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『鈴木亜久里の挫折』

2008年11月14日 大塚秀毅 | | コメント(0) | トラックバック(0)

著者:赤井邦彦 満腹度:☆☆☆☆

特定の金持ちが、柵の中をぐるぐる。クレイジー。いままで一度たりとも全部を通してみたことがないF1。なにが面白いの?それが少しだけ、鈴木亜久里の冒険により理解できた気がする。オールジャパンの夢は道半ばで頓挫したが、それを挫折と捉えるのはどうかと思う。少なくとも亜久里の中ではそうではないのだから。車馬鹿達のチャレンジには胸躍る一方で、亜久里に経営の才がなかったにしても、スーパーアグリを支えようとしなかった日本人と日本企業には辟易した。スポーツが根付くには、まだまだ時間を要するだろう。悪趣味なバッグを売りまくっているサマンサタバサのやり方には共感できないが、亜久里を助けた社長の心意気には胸を打たれたね。そんな人物がたったひとりだったことに改めて落胆。骨のある日本人はいないのかねえ。

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