインが後退したことで緩くなったバイタルエリアを突かれ、流通経済に反撃の糸口を提供してしまう。押し込められる時間帯が続き、ついに後半24分に決壊する。池田圭のクサビから途中出場の西弘則に反転シュートを叩き込まれる。アドバンテージは消え去った。

「ブロックが作れていれば守りきれた。相手が来る前の準備、コミュニケーションが足りなかった」(柱谷監督)

所謂、アラート(機敏な。注意深い)な状態を保持できなかった。失点の原因は明らかだった。

「鬱陶しい、と思われるのが持ち味」

そう語るのは途中交代の石舘。懸命に同じくフレッシュな稲葉と前線から激しくボールを追い回した。アグレッシブなフォアチェックは地味ながら効力を働かせ、手綱を手繰った。前からプレスをかけたことでコースは限定され、落合と向がボールを掻っ攫いカウンターのスイッチとなる。35分に佐藤の左クロスから稲葉のヘディングシュートはバーを越えるも、40分に途中から送り出された小林成光のマイナスのクロスを石舘が頭で突き刺した。気迫がゴールとして結実した瞬間だった。

「10分あればFWにはワンチャンス来る。それをものにするか、しないか。ものに出来るのがFWの実力だと思っている」(石舘)

不機嫌だった先週とは打って変わり、決勝弾に満面の笑みを浮かべていた。

流通経済はパワープレーを敢行するも、栃木SCは上手くやり過ごし、勝点3を手中に収めた。

「連敗すると流れがズルズルと悪くなる。勝てたことは大きい」と斎藤。上野は「前回の対戦で負けているのが大きかった。昨年までだったら勝てなかったが、今年は勝ち切れる強さがある」と勝因と今季の強みを語り、「首位が負けるとカッコ悪いでしょ?」と最後に笑いを誘った。

内容には乏しかったが、同じ相手に2度負けず、連敗を回避。ホームでの連勝も途絶えさせることなく、最低限のノルマを果たした。リベンジは成った。

JFL後期第4節 栃木SC4―3流通経済大学 観衆3928人 @栃木県グリーンスタジアム

〈栃木SC〉交代:高安(→小林)、上野(→稲葉)、横山(→石舘)

〈流通経済大学〉GK林彰洋、DF石川大徳(→比嘉祐介)、山村和也、加藤広樹、宮崎智彦、MF宇佐美潤(→西弘則)、千明聖典、フランク・ベロカル(→林相協)、船山貴之、FW池田圭、田村洋平
  

対流通経済大学戦@栃木SC通信

2008年7月19日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

ryu2.JPG

前半:3-2。

後半:1-1。

ファイナルスコア:4-3。

同点とされるも石舘のゴールで勝利。

得点者:横山聡×3、石舘靖樹(栃木SC)、フランク・ベロカル、田村洋平、西弘則(流通経済大学)

順位:首位(勝点50)◆2位:HondaFC(勝点44)

※お疲れ様でした。レポート&コラムは順次、アップしたいと思います。今回はゲンをかつぐことを一つ忘れていただけに不安だったのですが、連勝が止まらずに胸を撫で下ろしてます。

 

掠りもしない今日この頃@ワンコインベッターの呟き

2008年7月18日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

詰め物が取れたので歯医者さんに行く。

銀歯からプラスチックに変わった。

なんかランクダウンした感じを受けたのは気のせいかしら。

でも、安上がりだったので助かった。

また取れて、詰めての繰り返しが延々と続くのだろうけれど。

これは商売だから仕方がないね。

壊れない電化製品がないように。

☆toto☆

札幌対神戸:2 ダヴィが踏ん張ってるんだよなあ。

東京V対柏:2 やはりフランサか。

大分対磐田:1 デカモリシを獲得。前線、結構いるね。

千葉対G大阪:2 ここは勝てるでしょう。

横浜Fマリノス対鹿島:1 あえて。

清水対新潟:1 青山落選に目を疑った。

浦和対川崎:2 谷口の2発は響いたね。

名古屋対大宮:1 再びの旋風?

京都対F東京:0 いいサッカーしてるみたいね首都の青は。

甲府対水戸:2 堀が効いてるらしい。

C大阪対広島:2 予想困難。

草津対仙台:2 先日はお世話になりました。

福岡対横浜FC:0 ついに解任かあ。

☆minitoto☆

札幌対神戸:0、東京V対柏:1、大分対磐田:1、千葉対G大阪:2、横浜Fマリノス対鹿島:2

☆BIG☆

なんとも言えない。つまり微妙。

プレーバック:対流通経済大学戦@栃木SC通信

2008年7月18日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

勝負の分水嶺は、後半の立ち上がり10分間だった。

「かなりチャンスを作れていた。あそこの時間帯で決め切れていれば・・・・・・。今日(のポイント)はあそこでしょうね」(柱谷幸一監督)

厳しいマークに晒されていた佐藤悠介だが、一時的にプレスが緩むと、起点となり好機を演出した。後半2分、小林成光にラストパスを通したのを契機に、スペースへ飛び出した石舘靖樹へ立て続けに良質なパスを供給する。サイドチェンジのボールを受けた9分、スルーパスに反応した10分、石舘はゴールへ迫る。しかし、2度の決定機をゴールに結び付けることは叶わなかった。右サイドから切れ込んで放ったシュートはクロスバーに嫌われ、フリーで打ったシュートは僅かに枠を反れる。

絶好機を逸してから間もなく、あっさりとゴールを割られた。先手を取られたのは今季初。策を講じるも、困惑した状態では明確な解答を導き出せるはずがない。傷口を広げ、敗北を味わうことに。1点が重く圧し掛かった。

辛勝も勝点を取りこぼした次の試合を、きっちり勝利で飾った栃木SC。コンディション不良の斎藤雅也、足首を捻挫している落合正幸が外れたスタメンには、若干の変更があった。GK小針清允、4バックは左から入江利和、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田佑樹、ダブルボランチに久保田勲と向慎一、左ワイドに佐藤、右ワイドに小林を配し、上野優作と石舘が2トップを形成した。

華奢な選手が並ぶ。11人の平均年齢は18.9歳。流通経済大学は入学したての1年生を主体にメンバーを組んできた。

素早く人とボールにアプローチを掛けたのは流通経済。前線から骨惜しみせず、追っ掛け回した。学生特有の若さを前面に押し出す。これを個人技で栃木SCはいなし、パスを繋ぎながら攻撃を組み立てるも、徐々に失速する。徹底的に佐藤を潰されたことが響いた。2トップに入れたボールをサポートに回った向が拾い、岡田と小林は右サイドを活性化させるも、決定打を繰り出せない。それどころかボールの循環は滞り、トップにボールを預けるだけの単調な攻撃に陥ってしまう。拙攻を重ねる。

流通経済は向と久保田、更にはDFラインとのギクシャクした関係性を見抜く。バイタルエリアを利し、ゴールが視野に入れば積極的にシュートを打ち込んだ。冷やりとさせられるシーンが幾つかあったが、入江のカバーリングなどで難を逃れる。攻め手に乏しい栃木SCは小林がドリブルからフィニュシュに至るも、GK増田卓也に簡単に弾かれてしまう。極端に悪い内容ではなかったが、局面における争いで優位に立てなかったことで、流れを掴みきれなかった。

消化不良の45分を終えて迎えた後半。鳴り潜めていた佐藤を軸に攻め立てる。小林、向、石舘がゴールを脅かすも、巡ってきた得点機を生かせなかった。すると11分、ロングスローが抜けてきたところを沢口泉がボレーシュート。ゴールはあまりにも呆気なく決まる。「勿体ない失点の仕方をするとゲームの流れが掴めなくなる」と柱谷監督。横山聡、深澤幸次を投入。中盤をダイヤモンド型にシフトし、反撃態勢を整えるも、メッセージは上手く伝わらなかった。意思統一が図れない間に、追加点を奪われる。FKをダイレクトで山村和也に合わされる。「1、2点とも先に相手に触られてしまった。足が動いていなかった。最初の段階で跳ね返せていない」と川鍋は失点を振り返り、唇を噛んだ。

2点のビハインドを負った栃木SCは松田正俊を送り込み、3トップにしてパワープレーに切り替える。狙ったとおり松田が競り、上野が丁寧に落としたボールを岡田が蹴り込むが、至近距離にもかかわらずシュートは大きく枠を越えていった。ロスタイムにカウンターから岡田のパスに抜け出した横山がシュート。一旦はGKに防がれるも詰めていた小林が押し込んで1点を返すも、焼け石に水だった。流通経済は1点を失うが、鋭利なカウンターとポゼッションでしたたかに試合を運び、逃げ切った。実績と経験値で勝る選手を擁する栃木SCは手玉に取られた。土をつけられ、勝点1すら拾えず、首位から転がり落ちた。

リスクを背負って戦った残り15分。「1点を返せたことは次に繋がる」と柱谷監督は話す一方で、アンバランスだったにしてもカウンターを浴び過ぎた試合の進め方に対して不満を漏らした。

「大観衆ならば指示は届かない。自分達で判断しなければならない」

再び同様の展開になった時、拙さが露見しないよう猛省し、修正を施す必要性を強く訴えた。指示を仰ぐのではなく、個々人が状況に応じて適切な判断をする。欠落している能力を身に付けなければならない。指揮官は、そう考えている。

JFL前期第8節 流通経済大学2―1栃木SC 観衆1073人 @カシマサッカースタジアム

〈流通経済大学〉GK増田卓也、DF増田智宏、吉渓亘、山村和也、比嘉祐介、MF細貝竜太、関戸健二(→小島聖矢)、中里崇宏、村瀬勇太、FW沢口泉(→名雪遼平)、木内将智

〈栃木SC〉石舘(→横山聡)、向(→深澤)、佐藤(→松田)

 

『脱・佐藤悠介』

流通経済大学は心血を注いだ。佐藤悠介をピッチから消し去ることに。自由を奪うことに。

対面の右ワイド細貝竜太が高位置に構えることで、佐藤を釘付けにし、守備に回る機会を増やすと同時に、攻撃に加わる回数を減らした。ボールが渡った際には、必ずワイド、ボランチ、サイドバックのいずれか一人が執拗に体を寄せることで、容易に前を振り向かせなかった。タッチラインを有効利用しながら、数的優位を作り出すことにも長けていた。鼻息が聞こえるほど相手に密着された佐藤は、常にゴールに背を向けてプレーせざるを得なくなり、バックパスに逃げるシーンが目に付く。タイトなマークに苛立ちは募り、自己制御が利かなくなった。ボールを持ち過ぎる悪癖も窺えた。

ストロングポイントを抑え込まれたことで栃木SCの攻撃力は殺がれた。右サイドは小林成光と岡田佑樹のコンビネーションから打開を図れていたが、左サイドは完全に行き詰った。初先発のボランチ久保田勲、初出場の左サイドバック入江利和との呼吸のズレも、少なからず佐藤のプレーに影響を及ぼす。良好な関係を築いていた斎藤雅也、落合正幸を共に欠いたことは小さくなかった。攻撃が一本調子になってしまったのは、佐藤のキープ力を生かしきれなかったことが一因だろう。

「左は悠介が下がり気味でゲームを作るだけ。攻撃力が足りなかった」

柱谷幸一監督は周囲のサポート意識が薄かったことを指摘した。その上で佐藤にも注文を付けた。

「ロングボール、展開のパスばかりだった。ボックスの近くで、前で、攻撃的にプレーして欲しい。うちの強味なので」

佐藤が存在感を示せたのは、後半序盤の僅かな時間帯だけだった。決定的なパスを供給するなど好機をこしらえるも、思い通りのプレーをさせてもらえなかった時間の方が圧倒的に長かった。流通経済の思惑にはまってしまう。

起点を潰された時、もっと言えば佐藤を封じられた時、いかにして攻撃を組み立てるか。栃木SCは究極の課題を突きつけられた。上野優作と向慎一は表現こそ異なるが、「リスクを負ってゴールに突き進むアグレッシブさ」をひとつの解決策として挙げた。失点を恐れるあまり、プレーが無難になっていた部分があったと感じている。個々がゴールを強く意識する姿勢こそが先ず求められる。

ここ数試合、開幕から負荷を掛けて来たことで心身両面の疲労が顕著な佐藤。今後は警告の累積、或いは怪我による戦線離脱も十分に考えられる。支柱を失った際、どう対処するのか。対応力を試されたのが、佐藤が交代で退いてからの15分間だった。後ろを削り前に人数を割き、遮二無二ゴールを目指した結果として1ゴールを得る。しかし、空転した印象は否めなかった。

「悠介が外れる。悠介の力が及ばない所で、自分達でコントロールが出来ない。ワシ(鷲田雅一)、ナベ(川鍋良祐)、勲はゲームをコントロール出来ていなかった」(柱谷監督)

誰がイニシアチブを取って試合を展開するのか。曖昧模糊としたまま、時間だけが刻々と過ぎていった。それゆえに、前のめりにもかかわらず迫力が、力強さが伝わってこなかった。相手に脅威を与えられなかったのは言わずもがな。

これまで勝点を積み立ててきたことで看過してきた絶対的な個への依存。一敗地に塗れたことで露見した。昨季の上位陣は流通経済以上に佐藤の機能を停止させる策を練り、実行に移してくることが予想される。相手の想像を遥に凌ぐプレーをしてくれれば問題はないのだが、好不調の波はつきものである。易々と事は運ばないだろう。 

核の状態次第でチームが揺らぐようでは心許ない。特定の個人に頼らずとも、勝点3を掴めるチームへと変貌を遂げなければならない。現状のままでは先行きは、暗い。

果し合いに胸躍らせて

2008年7月17日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

野茂英雄、引退。

メジャーでの輝かしい実績はいまさら語るまでもないだろう。

思い出深いのは清原和博との真っ向勝負。

当時、パ・リーグの情報量は圧倒的に少なかった。

朝のニュース番組、スポーツコーナーを欠かさず見た記憶が甦る。

テレビに噛り付いていたっけ。

空振りに不敵な笑みを浮かべる清原。

仏頂面を貫く野茂。

薄暗い藤井寺球場。

鮮やか過ぎるコントラストをダイヤモンドに描いていた。

誤解を恐れずに言えば大雑把な“昭和のプロ野球”の匂いが鼻の奥にこびりついて離れない。

見応え十分、1対1のまさに果し合いだった。

這い上がっては叩きのめされ、また這い上がる。

ドジャースで旋風を巻き起こした頃に胸躍らせたが、斜陽の時期にこそ野茂の生き方が表れているようで、人として惹き付けられ、興味深くもあった。

お疲れさまでした。

今後も野球とのかかわりを断つことなく、発展に寄与して欲しい。

野球小僧の野茂が白球に背を向けることはないだろうが。

来るぞ

2008年7月17日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

吉高由里子。

ベッピンだし、演技できるし、透明感もある。

注目だ。

『蛇にピアス』の主演らしい。

モトフユキ蜷川が撮るから作品のクオリティは怪しいが、吉高の演技にはかつ目だ。

いい味出すよ、おそらく。

へたれ

2008年7月16日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

怖くて病院にいけない。

婆ちゃんに会いにいけない。

へたれです。

母ちゃんの話だと憎まれ口が叩けるくらい元気だそうだが。

でも、オイラの知ってる婆ちゃんじゃなくなっていたらと思うと・・・。

勇気を出さなければ。

現実を受け入れなければ。

会わずに後悔するなら、会って後悔しろ。

行動に移せ。

だれかが星占いで行ってたっけ。

明日は絶対に見舞いに行く。

頼む、ガンバレ、頑張ってくれ。

2008年7月16日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

J1が開催されていたとは・・・ノーマーク。

いかんねー。

マリが神戸に0-1で敗れた。

監督交代の効果が直ぐに現れるとは思っていなかったし、不得手のアウェーだったからねえ。

仕方がないのかな?

いや、諦めムードはいかんよ。

2部落ちだけは勘弁。

踏ん張ってくれ。

頼む、ガンバレ、頑張ってくれ。

 

メジャーオールスターゲーム、イチローのレーザービームに魅了された。

チャンネル変えた瞬間、目にできたなんて「地球に生まれてよかったぁ」。

『学校じゃ教えられない』

2008年7月16日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:深田恭子 満腹度:超空腹

採点不能です。打ち切りもあるのでは。学芸会じゃないんだから。しっかりしなさいよ。デブキョンが痩せていた。

寂しいのは分かるけど

2008年7月15日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

婆ちゃんが脳梗塞で入院した。

爺ちゃん、盆で帰ってきてるからって、あっちで寂しいからって、愛する婆ちゃんを連れ行かないでおくれよ。

気持ちは分かるけどさあ。

オイラは嫌だよ。

最悪の事態になったら。

1年に二度も流す涙はないよ。

そんなストックないからね。

頼むよ、爺ちゃん。

削られたスペシャリスト

2008年7月15日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

北京五輪サッカー男子代表18名が発表された。

水野、梅崎と右サイドのアタッカーが揃って選から漏れた。

これには驚いた。

反町監督はグループリーグ突破を目標に掲げており、アメリカ、ナイジェリア、オランダと格上の相手との3戦を考えれば負けないサッカーを展開せざるをえない。

自ずと守備的で複数のポジションをこなせるユーティリティ性が求められてくる。

スペシャリストが削られたのも頷ける。

細貝か森重が右ワイドに配され、左ワイドに安田を起用することで右へ本田圭祐を回すことも考えられる。

先ずは失点を許さない。

守り倒して数少ない好機を確実にゴールへと結び付ける。

そんな戦いが続くのではないだろうか。

健闘を祈りたいが、僅差の展開に持ち込むことは困難を極めるだろう。

柏木を切って香川かあ。

岡田監督といい反町監督いい、買うねえ。

GK:山本海人、西川周作、DF:水本裕貴、長友佑都、森重真人、安田理大、内田篤人、吉田麻也、MF:本田拓也、谷口博之、梶山陽平、細貝萌、本田圭佑、香川真司、FW:豊田陽平、李忠成、岡崎慎司、森本貴幸

『着信アリ Final』

2008年7月15日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:堀北真希 満腹度:☆☆

130Rを起用するのは反則でしょう。ほんこんさんと板尾は笑っちまうもん。なんか殺し方がえぐくなったね。もっと呪いがかかった殺し方?(どんなものかは定かではないが)を撮れなかったものか。板尾のシーンなんてグロすぎて引いた。救えないところは相変わらずよいね。夏を感じられました。

フォト・ステーション@栃木SC通信

2008年7月15日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

sony1.JPG

鹿島スタよりも観易いユアスタ。

熱気ムンムン。

だが、四方に屋根があるためか、湿気と気温が外と比べて高かったように感じた。

蒸し暑かった。

昨年の吐く息が白かった頃とは大違い。

 

 

 

sony2.JPG
観衆は半々。

ピッチの選手同様に応援も熱かった。

久々にアウェーを感じられた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sony3.JPGJFL通算200試合出場を達成した大谷哲也選手。

おめでとうございます。

チームでは高野和隆選手も200試合の記録を保持しているとのこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sony4.JPG
こちらは100試合達成の村田純平選手。

おめでとうございます。

決勝点を叩き込むまでは腰に手を当てるなど相当へばっていたが、ここ一番での勝負強さを発揮された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sony6.JPG
ハーフタイム。

トイレでばったり。

視線だけで挨拶をかわす。

試合後には「きもてぃ~」とG.G.佐藤のお株を奪うマイクパフォーマンス。

MOMの活躍。

1点目のロングフィードは谷池洋平だったことをダイジェスト映像で確認。

2点目CKからの自身のゴールには意地が感じられた。

競り合ったのは鷲田雅一だった。

ハートが伝わる名DFだ。

今季、ソニー仙台FCの失点数が少ないのは谷池の加入によるところが小さくない。

 

 

 

 

 

 

 

 

sony5.JPG
アルテ高崎戦後の佐藤悠介同様「何もない」と言い残しスタジアムを後にした。

結果に怒り心頭。

その悔しさを流通経済大学戦にぶつけて欲しい。

 

 

 

 

 

sony7.JPG跳ね返す力の弱さを突かれ失点を喫した。

1、3点目はロングボールを力強く弾き返せていれば防げた可能性が高い。

それだけに川鍋良祐は落ち込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

sony8.JPG
防波堤の落合正幸が踏ん張りきれずにカウンターを食うシーンが終盤には見られた。

疲弊していたことで足が出なかった。

「きつかったっす」と落合。

こちらが消耗しては勝機は手繰れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sony9.JPGアップ、入場時、試合中に佐藤からレクチャーを受けていた鴨志田誉。

HondaFC戦で鮮烈なデビューを飾るも、ここ数試合のパフォーマンスはそれほど高くない。

攻守の切り換え時のポジショニング、角度の作り方が修正点に挙がる。

そして、大胆な攻撃参加が減ってもいる。

2トップをサポートしていかないと攻撃力は半減するばかり。

赤井秀行、稲葉久人が一皮剥けただけに鴨志田にもブレイクスルーしてもらいたい。

 

sony11.JPG
Pボックス外から2発もぶち込まれる。

屈辱的だったことだろう。

1点目は相手の大瀧義史を褒めるべきだが、3点目はDFが寄せてコースを切れていればセーブできたかもしれない。

 

 

 

 

 

 

sony12.JPG高安亮介のゴールは不思議と決定打にならない。

トレーニングではゴール数を更に伸ばすための武器を磨いている。

本人はゴールよりもクロスの精度を欲しているかもしれないが。

課題が修正されればチームの得点力アップに繋がる。

それは高安自身が最も痛感している部分でもある。

 

 

 

 

 

sony10.JPG

まさかの途中交代。

しかし、ノートを引っくり返してみたら原因判明。

カバーリングで何度も窮地を救っていたことで、守備面での負担が疲労の蓄積を招いていたのだ。

岡田佑樹が内側へ絞ったことで決定機を2度も阻止している。

身を挺したブロックがなければ事態はより深刻なものとなっていたことだろう。

守備での貢献が目立つものの、高安と上手くスイッチできるようになってきたことで、攻撃に顔を出す回数も増えている。

前半29分、鷲田雅一のロングフィードを敵陣の深いところで受け、切り替えしてから左足でシュートを放ちもした。

互いの長所を消しあうような状況は減ってきているのではないだろうか。

上野優作の同点弾は岡田が供給したロブが足掛かりだった。 

 

 

 

 

 

 

 

sony13.JPG
ローアングル。

いろんな角度からの写真に挑戦。

上野優作、佐藤悠介、石舘靖樹と連動し、最後は高安が決めたゴールはサイドからの完璧な崩しだった。

あれだけのスピードある攻撃を繰り出されたらDFはたまらないだろう。

今後も連係を図り、連動したプレーからのゴールが見たい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

sony14.JPG

sony14.JPG先発に定着したことで自信が芽生えたのだろう赤井秀行は。

安定感のあるプレーは安心感を与えてくれる。

佐藤とのコンビも試合を重ねる毎に向上している。

オーバーラップも滑らかになってきた。

守備では斎藤雅也に勝るが、右利きのために左足からのクロスが上げられないことが難点。

ただし、斎藤のクロスの質も高くはない。

堅実な赤井か、それとも大胆さが持ち味の斎藤か。

選択は困難だ。

決定的な仕事をしたかった@栃木SC通信

2008年7月14日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

sony1.JPG

・上野優作

「追い掛ける展開になってしまった。先に点を取られると夏場の試合はきつい。1点を返したことで『行ける』と思ったが、もう1点取られたことで厳しくなった。(苦戦を強いられた原因は)先制点が悪かったと思います。先に勝ち越されてしまった。全失点を先に取られたことで苦しくなった。ソニーは守備が堅い。先に失点するとこうなる。1点目のゴールはパス2本での理想的なカタチ。自分の(連続)ゴールよりもチームが勝たなくては。折角いい流れで来ていただけに。2-2に追い付いてから勢いが出ればよかったが・・・厳しかったですね。(連勝が止まってしまったが)次の試合に勝つことで一つ一つ積み重ねていければいい。次の流経戦と横河戦(8月9日@グリスタ)は連勝するしかないと思っている」

・小針清允

「気分が悪いですね。チームとして機能していなかった。前半はやれていた部分とそうではない部分があった。開始早々、セットプレーとチームとして与えてはいけない失点だった。点を取り返して2-2になったが、わりと早い時間に失点をしてしまった。僕も含めて守備陣はいいところがなかった。(前半のプレーを難しくしてしまった要素は)狙ったかは定かではないが単純な放り込み、その後のセカンドボールが拾えなかった。むこうは拾えていた。苦し紛れのボールからのセカンドボールを拾えなかったことでリズムを掴めなかったと思う。それが最初に上手くいかなかった原因」

・石舘靖樹

「何もないです」

・落合正幸

「先制されたことで追い掛ける展開になってしまった。この暑さの中で無駄な体力、使わなくてもいい体力を使った。1戦1戦、強い気持ちで戦っている。仙台までたくさんのサポーターに来て頂いたのに白星を持って帰れないのは残念。このメンバーしかいないし、このメンバーでやっていくしかない。下を向いていられない。選手間で話し合い反省点を修正したい。(かなり消耗していたように見えたが)きつかったっす。点を取らなければいけないのでアグレッシブに行くのは当然。いいカタチで追い付いたがロングボール1本に対応し切れなかった。なんとか修正したかったが、(1失点目と)同じカタチでやられてしまった。後ろの枚数は足りていたが上手く跳ね返せなかった。相手が狙っていたカタチなので対応できればよかった。(ソニーから気迫は伝わってきたか)どのチームからも感じる。それは仕方がない。その中でも受身にならずにやっている。結果が全て。まだまだ、ということです」

・高安亮介

「ゴールだけでした。最後のところ。抜け切れているが、ゴールの近くまではいっているが、クロスの精度が問題。(試合後、かなり落ち込んでいたが)負けたからです。全ては結果だと思う。悔しさしか残らない。最後の部分の課題がチームの結果に繋がっている。(前半はマークを剥がせなかったが)自分が背後を狙うことで相手が疲れる。足元でもらってから勝負することでファウルを誘えた。(最終的には)五分五分だと思う。(連敗は許されないが)絶対に勝つしかない」

・川鍋良祐

「(3失点目は)自分のところで跳ね返せた。アウェーでもたくさんのサポーターが来てくれたのに、ああいうプレーは情けない。CKのシーンは個々のマークがはずれ、フリーでやられてしまった。自分達のミスで崩れてしまった」

・小林成光

「結果が出したかった。残念なことになってしまった。自分が持ち味を発揮できていれば違った結果になっていたと思う。チームの中に入っていけなかった。途中から出てフレッシュだったのでドリブルで仕掛ける、ボールを動かすことで起点になれればよかったが出来なかった。(怪我の具合は)足は大丈夫です。トレーニングをして次は勝てるようにします。(交代の際の指示は)守備を意識しながら『点を取りに行け』と。オチ(落合)と話をしてバランスを崩して前に残ることで起点になることを心掛けた。試合後、オチは疲れていて『きつかったです」と言っていた。もう少し守備からポジションを下げて出て行ければよかった。あそこまで簡単に守備がやられるとは思っていなかった。認識が甘かったのかもしれない。下りてサンドしてボールを奪ってから前に出て行ければ・・・。(前に残りすぎたと)そうではない。点を取られてしまいうちが前に出たことでボールを回されたと自分では感じた。失点せずに守り、2-2の状況でいい仕事をしたかった。点を取ること、守りの面でも反省をしなければならない。点を取ったことでポゼッションが高まり、支配できると思っていた。ボールを回して探っている段階で入れられてしまった。途中から出たからには決定的な仕事をしたかった」

『再出発』@栃木SC通信

2008年7月13日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

sony2.JPG2ヶ月ぶりの戦線復帰は小林成光にとって、ほろ苦いものとなった。

後半17分、上野優作のゴールによりスコアは2―2のタイとなる。アウェーで勝点1を拾うのではなく、あくまでも強気に勝点3を取ることを選択した柱谷幸一監督。当初のゲームプラン通りの選手交代をする。稲葉久人と小林の2人を一挙に投入。嵩に掛かって攻め立て、逆転勝利を目論んだ。勝負に出る。

小林が配されたのは本職の右ワイドではなくトップ下だった。つまり、フラットな4―4―2の中盤は、ひし形に変更されたのである。底に落合正幸、左に佐藤悠介、右に高安亮介が入った。「守備を意識しながら2トップをサポートする」役割を小林は任される。

ゴールを得た余勢を駆り、流れは僅かに栃木SCへと傾いた。上野と「チームに入っていけなかった」とは言うものの小林が高位置でプレーをすることで、前傾姿勢をとれたことは小さくなかった。ソニー仙台FC(以下、ソニー)陣内で過ごす時間は増える。さらに拍車を掛けようと柱谷監督は最後のカードを切る。疲労の色が見て取れた岡田佑樹を下げ、斎藤雅也を送り出した。左サイドの赤井秀行は右へ回る。フレッシュな斎藤にはサイドの攻防で主導権を握って欲しいとの思惑があった。

果たして、打った手は功を奏しなかった。一時的に盛り返すも、決勝点を掴み取ったのはソニーの方だった。長身FWにハイボールを競らせ、セカンドボールから手数をかけず、カウンター気味にゴールを陥れる。講じた策は見事なまでに的中した。

小林は認識の甘さを口にする。

「もう少し守備の時にポジションを下げてから出て行けばよかったかもしれない。あそこまで簡単にDFがやられるとは思っていなかった」

1ボランチの落合と小林は話し合った。バランスを崩してでも前に残ってプレーしてもいいか、と。

「点を取りに行かなければならない。アグレッシブになるのは当然」

落合の考えである。

小林は出来る限りゴールに絡める、またはゴールを決められる位置にいようと思い至った。小林を押し出した落合であるが、実はかなりの疲労が蓄積していた。試合後、小林は落合と言葉を交わした。「厳しかったです」。落合は体力の消耗が激しかったことを告白した。それは終始、追い掛ける展開を自ら招いてしまった守備陣にも該当していた。致命的な3失点目の足掛かりとなるポストプレーを潰せなかった川鍋。踏ん張りがきかなかった。

「ロングボール1本に対応しきれなかった。なんとか修正したかったが、(1点目と)同じカタチからやられてしまった」(落合)

守備陣の口をつくのは反省の弁ばかりである。個で負けなければ失点を食らうことはなかった。シュートを打たれる際、人数は足りていた。ひとりがアタックに行き、もうひとりはカバーに回れた。だが、あと一歩が出なかった。詰めきれずに失点を喫する。

だからこそ、小林は後悔した。自分が一旦下りてから挟み込むなどしてボールを奪い、それから前に出るべきだったのではないか。サポートしてから攻撃に移る手もあったのではないかと。味方の疲労度までは読み切れなかった。

小林と稲葉で前線を肉厚にし、サイドのてこ入れに斎藤を起用。積極的な選手交代と配置転換により、アンバランスは覚悟の上で勝利を追求した。リスクを負った采配は責められないが、反撃の芽を摘んでしまった守備陣は猛省をしなければならないだろう。

「開始早々、セットプレーとしてはいけない失点だった。2―2に追い付いてからもわりと早い時間に失点をした。ボクも含めて守備はいいところがなかった」

苛立ちを押し殺しながらGK小針清允は3点も献上した拙い守備の不甲斐なさを語った。

2試合連続の零封により立て直しの兆しが窺えた守備だが、大量失点による敗戦で築き上げつつあった自信は揺らいだ。

一から出直しである。

戦評:対ソニー仙台FC戦@栃木SC通信

2008年7月13日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

sony.JPG夏場は先手必勝。

後期一発目の試合、アウェーは北谷でのFC琉球との耐久戦を制したことで暑さを味方につけ、勝ち切る方策と自信を手に入れられた。それは前節の対佐川印刷SC戦でも遺憾なく発揮され、望外の4ゴールを奪う圧勝に結び付く。体力の消費が激しいこの時期、とにもかくにも先にゴールを挙げ、相手には許さない。この鉄則さえ遵守できていれば、フィジカルで勝る栃木SCの勝率が下がることはない。

それだけに肝心なのは前半、それも不安定さが付き纏う立ち上がり。

経験則から上野優作は説く。

「前半は体が温まるまで動かない。その時間帯で失点をしないことが大切」

暑さをうまくやり過ごすには序盤からハイプレッシャーを掛けるよりも、ブロックを下げて守備からリズムを作ることが得策である。後期に入り栃木SCは相手に攻めさせ、スタミナを十分に吸い取ってから叩きのめす、“横綱相撲”を身に付けたはずだった。が、対ソニー仙台FC(以下、ソニー)戦では、前半4分の失点が全てを狂わせた。必勝パターンは崩れ去る。

追われるのではなく追いかける立場の難しさは、対戦相手の疲労困憊ぶりから熟知していたはずである。だからこそ、2度も振り出しに戻してからの試合運びに、慎重さが求められたのだが困難を極めた。ソニー戦では常に背中を追っ掛ける展開が続き、いつしか選手の運動量は削り取られていった。2―2まで持ち込みはしたものの、引っ繰り返すだけの余力は残されていなかった。

「先に点を取られると夏の試合はきつくなる。(1点返したことで)『いける』という雰囲気になったが、もう1点取られてしまい難しくなった。勢いがでればよかったが・・・厳しかった」(上野)

引き込むはずのアリ地獄に引き込まれたのは、栃木SCだった。


後期2連勝と最高のスタートを切った栃木SCは、前期からの連勝を7に伸ばすべく杜の都・仙台に乗り込んだ。スタメンは前節から不動。2トップは上野と石舘靖樹、中盤は左に佐藤悠介、右に高安亮介、底に落合正幸と鴨志田誉、4バックは右から岡田佑樹、川鍋良祐、鷲田雅一、赤井秀行の並び。赤井は3試合連続の先発、サブには左足の傷が癒えた小林成光が入った。

アウェー3連戦を2勝1分けと無敗で潜り抜け、首位を迎え撃つには万全の態勢を整えたソニー。元栃木SCの谷池洋平が4―4―2の最終ラインを束ねた。

真夏日の仙台。先取したのはソニーだった。前田和之の横パスから大瀧義史が左足一閃。中長距離からのシュートに絶対の自信を有するGK小針がゴールを割られたのだから、打った大瀧を褒めるしかないだろう。

リードしたソニーは守備に神経を割いた。スペースを消去され、対面の元木数馬のマークを剥がせなかったことも加わり、高安の突破は封じられた。DFラインからしっかりビルドアップを行い、食いついてきたところで背後を突く。ソニーは自分達のやりたいことを貫く。

FKから鷲田の折り返しを落合がボレーで合わせ、GK金子進を脅かした直後の20分。同点弾は生まれた。左サイドで上野がボールをキープし、佐藤に叩く。佐藤は敵陣の深くまで侵入し、ロークロスを送り、ファーに走り込んだ高安が抑えの効いたシュートを叩き込む。完璧に左サイドを崩した。ニアサイドで潰れた石舘の隠れたアシストも見逃せない。

ゴールにより球際での激しさが増した栃木SC。ようやくのお目覚めによりイニシアチブを握るかに思われたが、CKから谷池にヘディングシュートを浴びる。これでもかとガッツポーズを連発した谷池。この一戦に懸ける思いが表れていた。解雇、そして前期の流血騒動の鬱憤を晴らされる。流れを掴み損なった栃木SCは、その後も肝を冷やされるが、辛くも事なきを得る。

後半開始早々、村田純平のシュートがGK小針を襲う。至近距離のシュートを弾き出すも、集中力の欠如からか立て続けにゴールに迫られる。ハーフタイムを挟んでも栃木SCは精彩を欠く。時折、繰り出すカウンターもフィニッシュには繋がらなかった。

しかし、高安が佐藤のサイドチェンジから突破を図れるようになるとリズムが生じる。後半17分に岡田が供給したロブがPボックス内を混沌とさせ、最後は体を倒しながら上野が左足ボレーでネットを揺らす。形勢を逆転させられると呼んだ柱谷幸一監督。2枚替えを敢行する。鴨志田と石舘を下げ、小林と稲葉久人を同時に送り出す。陣形もいじった。小林をトップ下に配し、中盤をダイヤモンド型に移行した。小林が拾えていなかったセカンドボールを拾い、起点を設け、上野が制空権を取り戻す。逆転の機運は徐々に醸成されるも、守備陣が耐え切れず、ぶち壊した。途中交代、185cmの金子央朋にハイボールを落とされ、寄せが甘かったことで村田にミドルを決められてしまう。

「ボクのところで跳ね返せていれば問題なかった。情けない」

金子央朋のマークに付いていた川鍋は唇を噛んだ。

ソニーに守備ブロックを構築されるも、途中交代の斎藤雅也は強引に仕掛け、ラストワンプレーのCKを鷲田がジャンプ一番、頭で合わせるも枠を捕らえきれなかった。最後の悪足掻きも水泡に帰す。

ファイナルスコア2―3。

リスクを冒して攻めに打って出るが届かなかった。敗戦により連勝は6で途絶えた。

「3点も取られたら勝つのは難しい」

柱谷監督は嘆いた。

ハーフタイムにシュート数、ポゼッシンが勝敗を左右するのではなく、重要なのは「ゴール前で決定機を決めきれるか否か」と話をしたそうだが、90分を終えて「両ゴール前での甘さが結果として表れた」。

「何もないです」

石舘は一言いい残し、バスへ消えた。

今季3敗は、これまで喫した2敗以上に選手達を滅入らせた。一様に口は重く、落ち込みの度合いは濃かった。

今季の強さの秘訣は挽回力にある。気持ちを切り替え、月曜日からのトレーニングで反省点を修正して欲しい。

落合は言う。

「下を向いていられない」

JFL後期第3節 ソニー仙台FC3―2栃木SC 観衆1469人 @ユアテックスタジアム仙台

〈ソニー仙台FC〉GK金子進、DF橋本尚樹、谷池洋平(→木村孝次)、亀ヶ渕幹、元木数馬、MF瀬田貴仁、今田傑、大瀧義史、高野和隆(→桐田英樹)、FW前田和之(→金子央朋)、村田純平

〈栃木SC〉交代:鴨志田(→小林)、石舘(→稲葉)、岡田(→斎藤)
  

対ソニー仙台FC戦@栃木SC通信

2008年7月12日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

前半:2-1。

後半:1-1。

ファイナルスコア:3-2。

上野のボレーで同点も、突き放され敗戦。

得点者:高安亮介、上野優作(栃木SC)、大瀧義史、谷池洋平、村田純平(ソニー仙台FC)

順位:首位(勝点47)◆2位:HondaFC

※お疲れ様でした。小休止後にレポート&コラムをアップします。仙台があそこまで暑いとは・・・。予想外でした。

G大阪は苦しいねえ@ワンコインベッターの呟き

2008年7月11日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

昨晩、婆ちゃんが引っくり返ったらしい。

幸い骨などに異常はない。

でも、かなり弱っていた。

盆を前に心配だ。

☆toto☆

東京V対京都:1 オオグロッソ先発なのか?

清水対神戸:0 堅い試合になりそう。

大分対浦和:1 負けるでしょう。

大宮対磐田:1 読めない。

G大阪対川崎:2 遠藤、大丈夫か?播ちゃんも。

名古屋対柏:2 失速。

鹿島対F東京:1 勢いの差だろうね。

千葉対札幌:2 改革はどうなったの?

横浜Fマリノス対新潟:1 いつの間にか4バックに。迷走か?

仙台対C大阪:0 譲らず。

水戸対山形:2 勝っておかないと。

広島対岐阜:1 テッパン。

鳥栖対横浜FC:0 結果が伴わないみたいね横浜は。

☆minitoto☆

名古屋対柏:1、鹿島対F東京1、千葉対札幌:1、横浜Fマリノス対新潟:2、仙台対C大阪:2

☆BIG☆

なかなかの予想だね。いけるか?

プレーバック:対ソニー仙台FC戦@栃木SC通信

2008年7月11日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

アウェーで勝点1を得る。最善ではなくとも次善の結果。考えようによっては悪くない。ただし、問題なのは、勝点1の中身である。リードを許した状態で追い付いたならば、ドローに持ち込めたならば、連勝が断たれたとしても、流れが極端に変わることはない。他方、逆の展開。つまり、追い付かれる、しかも土壇場、ラストワンプレーだったとしたら、精神的なダメージは少なからず残る。捉え方もまた、違ったものとなる。

前期第6節、対佐川印刷SC戦、栃木SCは試合終了寸前の時間帯に勝点2を取り逃した。試合後、柱谷幸一監督をはじめ、選手達が口をそろえたのが「次のゲームの重要性」である。勝利を掴めなかった次のゲームを如何に戦うか。焦点はその一点に絞られた。

状況は恐ろしいほどに類似する。1点のリード、数的有利、図らずも前節と全く同じ舞台が整えられた。試練はいきなり、襲ってきた。守り切れるか、或いは再び同点とされてしまうのか。意識はマイナス方向に作用し、悪夢が脳裏を駆け巡ってもおかしくはない場面でも、川鍋良祐は「やられるイメージはなかった」と言う。パニックになることはなかった。猶予として与えられた今週1週間、眼前の試合だけに集中したトレーニングを積めた手応えが自信となり、支えとなったからだ。気合を入れてトレーニングに臨んだ選手の姿勢が勝点3として結実した、と柱谷監督も述べていた。

 

連勝が5で途切れ、首位を明け渡した栃木SCだが、継続中であるホームでの連勝を途絶えさせるわけにはいかない。今季初開催となった足利市で狙うは、勝点3のみ。スタメンは2トップに上野優作と石舘靖樹、中盤は左ワイドに佐藤悠介、右ワイドに小林成光、落合正幸と向慎一がダブルボランチを組み、4バックは左から斎藤雅也、鷲田雅一、川鍋、岡田佑樹、ゴールマウスを守るのは小針清允。

JFLトップスコアラー、9ゴールを叩き出している大久保剛志を累積警告により欠いたソニー仙台FCも、4―4―2を採用した。

立ち上がり、川鍋とGK小針の連携ミスに冷や汗をかくも、前半4分にGK小針→小林→落合→小林とボールが滑らかに繋がり、カウンターが炸裂。エンジンが掛かり始めた矢先だった。中盤の底からゴール前に顔を出し、好機に絡んだ落合がアクシデントに見舞われる。右足首を痛め、負傷退場。代わりに久保田勲が入る。慎重さが要求される序盤に攻守の要を失い、更にピッチコンディションも芳しくない。落合の代役である久保田は、違和感なく試合に溶け込むが、リスクを背負わないことにプライオリティを置いた。

攻撃面ではポゼッションを放棄し、前にボールを預けるカタチを選択した。落合が抜けたことでバランスが保たれていない、と読んだ向は周囲と話し合い、「できるだけ失点しないように」気を配った。本音では前からアグレッシブにプレスを掛けたかったが、ラインが付いて来なかったことで、無理をして潰しに行くことは避けた。徐々に安定感を取り戻した守備陣。トップがサイドに流れる間に、2列目がフォローに回る仙台の攻撃に対処する。窮地は21分、大瀧義史のアーリークロスを前田和之に頭で合わされたシーンだけだった。押し気味に試合を運ぶ栃木SCだが、こちらも決定機は1度きり。岡田と小林で破った右サイドからのロークロスを上野がボレーシュート。DFに触れたことで枠を反れるも、良質なサイドアタックからフィニッシュに持ち込めた。

後半の頭、高野和隆、前田にゴールを脅かされる。拙い入りも、上野のポストプレーから向がミドルを放ち、松田正俊が投入されると、ターゲットが増え、流れを引き戻す。仙台が3トップにシフトしてから程無く、栃木SCはゴールをこじ開けた。右から岡田がゴール前に供給したロブをGK金子進と松田が競り、ルーズになったボールに反応したのは上野。前半に逸機したことで、「今日も(シュートが)入らないのかな」と思ったそうだが、泥臭くねじ込んだ。待望の今季初ゴールをマーク。その後、松田も斎藤の絶妙なクロスからゴールを窺うものの、ヘディングシュートはGK正面に飛んでしまった。

自陣での不要なファールで相手に譲ったFKから立て続けに危機を招く。だが、GK小針、斎藤の身を挺した守備とサイドネットに救われる。前節同様の嫌な雰囲気に陥りそうなところでガラリと時局を好転させたのが、今季初めてピッチに立った深澤幸次だった。ガツガツと攻守でボールに絡んでは、短時間で存在感を示し、仙台の勢いを殺ぐことに成功した。

先例を繰り返さない。試合を振り出しに戻され、勝点2を引かれることはなかった。

「もし、内容が悪く試合を落とすと、流れが悪くなる。勝点3を取れたことは非常によかった」と柱谷監督は勝利の味を噛み締め、続けて「ゲームコントロールができて勝てたことは大きい。嫌な思いを吹っ切れた。勝ち切れたことで同じような展開になっても自信をもってやれる」と話した。

「真価が問われる」と銘打ち、自らにプレッシャーを掛けた一戦。内容は乏しかったかもしれないが、とにかく勝利できたことは、今後を考えれば小さくない。前回の反省を踏まえ、僅差のゲームをものにしたことでチーム力は養われ、一回り成長することができた。勝点マイナス2という「高い授業料」を払ったことは、無駄骨とならなかった。

勝点3を獲得したことで、再び首位に立った。 

JFL前期第7節 栃木SC1―0ソニー仙台FC 観衆4073人 @足利市総合運動公園陸上競技場

〈栃木SC〉交代:落合(→久保田)、石舘(→松田)、佐藤(→深澤)

〈ソニー仙台FC〉GK金子進、DF元木数馬、谷池洋平、木村孝次、天羽良輔、MF今田傑、千葉雅人、花渕修平(→石原慎也)、大瀧義史(→大谷哲也)、FW前田和之(→麻生耕平)、高野和隆  

 

『今も昔も、そしてこれからも』

足取りが重い。歩くシーンが目に付く。疲労は色濃い。ボールタッチ数は激減していた。後半の半ばから佐藤悠介には疲弊の跡が如実に窺えた。前節の対佐川印刷SC戦、へばっていることを察知しながらも、交代のタイミングを誤った。これが裏目に出る。佐藤は振り切られ、同点弾を打ち込まれる結果を招いてしまった。「攻撃面でうちにとって大きな武器」と柱谷幸一監督が全幅の信頼を寄せていたことが仇となる。途中で引っ込めていれば、勝点を分け合うことはなかったかもしれない。

 

1点のアドバンテージ、11対10、シチュエーションは、ほぼ一緒。同じ失敗は許されない。幾つかの選択肢があった中で、指揮官が切った最後のカードは深澤幸次だった。佐藤に代わり後半34分、今季初の公式戦出場を果たす。試合を閉める役割、“クローザー”として本来は同期であり、ライバルでもある高安亮介が送り出されるのだが、肉離れを起こしたことにより、お鉢が回ってきた。この機会を生かさない手はない。

 

残り時間10分少々、課せられた任務は2つ。先ずキープ力を生かし、前線でボールを保持しながらチャンスを作り出すこと。もうひとつは、斎藤雅也の守備面の負担を軽減するためにサポートを行うこと。

 

ピッチに登場する際、状況は思わしくなかった。しかし、劣悪なピッチコンディションに、下半身が安定している、馬力のある深澤は打って付けの人材だった。足元の緩さなど、ものともしない。旺盛にボールを追っ掛け回す。ポジションに捕らわれることなく、我武者羅に食らい付いた。前線で、タッチライン沿いで、自陣ゴール前で。ピッチの至る所に顔を出した。開幕から6試合、ベンチに入ることすら叶わなかった。その鬱積した思いをぶつけるように。

 

「高安が出ている時、幸次にはいろんな思いがあったはず」

 

柱谷監督が心情を代弁した。

 

後半38分にはPボックス内でドリブル勝負。引っ掛けられて倒されるも、残念ながら笛は鳴らなかった。PK獲得には至らず。それでも、獰猛に、貪欲に。持ち味を見せ付けられた。深澤の活動量が増したことで、一時的に押し込められていた展開が良化した。

 

「重馬場には効く。よくはまった」(柱谷監督)

 

激しくボールにチャレンジする姿勢に、観衆は何時しか胸を打たれ、魅了されていた。深澤の一挙手一投足に拍手が送られる。些か仰々しくなってしまうが、上野優作の先制点が決まった時を凌ぐ熱がスタジアムには充満し、興奮の坩堝と化した。タイムアップに向け、音量を増した手拍子。タクトを振ったのは、間違いなく深澤だった。

 

メンバーが大幅に入れ替わろうとも、栃木SCを見守り続けてきたふぁんが好むのは、気持ちを前面に押し出し、立ち向かっていくプレーをする選手である。

 

それは今も昔も、そしてこれからも未来永劫、不変であり続けるだろう。  



『増えた選択肢』
 

前半は石舘靖樹、後半は松田正俊とコンビを組んだ上野優作。特長のひとつである、「フレキシブルさ」が生かされた。互いのプレーが被ることはなかった。

前半は裏へ抜け出るスピードを有する石舘の持ち味を引き出すためにクサビを受けるなど献身的なプレーを心掛けた。「ボールが収まり始め、背後をケアーされたことで石舘が飛び出せるスペースがない」と読んだ柱谷幸一監督。松田を送り出す。上野が担っていた仕事を引き継いだ松田は中央にどっしりと構えた。今度は上野がサイドに流れるなどタイミングのいい動き出しからリズムを作る。決勝ゴールは松田が潰れ、上野が押し込んで獲得した。明確な役割分担が奏功し、勝点3として実を結んだ。

上野はトレーニングマッチから松田との関係性に好感触を得ていた。空中戦に長ける両者が並び立っても攻撃は停滞することなかった。単調にはならず、むしろ活性化された。前線にひとつ、選択肢が増えた。

 

『結果的に狙い通りだった』

サイドバックの守備が緩い。ソニー仙台FCの左サイドは狙い目だった。

留守にしがちなスペースへ右ワイド小林成光は再三、侵入を繰り返す。右サイドバックの岡田佑樹も加勢し、サイドの綱引きでイニシアチブを握り、突破口となった。前半、唯一の好機を演出したのも、ゴールへと繋がるロビングが供給されたのも、右サイドからだった。岡田へとボールを叩いた向慎一は言う。

「成光さん、岡さんのところでチャンスができていた。ハーフタイムに『ルーズだよ』と話し、空いていたので『突いていこう』と確認した。結果的に狙い通りだった」

執拗にウイークポイントを攻め立てたことで勝機を手繰った。

 

『要らないものを無くす』

完封勝利は連続失点が2試合で止まったことをも意味した。

「CB2人のコミュニケーションが取れていて、非常に集中していた」

柱谷監督は守備に関して合格点を与えた。

「前半はバタバタしたところが何本かあったが、後半はしっかりと修正できた」

川鍋良祐も手応えを口にする。その一方で、「終盤にサイドでのファールが多い。相手に得点機会を与えないために、要らないファールは減らさなければならない」と反省点を挙げた。これには柱谷監督も同意見で、「ファールが多く、FKを与えてしまい危ないシーンがあった」と修正すべきポイントとして指摘した。

後半33、36分とソニー仙台に肝を冷やされたのは、いずれもFKからだった。また、前節の対佐川印刷SC戦ではファールを重ね、結果的にFKから放り込まれたボールが同点弾の切っ掛けになっていた。自陣ゴール前でのファールは出来る限り減らす必要がある。特に小差の展開、残り時間が僅かの状況では。そして、抗議などによる無駄なイエローカードも。結局は自らの首を絞めることになるのだから。

防犯ブザー

2008年7月10日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

少女がオイラを見詰める。

その視線は鋭かった。

ラーメン屋から出てきたオイラを少女は防犯ブザーを胸の前でがっちり握り、今に鳴らさんばかりの勢いで睨みつけてきた。

そんなに悪そうな顔してますか?ボク。

無害だと思いますが・・・。

あれは、怖い。

仮に鳴らされたらアウトじゃん。

何もしていなくても。

全く悪いことをしていないのに気分が落ちたわ。

 

『職人』での宮本のキャプテン力は凄まじかった。

後半は福川が主役になっていたけれど、そのへんの作りはご愛嬌で。

闘将も絶対の信頼を寄せるだけのことはある。

スワの若手、奮起せよ。

2流の超一流かあ。

響いたね、ノムさんのお言葉。

本家は違いますな。

やはり。

一度でいいから観てみたい

2008年7月10日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

名タッグ、「天コジ」が復活の兆しか。

天山の窮地を小島が救ったそうな。

小島は新日の夏のイベントG1参戦が決定。

またあのタッグが観られると思うと鼻血ブーだね。

解散状態にある高山&大森の「ノーフィア」と死闘を演じて欲しいが、どうやら2人の関係が最悪らしく実現は不可能なようだ。

天コジvs.ノーフィア。

馬場vs.猪木のカード以上に観たいのになあ。

死ぬまでに一度でいいから観てみたい。

今夏は久方ぶりにG1を拝ませていただきます。

『ゴンゾウ』

2008年7月10日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:内野聖陽 満腹度:☆☆☆

シリアスとコメディの配分が心地よい。2枚目が3枚目を演じられちゃうから困ってしまう。しっかり演技ができる陣容だが、ストーリーのテンポが遅くて些か倦んだ気持ちになる。もう少し全体にリズムが欲しい。面白いんだけど、突き抜けられていない感は否めない。

『正義の味方』

2008年7月10日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:志田未来 満腹度:☆☆

志田未来がいることで冒険せずにすんだ汐留。ナイスなキャスティング。金魚の糞みたいにくっついてる勘違いを絶妙にフォローしている。大女優の階段を上ってるね。米倉同様に知性を感じないからキャリア官僚の役が、かわいそうなくらいに似合わない。こちらも露出度で勝負ですな。

メダルよりもアメリカ撃破を。

2008年7月 9日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

北京五輪に出場するサッカー女子日本代表“なでしこ”18人が選出され、同時にバックアップ4人も発表された。

GK:福元美穂、海堀あゆみ

DF:池田浩美、柳田美幸、安藤梢、矢野喬子、近賀ゆかり、岩清水梓

MF:加藤與惠、澤穂希、原歩、宮間あや、阪口夢穂、宇津木瑠美

FW:荒川恵理子、丸山桂里奈、大野忍、永里優季

バックアップ:GK:山郷のぞみ、DF:熊谷紗希、MF:鮫島彩、FW:後藤三知

宮本が選から漏れ、山郷がバックアップに。ここ最近はなでしこリーグを目にする機会も減ってしまい、新顔の選手の特徴が全く分からない。アテネ五輪組の現在のコンディションとパフォーマンスも定かではないし、澤のボランチも確認していないのでメンバーを見ただけではなんともいえない。壮行試合が組まれているようなで本大会へ向けてチェックし、上げていきたいと思ってます。

無事に安藤梢と大野忍が選出されたことにホッとしてます。安藤はアテネでは不完全燃焼でしたからね。気合は澤以上に入っているのではないかな。大野の小柄ながらもパワフルなドリブル突破が早く観たい。

メダルと騒ぐよりもグループリーグでアメリカから金星を挙げて欲しい。

『シバトラ』

2008年7月 9日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:小池徹平 満腹度:空腹

超絶能力がストーリーの肝となっていない。コメディーで押し通そうとしているのだけど、そのために芸人を多数配置しているのだけれど、笑わせてやろうとする魂胆がみえみえで息苦しくなる。髪を解いた真矢さん、素敵です。あんな上司なら毎日、怒られても構わない?今後の期待値も低いだろう。

『現実との折り合いをつけながら』@栃木SC通信

2008年7月 9日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

タッチ数の少ないパス回しは相手を寄せ付けなかった。そこには確かな“美”が存在した。

岡田佑樹が打ち込んだクサビを上野優作が処理。サイドへと叩かれたボールを受けた高安亮介が駆け上がり、供給したクロスに石舘靖樹が右足ダイレクトで合わせる。スピーディかつ連動したプレーはゴールとして結実しなかったが、先制パンチとしては十分であり、娯楽性に富んでいた。

対佐川印刷SC(以下、佐川印刷)戦、キーマンに指名されたのは上野だった。スタートからのパートナーである石舘、右ワイドの高安、途中出場した稲葉久人と、スピードを特長とする選手達を活かすには、上野がボールをしっかり前線で収めることが求められた。

「攻撃のポイントである上野にボールが入り、展開することができた」(柱谷幸一監督)

これまではロングボールを蹴り込むケースが多かった。しかし、佐川印刷戦では上下の使い分けが出来ていた。相手CBに強さと高さがあったこと、バイタルエリアが緩かったことで、序盤から栃木SCはコンビネーションを駆使し、フィニッシュまで持ち込んだ。

とりわけ目を引いたのがグラウンダーのパスだった。石舘がニアサイドに飛び込んだ前半2分のシーン以外にも、6分には落合正幸のクサビから石舘が上野との壁パスを使い左足を振り、14分には高安→石舘→佐藤と流れるようにボールが渡り最後はオーバーラップした赤井秀行が内側に切れ込みシュートを放つ、岡田から佐藤を経由したボールから石舘のGKを強襲するシュートは19分に生み出された。過去18戦を振り返っても、これだけボールが選手間を走ったことはなかった。試合の入り方こそ悪かったものの、攻撃面に関して言えば追求している理想のカタチが作り出せていた。

「紅白戦からいいイメージを継続できた」と話す上野は続ける。「珍しくボクからいいパスが何本かありましたよね。引いてボールをもらってからターン。あそこ(バイタルエリア)で受けられるとチャンスが増えますよね。怖がらずに受けるようにしたい」。

前期のカターレ富山戦後に上野は「(バイタルエリアに)ワンクッションあれば、違う展開ができる」と述べていた。相手が警戒すべきエリアへの注意を怠ったとはいえ、見逃すことなく上野を筆頭に佐藤、石舘が顔を出すことで攻撃は多彩なものとなった。タメが出来れば幅は広がる。「的を絞らせない栃木は強い」。敵将は兜を脱いだ。

細かなパス交換を軸に守備網を切り裂く。時代の潮流に乗った攻撃を繰り返せた。ワクワク感を提供するに至るも、柱谷監督の要求は高かった。厳しい注文がつけられた。

「もっとやれると思う」

中盤、DFラインからトップに入れるボールが少ない。もう少し大胆にスペースと足元へパスを出すことで起点が構築でき、さらにダイナミックな攻撃を仕掛けられたと指揮官は感じたようだ。それゆえ、先の発言に及んだ。

パス成功率、ポゼッションの高さは勝利と密接な関係性を持つとは限らない。加えて今季の栃木SCは優勝、そして昇格という目標を是が非でも果たさなければならない。プライオリティは結果に置かれる。些かの退屈さと引き換えに勝点を手にすることを選択せざるを得ないのである。

だがそれでも、観衆を魅了する作業は放棄できない。土曜日のナイトゲーム、天気予報は雨、テレビではライブ放送とスタジアムに足を伸ばすのを躊躇わせる要素はふんだんに存在した(観衆は3000人を超えた。立派な数字だが寂しさも伴ったのは事実)。そこにホーム連勝の陰に隠れた内容の乏しさが含まれていないとは言い切れないだろう。ボールを止めるという一つの動作だけを見ても昨季とスキルに格段の違いがある今季のチームが、内容でも観衆を満足させるだけのサッカーが出来ないとは思えないのである。

勝ち続けるだけでは満たされない感情もあるのではないか。だかこそ、現実との折り合いをつけながら魅せるサッカーを期待せずにはいられない。このチームは「もっとやれる」。心底、そう思う。

フォト・ステーション@栃木SC通信

2008年7月 8日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

print11.JPG

こんなパネルがあるとは。

試合前の風景を公式HPにアップする作業を始めてから知った。

それにしてもGK小針清允を選ぶとは渋い。

【追記】

ご協力ありがとうございました。公式HPの写真に使ってもらえずに申し訳ありませんでした。ボクの腕が足りなかった。

 

 

 

print12.JPG
ホーム10連勝だもんね。

数年前までホーム、グリスタでは勝てなかったことが嘘のようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

print3.JPG
アップ前の握手写真はアングルが難しい。

この日も20枚くらい撮って、辛うじて使えるのがこの1枚だけ。

勉強が必要ですね。

岡田佑樹からコメントを取れたが(いつもいつの間にかバスに消えているので捕まえるのが大変なのです)、久々に言葉をかわしたことで爽やかな雰囲気に飲み込まれて聞きたいことの半分も聞けなかった。

取材者としては情けない。

どうもあの独特の雰囲気に呑まれちゃうんだ。

PK獲得に至ったスローイン時の心境を聞き逃すとはライター失格だね。

凹んだわ。

次回のマッチアップでは互角に渡り合いたい? 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

print5.JPG
この日は頭ではなく足で2ゴール。

しかも2点目はテクニカルなバイシクル。

アルビレックス新潟以来のゴールだったという。

上野優作はPKを決めて安堵の表情を浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

print7.JPG掃除役は落合正幸にお任せを。

ガツガツとボール狩りを敢行。

苦境の際、球際の力強さは心強い。

 

 

 

 

 

 

 

print4.JPG
試合前、二言、三言ことばをかわす機会があった。

「今日は出たらやりますよ」

そう誓った向慎一。

有言実行。

左クロスから上野優作のゴールをお膳立てした。

頼もしい大学の後輩です。

 

 

 

 

 

print9.JPG稲葉久人、夏男の看板に偽りなし。

1点目はごっつぁん。

2点目は特長を発揮。

先発起用を問われた柱谷監督は、「途中からの方がいいんじゃないですか」と報道陣を笑わせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

print10.JPG
後半ロスタイムにFKに合わせるも、「気負い過ぎて前に入りすぎました」と片野寛理。

膝に当たったシュートは枠外へ。

一発狙っていたそうだがゴールはマークできなかった。

前期の対戦時とは異なり「栃木は整理ができたいた」と敗因を述べ、「ゴール裏は凄いことになっていた」とサポーターの存在もゴールラッシュの一因だったと感じていたようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トリプルネーム

2008年7月 7日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

久々の休日。

ドカンと買い物しました。

といっても、金額はたかがしれてるけども。。。汗

いいものが見つかり、手に入れることが出来て何より。

愛用の吉田カバンを扱っている店を覗いたらポーター×G1950×テンピュールのリュックが置いてあるじゃないですか!!

肩の紐の部分がテンピュール素材で背負った瞬間に買うしかねえ、と思ったけど金がねえことに気が付く。

泣く泣くバイバイした。

パソコンも収納できるようだし、頑張って働いて購入するのだ。

あれは遠征にはもってこいだ。

カメラも問題なく入る模様。

ぶらぶらして好きな洋服を眺めながら刺激を受けるとリフレッシュするねえ。

宇都宮の混み具合が適度にいい感じ。

これが裏原とかだと疲れちゃうんだ。

代官山はまだ不釣合いだし。

『tomorrow』

2008年7月 7日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:竹野内豊 満腹度:空腹

菅野美穂が出ているのにイマイチ。訴えたいメッセージがぼやけてるからだろうなあ。日曜枠は手抜きにすることに決まったのでしょうか。赤坂では。苦しいよ、今回も。

フォト・ステーション@ヴェルフェたかはら那須

2008年7月 7日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

v1.JPG
v1.JPGのサムネール画像
v1.JPG

本田洋一郎がシュート。が、ゴールならず。

 

 

 

 

 

v2.JPG栃木の皇帝は健在。

このカテゴリーでは別格だった。

しかし、一人でどうにかできる相手ではなかった。

 

 

 

 

v3.JPG
ミドルシュートも枠外へ。

 

 

 

 

 

v4.JPGゴール前1。

ヴェルフェ側から撮影したので入ったと思ったが・・・。

 

 

 

 

v5.JPG
ゴール前2。

押し込めない。

 

 

 

v6.JPGゴール前3。

いつしか混戦に。

ゴールが遠い。

 

 

 

 

v7.JPG
ゴール前4。

防がれる。

この試合、最大の決定機だったかな。

 

 

 

 

v9.JPG堀田、種倉にボールが入るも周囲の動き出しが悪かった。

苦し紛れにラインの裏へボールを送るだけのシーンが目に付いた。

 

 

 

 

 

v13.JPG
0-2で敗れる。

高秀賢史は負傷により出場せず。

 

 

 

 

v11.JPG

職人・遠藤雄二もミスを犯すのだと知る。

 

 

 

 

 

 

 

v12.JPG
パートナーが交代した後半は躍動感が出たが、時既に遅し。

スピードを活かしきれなかった本田洋一郎。

 

 

 

 

 

 

 

 

v10.JPG再びJFLへ。

今季は達せられなかった。

取材ではなく見学@栃木SC通信

2008年7月 7日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

tr1.JPG

アップ後、2組に分かれての15分間走×2本で全体練習は終了した。

リカバリーに主眼が置かれたトレーニングは約1時間弱。

その後はフリーで個々が自主的にトレーニングを行った。

残ったのは主に若手。

向慎一と深澤幸次はミドルレンジから強烈なシュートを飛ばした。

稲葉久人と坂本勇一は反転シュートを反復。

高安亮介、田隆法、入江利和に阪倉裕二コーチの4人はアングルを意識したパス&トラップを繰り返した。

久保田勲と川鍋良祐はフィードを入念に確認した。

田村仁崇は左サイドからクロスを何本も上げ続けた。

左膝にテーピングを巻いていた小林成光。患部と会話を交わしながら慎重に左足から力を抜いたシュートを枠へ飛ばしていた。実戦復帰にはもう少し時間を要しそうだ。

自分のやろうとしているサッカーができた@栃木SC通信

2008年7月 7日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

 

print6.JPGのサムネール画像
・岡田佑樹

「むこうがガチガチ来ていたので90分(体力は)続かないと思っていた。こっちとしては型にはめることができた。ボールを繋がせていた感じ。危ないシーンもあったが、その後は落ち着けました。後半は思い通りの展開だった。こっちのやりたいようにできた。沖縄を経験していたので動けていた。疲れはなかったです」

・稲葉久人

「(2点目は)フェイントを入れました。体を揺さぶって相手のバランスを崩し、股が開いていたので蹴りこんだ。足元でもらうよりも走ってサイドやスペースに流れて起点を作った方がいい。(前節まで2点を取っていたことで)落ち着いてプレーできた。早い時間帯に点を取れたことでテンションが上がり、体が軽くなった。ベンチからも『もう1点、取ろう』と言われました。(今季チーム内でハットトリックを決めた選手はいない。意識はしたか)意識はちょっとありました・・・ね。でも、自分のゴールよりもチームが勝てればいい。(スタートから出たいとの思いは)先発すれば、長い時間出られれば点を取るチャンスは増える。もっと出たいです」

・向慎一

「短い時間の中でゴールに絡めたことは自信になる。これまでは試合を終わらせる出場が多かった。守備で貢献したいが、攻撃面でゴールに絡むこと、セットプレー(でのアシストやゴール)も求められている。守備面では課題が残った。相手は負けていたので前掛かりにきた。ゲームの流れを上手く見て、相手も見て、待っていても向こうが来てくれるのに、自分が主導でボールを取りに行ってしまい間を突かれた。引いて守れれば問題なかった。守備面の課題が出ましたが、オチさん(落合正幸)やCBとコミュニケーションを取り、自分の声と意識で克服できると思う。(久々のボランチ出場。心掛けたことは)アップ中からゲームの流れに入ろう、守備からシンプルにやろうと。チャンスがあれば前にどんどん出て行けとの指示は受けていた。前に稲葉がいたのでサポートしていく。(ゴールに繋がるパスが出せたのは)試合前からの準備が上手くできていたから。自分が入ってゴールが決まり、失点しなかったことはよかった。(バタついたシーンもあったが)悪癖ですね。(佐藤)悠介さんが抜けたことでボールの収まりどころがなかった。自分が受けられればよかった。ポゼッションを高める。それを意識して、後半の終盤に試合巧者になる。そのための役割を自分が担えたらいい。(コーナーフラッグ付近で)キープすることは出来ていると思うが、必死になって攻めてくる相手を跳ね返さなければならない。そうすれば、観ている人も最後は安心できると思う」

・川鍋良祐

「今日は前半、相手が飛ばしてきた。ブロックを作り、耐えれいれば、ばてると思っていた。チームとしての意思統一ができていた。途中から相手は落ちた。こっちのペースで試合を運べた。裏を取られないことだけに気をつけた。(沖縄の経験が活かされたゲームだったと)そうですね。暑い中でも体力を消耗しないで今日もカウンターに持ち込めた」

・上野優作

「前半は運動量が少なく我慢の展開だった。相手の2ストッパーはヘディングが強かった。後半は下にボールを入れ、DFラインと中盤の間で受けるように言われました。前半はPKだけだった。守備で頑張った。守備からリズムが作れた。ここ2試合は0に抑えているし、安定感を感じる。(バイシクルシュートは)あれはおまけです。守備面での仕事の方が自分としてはできた。自分のやろうとしているサッカーができました。(PKのキッカーを務めたが)PKは昨年、外しているので決めたかった。前日にミーティングで監督から指名されました。心の準備は昨日の夜からしていましたよ。前半は体が温まるまで動かない。その時間帯に失点しなければ、いい展開になる。後半は差が出ましたね。佐川印刷の方がばてていた」

・鷲田雅一

「ちゃんとやれば、こういう結果(2試合連続無失点)がでる。これが当たり前。これをベースにやる。自分達の力が出せれば、しっかり守れる。今まで試合をこなすことで経験したことが積み重なっている。経験は無駄ではなかったと思う。積み重ねていくことで熟成する。0で嬉しいと喜ぶのではなく当然だと捉え、満足せずにプレーしなければ成長しない。(稲葉選手へのアシストは)おまけみたいもの。どの位置からでもゴールに繋がるパスを狙うことは大切だと思う。守備が基本だが、ああいうプレーが出来れば攻撃に厚みが出る。(前に出てボールを奪うシーンが目立ったが)パスコースを読めた。狙いが突き易く、インターセプトにいくことができた」

・中森大介監督(佐川印刷SC

「チームコンセプトとして点を取りにいこうと話した。結果的に4失点をしてしまいゴールを取れなかった。点を取りにいって点が取れなかったことで修正をしなければならない。攻撃の的を絞らせない栃木は強かった。おそらく栃木と近い将来やる機会はない。栃木と最後のゲームだぞと選手には話しましたが、力不足、完敗でした。(前半は押し込んでいたが)相手ラインがフラットなのでハーフを宙ぶらりんにして起点を作ろうとした。先に点を取られたことで、点を取ろうとして焦りが出た。栃木のロングボールにより走らされ運動量が落ちた。(ゴールを取れなかった要因は)個人の能力といればそれまでだが、栃木のDFは一人ひとりの能力が高い。1対1でどれだけ通用するのか。勝負してこいと。サイドに入ってからの部分と1対1で力の差を感じた。(前半のロスタイムに惜しいシーンがあったが)ゴールはその後のエネルギーとなる。1点を取れれば3-0でも4-0でも状況は変わっていたかもしれない。(そう考えると後半最初のゴールが痛かったと)そうですね。セットプレーは注意していたが、高さと精度があり力負けした」

道、途絶える

2008年7月 6日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

v13.JPG全国社会人サッカー選手権 関東予選2回戦

 

ヴェルフェたかはら那須2-0tonan前橋 @鹿沼

 

敗戦により来季からのJFL参戦は叶わず。

道が途絶えた。

『熟成』@栃木SC通信

2008年7月 6日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

print2.JPG

不得手な足元ではなく、スペースでボールを受けた稲葉久人は快速を飛ばしてゴールへ突き進んだ。勢いそのままにPボックス内でDFとの駆け引きを制し、雌雄を決する3点目を叩き込んだ。シャープなカウンターを発動させたのは、稲葉のゴールをアシストしたのは、DFリーダーの鷲田雅一だった。

 

普段はCBのパートナーを組む川鍋良祐が入ってきたボールを潰す役割を担う。が、この日は鷲田が積極的に前に出ることで、ボールを掻っ攫うシーンが目立った。理由をこう話す。

 

「ボールの流れが読み易いパス回しを、相手がしていた。流れを読みきれた」

 

落合正幸と鴨志田誉(途中から向慎一)のダブルボランチがフィルターとなり、ボランチが前線の選手に指示を飛ばすことでコースを限定させるなどした。インターセプトを狙い易い状況が生み出されたのは、前線から連動した守備が出来ていたからである。フォアチェックを繰り返した上野優作は自身の2ゴールよりも、献身的に守備に貢献できたことを、むしろ評価した。

 

「自分のやろうしているサッカーができた」

 

試合の立ち上がりは拙かった。佐川印刷SC(以下、佐川印刷)に攻め入られた。危険なクロスを上げられもした。しかし、ピッチの選手に焦りはなかったという。押し込められても平静を保てていた。

 

「むこうはガチガチ来ていたが、90分は続かない。こっちとしては型にはめることができた。ボールを繋がせていた感じ」

 

決定的なシュートを浴びなかったことで思惑通りに事が運んだと、右サイドバックの岡田佑樹は言う。

 

「ブロックを作り、耐えることで相手がばてる。途中から体力が落ちた。暑い中でも体力を消耗せずにカウンターを打てた」

 

川鍋は前節の沖縄での経験が活かされたと考えている。

 

劣勢の時間帯に好機を作らせることなく凌ぎきれば、フィジカルコンディションで勝る後半に勝機は必ず訪れる。上野は言う。

 

「前半に失点をしなければ、いい展開に持ち込める」

 

その言葉通り後半は動きが鈍重になった佐川印刷に容赦なく襲い掛かり、3点を強奪した。対戦相手の大半はスタミナに不安を抱えている。だからこそ、序盤からフルパワーで臨み、リズムを乱すために先手を取ろうとする。佐川印刷も然り。それに屈しなかったことが、結局は大量点に結び付いた。

 

灼熱の地で身に付けた対応力は、失点せずに粘っていれば勝ち切れるとの自信を育んだ。勝点3以上の収穫をもたらした遠征だった、と改めて痛感したことは想像に難くない。現にそれは先の岡田と川鍋の発言からも窺える。

 

2試合連続の零封にも、鷲田の表情が崩れることはなかった。無失点を「これが当たり前」と言い切りもした。

 

「自分達の力が出せれば、しっかりと守れる。今までの試合の経験は無駄ではなかった。積み重ねることで熟成される」

 

能力の高い個人が1対1の局面で負けることなく、チャレンジ&カバーなどの連係を怠らなければ、格段に守備ブロックの強度は増し、自ずと結果はついてくる。失点数はただいまリーグ最小を誇る。しかし一方で時折、脆さも露見する。完成度が高いとは言い切れない。最終ラインを束ねる鷲田は言う。

 

「0に抑えられたことを嬉しいと思うのではなく、当然だと捉えなければ成長しない。満足せずにやっていきたい」

 

まだまだ個も組織も成熟できる余地が大いに存在する。糊代がある限り満ち足りることはない。鉄壁の守備ラインを築くための研鑽は、日々のトレーニングと実戦を通じて続いていく。

戦評:対佐川印刷SC戦@栃木SC通信

2008年7月 6日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

print1.JPG左サイドのスペースへとボールが出る。追い付いたのは稲葉久人。背後からサポートに入ったのは向慎一だった。向の左足から放たれたクロスはGK大石和夫の伸ばした手先を通過。ファーサイドへと抜けるもDFの体に当たり、ふわりと浮いたボールは上野優作の頭上に。上野は窮屈そうに体を折り曲げ、バイシクルシュートでネットを揺らす。4点目をもたらした。

「短い時間の中でゴールに絡めたことは自信になる」

プレーに粗さが目立った鴨志田誉に代わり、後半22分からピッチに立った向は、「ゴールに繋がるパスが出せた」ことに好感触を得ていた。

ここ数試合は試合を締める、クローザーとして右ワイドでの途中出場が多かった。対佐川印刷SC(以下、佐川印刷)戦では、開幕から定位置としていたボランチに配される。「守備から、シンプルにプレー」することを心掛けるも、「チャンスがあればどんどん前に出て行け」との指示を実行に移し、結果を残す。持ち味である攻撃性がゴールラッシュを締め括る、パスを供給するに至った。ゴールに直結する仕事を果たすが、向本人は喜びも半分といった表情。

「守備面では課題がある」

「向はゲームをコントロールし、安定させてくれた」。柱谷幸一監督はパフォーマンスに一定の評価を与えた。が、納得がいかない。前傾姿勢の相手に対し、食いつきに行かず、我慢して守れていれば、「見ている人も最後は安心できる」試合運びが可能だったと考えているからである。

「悪癖」

リードしたゲームで相手をいなしきれないことを向は常々そう形容する。佐藤悠介が下がったことでボールの収まりどころが見出せなかった。自分がボールを受けられれば展開はもっと楽になったはず。口惜しさは消えない。ゲーム終盤、相手を操作できるくらいの試合巧者になることを目指し、「自分がその役割を担えたらいい」と語る向。

チームに欠けている部分を補い、オーガナイザーとなることで、失ったポジションを再び取り戻す気構えでいる。


猛暑の沖縄に相応しい、体力の損失を避ける効率的な戦い方で、後期開幕戦を白星で飾った栃木SC。後期ホーム開幕戦となるナイトゲームに臨む陣容は以下の通り。GK小針清允、DF赤井秀行、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田佑樹、MF落合正幸、鴨志田、佐藤、高安亮介、FW上野、石舘靖樹。前節のFC琉球戦からメンバー変更はなく、赤井は左サイドで2度目の先発となった。

「おそらく栃木と近い将来、戦う機会はない。栃木との最後のゲームだぞ」。中森大介監督が選手に檄を飛ばした佐川印刷も4―4―2。

岡田のクサビを上野が処理。高安が縦に突っかけ、ニアサイドのクロスに石舘が合わせるも枠外へ。その後も石舘が上野とのワンツーからシュートに持ち込むなど、栃木SCは高い連動性でゴールに迫った。「点を取ること」(中森監督)をコンセプトにした佐川印刷は、サイドにボールを預けてからドリブルで局面打開を図った。横幅を使った果敢な攻撃に気圧された栃木SCであるが、好機は作らせなかった。依然として前線にボールが入るとゴールの匂いが漂う。14分にオーバーラップした赤井、19分に佐藤とのワンツーから石舘のミドルがGKを強襲する。

守備陣の踏ん張りで乱れつつあったリズムを整え、37分にスローインから虚を突く。Pボックス内へと落合が侵入し、たまらず足立高俊がファールを犯す。得たPKを「心の準備は前日の夜から出来ていた」上野が左隅へと冷静に決める。「PKは昨年、外しているので決められてよかった」。上野は胸を撫で下ろした。ロスタイムにロングフィードから裏を取られ、フリーでスライディングシュートを浴びるも力なく、
危機を脱する。

前後半の立ち上がりに失点するケースが多々ある佐川印刷。早い時間帯での失点を後期の修正すべきテーマに掲げ、警戒はしていたが、開始3分にFKから稲葉に右足でプッシュされ追加点を許してしまう。負傷した石舘に代わり後半頭から登場した稲葉は旺盛にゴールを狙い、落合と鴨志田がセカンドボールを拾う回数が増すと、流れは栃木SCへと一気に傾いた。23分に再び稲葉が鷲田のパスに鋭く反応し、小刻みなフェイントでマーカーを困惑させてから右足を一振り。決定的な3点目を手にした。手綱を緩めない栃木SCは更に上野が、アルビレックス新潟在籍時以来2度目となる、驚愕のバイシクルシュートでゴールを積み重ねた。

後ろを削り、3―4―3にシフトした佐川印刷。CKを松岡真吾、FKを片野寛理が合わせるも枠を捕らえきれず。「力不足。素直に完敗でした」と中森監督。一矢報いることすらできなかった零封に落胆の色は濃かった。

前期の対戦時、ロスタイムに悪夢の同点弾。その後のアウェー戦にケチを付けた佐川印刷に借りを返す。試合前には稲光が走り、空が大泣きするなど不穏な空気は醸成されたものの、負の要素をものともせずに快勝。連勝を6に、ホーム不敗記録を10に伸ばした。

先発2試合目の赤井は安定したプレーを披露し、稲葉は2試合連続ゴール。これまで控えに甘んじた選手や途中交代選手が結果を出すことによる波及効果の大きさを述べた柱谷監督。「非常にいいカタチでチームが回っている」と話し、好循環の要因に粘り強く闘えていること、90分の中でゲームマネジメントができていることを付け加えた。

ナイターゲーム3試合は全て前期のリベンジマッチ。その初戦を完勝で終えられたことは小さくない。対流通経済大学、横河武蔵野FC戦へ向けて弾みがついた。

JFL後期第2節 栃木SC4―0佐川印刷SC 観衆3250人 @栃木県グリーンスタジアム

〈栃木SC〉交代:石舘(→稲葉)、鴨志田(→向)、佐藤(→深澤幸次)

〈佐川印刷SC〉GK大石和夫、DF瀧原直彬、松岡真吾、高橋弘章(→片野寛理)、遊佐仁(→平井晋太郎)、MF野澤健一、村尾雅人、足立高俊(→吉木健一)、奈良崎千喜、FW大坪博和、猪狩佑貴

『魔王』

2008年7月 5日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:大野智 満腹度:☆☆☆☆

抑えた演技、表情で語る演技が素晴らしいよ、大野君。嵐、最後の大物は名優だった。生田との緩急の付け方もよろしい。赤坂は久々に骨太な一品を提供してくれたね。感謝です。原作が韓国ドラマだけにドロドロ感がたまらない。復讐ものは大得意ですからね。リメークといえども韓国の王道である救われない部分を削ぎ落として欲しくはない。それがなくなったら後半は拙くなるよ。吉瀬さん、妖艶で最高です。

『蹴音』

2008年7月 5日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:三浦和良 満腹度:測定不能

キング・カズの名言、至言、金言がごっそりと詰まっている。章立てになっているところは興を殺ぐことからいただけないが、中身がとにかく凄いから問題なし。やっぱりベスト1は「足に魂こめました」で決定でしょう。アラサー世代としては。これに勝る文句なし。勇気と希望をたんまりといただきました。あざーす。

『レヴォリューションNO.3』

2008年7月 5日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:金城一紀 満腹度:☆☆☆☆

ザ・ゾンビーズの第一弾は荒削りながらも、続編への布石がしっかりと打たれている良作。『池袋ウエストゲートパーク』と、どうしたってトラブルシューターものだから被るが、それでも違和感なく楽しめる。ヒロシとゾンビーズとのストーリーは涙ものだね。ライトな感じが丁度いい。短編を繋げて映像化すれば、そこそこウケるだろうなあ。

石油の力、恐るべし@ワンコインベッターの呟き

2008年7月 4日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

ドログバにマルダが戦力外かあ。

石油の力、恐るべし。

来季は相当、入れ替わってるんだろうなあ。

それでも嫌いになれないチェルシー。

ゾラの影響がまだ残っているのかもしれない。

☆toto☆

札幌対清水:2 順当に。

東京V対千葉:2 監督交代の影響はいかに。

浦和対FC東京:0 こんな感じ。

磐田対鹿島:2 好ゲームになる予感。

神戸対大宮:1 招集劇でバタバタ。日本もまだまだ、だね。

新潟対名古屋:2 高さは最大の武器、かあ。

柏対G大阪:1 遠藤不在が・・・。

川崎対横浜Fマリノス:1 アウェーはダメダメ。

京都対大分:2 なにげに頑張ってるよね。

福岡対甲府:1 エレベーターチームでもいいのかな。

仙台対愛媛:0 仙台、意外と近い。

湘南対水戸:1 テッパン。

横浜FC対草津:1 ここは怪しいね。

☆minitoto☆

新潟対名古屋:1、柏対G大阪:2、川崎対横浜Fマリノス:2、京都対大分:0、福岡対甲府:0

☆BIG☆

J2ドローばっかりじゃん。終わった。

プレーバック:対佐川印刷SC戦@栃木SC通信

2008年7月 4日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

悔恨の情に駆られないはずはない。ひとつのゲームの終わりが、次の戦いのスタートを意味するにしても。気持ちを切り替える作業が他人と比べて早くとも。どうしたって、連勝が5で止まり、勝点を2つ喪失したダメージは残る。それも勝利に手を掛けていた試合終了目前に失ったのだから、ショックは小さくない。

采配に関する柱谷幸一監督のニュアンスは、言葉を吐き出す毎に変化した。「全部勝ったら面白くない」。そうは言うものの、未練が透けて見えた。

後半ロスタイム直前、自陣Pボックス内における競り合いで左サイドバックの斎藤雅也が倒れる。今週、斎藤は打撲により別メニューで調整をしていた。足に不安を抱えながらピッチに立っていたことになる。残されたカードは1枚。痛んだ斎藤を下げ、赤井秀行を投入する。時間帯、戦況を考えても理に適ったカードの切り方だった。が、無常にも赤井が入ったサイドから同点弾を浴びてしまう。突破を許したのはフレッシュな赤井ではなく、疲労が見て取れた佐藤悠介だった。

実は斎藤のコンディションと同様に気掛かりだったのが佐藤の状態だった。久保田勲を左ワイドに。選択肢として頭にはあったが、佐藤は全12ゴール中9ゴールに絡んでいる。また、状況は2―1とリードしており、相手は1人少なかった。有利な条件が判断を躊躇わせたのかもしれない。途中で引っ込める決断は容易ではなかった。だが、代えるタイミングを逸したことが追い付かれる一因となってしまう。

「悠介のところに勲を入れる。それ以外に選択肢はなかった」

佐藤のポジションに赤井を据えることで守備的になることを恐れた。一方で、こうも言っている。

「(佐藤が)振り切られたことを考えると、勲で対応していれば・・・・・・、赤井でもよかったのかもしれない」

選択肢を狭めることなく、柔軟な発想を持っていれば、失点は防げたかもしれない。その思いは強い。

難局を守備陣が耐え凌ぎ、数少ない好機を尽くゴールへ結び付け、アウェー2戦2勝。勝点3を得てきた必勝パターンは崩壊した。

 

昨季、4位以内。つまり、成績面におけるJ2昇格の条件が消滅したのが、後期第15節の佐川印刷SC戦の敗戦(1―2)だった。過去3年間の対戦成績も1勝3敗2分けと分が悪い。メンバーを大幅に入れ替えたことで苦手意識も払拭したかったのだが、思うに任せない。栃木SCの布陣はGK小針清允、4バックは左から斎藤、鷲田雅一、川鍋良祐、岡田佑樹、落合正幸と向慎一がダブルボランチを組み、左ワイドに佐藤、右ワイドに小林成光、上野優作と石舘靖樹の2トップで臨んだ。

前節、初勝利を挙げた佐川印刷。昨季まで栃木SCに在籍していた片野寛理が4―4―2の右サイドバックで先発した。

全体をコンパクトにすることを心掛ける。中盤とDFラインの乖離を是正した栃木SC。前の試合の反省を生かす。やや蹴り合いに応じてしまった嫌いはあるものの、アウェーならばリスクを軽減すべきであり、戦い方としては間違っていなかった。背後に2トップを走らせてきた佐川印刷の攻撃にも動じない。ただし、守備に安定感はあったが、引き気味に構えたことで攻撃を犠牲にした。陣形を崩せず。互いに決め手を欠き、拮抗した展開が続く。

小林、石舘がPボックス内に侵入するなど、時折、期待感を抱かせるが決定機は演出できなかった。閉塞感が漂う中、石舘が倒されPKを獲得。これを佐藤が冷静に突き刺し、先制する。前節の対TDK SC戦と符合するゴールシーンだった。

「前半は慌てていた。ボールを回せるから高い位置で勝負できる」(片野)

ハーフタイムに微調整を施した佐川印刷。後半3分、試合を振り出しに戻す。野澤健一の右クロスをGK小針が弾くも、詰めていた町中大輔が押し込んだ。岡田の決死のカバーリングは実らなかった。

立ち上がり早々に失点を喫するも、すぐに突き放した。小林と向で右サイドを攻略。ファーサイドで上がってきたクロスを待ち構えていたのは佐藤だった。左足のダイレクトボレーはネットを激しく揺らした。佐藤がボレーを放ったのは2度目だった。後半1分、石舘のクロスを叩いていた。惜しくも枠を反れたが、感覚は掴んでいた。「逆サイドがフリーになる場面が多く、見えていた」とはアシストした向。綻びを突いた。

2点を取られても萎えない佐川印刷はバランスを度外視し、前傾姿勢を貫く。圧を掛けてきた。その攻撃を弾き返し、カウンターからリードを広げる。青写真は出来上がっていた。GK小針が好守を連発。クロスバーの助けを借りて危機を脱する。栃木SCには運も味方した。

ところが、である。前に厚みをもたらし、闘志を露にした佐川印刷の勢いは衰えを知らなかった。町中が2枚目のイエローカードで退場しても。じわりじわりと押し込められ劣性に回る。自陣に釘付けにされ、ロスタイムに被弾した。猪狩佑貴がゴールラインぎりぎりから上げた右クロスを、途中出場の大坪博和がダイビングヘッド。ラストワンプレーで勝点3は1に成り下がる。堪えきれなかった。

「2―1で攻め手が見つからない。守り切れたらいいな」(上野)

防戦一方でも攻撃的な姿勢を保持し続けていれば、反撃の機を伺う素振りでも見せてさえいれば、結果はまた違っていたかもしれない。粘りが持ち味のチームが精神的に守りに入ってしまっては、その強味が滲み出ないのは道理。闘争心で凌駕されるようでは、勝機は手繰れない。

連勝の重圧を問われるときっぱり否定した柱谷監督。しかし、「硬くなって勝ちたい気持ちが強過ぎた。それがゲーム内容に影響していた」と認め、自身もリーグ戦で必須の守備力を磨くためにとはいえ、「守備に対するトレーニング、指示が多かった」と反省の弁。

「もう少し伸び伸びと。攻撃的に。前向きに。攻撃力を発揮できるようにしたい」

勝点2の遺失を「攻撃的なサッカーをやれるいい機会」とポジティブに捉え、転機にしようと目論んでいる。逃がした魚は大きいが、転んでもただで起きるつもりは毛頭ない。

JFL前期第6節 佐川印刷SC2―2栃木SC 観衆359人 @京都府山城総合運動公園太陽が丘陸上競技場

〈佐川印刷SC〉GK川本良二、DF遊佐仁、松岡真吾、金井龍生、片野寛理、MF野澤健一、村尾雅人、東純一郎(→大坪博和)、猪狩佑貴、FW中井義樹(→奈良崎千喜)、町中大輔

〈栃木SC〉交代:小林(→高安亮介)、石舘(→横山聡)、斎藤(→赤井)

 

『危機感を希薄にさせた安心感』

ロングボールの雨霰。絶え間なく降り注ぐ。ホームゲームで1点のビハインドを背負う。当然ながら佐川印刷SCは常套手段であるパワープレーを仕掛けてきた。何度、跳ね返してもPボックスをターゲットにボールが蹴り込まれて来る。これを上手い具合にいなし切れなかった。数的優位にもかかわらず後手に回り、圧倒される。

「一人退場してから逆に『一人少ないんじゃないか』と感じるくらい、最後は押し込まれた」

川鍋良祐はそんな感覚を覚えた。

「いいカタチで押し込まれ、結果的に最悪のカタチになってしまった。少しずつでもラインを押し上げてゲームを作らないと苦しい」 (川鍋)

逃げ切る態勢は整えられ、プランも出来上がっていた。ダブルボランチの1枚、落合正幸を4バックの前に配置。強固なブロックを構築し、猛攻を弾き返す。相手が前線に人数を割いてきたぶんだけ後ろは薄くなり、カウンターは発動し易い、はずだった。

が、佐川印刷のシンプルな攻撃は予想以上の効力を発揮した。矢継ぎ早に繰り返されたことで、何時の間にかスタミナは削り取られていた。一人ひとりの運動量は低下し、ゴールを意識した動きは乏しくなる。推進力が働かない。DFラインは下がりきったまま。放り込まれてくるボールをクリアする。そのことだけで手一杯になってしまう。前掛かりを逆手に取る堅守速攻のプランは脆くも崩れ、好機すら作り出せない始末。

それでも、我慢の時間帯を抜け出せた。一時的に佐川印刷の攻撃はトーンダウンする。流れを変える機会を与えられるも、栃木SCには力が残っていなかった。形勢を逆転できない。

耐えに耐えて漕ぎ着けたロスタイム。最後のワンプレー、痛恨の一撃を食らう。スコアを2―2に戻された。向慎一は述懐する。

「ここのところキープして試合が終わることが多かった。ロスタイムにこのまま終われるという雰囲気がなかったといえば、嘘になる」

落合が付け加える。

「10人になってから安心しきってしまった。一人ひとりの活動量が不足し、『ここでやらなければ』と思えなかった」

危機感が希薄になり、芽生えてはいけない安心感が劇的なゴールの呼び水となってしまった。

「あと、ワンプレーでしたねぇ」。大きな溜め息をつき、上野優作は続ける。「押し込まれたら、押し込まれたなりのゲーム運びがある」。それは例えばバランスを取りながら機を窺う、例えば奪ったボールを長い時間キープする、例えば相手陣内で試合を進める。つまり、ポゼッションを高めていれば相手に付け入る隙を与えることはなく、攻撃される回数を減らすことも可能だった。しかし、マイボールを大事にせず、単純に蹴り返すことで相手に譲り渡してしまい、嵩に掛かって攻め込まれた。結果的に自分で自分の首を絞めてしまう。絶対優位を勝点3として結実させられなかった。

「失点の原因はひとつではない」と柱谷幸一監督は考えている。例え話を引き合いに出し、語る。

「例えば危険な地域では、鍵がひとつでは足りない。3つかけておく。1つ、2つ外れても3つ目で止める。あの時間帯、あの地域でプレーさせたこと、クロスへの対応。どこかひとつでも鍵がかかっていれば破られることはなかった」

突き詰めればリスクマネジメントが拙かったということになる。刻一刻と変化していく事態への対応力が不十分だった。そして、11対10のメリットが、守り切れるだろうと心に隙を生み出し、何時しかデメリットへと摩り替わっていた。

危殆に瀕しているような心構えは、試合終了の笛が鳴り響くまで、常に持ち続けなければならない。同様のケースに直面した際、2度と足をすくわれないために。

『コード・ブルー』

2008年7月 3日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:山下智久 満腹度:☆☆☆

この枠は若手成長株の登竜門と化したのか。お台場は実験が大好きだからねえ。先行投資で上手くいけば、ぼろ儲けといったところか。ターゲットは低く設定したんだろうね。出演者からそれが窺える。ジャニ子、新垣マニアである程度の数字は得られるから、あとは中身だね。医療ものは大コケしない。テーマも新鮮味があって食いつきが良さそう。脇も実力派が固めてるから安心して見られる。女性陣は皆が美人。滑り出しも悪くなかった。こりゃ、はまるね。

フォト・ステーション@栃木SC通信

2008年7月 3日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

okinawa8.JPG

準加盟を得られるスタジアムではなかった。

選手控え室はビニールシートで覆われただけ。

スタンドは比較的見易い部類に入るが、権利を得るには苦労しそうだ。

市陸、県陸は目にしていないので分からないが。

 

okinawa9.JPG試合前のイベントが盛りだくさん。

大田クルーも来てたぞ。

元PRIDEの人が関わってることが大きいのか。

 

 

okinawa10.JPG
試合結果は、こんな感じ。

酷暑にもかかわらず、踊っていた人、中に入っていた人、お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

okinawa17.JPGゆるキャラ。

しっかりとポーズをとってくれたぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

okinawa18.JPG
こちらも、ゆるきゃら。

ご機嫌斜めだったのか、愛想が悪かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

okinawa19.JPG
ポストプレーは今更、形容詞をつけるまでもなく素晴らしい。

昨季と比べて今季はシュートを狙う回数が増えていた印象。

ゴールへの意欲は高まり、脅威となっていた。

今季の対戦は終了したのでエールを送ります。

頑張れ、山下芳輝。

 

 

 

 

 

 

 

 

okinawa21.JPG
移籍先でも山下の人気は高い。

 

 

 

 

 

okinawa20.JPG永井秀樹はサッカー人生最後の地に沖縄を選んだ。

この日はスタンド観戦だったが、バックスタンドには既にダンマクが張られていた。

期待の高さが窺える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

okinawa12.JPG
ちゅらさん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

okinawa13.JPG
暑さをものともせずボールを追った。

ミドルシュートに身を投げ出してのヘディングシュートとゴールへの意欲は、猛暑でも衰えず。

ガツガツ行く姿勢は尊い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

okinawa14.JPG
斎藤雅也の負傷により急遽、スタメンに抜擢された赤井秀行。

最後まで気持ちを切らすことなくファイトした。

試合終盤、フィフティ・フィフティのボールを競った際、ショルダーチャージで相手を吹っ飛ばす。

気迫も十分だった。

オーバーラップは控えるようにとの指示が出ていたが、前半にドリブルで持ち上がりFKを獲得した。

 

 

 

 

 

 

 

okinawa16.JPGこの日は守備の勝利。

相手を攻めさせ、体力を奪う。

シュートを打たれはしたが、きっちりコースを消す、ブロックするなど要所を締めた。

終盤に裏を取られたことは反省材料か。

 

 

 

 

 

 

 

 

okinawa23.JPG
前半は山下、後半はデュド・ミヌングと厄介な相手とマッチアップ。

川鍋良祐とマークを受け渡しながら上手く守った。

ミヌングに裏を突かれ、ヘディングシュートを放たれた後半38分。

ボールは無人のゴールへと向かうも岡田佑樹はしっかりカバーに入っていた。

仮に枠内にシュートが飛んでいたとしても(僅かに反れた)、楽々とクリアしていただろう。

CBのカバーリングに入るようにとの指示を忠実に守ったワンシーンだった。

攻撃参加は数えるほどだったが、ライン際でボールを奪い去り、相手を抜ききらずにクロスを上げた時には唸ってしまった。

しかも、中の石舘の頭に合わせもした。

高いスキルを誇示した。

 

 

 

okinawa3.JPG昨季の練習参加でゴールを決めたことにより入団が内定した。

ここぞの勝負どころでゴールを決められるのは頼もしい。

今季はスーパーサブが不在だった。

後期開幕戦でゴールを挙げたことで、途中から流れを変えられる選手となれるか。

 

 

 

 

 

 

 

okinawa22.JPG
沖縄でも熱かった。

EUROファイナル@スペイン対ドイツ

2008年7月 3日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

パスを主体とした独自のスタイルを貫いたスペインの完勝だった。抜群の勝負強さを発揮するドイツを寄せ付けないほどの強さを見せ付け、44年ぶりの歓喜に酔った。

スペイン圧勝の要因は、頑固さにあった。狭いエリアでのパス交換を軸に試合を組み立てたこと、ワントップのF・トーレスが幾度も背後を突いたこと、空中戦に長けるドイツに対してセットプレーをGKカシージャスがほとんど処理したこと。愚直なまでに自分達のサッカーを押し通したことで勝機を手繰った。

決勝点はドイツがDFラインと中盤を圧縮してスペースを消去したにもかかわらず生まれた。セナからシャビに縦パスが入り、シャビのスルーパスに反応したF・トーレスがラームを振り切りGKレーマンをあざ笑うようにボールを浮かせて無人のゴールへと流し込んだ。序盤からこだわり抜いたカタチでゴールを奪う。自分達のサッカーに自信がなければ難しい。

今大会のスペインは試合の立ち上がりこそスローで、付け入る隙を与えはしたが、10分を経過するとのらりくらりと相手を引きずり込み、いつの間にかペースを握っていた。それは、ファイナルも然り。ドイツがゴールを割る可能性があったのは、前から果敢に圧を掛けた最初の10分間だけだった。バラック、ポドルスキ、シュバインシュタイガーが形成するトライアングル。そこへ背後からラームが絡んだ左サイドからの攻撃にスペインは後手を踏んでいた。勝負を懸けた時間帯で、例えばクローゼがミスに乗じてゴールに迫ったように好機を逸したことが響いてしまった。リズムを作らせる前にスペインを浮き足立たせることができなかった。

前線のF・トーレス、中盤のシャビとセナ、最終ラインのプジョルは感情を剥き出しに体を張った。スキルのある選手に気迫が上乗せされたら太刀打ちできるはずがない。メンタル面のタフさにおいて一日の長があるドイツを凌駕したことは小さくなかった。

点差以上に実力に開きがあったことは動かし難い事実だろう。スペインは無敵艦隊の名に恥じない見事な勝利を収めた。

ユーロ2008 ファイナル スペイン1-0ドイツ @エルンスト・ハッペル・シュタディオン

<スペイン>GKカシージャス、DFセルヒオ・ラモス、プジョル、マルチェナ、カプテビラ、MFセナ、シャビ、セスク(→シャビ・アロンソ)、シルバ(→カソルラ)、イニエスタ、FW F・トーレス(→グイサ)

<ドイツ>GKレーマン、DFフリードリヒ、メッツェルダー、メルテザッカー、ラーム(→ヤンセン)、MFフリングス、シュバインシュタイガー、バラック、ヒッツルスペルガー(→クラニー)、FWポドルスキ、クローゼ(→ゴメス)

『モンスターペアレント』

2008年7月 2日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

主演:米倉涼子 満腹度:☆

さすが、お台場冒険王。低視聴率女王を起用するとは肝が据わってる。インテリジェンスの欠片もないから弁護士役が似合わないったらありゃしない。これは毎度の約束であるお色気で数字を稼ぐしかないね。必至に脇を固めたけど、主演が野菜じゃ難しい。3話目あたりで録画を止めるだろうね。

オレ、ボクサー?

2008年7月 2日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

歯の定期健診に行く。

歯石を取り除いてもらってから提案があった。

「マウスピース作りませんか」

オレ、ボクサー?になるの。

どうやら前歯の噛み合わせが悪いらしく、知らぬ間に削れているとのこと。

就寝時、無意識にガリガリとやってしまうそうな。

基本的に口の中に異物があるとエヅクので返事は先送りに。

まあ、よほどみすぼらしくならない限り作らないだろうね。

マウスピースは。

寝る時にするなんて想像がつかないし、オシャレなものもないだろうし。

万が一に備えてはいいかもしれないけど・・・。

喧嘩しないのに。汗

全然、問題ない@栃木SC通信

2008年7月 1日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

okinawa7.JPG・落合正幸

「試合前にメンタル勝負だと話していた。どちらが粘り強く闘えるか。(最後まで気持ちが切れなかった要因は)今日もたくさんのサポーターが来てくれた。勝たなくてはいけないと思った。気持ちが切れたら直ぐに勝てなくなる。1年間強い気持ちを持ち続け、勝ち続けていきたい。前半は相手のチャンスはなかった。長いボールが一発でバイタルエリアを越えた時にいいカタチで攻められた。小針さんがいいタイミングで飛び出してくれた。前半はパックして早く攻めることを心掛けた。動き過ぎると疲れる。90分でいかに勝つかを考えた。ボールの取りどころは、はっきりしていた。カモ(鴨志田誉)とオレのところで引っ掛けて前に出る。惜しい場面も何本かあった。(山下選手へのマークが甘かったように映ったが)ポストプレーは巧い。そこはやられても仕方がない。前を向かせず、シュートを打たせない。ボールが入っても、もう1回掴みいくようにした。ポストも潰しにいければよかったですけど。コンディションを整え、ホームでしっかり戦い、連勝を伸ばしていきたい」

・高安亮介

「暑かったですね。前半は普段と違う感覚だった。でも、少しずつ慣れました。相手も苦しいのは同じ。慣れていない感じだった。足を攣ってもいたし。最後は気持ち、メンタル勝負だった。セーブするつもりはなかった。突破できる時は突破する。相手も疲れていた。(DFが足を攣ったことで)選手交代させられたことはよかった」

・赤井秀行

「CBのカバーをするように言われました。それを強く意識した。DFの部分は出来ていた。攻撃面ではもう少し悠介さんを使った方がよかった。右利きなので中へトラップすることで外が見えなくなることが多い。気持ちを切らしたらやられる。集中力を保った。90分しっかり集中できた」

・佐藤悠介

「暑い中ではこういうサッカーしかない。後半はそれほどでもなかったが。コンパクトに早くブロックを作り、あまり高い位置に行かないで入ってきたボールを潰し、プレスに行く。いかに動かないか。省エネサッカーしかなかった。そうしないと最後の部分で力を発揮できない。上手く稲葉が決めてくれた。前半0-0でも焦っていなかった。セットプレーなどワンチャンスは来ると思っていた。(前半は引いて上手く守れていたのでは)全然、問題ない。攻められていたというよりも攻めさせた。ボールを回させていた。欲を言えばシュートにいかせない。上に行けば小針がいても対応は難しくなる。個人的には要所要所でのミスを少なくした。効果的にボールが入ってきたことはよかった。(アシストシーンについて)GKとDFラインの間、GKの間がフリーになるのは分かっていた。前半も1対1での勝負よりも早めのクロスを意識していた。狙い通り。こういう状況のゲームの対処としては、まあまあいいゲームだった。後期の一発目ということでドロー、負けよりは勝てたことが大きい。これからも厳しいゲームは何試合もある。目の前の試合を柔軟に頭を使いながら戦いたい」

・稲葉久人

「また悠介さんからいいボールがきた。相手DFがうまく被り、GKも出られない位置。あとは当てて流し込むだけでした。悠介さんに感謝ですね。1点勝負だと思っていた。上手く4-4-2のGKとDFの間を突けた。狙い通りでした。監督からは『点を取ってこい』と頭をポンと叩かれました。ホームで点を取ったが、次のアウェーでは動きが悪かった。今日は結果を出してやろうと思っていた。アウェーでは点を取っていなかったので。(2点ともヘディングでのゴールだが)ヘディングは得意ではないが、ゴール前での入り方は意識していた。(サイドよりもFWがいい)どっちでもいいです。試合に出られれば。2点取っているのでこれからは落ち着いてプレーできると思う。ボクは夏に、暑さに強い。夏は結構、走れます。好きですね。波に乗って行きたい」

 

okinawa6.JPG

・トゥルシエ総監督(FC琉球

「チームとしては機能していた。ちょっとごちゃごちゃした中でやられた。GKは頑張ったと思う。いつもの負けとは違う。先行きは暗くない。大丈夫だ。(足りなかった点は)才能。JFLのトップ10に対抗するには力がない。つくづく感じた。トップ10に対抗するには選手個々にフィジカル、才能、テクニック、メンタルの強さが必要。チームとしてはエンジンの排気量が小さい」