果し合いに胸躍らせて
2008年7月17日 大塚秀毅 | この記事のページ | コメント(0) | トラックバック(0)
野茂英雄、引退。
メジャーでの輝かしい実績はいまさら語るまでもないだろう。
思い出深いのは清原和博との真っ向勝負。
当時、パ・リーグの情報量は圧倒的に少なかった。
朝のニュース番組、スポーツコーナーを欠かさず見た記憶が甦る。
テレビに噛り付いていたっけ。
空振りに不敵な笑みを浮かべる清原。
仏頂面を貫く野茂。
薄暗い藤井寺球場。
鮮やか過ぎるコントラストをダイヤモンドに描いていた。
誤解を恐れずに言えば大雑把な“昭和のプロ野球”の匂いが鼻の奥にこびりついて離れない。
見応え十分、1対1のまさに果し合いだった。
這い上がっては叩きのめされ、また這い上がる。
ドジャースで旋風を巻き起こした頃に胸躍らせたが、斜陽の時期にこそ野茂の生き方が表れているようで、人として惹き付けられ、興味深くもあった。
お疲れさまでした。
今後も野球とのかかわりを断つことなく、発展に寄与して欲しい。
野球小僧の野茂が白球に背を向けることはないだろうが。
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