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北京五輪男子サッカーグループリーグ@日本対アメリカ

2008年8月 8日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

グループリーグ初戦、日本はアメリカと対戦した。後半早々の失点により0-1で敗れ去り、ナイジェリア、オランダと強敵との残り2戦を前に苦境に立たされた。

フィジカルサッカーが身上のアメリカであるが、ムンムンとしたアジア特有の気候を考慮してか前から圧を掛けてこなかった。これにより日本は比較的スムーズに試合に入り込めた。互いにリスクを冒すことを恐れたことで、無難に試合を運ぶことを選択した。そんな中でも時間の経過とともに日本は、ストロングポイントである右の内田を効果的に利してゴール前に迫る。20分、ショートCKから絶好機を作り出した。本田圭祐から内田と渡り、香川とのワンツーから供給されたボールはゴール前を横切りファーサイドへ。これに森重が詰める。幸先よくゴールを奪ったかに思われたが、森重の伸ばした足はボールを捕らえ切れなかった。逸機するも中央の守備に比べて薄かったサイドを起点に組み立てた日本。内田が危険なクロスを入れ続けるがゴールには至らなかった。

一瞬の隙を突かれた。最初の10分は前後半で要注意。サッカーのセオリーに徹し切れなかった。後半の立ち上がり、あっさりと右を破られる。クロスはクリアするもセカンドボールからフリーでシュートを許し、GK西川は反応するがボールは脇を通過してコロコロとゴールに吸い込まれた。度々、好機に繋がっていたショートCKと右からのアタックを軸に、日本はビハインドを取り戻そうするが、最後の部分ではアメリカも体を張ったことでゴールをこじ開けることは叶わなかった。香川のクロスから裏を取った本田圭祐、途中交代の李が放ったヘディングシュートは枠を超えていった。アメリカがおとなしかった前半に生み出した好機を結実させららなかったことが敗因だろう。特にCKからのサインプレーはトレーニングを積んでの乾坤一擲、狙い済ましたプレーだけに決め切れなかったはショックは小さくなかった。女子の初戦もそうだったが国際舞台で先手を取られるとやはり苦しくなる。内容は悲観的になるほど悪くなかったのは救いであるが、次戦はナイジェリアと相見える。いいイメージは湧いてこない。

ニュージーランドとの一戦、なでしこジャパン苦戦の一因にDFリーダー・池田を外したことが挙げられる。人選ミスとまでは言い切れないが、大舞台で経験豊富な選手を外すことはギャンブルに等しかった。反町監督が選び抜いた11人。残念ながら覇気に乏しい選手が数人、見受けられた。初戦はメンタル面が重要性を帯びてくる。谷口は好機に絡みはしたが森本とのコンビは拙く、闘争心を剥き出しにする李を起用した方がチームに弾みをつけられたかもしれない。結果論に過ぎないのだが。

北京五輪男子サッカーグループリーグ 日本0-1アメリカ @天津

<日本>GK西川、DF長友、水本、森重、内田、MF本田拓也、梶山(→李)、本田圭祐、香川(→岡崎)、谷口、FW森本(→豊田)

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